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hottoSNS-BERT: 大規模SNSコーパスによる文分散表現モデル
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Latest commit fa13b9c Mar 11, 2019
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evaluation_dataset/twitter_sentiment
images
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trained_model
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hottoSNS-BERT:大規模日本語SNSコーパスによる文分散表現モデル

概要

  • 大規模日本語SNSコーパスによる文分散表現モデル(以下,大規模SNSコーパス)から作成したbertによる文分散表現を構築した
  • 本文分散表現モデル(以下,hottoSNS-BERT)は下記登録フォームから登録した方のみに配布する
    • 利用規約は本README.mdの末尾に記載されている.またLICENSE.mdにも同じ内容が記載されている.

登録フォーム

配布リソースに関する説明

大規模日本語SNSコーパス

  • BERT自家版を学習するために,大規模な日本語ツイートのコーパスを構築した
  • 収集文の多様性が大きくなるように工夫している.具体的には,bot投稿・リツイートの除外,重複ツイート文の除外といった工夫を施している
  • 構築されたコーパスのツイート数は8,500万である
    • 本家BERTが用いたコーパス(=En Wikipedia + BookCorpus)と比較すると,35%程度の大きさである

ファイル構成

モデル ファイル名
hottoSNS-BERTモデル bert_config.json
graph.pbtxt
model.ckpt-1000000.meta
model.ckpt-1000000.index
model.ckpt-1000000.data-00000-of-00001
sentencepieceモデル tokenizer_spm_32K.model
tokenizer_spm_32K.vocab.to.bert
tokenizer_spm_32K.vocab

利用方法

実行確認環境

  • Python 3.6.6
  • tensorflow==1.11.0
  • sentencepiece==0.1.8

付属評価コードの利用準備

./hottoSNS-bert/evaluation_dataset/twitter_sentiment/以下にTwitter日本語評判分析データセットからツイートを再現し,BERTモデル評価用に加工したデータが必要.詳細はhottoSNS-bert/evaluation_dataset/twitter_sentiment/参照.

付属評価コードの利用方法

# リポジトリのClone
git clone https://github.com/hottolink/hottoSNS-bert.git
cd hottoSNS-bert

# 取得した各BERTモデルファイルを `trained_model/` 以下に配置
cp -r [hottoSNS-bert dir]/* ./trained_model/masked_lm_only_L-12_H-768_A-12/ 
cp -r [日本語wikipedia model dir]/* ./trained_model/wikipedia_ja_L-12_H-768_A-12/
cp -r [Multilingual model dir]/* ./trained_model/multi_cased_L-12_H-768_A-12/


# 評価環境の構築・評価実行
# ※テキストファイルから分散表現を読み込むため、実行に時間がかかります。
sh setup.sh
cd src
sh run_classifier.sh 

モデルの読み込み方法

サンプルコードを参照してください。

配布リソースの構築手順

コーパス・単語分散表現の構築方法

平文コーパスの収集・構築

  • 期間:2017年〜2018年に投稿されたツイートから一部を抽出
  • 投稿クライアント:人間用のクライアントのみ
    • 実質的に,botによる投稿を除外
  • ツイート種別:オーガニックおよびメンション

前処理

  • 文字フィルタ:ReTweet記号(RT)・省略記号(...)の除外

  • 正規化:NFKC正規化,小文字化

  • 特殊トークン化:mention, url

  • 除外:正規化された本文が重複するツイートを削除

  • サンプルデータは以下の通り

ゆめさんが、ファボしてくるあたり、世代だなって思いました(   ̇- ̇  )笑
<mention> 90秒に250円かけるかどうかは、まぁ個人の自由だしね()
<mention> それでは聞いてください  rainy <url>

分かち書きコーパスの構築

  • sentencepieceを採用
  • 設定は以下の通り
argument value
vocab_size 32,000
character_coverage 0.9995
model_type unigram
add_dummy_prefix FALSE
user_defined_symbols <url>,<mention>
control_symbols [CLS],[SEP],[MASK]
input_sentence_size 20,000,000
pad_id 0
unk_id 1
bos_id -1
eos_id -1
  • サンプルデータは以下の通り
ゆめ さんが 、 ファボ してくる あたり 、 世代 だ なって思いました ( ▁̇ - ▁̇ ▁ ) 笑

