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ls.re
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#@#
=={ls} @<term>{ls}
いま作業している場所(ディレクトリ)内のディレクトリやファイルの情報を表示する
=== 書式
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls [option] [FILE]...
//}
* 引数がない場合、現在のディレクトリの情報を表示する
* 引数のファイル(群)やディレクトリ(群)の個数は可変長
* 引数のファイルやディレクトリは混在してよい
=== 実行例
==== 実行例
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls
//}
==== 実行結果
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls
htdocs python.py test.txt
//}
このディレクトリにはhtdocs python.py test.txtがある。
=== 知っていると便利なオプション: -l (エル,limaのl)
数字の1ではなく英語小文字のエル、lima の l。
ファイル・ディレクトリの権限が確認できる。
@<idx>{権限((けんげん))}の読み方は
@<secref>{chmod}節を参照
==== 実行例
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls -l
//}
==== 実行結果
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls -l
drwxr-xr-x 2 user group 4096 Sep 08:14:44 htdocs
-rw-r--r-- 1 user group 10239 Dec 08 15:36 python.py
-rw-r--r-- 1 user group 10239 Sep 08 15:38 test.txt
//}
* @<B>{d,r,w,x,-}という文字列の意味は、それぞれ以下のとおり
** 左端の@<B>{d}はディレクトリを意味する。@<B>{-}はファイルである
** @<B>{r}は読み取り権限、@<B>{w}は書き込み権限である。
@<B>{x}はファイルとディレクトリで意味が異なる。
ファイルの場合は実行権限つまり「プログラムとして実行できる」という意味。
ディレクトリの場合、そのディレクトリの中を見たり/中へ移動できるという意味@<fn>{ls-searchable}
* 1行目の@<code>{htdocs}は(左端がdなので)ディレクトリ
** ユーザは@<B>{rwx}、
グループ(グループ名:groupに属しているユーザ)の権限は@<B>{r-x}、
他者@<fn>{ls-other}の権限も@<B>{r-x}である
** @<B>{r}と@<B>{x}は共通なので、
@<B>{全ユーザがディレクトリの中を見ることが出来て、かつディレクトリ内に移動も可能}
** @<B>{w}があるのはユーザだけなので、
@<B>{ユーザ本人のみがディレクトリに書き込める(htdocs内に新たにファイルやディレクトリを作成できる)}
* 2行目と3行目はファイル
** python.pyとtest.txtは左端が@<B>{-}となっているのでファイル
** ユーザの権限は@<B>{rw-}なので、ユーザ(user)は@<B>{読み書き可能}
** groupに属するユーザは@<B>{r--}なので@<B>{読み取りのみ可能}
** 他者も同様に@<B>{r--}なので@<B>{読み取りのみ可能}
//footnote[ls-other][他者(others)とは、ユーザつまりファイルのオーナー(所有者)でもなく、ファイルのグループにも属していないユーザ]
=== 知っていると便利なオプション: -a
隠しファイル・隠しディレクトリを含めた全てのファイルを表示する。
==== 実行例
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls -a
//}
==== 実行結果
//list[][][fontsize=xx-small]{
$ ls -a
.ssh .bash_history test.txt htdocs python.py
//}
隠しディレクトリである.sshと隠しファイルの.bash_historyも表示されている。
//footnote[ls-searchable][原語のsearchable(検索〜)も不明瞭。正確な説明は難しい(@<hd>{chmod}節も参照)]