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v0.1.1

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@AllegroMoltoV AllegroMoltoV released this 05 Jan 14:37

音量バランスモニター v0.1.1 リリースノート

概要

音量バランスモニター(Loudness Balance Monitor)は、OBS Studio 向けのリアルタイム音量バランス監視プラグインです。配信中に「声がBGMに埋もれている」「全体の音量が小さい」といった問題を視覚的にフィードバックし、適切な音量バランスを維持するのを支援します。

v0.1.1 の変更点

音量フェーダー対応

  • OBS の音声ミキサーで設定したフェーダー(音量スライダー)の値が LUFS 計算に反映されるようになりました
  • これにより、実際に配信に載る音量に基づいた正確なバランス監視が可能になります

機能

リアルタイム音声解析

  • 音声検出(VAD): 声の有無を自動検出(しきい値調整可能)
  • ラウドネス計測: libebur128 を使用した業界標準の Short-term LUFS 計測
  • ピーク検出: クリッピング(音割れ)をリアルタイムで検出
  • フェーダー反映: OBS の音量スライダー設定を反映

3つのステータスインジケーター

インジケーター 説明
バランス 声とBGMのバランス(緑: +6 LU以上、黄: +3〜+6 LU、赤: +3 LU未満)
ミックス 全体の音量レベル(緑: -18 LUFS以上、黄: -22〜-18 LUFS、赤: -22 LUFS未満)
クリップ ピークレベル(緑: -1 dBFS未満、黄: -1〜0 dBFS、赤: 0 dBFS以上)

ドック UI

  • 声ソース(マイク)の選択
  • 複数BGMソースの選択(チェックボックス式)
  • LUFSメーター(数値表示付き)
  • 設定の永続化
  • 縦スクロール対応
  • ヘルプ/使い方の表示

設定項目

  • 検出しきい値: 音声検出のしきい値(-60〜-20 dB)
  • 目標バランス: 目標バランス値(0〜20 LU)
  • ミックス基準: プリセット選択(YouTube標準 / 小さめ安全 / 大きめ攻め)

対応言語

  • 日本語
  • 英語

動作環境

  • OBS Studio 31.0.0 以上
  • Windows 10/11 (x64)

注意: v0.1.1 では Windows 向けバイナリのみ配布しています。macOS / Linux をご利用の方はソースからビルドしてください。

インストール方法

Windows

  1. Releases から loudness-balance-monitor-0.1.1-windows-x64.zip をダウンロード
  2. OBS Studio を終了
  3. ZIP を展開し、中身を %PROGRAMDATA%\obs-studio\plugins にコピー
    • 通常: C:\ProgramData\obs-studio\plugins\
    • ProgramData は隠しフォルダーのため、エクスプローラーで「隠し項目」を表示するか、アドレスバーに直接パスを入力してください
  4. OBS Studio を起動
  5. メニュー「ドック」→「音量バランスモニター」を有効化

アップグレード(v0.1.0 からの更新)

  1. OBS Studio を終了
  2. %PROGRAMDATA%\obs-studio\plugins\loudness-balance-monitor フォルダを削除または上書き
  3. 新しい ZIP の内容をコピー
  4. OBS Studio を起動

macOS / Linux(ソースからビルド)

現在、macOS / Linux 向けのビルド済みバイナリは配布していません。以下の手順でソースからビルドしてください。

# macOS
cmake --preset macos
cmake --build --preset macos --config RelWithDebInfo
cmake --install build_macos --prefix /path/to/obs-plugins

# Ubuntu
cmake --preset ubuntu-x86_64
cmake --build --preset ubuntu-x86_64 --config RelWithDebInfo
sudo cmake --install build_x86_64

詳細は README.md を参照してください。

使い方

  1. ドックで「声」ソース(マイク入力)を選択
  2. モニターしたいBGMソースにチェック
  3. 配信中はステータスインジケーターを確認:
    • = 良好
    • = 注意
    • = 問題あり

ヒント: OBS の音声ミキサーでフェーダーを調整すると、その変更がリアルタイムで LUFS 計算に反映されます。

既知の制限事項

  • ミックス計算: 声 + 選択したBGMソースの合算推定値です。OBSのマスター出力とは異なる場合があります
  • True Peak: 未実装(Sample Peakのみ)
  • 自動調整: 音量の自動調整機能はありません(監視のみ)

技術詳細

  • スレッドモデル: 音声コールバック → ロックフリーキュー → ワーカースレッド → アトミック結果 → UI (10Hz)
  • LUFS計測: libebur128 v1.2.6(静的リンク)
  • 音声検出: Attack 150ms / Release 600ms のステートマシン
  • ヒステリシス: ±0.5 dB でステータスの点滅を抑制
  • フェーダー取得: obs_source_get_volume() API を使用

ライセンス

GPL-2.0(OBS Studio と同一ライセンス)

クレジット

  • libebur128 - LUFS計測ライブラリ (MIT License)
  • OBS Studio - プラグインテンプレートおよびAPI

全変更履歴: https://github.com/AllegroMoltoV/obs-loudness-balance-monitor/commits/v0.1.1