<mention> ▁ 90 秒 に 250 円 かける かどうかは 、 まぁ 個人の 自由 だしね ()

<mention> ▁ それでは 聞いてください ▁ rain y ▁ <url>

後処理

  • 短すぎる・少なすぎるツイートを除外
  • 具体的には,以下に示すしきい値を下回るユーザおよびツイートを除外
limitation value
トークン長さ 5
ユーザあたりのツイート数 5

既存モデルとの前処理・分かち書きの比較

前処理 分かち書き
モデル名 文字正規化 特殊トークン化 小文字化 単語数 分かち書き 言語
BERT MultiLingual None no yes 119,547 WordPiece multi※
BERT 日本語Wikipedia NFKC no no 32,000 SentencePiece ja
hottoSNS-BERT NFKC yes no 32,000 SentencePiece ja

統計量

構築されたコーパスの統計量は,以下の通り

  • コーパス全体
metric value
n_user 1,872,623
n_post 85,925,384
n_token 1,441,078,317
  • トークン数・1ユーザあたりの投稿数
metric n_token n_post.per.user
min 5 5
mean 16.77 45.89
std 13.06 14.83
q(0.99) 64 76
max 227 781

文分散表現の学習

pre-training

next sentence predictionはツイートに適用することが難しいため、masked language model のみを適用する. また、事前学習のタスク設定について,各サンプルのtoken数を最大64に制限した.

neuralnet architectureの比較

neuralnet architecture pre-training
モデル名 n_dim_e n_dim_h n_attn_head n_layer max_pos_embed max_seq_len n_batch n_step
BERT MultiLingual 768 3072 12 12 512 512 256 1,000,000
BERT 日本語Wikipedia 768 3072 12 12 512 512 256 1,400,000
hottoSNS-BERT 768 3072 12 12 512 64 512 1,000,000

学習環境

  • Google Computing Platform の Cloud TPU を使用.詳細は以下の通り
  • neuralnet framework は TensorFlow 1.12.0 を使用
  • 詳細は以下の通り
    • CPU:n1-standard-2(vCPU x 2、メモリ 7.5 GB)
    • ストレージ:Cloud Storage
    • TPU:v2-8

配布リソースの性能評価

評価用データセット

  • ツイート評判分析をdownstreamタスクとして、構築したBERTモデルの評価を行う.

  • 評判分析タスクは,2種類のデータセットを用いて評価する

    1. Twitter日本語評判分析データセット[芥子+, 2017]
      • サンプル数:161K
    2. 内製のデータセット;Twitter大規模トピックコーパス
      • サンプル数:12K
  • 統計量は以下の通り

データセット名 トピック positive negative neutral total
Twitter大規模トピックコーパス 指定なし 4,162 3,031 4,807 12,000
Twitter日本語評判分析データセット 家電・携帯端末 10,249 15,920 134,928 161,097

downstream task: fine-tuning

  • downstream task の詳細は,以下の通りである
    • task type:日本語ツイートの評判分析;Positive/Negative/Neutral の3値分類
    • task dataset
      1. Twitter日本語評判分析データセット[芥子+, 2017]
      2. 内製のデータセット
    • methodology
      • task dataset を train:test = 9:1 に分割
      • hyper-parameter は,BERT論文[Devlin+, 2018] に準拠
      • 学習および評価を7回繰り返して,平均値を報告
    • evaluation metric:accuracy および macro F-value
芥子 育雄, 鈴木 優, 吉野 幸一郎, グラム ニュービッグ, 大原 一人, 向井 理朗, 中村 哲: 「単語意味ベクトル辞書を用いたTwitterからの日本語評判情報抽出」, 電子情報通信学会論文誌, Vol.J100-D, No.4, pp.530-543, 2017.4.
Devlin, Jacob and Chang, Ming-Wei and Lee, Kenton and Toutanova, Kristina: "BERT: Pre-training of Deep Bidirectional Transformers for Language Understanding", arXiv preprint arXiv:1810.04805,2018

実験結果

実験結果は以下の通り.

