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"Measuring the User Experience on a Large Scale: User-Centered Metrics for Web Applications" を読んだ
2019-01-28 08:11:29 -0800

Measuring the User Experience on a Large Scale: User-Centered Metrics for Web Applications を読んだ。

従来よく計測されがちな

  • Page View
  • Uptime
  • Latency
  • Seven-day Active Users
  • Earnings

あたりは、ユーザーエクスペリエンスの観点からいうと低レベル or 求めているものに対して直接的ではない。ページビューが上がったのは、ユーザーに好まれているからか、混乱するのであちこちクリックされているからなのか、わからない。

そこで著者らは

  • Happiness: このプロダクトが好きですか、みたいな主観的指標。サーベイなどで取得する。
  • Engagement: あるユーザーが何ページ巡ったかや、単位時間あたりの写真アップロード数など。
  • Adoption: 新規ユーザー数
  • Retention: ユーザーの継続率
  • Task Success: ユーザーがタスクを完了するまでにかかった時間や、それまでにみたユーザー向けエラーの量など。

などを測るといいよ、と提案する。

大学との共同研究ではなく、著者らはすべて Google の人々なので、これら一つ一つに「例えば Gmail では」みたいな事例がはいっていて、そこは面白い。一方で、新手法を提案する論文なら出てくるような、同じタスクを一般的な手法と提案手法とでやってみて、これとこれは相関していて、みたいな議論は一切なく、有用性に関しての議論が「Google で使われてます!」だけなのは、ちょっと物足りない。

後半では、ゴール (達成したいこと), シグナル (それが達成できたかを示すなにか) があって、最後にメトリクス (時系列にプロットできるような指標) があるんですよ、という話もしている。