From 9713611fae2f5b0ebb312f5c704577142e0133b0 Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: Shu Uesugi
- まずはじめにこちらの写真をご覧ください。筆者の地元・横浜の崎陽軒で販売されているお弁当です(撮影は筆者)。
-
- なぜお弁当の写真をお見せしたかというと、今回紹介するパズルには
-
-
- 下の図が、
-
-
- 「寿司とサンドイッチが同時に入っている弁当箱なんてあるの?」というツッコミは無しの方向でお願いします。
-
- さらにいくつか、
-
- マクドナルドのメニューにありそうな料理ばかりですね!
- こちらは、イタリアンな弁当箱ですね!
- こちらは普通に美味しそうですね。
- それぞれの
-
-
-
- どうやら、さきほどの
-
-
- 実はこれ、
-
- その法則を説明する前に、他の
-
- 先ほど紹介した3つの
-
-
-
-
- どれも
- それぞれ、このような結果になりました!
-
-
-
- どれも
-
- 上記あわせて4種類の
-
-
- なんとなく予想がついたら、合っているかどうか次の
-
- さっぱり分からなくてもご心配なく!
- とりあえず勘で答えてみてください。
-
- これを
-
-
- 最終的に下のようになるでしょうか?
- これまでの法則から予想してみてください。
- それぞれ実行すると、次のようになります。
-
- つまり
-
- 1問目の
-
-
- つまり
-
- 2問目の
-
- 次のページで
-
+ まずは、物語の主役となる「
計算箱」の話をしましょう。
+ むかしむかしあるところに、「計算箱
+ 」と呼ばれる便利な道具がありました。
+
+ 計算箱にはさまざまな種類があります。まずこちらが、「
+ 足し算ができる計算箱」です:
+
+ 一番上と下にハテナマーク
+
+ この
+
-
-
-
+ そして、それぞれの計算箱には
+
+
+ これで
+ 計算箱は、足し算以外にも引き算・掛け算・割り算、すなわち四則演算のすべてに対応しています。 +
+
+ たとえばこちらは、「掛け算ができる計算箱
+ 」です。
+
+
@@ -79,15 +79,11 @@ export default () => ( ) }, { - title: <>四則演算>, + title: <>足し算以外の計算箱>, content: ( <>
- 計算箱は、足し算以外にも引き算・掛け算・割り算、すなわち四則演算のすべてに対応しています。 -
-
- たとえばこちらは、「掛け算ができる計算箱
+ 続いてこちらが、「掛け算ができる計算箱
」です。
+ 計算箱は他にも引き算や割り算もできますが、特に興味深いわけでもないので、時間の都合上省略します。
+
+ 一方、少しだけ興味深いのがこちらの「 + 割ったときの余りがわかる計算箱」です。 +
+
+ 上の計算箱は、 「
+
+
+ 「それくらい暗算できるだろう
+ では、先ほどの計算箱を
+
+
+
+ ここまでは簡単すぎたかもしれません。次は、もう少し複雑な計算箱を見てみましょう!
+
「それくらい暗算できるだろう
From 7540395eaef21c273263488f2e404f4eaf8cd8e5 Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: Shu Uesugi
From 17cde55d7f26cd7bd920ee55b4fe8d028f9206f8 Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: Shu Uesugi
@@ -47,13 +47,11 @@ export default () => (
- 一番上と下にハテナマーク
-
- この
-
「それくらい暗算できるだろう
@@ -129,9 +127,11 @@ export default () => (
- 次は、こちらの計算箱をご覧ください。
+ この計算箱にはハテナマーク
+ とりあえず、{' '}
+
+ それぞれの
+ ここでは試しに、上から順に
+ 答えは
- 計算箱は他にも引き算や割り算もできますが、特に興味深いわけでもないので、時間の都合上省略します。
+ 計算箱は他にも引き算や割り算ができますが、特に興味深いわけでもないので、時間の都合上省略します。
「それくらい暗算できるだろう
From 942a7c2348110760e174fc1add50c31718e8b6cb Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: Shu Uesugi
+ ご覧の通り、答えは
計算箱は他にも引き算や割り算ができますが、特に興味深いわけでもないので、時間の都合上省略します。
+ 先ほどの例に戻ると、5人のグループを2人ずつに分ければ、ひとりが仲間はずれになります。
次は、こちらの計算箱をご覧ください。
- この計算箱にはハテナマーク
- ここでは試しに、上から順に
- まずは、物語の主役となる「 + まずは、この物語に登場する「 計算箱」の話をしましょう。
+ この計算箱はまず、
+
+ 真ん中の部分
+ 真ん中の部分
+ このような場合、
+
+ 上の
+ だから、 上の
では、こちらの計算箱の場合はどうでしょう?