Twitter大規模カテゴリコーパス Twitter日本語評判分析データセット
モデル名 accuracy F-value accuracy F-value
BERT MultiLingual 0.7019 0.7011 0.8776 0.7225
BERT 日本語Wikipedia 0.7237 0.7239 0.8790 0.7359
hottoSNS-BERT 0.7387 0.7396 0.8880 0.7503

下記のような結果であると言える.

  • Twitter評判分析タスクに対する性能は以下のようになった。
    • Multilingual < 日本語Wikipedia < 日本語SNS
  • Multilingual < 日本語Wikipediaであることから日本語を対象としたdownstreamタスクでは,日本語(の語彙)に特化した分かち書き方法および,日本語のコーパスを用いた事前学習の方が適していると考えられる
  • 日本語Wikipedia < 日本語SNS であることから,Twitterを対象としたdownstreamタスクでは、日本語Wikipediaよりもドメインに特化した大規模日本語SNSコーパスで学習したBERTモデルの方が良い性能が得られると考えられる

利用規約

同一の内容をLICENSE.mdに記述

第1条(定義)
本契約で用いられる用語の意味は、以下に定めるとおりとする。
(1)「本規約」とは、本利用規約をいう。
(2)「甲」とは、 株式会社ホットリンク(以下「甲」という)をいう。
(3)「乙」とは、本規約に同意し、甲の承認を得て、甲が配布する文分散表現データを利用する個人をいう。
(4)「本データ」とは、甲が作成した文分散表現データおよびそれに付随する全部をいう。


第2条(利用許諾)
甲は、乙が本規約に従って本データを利用することを非独占的に許諾する。なお、甲及び乙は、本規約に明示的に定める以外に、乙に本データに関していかなる権利も付与するものではないことを確認する。


第4条(許諾の条件)
甲が乙に本データの利用を許諾する条件は、以下の通りとする。 
(1)利用目的: 日本語に関する学術研究・産業研究(以下「本研究」という)を遂行するため。
(2)利用の範囲: 乙及び乙が所属する研究グループ
(3)利用方法: 本研究のために本データを乙が管理するコンピューター端末またはサーバーに複製し、本データを分析・研究しデータベース等に保存した解析データ(以下「本解析データ」という)を得る。


第5条(利用申込)
1.乙は、甲が指定するウェブ上の入力フォーム(以下、入力フォーム)を通じて、乙の名前や所属、連絡先等、甲が指定する項目を甲に送信し、本データの利用について甲の承認を得るものとする。 なお、甲が承認しなかった場合、甲はその理由を開示する義務を負わない。
2.前項に基づき甲に申告した内容に変更が生じる場合、乙は遅滞なくこれを甲に報告し、改めて甲の承認を得るものとする。
3.乙が入力フォームを送信した時点で、乙は本規約に同意したものとみなされる。

第6条(禁止事項)
乙は、本データの利用にあたり、以下に定める行為をしてはならない。 
(1)本データ及びその複製物(それらを復元できるデータを含む)を譲渡、貸与、販売すること。また、書面による甲の事前許諾なくこれらを配布、公衆送信、刊行物に転載するなど前項に定める範囲を超えて利用し、甲または第三者の権利を侵害すること。  
(2)本データを用いて甲又は第三者の名誉を毀損し、あるいはプライバシーを侵害するなどの権利侵害を行うこと。
(3)乙及び乙が所属する研究グループ以外の第三者に本データを利用させること。
(4)本規約で明示的に許諾された目的及び手段以外にデータを利用 すること。

第7条(対価) 
本規約に基づく本データの利用許諾の対価は発生しない。

第8条(公表)
1.乙は、学術研究の目的に限り、本データを使用して得られた研究成果や知見を公表することができる。これらの公表には、本解析データや処理プログラムの公表を含む。
2.乙は、公表にあたっては、本データをもとにした成果であることを明記し、成果の公表の前にその概要を書面やメール等で甲に報告する。
3.乙は、論文発表の際も、本データを利用した旨を明記し、提出先の学会、発表年月日とともに論文の別刷りまたはコピー(電子的媒体を含む)を1部甲に提出するものとする。



