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対話的ストーリー
agile
extreme programming
requirements analysis
collaboration

http://martinfowler.com/bliki/ConversationalStories.html

アジャイル方法論に対するよくある誤解の話をしよう。 アジャイル方法論は、開発のなかでユーザーストーリーを作り、変化させていくことに重点を置いている。 よくある誤解とは、プロダクトオーナー(あるいはビジネスアナリスト)がユーザーストーリーを作り、それを開発者に差し出して実装してもらうというものだ。 この考えでは、流れはプロダクトオーナーから開発者に向かっている。 プロダクトオーナーの責任は''何が''必要かを決めることであり、開発者の責任は''どうやって''実現するかを決めることだというのだ。

この考えは、能力に沿った責任の分割をその理由としてる。 プロダクトオーナーはソフトウェアの目的であるビジネスを知っており、何を行うべきかを知っている。 一方、開発者は技術とその方法を知っており、プロダクトオーナーの望みを実現する方法をあれこれ考えることができる。

プロダクトオーナーがDecreedStoriesを思いつくというこの考えは、 アジャイル開発方法論が機能するにあたって、実に深刻な誤解であると言える。 我々がSnowbirdでブレインストーミングをしたときに、Kentが「対話」を提案したことが思い出される。 これは、顧客と開発者が開発プロジェクトの進め方について継続的に対話を行うべきだということが我々の考えの肝であることを強調するものだった。

ユーザーストーリーの場合、これが意味するのは、 誰もが対話を通じて常にストーリーを洗練させていくことができるということだ。 そして、開発者は、ストーリーを明確化する役割を積極的に担うべきだということだ。

  • ストーリー間の矛盾や隙間に気づく

  • 技術知識を使って、プロダクトオーナーのビジョンに合うような新しいストーリーを考え出す

  • 技術的見地から、コストがかからずに構築できる代替ストーリーを考える

  • ストーリーを分割して、計画や実装をやりやすくする

これが、Bill WakeによるストーリーのINVEST試験の1つ、Negotiable(交渉可能)の原則だ。 アジャイルチームのメンバーは誰もがストーリーを作成したり、修正を提案したりできる。 一部のチームメンバーがほとんどのストーリーを書くことになるかもしれない。 ただそれは、チームがどうしたいかによるものであり、チームの自己組織の判断次第である。 しかし、チームメンバー全員がストーリーを作り、洗練していくことに携わるべきだ。 (ストーリーの見積りに加えて、これも開発者の責任のひとつだ)

プロダクトオーナーには特別な責任がある。 プロダクトオーナーはストーリーの最終決定者なのだ。 特にストーリーの優先付けについてはそうだ。 プロダクトオーナーだけが、つかみどころのないビジネス価値を判断できる。 ただし、最終決定者は、その他の者の参加を排除してはならない。 そして、命令的ストーリーという誤った道に導いてはいけない。

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