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abJournal

(C)ABE Noriyuki http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~abenori/

これは何

ノートをとるためのソフトです.劣化Windows Journalです.一応以下がWindows Journalよりもよいところと思っています.

  • ペンによる書き込みとタッチでのスクロールを分けて認識.(デジタイザペン,マウスはペンでの書き込みと認識.タッチはその面積が小さければペンと判断.タッチ判断は試していないのでうまく行くか不明.)
  • スクロールバーがない.(手があたって勝手にスクロールしてしまうことがない.)
  • 保存データはProtocol Buffersで保存される.(.jntよりはサイズが大きめ.読み込み書き込み遅め.)
  • 破線用のペンが使える.

以下も一応Windows Journalではできないところですが,他のソフトウェアなどを併用すれば可能なので,個人的にはあまり利点にはなっていません.

  • PDFへの変換機能を持っている.
  • XPS/PDFを他のソフトを使わずにインポートできる.

逆にWindows Journalはできるのにこちらではできないことは山のようにあります.基本自分用です.

動作条件

  • Windows 8.1以降
  • .NET Framework 4.5以降
  • PDF作成時に文字を認識させる場合は,IACore.dll / IALoader.dll / IAWinFX.dll (Windows SDK for Vistaに入っています)

使い方

適当に使えると思います.自分が必要な機能しか無いため,あまり色々はできません.

PDF変換

保存の時に拡張子をpdfにするとPDFに変換されます.背景はもともとがPDFのもの以外無視されます. 文字列を認識し,透明テキストとして書き込みます.変換には時間がかかります.また追加でファイルが必要です.

描画アルゴリズム

設定から選べますが,場合によっては無視されます.具体的には

  • 選択状態ではStroke.GetGeometryで固定.
  • Stroke.GetGeometryが選択されている状態では,破線は独自アルゴリズムになる.
  • PDF生成時は独自アルゴリズムで,更に筆圧無視.(小さいPDFにしたいため.)

速度はだいたい

線を引くだけ > 独自アルゴリズム > Stroke.GetGeometry > Stroke.GetGeometry + 筆圧 > 独自アルゴリズム + 筆圧

という感じです.特に独自アルゴリズム + 筆圧はかなり遅いです.線を引くだけ + 筆圧がどこに入るかはよくわからない,

保存ファイル

zipでアーカイブされていて,解凍すると

  • _data.abjnt
  • attached/*

がでてきます._data.abjntがprotobufでシリアライズされたデータ本体.(abInkCanvasManager.ablibInkCanvasCollectionSavingProtobufData型.添付しているabJournal.protoも参照.このファイルはabJournal.exe /getprotoschemaでも生成されます.) attachedの中が,このファイルに付随するファイルたちです(たとえば背景に使われている画像とか).

謝辞