第9条(乙の責任)
1.乙は、本データをダウンロードする為に必要な通信機器やソフトウェア、通信回線等の全てを乙の責任と費用で準備し、操作、接続等をする。
2.乙は、本データを本研究の遂行のみに使用する。
3.乙は、本データが漏洩しないよう善良な管理者の注意義務をもって管理し、乙のコンピューター端末等に適切な対策を施すものとする。
4.乙が、本研究を乙が所属するグループのメンバーと共同で遂行する場合、乙は、本規約の内容を当該グループの他のメンバーに遵守させるものとし、万一、当該他のメンバーが本規約に違反し甲又は第三者に損害を与えた場合は、乙はこれを自らの行為として連帯して責任を負うものとする。
5.甲が必要と判断する場合、乙に対して、本データの利用状況の開示を求めることができるものとし、乙はこれに応じなければならない。


第10条(知的財産権の帰属)
甲及び乙は、本データに関する一切の知的財産権、本データの利用に関連して甲が提供する書類やデータ等に関する全ての知的財産権について、甲に帰属することを確認する。ただし、本データ作成の素材となった各文書の著作権は正当な権利を有する第三者に帰属する。

第11条(非保証等)
1.甲は、本データが、第三者の著作権、特許権、その他の無体財産権、営業秘密、ノウハウその他の権利を侵害していないこと、法令に違反していないこと、本データ作成に利用したアルゴリズムに誤り、エラー、バグがないことについて一切保証せず、また、それらの信頼性、正確性、速報性、完全性、及び有効性、特定目的への適合性について一切保証しないものとし、瑕疵担保責任も負わない。
2.本データに関し万一、第三者から知的財産権侵害等の主張がなされた場合には、乙はただちに甲に対しその旨を通知し、甲に対する情報提供等、当該紛争の解決に最大限協力するものとする。


第12条(違反時の措置) 
1.甲は、乙が次の各号の一つにでも該当した場合、甲は乙に対して本データの利用を差止めることができる。
(1)本規約に違反した場合
(2)法令に違反した場合
(3)虚偽の申告等の不正を行った場合
(4)信頼関係を破壊するような行為を行った場合
(5)その他甲が不適当と認めた場合
2.前項の規定は甲から乙に対する損害賠償請求を妨げるものではない。 
3.第1項に基づき、甲が乙に対して本データの利用の差し止めを求めた場合、乙は、乙が管理する設備から、本データ、本解析データ及びその複製物の一切を消去するものとする。

第13条(甲の事情による利用許諾の取り消し)
1.甲は、その理由の如何を問わず、なんらの催告なしに、本データの利用許諾を停止することができるものとする。その際は、第15条に基づき、乙は速やかに本データおよびその複製物の一切を消去または破棄する。 
2.前項の破棄、消去の対象に本解析データは含まない。


第14条(利用期間)
1.乙による本データの利用可能期間は、第5条にもとづく甲の承認日より1年間とする。
2.乙が1年間を超えて本データの利用継続を希望する場合、第5条に基づく方法で再度利用申請を行うこととする。


第15条(本契約終了後の措置等)
1.理由の如何を問わず、第14条に定める利用期間が終了したとき、もしくは、本データの利用許諾が取り消しとなった場合、乙は本データおよびその複製物の一切を消去または破棄する。  
2.前項の破棄、消去の対象に本解析データは含まない。ただし、乙は、本解析データから本データを復元して再利用することはできないものとする。
3.第10条、第11条、第15条から第19条は、本契約の終了後も有効に存続する。

第16条(権利義務譲渡の禁止)
乙は、相手方の書面による事前の承諾なき限り、本契約上の地位及び本契約から生じる権利義務を第三者に譲渡又は担保に供してはならない。

第17条 (個人情報等の保護および法令遵守)
1.甲が取得した乙の個人情報は、別途定める甲2のプライバシーポリシーに従って取り扱われる。
2.甲は、サーバー設備の故障その他のトラブル等に対処するため、乙の個人情報を他のサーバーに複写することがある。

第18条(準拠法)
本契約の準拠法は、日本法とする。

第19条(管轄裁判所)
本契約に起因し又は関連して生じた一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

第20条(協 議)
本契約に定めのない事項及び疑義を生じた事項は、甲乙誠意をもって協議し、円満にその解決にあたる。

第21条(本規約の効力)
本規約は、本データの利用の関する一切について適用される。なお、本規約は随時変更されることがあるが、変更後の規約は特別に定める場合を除き、ウェブ上で表示された時点から効力を生じるものとする。
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