+
- このような場合、
+ このように真ん中が 次は、こちらの計算箱をご覧ください。
+ 次は、こちらの計算箱をご覧ください。この計算箱には「
+ 条件分岐の計算箱
+ 」という名がついており、名前の理由は後ほど説明します。
+
- この計算箱には
+ 「
- この計算箱はまず、
+ 「 では、こちらの計算箱の場合はどうでしょう?
+ では、こちらの「
+ こちらも、真ん中の数字が
+ 今回は真ん中が
+ だから、下の
とりあえず、{' '}
@@ -271,6 +278,57 @@ export default () => (
+ まとめると、この「
+
+ まず、真ん中の
+ 「
+
+ 真ん中が
とりあえず、{' '}
@@ -316,7 +316,7 @@ export default () => (
-
「
@@ -329,6 +329,21 @@ export default () => (
+ では、
+
+ この条件分岐の計算箱はいったい何の役に立つのでしょうか?
+
+ 人々は、条件分岐の計算箱をどんな用途で使っていたのでしょう?
+
+
+
というわけで、条件分岐の計算箱の具体的な使用例を紹介します!
> ) + }, + { + title: <>2月には何日ある?>, + content: ( + <> ++ 人々は毎年、ある疑問に悩まされていました。それは、「 + 今年の2月には何日あるんだろう?」という疑問です。 +
+答えはもちろん、以下の通りです。
++ では、 + + うるう年かどうかを判別するにはどうすればいいでしょう? + +
++ うるう年は、基本的に「4で割り切れる年 + 」です。たとえば東京オリンピックが行われる2020年は、2020が4で割り切れるのでうるう年となります。ちなみに例外もありますが、後に説明します。 +
+ > + ) + }, + { + title: <>計算箱を使うと>, + content: <>> } ]} /> diff --git a/src/lib/emojisBundle.tsx b/src/lib/emojisBundle.tsx index b53759526..e51d7a2a2 100644 --- a/src/lib/emojisBundle.tsx +++ b/src/lib/emojisBundle.tsx @@ -57,6 +57,7 @@ import Emoji1f50e from 'src/components/Twemoji/1f50e' import Emoji1f520 from 'src/components/Twemoji/1f520' import Emoji1f522 from 'src/components/Twemoji/1f522' import Emoji1f53d from 'src/components/Twemoji/1f53d' +import Emoji1f5d3 from 'src/components/Twemoji/1f5d3' import Emoji1f5fa from 'src/components/Twemoji/1f5fa' import Emoji1f604 from 'src/components/Twemoji/1f604' import Emoji1f605 from 'src/components/Twemoji/1f605' @@ -189,6 +190,7 @@ export default { '1f520': Emoji1f520, '1f522': Emoji1f522, '1f53d': Emoji1f53d, + '1f5d3': Emoji1f5d3, '1f5fa': Emoji1f5fa, '1f604': Emoji1f604, '1f605': Emoji1f605, From fe859d0203ac1a80d51671b53b6e91488f3c2507 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Shu Uesugi
+
+ 人々は計算が苦手だったので、計算箱を使って「
+ 2月に何日あるか」を計算しようと試みました
+
+ 。
+ まず、「 + 年の数を、4で割った余り + 」を計算する計算箱はこちらです。 +
+
+ たとえば、
+ 次に、「
+
- ここまでは簡単すぎたかもしれません。次は、もう少し複雑な計算箱を見てみましょう!
