Chidori拡張キットは単体では動作しません。Chidori本体に接続してご使用ください。
Chidori の組立説明書は こちら を参照してください。
- はんだごてや工具、部品等でのケガに注意してください。
- 作業中に席を離れるときは、はんだごての電源を確認してください。
- 非常に小さい部品が含まれていますので、失くさないように注意してください。
キットには以下の部品が含まれています。作業前に不足がないか確認してください。
キットを完成させるためには、以下の部品を別途用意する必要があります。
- キースイッチ(Cherry MX互換スイッチ)
- キーキャップ
組立作業には、最低限以下の工具が必要となります。
- はんだごて(温度調節できるものが望ましい)
- はんだ
- ピンセット
- プラス(+)ドライバ
- ルーペ
- フラックス
- テスタ
その他、必要に応じて以下も用意すると良いです。
- フラックス洗浄剤
- はんだ吸取線または吸取機
- 取り付ける向きに注意が必要な部品があります。手順にその旨記載されている場合は、よく確認して作業してください。
- 抵抗R1〜R6をはんだ付けします。
- コンデンサC1〜C3を半田付けします。
ダイオードには向きがありますので注意してください。
LEDには向きがありますので注意してください
- LED1(緑), LED2(黄)を半田付けします。リードの長い方が丸いパッドの方を向くように取り付けてください。
ICソケットには向きがありますので注意してください。
ICには向きがありますので注意してください
- ICソケットにMCP23017を差し込みます。
- ICのピンはICソケットより広がっているので、少し内側に曲げてから差し込みます。
- ICの向きを間違えないよう、ICと ICソケットの切り欠きの位置を合わせてください。(画像はATMEGA328Pのものですが、MCP23017でも切り欠きの位置は同じです)
回路図( 拡張キット)を参考に、正しくはんだ付けされているか確認します。
コンピュータに接続する前に、少なくとも以下の項目は確認しましょう。
- VCCーGND間がショートしていないことを確認します。
- MCP23017、電解コンデンサ、LED、ダイオードが正しい向きに取り付けられていることを確認します。
- スタビライザの軸には、穴が2つ空いている側(写真右)と1つの側(写真左)があります。2つの側の下の穴にワイヤが挿入されます。
- スタビライザの台座には、ワイヤを取り付ける部分があります。
- スタビライザの軸の2つ穴が空いている側と、スタビライザの台座のワイヤを取り付ける部分の向きを揃えて、台座の下から軸を挿入します。
- 軸の下の穴にワイヤの片側を挿入します。
- 台座を側面から見て、ワイヤを手前に90度倒し、台座のワイヤ受けにカチッとはめ込みます。
- 反対側も同様に組み立てます。
- スタビライザの取り付け可能な位置は3箇所ありますが、全て取り付ける必要はありません。お好きな場所を選んで取り付けることが可能です。
- スタビライザ取付位置には、4つの穴が空いていて、上下(左右)のどちらか2つが大きくなっています。大きい穴の方にスタビライザのワイヤ部分が向くように配置し、先に大きい穴の方を差し込み、次に小さい穴の方を差し込みます。
- 浮きやズレがなく取り付けられているか確認します。
-
PCBにしっかりと押し込み、キースイッチの底面がPCBから浮いていないか確認してから、はんだ付けします。
- ボトムプレートはリバーシブルになっていますので、お好みの面を外側にしてお使いいただけます。最下段左側のねじ穴は、スタビライザと干渉するので、ひとつ右側のねじ穴を使います。
- M2x4mmねじをボトムプレートに差し込み、スペーサを取り付けます。
- ボトムプレートの上にトッププレートとPCBを重ね合わせ、M2x4mmねじで留めます。
- お好みのキーキャップを取り付けます。
ファームウェアはQMKを利用します。以下のリポジトリをクローンしてください。
クローンしたら、ローカルリポジトリのディレクトリへ移動してください。
次にキーボードをコンピュータに接続し、ブートローダモードに入ってください。
拡張キットを接続して3分割構成にする場合は、"extended"という名前のキーマップを使用します。
以下のコマンドを実行すると、ファームウェアの書き込みが始まります。書き込みに失敗する場合は、再度コマンドを実行してみてください。
$ make chidori:extended:usbasp
書き込みが完了したら、RESETスイッチ(白)を押して、ブートローダモードから抜けてください。
ファームウェアをビルドする環境の構築は、こちらのドキュメントを参考にしてください。