どのアプリでも ⌥Space を押して話すだけ。ローカルLLMがあなたの言葉を、AIに伝わる指示文に整えます。
Youyaku は、AIアシスタント(Claude、ChatGPT、Copilot など)への命令入力を音声で行うための macOS メニューバーアプリです。追加インストール一切不要 — 推論エンジン(llama.cpp)を内蔵し、モデルはアプリ内から直接ダウンロード。話した内容を整え、そのまま作業中のアプリへ貼り付けられます。
- 完全スタンドアロン — llama.cpp を内蔵。モデル(GGUF)は Hugging Face からアプリ内でワンクリックDL・削除・切替
- グローバルショートカット — どのアプリの上でも
⌥Space(変更可)で Spotlight 風の入力パネルを呼び出し - オンデバイス音声認識 — macOS 内蔵エンジンによる日本語認識。句読点自動挿入・専門用語辞書対応
- ローカルLLMによる整形 — フィラー(えー、あの…)や言い直しを除去し、構造化された AI 命令文に再構成
- 3つのモード — そのまま / 整文 / AI命令化 をワンタップで切替
- 前提プリセット — 「使用技術は TypeScript」「出力は箇条書き」などの背景情報をプロジェクトごとに登録・切替
- 日本語重視のモデルカタログ — Qwen3 / ELYZA JP(日本語特化・Built with Meta Llama 3)/ Gemma 3 / Llama 3.2(Built with Llama)など、検証済みモデルを厳選。各モデルは配布元のライセンスに従って利用のこと
- 英語対応 — 設定の「表示言語」でUI全体を日本語⇄Englishに切替。整形プロンプトは認識言語に自動追従(英語で話せば英語の指示文が出力される)
- 長文ディクテーション対応 — macOSの音声認識には1タスクあたり約1分の連続認識制限があるため、上限に達する前に発話の切れ目で認識タスクを自動で継ぎ直し、途切れずに長く話せる。認識が無音で止まった場合やオーディオデバイス変更時も自動復旧。万一中断された場合は確定画面から
⌘↩で続きから再開できる - Ollama 連携(任意) — すでに Ollama をお使いなら、設定でエンジンを切り替えてそのまま利用可能
- カーソル位置へ自動貼り付け — 確定と同時に最前面アプリへ入力(クリップボード復元オプション付き)
- 履歴 — 過去の入力を検索・再コピー
- macOS 14 (Sonoma) 以降 / Intel 対応(推論は Metal GPU が使える Apple Silicon 推奨)
- メモリ 8GB 以上(4B モデル使用時。ELYZA 8B は 16GB 推奨)
- Mac 版: youyaku.hinoshiba.com から公証済み DMG をダウンロード(Developer ID 署名 + 公証済み)。
- iPhone / iPad 版: App Store からダウンロード。
ソースからビルドする場合はビルドを参照してください。
dist/Youyaku.appを起動(必要なら/Applicationsへコピー)- ホーム画面のチェックリストに従って マイク / 音声認識 を許可
- 自動貼り付けを使う場合は アクセシビリティ を許可(任意)
- 「モデル」画面のカタログからモデルをダウンロード(推奨: Qwen3 4B / お試し: Qwen3 0.6B)
| 操作 | キー |
|---|---|
| 入力パネルを開く / 録音停止 | ⌥Space(変更可) |
| 停止して整形 | ↩ |
| 整形結果を貼り付け | ↩ |
| 続きから再開(それまでの内容を保持して録音再開) | ⌘↩ |
| コピーのみ | ⌘C |
| 整形をやり直す | ⌘R |
| キャンセル / 閉じる | esc |
音声認識、保存される履歴、モデル取得、任意のOllama連携と更新確認については プライバシーポリシーをご確認ください。
iPhone / iPad 版は App Store で公開しています。ソースは ios/ にあります。コアロジック(設定・履歴・LLM エンジン・整形・モデル管理・音声認識)は macOS 版と共有し、UI のみ iOS 向けに実装しています。ビルド方法は ios/README.md を参照。
ここから下は、ソースからビルドしたり、リリースを担当したりする人向けの情報です。アプリを使うだけなら上記のダウンロードで十分です。
./build.sh # 依存取得 → ビルド → dist/Youyaku.app 生成まで自動(開発用)
open dist/Youyaku.app
./build.sh --dist # 配布用: Developer ID 署名 + 公証 + DMG 生成(要 Apple Developer Program)Xcode 不要(Command Line Tools のみでビルド可能)。配布(署名・公証・DMG)の手順は docs/RELEASE.md にまとめています。
build.sh は最初に Scripts/fetch-vendor.sh を呼び、llama.cpp の公式ビルド済み xcframework(ggml-org, b9859, 約 242MB)と、アプリ内アップデート用の Sparkle(sparkle-project, 2.9.4, 約 11MB)を Vendor/ にダウンロードします。どちらもリリースタグと SHA-256 でピン留めしています(Vendor/ と dist/ は .gitignore 済み)。クローン直後は ./Scripts/fetch-vendor.sh 単体でも取得できます。
Sources/Youyaku/
├── YouyakuApp.swift # エントリポイント(MenuBarExtra)
├── AppState.swift # セッション状態機械(録音→整形→確定)
├── Models/ # 設定・履歴の永続化(Settings.swift / HistoryStore.swift)
├── Speech/ # AVAudioEngine + SFSpeechRecognizer(オンデバイス)
├── LLM/
│ ├── LlamaEngine.swift # 内蔵 llama.cpp エンジン(Metal 推論・チャットテンプレート)
│ ├── ModelStore.swift # GGUF ダウンロード管理(進捗・検証・容量チェック)
│ ├── BuiltinCatalog.swift # 検証済みモデルカタログ(HF 直リンク)
│ ├── OllamaClient.swift # Ollama バックエンド(任意)
│ └── Refiner.swift # 整形プロンプト構築
├── Hotkey/ # Carbon グローバルホットキー
├── HUD/ # 非アクティブ化フローティングパネル(NSPanel + SwiftUI)
├── UI/ # メインウィンドウ(ホーム/モデル/履歴/設定)
└── Support/ # 貼り付け・権限・テーマ・スナップショット・セルフテスト
- 設定と履歴は
~/Library/Application Support/Youyaku/に JSON で保存、モデルは同Models/に GGUF で保存 Youyaku --snapshot <dir>で全画面をオフスクリーンレンダリング(UI 検証用)Youyaku --selftest <gguf> [プロンプト]で内蔵エンジンの推論を CLI から検証
メンテナ向けの署名・公証・配布・App Store 提出の手順は次にまとめています。
- macOS(Developer ID 直販): docs/RELEASE.md
- iOS(App Store / ローカルXcode): docs/RELEASE-iOS.md
Issue・Pull Request を歓迎します。まず CONTRIBUTING.md をご覧ください。
- バグ報告・機能リクエストは Issue テンプレートに沿ってお願いします。
- セキュリティ上の脆弱性は公開 Issue に書かず、SECURITY.md の手順で非公開に報告してください。
- 参加者は 行動規範 に従ってください。
MIT License © 2026 hinoshiba
- 同梱する推論エンジン llama.cpp(MIT)ほか、第三者ライセンスは THIRD_PARTY_LICENSES.txt を参照。
- モデル(GGUF)は各配布元のライセンスに従って利用してください(重みはアプリに同梱せず、利用者がダウンロードします)。