+ ここまでは、単純な計算ができる計算箱を紹介してきました。次は、もう少し複雑な計算箱を見てみましょう!
- では、
-
- この条件分岐の計算箱はいったい何の役に立つのでしょうか?
-
- 人々は、条件分岐の計算箱をどんな用途で使っていたのでしょう?
+ ちゃんと理解できたかどうか、
+
というわけで、条件分岐の計算箱の具体的な使用例を紹介します!
+
+
- 人々は毎年、ある疑問に悩まされていました。それは、「
- 今年の2月には何日あるんだろう?」という疑問です。
+
答えはもちろん、以下の通りです。
-
- では、
-
- うるう年かどうかを判別するにはどうすればいいでしょう?
-
+ つまり
- うるう年は、基本的に「4で割り切れる年
- 」です。たとえば東京オリンピックが行われる2020年は、2020が4で割り切れるのでうるう年となります。ちなみに例外もありますが、後に説明します。
+
+ 以上、条件分岐の計算箱の紹介でした!
-
- 人々は計算が苦手だったので、計算箱を使って「
- 2月に何日あるか」を計算しようと試みました
-
- 。
- まず、「 - 年の数を、4で割った余り - 」を計算する計算箱はこちらです。 -
-
- たとえば、
- 次に、「
-
+ というわけで次の回では、条件分岐の計算箱の具体的な使用例 + を紹介します!
+
- 1.
- 2.
- 3.
- 4.
-
- ここでは、前回のはじめに登場した弁当箱(例その1 - )を使って説明します: -
-
- まず、
-
- 上の料理には{' '}
-
-
-
- 続いて、
-
-
-
-
- 続いて、
-
-
-
-
- 最後に、
-
-
-
- そして、最終的に
-
以上です!簡単だったでしょう?
- > - ) - }, - { - title: ( - <> -+ 人々は毎年、ある疑問に悩まされていました。それは、「 + 今年の2月には何日あるんだろう?」という疑問です。 +
+答えはもちろん、以下の通りです。
+
+ では、
- もし
-
- たとえば、前回にもあったマクドナルド風の弁当箱は、
-
こういう場合どうするかというと…(下に続く)
> ) }, { - title: <>コピーはせず、消すだけ!>, + title: <>計算箱を使うと>, content: ( <>
-
- コピー (
-
-
- そして、最終的に
-
- 一致しなかった場合、
+ 次に、「
+
- 締めくくりに、それぞれ最初から最後まで
-
-
- こちらも
-
法則を覚えたら、次に進みましょう!
- > - ) - }, - { - title: <>予告: 4品の弁当箱>, - content: ( - <> -
- 次のページからは4品の料理が入った
-
-
- 次のページで詳しく説明しますが、先に
-
-
-
どんな法則でこうなるのかは、次のページで説明します!
-- 人々は毎年、ある疑問に悩まされていました。それは、「 - 今年の2月には何日あるんだろう?」という疑問です。 + 今回は、 + + 前回紹介した計算箱で解くことができる問題を紹介します + + 。それは、以下のような問題です。 +
++ 人々は毎年、「 + 今年の2月には何日あるんだろう? + 」という疑問に悩まされていました。
答えはもちろん、以下の通りです。
@@ -50,10 +60,25 @@ export default () => (うるう年は、基本的に「4で割り切れる年 - 」です。たとえば東京オリンピックが行われる2020年は、2020が4で割り切れるのでうるう年となります。ちなみに例外もありますが、後に説明します。 + 」です。たとえば東京オリンピックが行われる2020年は、2020が4で割り切れるのでうるう年となります。
> - ) + ), + footer: { + content: ( + <> +
+
+ ただ都合上、この例外はここでは無視することにします。
+