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PG-REX Ansible Playbook

PG-REX は、Pacemaker リポジトリパッケージと PostgreSQL レプリケーション機能を組み合わせた、データベースの高可用ソリューションです。

このリポジトリは、PG-REX の付属ドキュメントに記載されたインストール手順を Ansible で自動化した Playbook の例です。 Pacemaker リポジトリパッケージ用 Ansible Playbookと組み合わせて使用します。

対象バージョン・手順

以下のページに記載されているバージョン・手順を Ansible Playbook にしたものです。

以前のバージョンを利用する場合は、対応するブランチを checkout して使ってください。

前提条件

この playbook を使うには以下の準備をあらかじめ行っておいてください。

  • PostgreSQL 本体および PG-REX ツール類のパッケージを別途ダウンロードしておくこと。

    • 必要なパッケージは以下のコマンドでダウンロードできます。

    $ ansible-playbook 00-download.yml

    • もしくは以下のファイルを手動でダウンロードし、所定のディレクトリへ配置してください。
      • 配置ディレクトリ: roles/pgrex-install/files/
      • 配置するファイル一覧:
        • PostgreSQL公式ダウンロードサイトから入手するもの
          • postgresql11-11.*.rhel7.x86_64.rpm
          • postgresql11-contrib-11.*.rhel7.x86_64.rpm
          • postgresql11-docs-11.*.rhel7.x86_64.rpm
          • postgresql11-libs-11.*.rhel7.x86_64.rpm
          • postgresql11-server-11.*.rhel7.x86_64.rpm
        • PG-REXプロジェクトから入手するもの
          • pg-rex11-1.1-2.tar.gz
          • 展開してできる以下のファイルを配置する。
            • IO_Tty-1.11-1.el7.x86_64.rpm
            • Net_OpenSSH-0.62-1.el7.x86_64.rpm
            • pg-rex_operation_tools_script-11.2-1.el7.noarch.rpm
  • Pacemaker リポジトリパッケージ用 Ansible Playbookを実行するために必要な準備・ファイルのダウンロードを完了しておくこと。

  • STONITH機能の利用に必要なパッケージのインストールと設定を完了していること。

    • IPMI(物理環境の場合): ipmitools パッケージのインストール、ハードウェアのIPMIデバイスの設定
    • libvirt(仮想環境の場合): libvirt-client パッケージのインストール、ホストへのsshパスワード無しログイン設定
  • OSメディアもしくはリポジトリが参照できるように /etc/yum.repo.d を設定しておくこと(OS標準の依存パッケージを自動的にインストールするため)

Pacemaker リポジトリパッケージのインストール

最初に、Pacemaker リポジトリパッケージ用 Ansible Playbookを使用し、「Linux-HA Japan 追加パッケージ利用例」の手順に従って Pacemaker のインストールを行ってください。

  • 留意点
    • PG-REX では pm_logconv-cs の利用を前提としているため、「Linux-HA Japan 追加パッケージ利用例」の手順(10-pacemaker-install.yml, 11-pacemaker-tools-enable.yml の二つ)を実施してください。
    • 設定は group_vars/hacluster.pg-rex のサンプルを参考にしてください。
      • "PM_LOGCONV_CONFIG" 設定は不要です。本 playbook の中で設定します。

PG-REX playbook 設定

以下のファイルを環境に合わせ設定します。詳細はファイルの中身を参照してください。

  • hosts
    • インベントリファイル。hosts.sample を参考に構築対象ホスト名を修正して作成してください。
    • 一番目に記述したホストが初期構築時の Master ノードとなります。
  • group_vars/pgrex-cluster
    • PG-REX環境定義パラメタ設定。pgrex-cluster-sample を参考に構築環境に合わせて設定してください。

PG-REX playbook 実行例

  • (1) PG-REX 環境の構築

    • PG-REX環境の構築とPacemaker設定ファイル(crm設定ファイル)の作成を行います。

    $ ansible-playbook -u root -i hosts 10-pgrex-install.yml

    • Pacemaker設定ファイル(crm設定ファイル)は Masterノードの root ユーザのホームディレクトリに作成されます。
  • (2) PG-REX の起動

    • PG-REX の起動は PG-REX のマニュアルの手順に従います。詳細は PG-REX のマニュアルを参照してください。
    • Master ノードにログインし Master 側を起動します。初回起動時のみ、引数に以下のPacemaker設定ファイルを指定し、Pacemaker設定を反映します。

    # pg-rex_master_start PG-REX11_pm_crmgen_env.crm

    • Master ノードの起動完了後、Slave 側ノードにログインし Slave 側を起動します。

    # pg-rex_slave_start

  • (3) PG-REX の停止

    • Slave ノードにログインし、Slave 側を停止します。

    # pg-rex_stop

    • Master ノードにログインし、Master 側を停止します。

    # pg-rex_stop

  • (4) PG-REX のアンインストール

    • PG-REXを全てアンインストールします。確認のプロンプトが出ます。
    • デフォルトではデータベースの内容は削除しませんが、-e DROP_DB=true オプションを付与することでデータベースの内容も全て削除します。

    $ ansible-playbook -u root -i hosts 99-pgrex-uninstall.yml

    • データベースも全て削除する場合。

    $ ansible-playbook -u root -i hosts -e DROP_DB=true 99-pgrex-uninstall.yml

補足

  • 本 playbook は、Pacemaker 本体の設定と独立して実行やバージョンアップができるように playbook をあえて分離しています。実システムへの適用時は、それぞれを適宜組み合わせて playbook を作成するなどの部品として活用していただければと思います。
  • playbook のファイル名の数字は単にファイル名のソート順のために付与したもので深い意味はありません。
  • 19-pgrex-crm-config.yml は リソース設定の変更(Pacemaker設定ファイルの再作成と /etc/pm_logconv.conf 再設定)のみを行いたい場合に利用できます。通常は 10-pgrex-install.yml を利用するだけで充分です。

About

Ansible playbooks for PG-REX with Linux-HA Japan Pacemaker repository package.

Resources

Packages

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