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Hosoya-ait/osm2RRSgml

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OpenStreetMap(略称:OSM)の地図データをRoboCupRescue Simulation(略称:RRS)で使用できるデータ形式に変換するコンバーターである.

[推奨環境]

・OS : Ubuntu もしくは MacOS

・javaの入ったPC

[使用方法]

1.このページの右上にある「Clone or download」という緑色のボタンから「Download ZIP」を選択してzipファイルをダウンロードする.

2.ダウンロードした「osm2RRSgml-master.zip」ファイルを解凍する.

3.解凍した「osm2RRSgml-master」フォルダを任意の場所に移動させる.

4.「端末」や「ターミナル」などのコマンドラインを使って「osm2RRSgml-master」フォルダ内にある「osm2RRSgml」フォルダへ移動する.

5.コマンド 「java OsmToGmlConverter Sample」 を入力することで「osm2RRSgml」が起動する.

6.コマンドライン上に「owata」と表示されていればプログラムは終了している.

[詳しい解説]

「osm2RRSgml」フォルダ内にある「.class」で終わるファイルはすべてプログラムである.

「OSMs」フォルダには,サンプルとして名古屋市栄から採取したOSMデータが「Sample.osm」として入っている.

また,変換したいOSMデータは必ず「OSMs」フォルダ内に入れること.

「osm2RRSgml」によって処理され,作成されたRRSの地図データは「GMLs」フォルダ内に保存される.

コマンドは「java OsmToGmlConverter [「.osm」を省いたOSMデータの名前]」と入力することで希望のOSMの地図データを変換できる.

つまり,「java OsmToGmlConverter Sample」とすれば,OSMsフォルダ内にある「Sample.osm」ファイルが処理され,「GMLs」フォルダ内に
「Sample.gml」ファイル(RRSの地図データ形式)が生成される.という流れだ.

[OSMの地図データの簡単な入手方法]

「JOSM」というアプリケーションを使用すると良い.

「JOSM」のダウンロード先のURL:https://josm.openstreetmap.de/

1.このWebページ内の緑で塗りつぶされた領域に「Download josm-tested.jar」があるのでそこからダウンロードできる.

2.ダウンロードしたJOSMを開いたら地図が表示されるため,好きな領域をドラッグして選択し,「ダウンロード」ボタンを押す.

3.黒い背景に地図が表示されるようなウィンドウが表示されるので,左上にある保存ボタンを押してOSMファイルを保存する.

[変換して作成されたRRS用の地図データの出来を確認する方法]

RRSの地図データを編集するエディタ「gml-editor」を使用するため,RRSのプログラムをダウンロードする.

ダウンロードしたら,「gml-editor」で地図データを確認するだけである.

なお,RRSのプログラムの必須環境として「MacOS」か「Unix系のOS(Ubuntuなど)」でなければいけない.

[RRSのプログラムのダウンロード方法]

コマンドラインで以下のコマンドを実行するとカレントディレクトリに「roborescue-v1.2」というフォルダがダウンロードされる.

「curl -L -O https://raw.githubusercontent.com/tkmnet/rcrs-scripts/master/install-roborescue.sh」

「sh install-roborescue.sh」

以下のように表示されれば準備完了だ.

「BUILD SUCCESSFUL」

*RRSのプログラムに興味のある方はチュートリアルへどうぞ! URL:https://rcrs-adf.github.io/ja/

[gml-editorを使った地図データの確認方法]

1.コマンドラインで「roborescue-v1.2」フォルダ内へ移動し,以下のコマンドを入力

 「apache-ant-[version]/bin/ant gml-editor」

 *ここで[version]の確認方法は,「roborescue-v1.2」のフォルダ内で「ls」コマンドを実行することで,
 コマンドラインの上部に「apache-ant-[version]」と出るため,この[version]を使う.

 *コマンド例「apache-ant-1.9.7/bin/ant gml-editor」

 コマンドを実行するとgml-editorが起動する.

2.「gml-editor」の左上にある「Load」から,「osm2RRSgml」フォルダ内の「GMLs」フォルダ内にあるgmlファイルを選択する.

  gml-editorの画面にRRS用の地図データが表示される.

3.gml-editorの右上にある「Validate map」を押すと地図データの中でエラーとなる箇所を赤く表示する.

  赤くなった箇所はgml-editorを使用して修正しなければならない箇所である.

以上で,「osm2RRSgml」の使い方,OSMデータの入手方法,RRSの地図データの確認方法の説明を終わる.

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