YukkuriMovieMaker4(YMM4)上で動作する、高精度なクロマキー合成を実現する映像エフェクトプラグインです。 7 種類の色空間による色距離計算、グラデーションキーカラー、スピル除去、例外色設定、残存色補正、前景色補正、リアルタイムパラメータ検証パネル、8 言語対応 UI を搭載しています。
本プラグインは YMM4 の「映像エフェクト」として動作する高精度クロマキーエフェクトです。 タイムライン上のアイテムに追加した「拡張クロマキー」ひとつで、緑・青・赤などの定型キーカラーだけでなく、任意のカスタムカラーをあらゆる色空間で指定してキーイングできます。 グラデーションによる範囲キーイング、スピル除去、エッジ品質調整、例外色による保護、残存色の色補正、前景の明るさ・コントラスト・彩度調整など、プロ品質の合成に必要な機能を網羅しています。 プロパティパネル最上部に常駐する検証パネルが、パラメータの矛盾や非効率な設定をリアルタイムで検出・通知するため、初心者から上級者まで安心して使用できます。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 (64bit) |
| YukkuriMovieMaker4 | 最新版を推奨 |
| ランタイム | .NET 10.0 |
| GPU | Direct2D 対応 GPU(カスタムピクセルシェーダー実行環境) |
- Releases ページから最新のプラグインファイル(
.ymme)をダウンロードしてください。 - YMM4 が起動していないことを確認し、ダウンロードしたファイルを実行(ダブルクリック)してインストールします。
- YMM4 を起動し、タイムライン上のアイテムを選択します。
- 映像エフェクトの追加から 「拡張クロマキー」 を選択してください。
「主要キーイング色」で カスタム を選択した場合、「色空間(カスタム用)」で色距離計算に使用する色空間を切り替えられます。用途に応じた最適な色空間を選ぶことで、難易度の高い素材にも対応できます。
| 色空間 | 特徴 |
|---|---|
| RGB (標準) | 標準的なRGB色距離。高速で汎用的 |
| HSV (色相重視) | 色相を軸に判定。色相範囲・彩度閾値を追加指定可能 |
| CIE Lab (知覚的) | 人の知覚に近い色距離。最もナチュラルな分離が可能 |
| YUV (放送品質) | 放送映像の標準色空間。明度範囲指定に対応 |
| XYZ (CIE標準) | CIE標準三刺激値による色距離計算 |
| LCH (知覚円筒) | Lab を円筒座標に変換。色相範囲指定に対応 |
| CIEDE2000 (最高精度) | 最高精度のΔE計算。最も緻密な色分離が可能 |
また、「主要キーイング色」で 緑 / 青 / 赤 を選択した場合は、プリセットベースの高速キーイングアルゴリズムが動作します。
「カスタム」モードでは「基本色」と「終端色」の 2 色を指定し、「グラデーション強度」と「グラデーション角度」を組み合わせることで、画面上の位置に応じてキーカラーを変化させるグラデーションキーイングが可能です。照明ムラのある背景の除去に有効です。
- 基本色:透過の基準となる起点カラー
- 終端色:グラデーションの終点カラー。「グラデーション強度」が 0% の場合は無効
- グラデーション強度:グラデーション効果の強さ(0% で基本色のみ)
- グラデーション角度:グラデーションの方向(度数)
エッジの品質をきめ細かく制御できる複数のフィルター処理を搭載しています。
- エッジの柔らかさ:透過境界のフェード幅を調整
- クリップ(黒) / クリップ(白):マスクの黒・白レベルを調整してノイズ除去や前景の締まりを改善
- エッジぼかし:マスク境界をぼかして粗いエッジを滑らかに
- エッジバランス:キーイング境界を内側・外側に微調整(プラスで内側、マイナスで外側)
- デスポット:マスク内の小さなノイズ(穴・ゴミ)を除去
- エッジの浸食:マスク境界を拡大・縮小してフリンジを除去
- エッジの色のじみ除去:輪郭部分の色かぶりを低減してより自然な合成を実現
- キー・クリーンアップ:キーイングしたマスク境界を微調整(マイナスで縮小、プラスで拡大)
- エッジ検出:輪郭のディテールを保持する強度
- ノイズ除去:マスクから細かいノイズを除去
- フェザリング:マスクのエッジをぼかして背景と自然になじませる
- スピル除去:被写体への背景色の映り込み(色かぶり)を除去
- 半透明デスピル:ガラス・煙・モーションブラーなど半透明部分のスピルを除去
- 透明度品質:煙などの高透明度部分の処理品質を向上
- アルファブレンド調整:前景と背景の混合処理を微調整
- 輝度ミックス:輝度情報をキーイング判定にどれだけ使用するかを調整
- 品質プリセット:高速 / バランス / 高品質の 3 段階で処理品質を選択
キーイングで除去した領域を指定した色で置き換えることができます。
- 置換色:除去した領域を置き換える色(透明を指定すると不透明度を下げる効果)
- 置換の強度:置換色で塗りつぶす強度
- 輝度保持:色置換時に元の輝度をどれだけ保持するか
「例外設定」を有効にすることで、キーイングから除外したい色の範囲を保護できます。被写体に緑のロゴや青い衣装がある場合などに有効です。
- 例外色1 (基本):除外する基本色(透明の場合は機能しない)
- 例外色2 (終端):グラデーションの終点色(例外色1 と同様のグラデーション指定が可能)
- 許容値:例外色の許容範囲
- グラデーション強度:例外色のグラデーション効果の強さ
- グラデーション角度:例外色のグラデーション方向
「色補正」を有効にすることで、キーイング後の映像に対して色補正を適用できます。
- 補正対象色:補正したい残存背景色
- 補正後の色:残存色を変換する目標色
- 残存色補正:クロマキーで残った背景色を別の色に変換する強度
- 補正許容値:色補正の許容範囲(大きいほど広い範囲が補正される)
- 前景の明るさ:キーイング後の前景の明るさ調整(-100% ~ +100%)
- 前景のコントラスト:キーイング後の前景のコントラスト調整
- 前景の彩度:キーイング後の前景の彩度調整
「完全クロマキー」をオンにすると、輝度を保持せず指定色範囲を完全に透過させます。スピル除去・エッジ彩度除去・輝度保持なども自動的に無効化され、シンプルかつ確実な透過が得られます。
プロパティパネル最上部に常駐する検証パネル(ParameterValidationPanel)が、パラメータの組み合わせをリアルタイムで分析し、問題や注意点を自動的に通知します。メッセージが複数ある場合は、優先度の高いものから表示され、「+N」バッジで追加件数を示します。パネルにマウスを合わせると全メッセージのツールチップが表示されます。
| レベル | 色 | 内容 |
|---|---|---|
| エラー | 赤 | キーイングが正常に動作しない設定を検出 |
| 警告 | 黄 | 意図しない結果になる可能性がある設定 |
| パフォーマンス | 黄 | 処理負荷が高くなる組み合わせを検出 |
| 情報 | 青 | 設定の効果が無効になっているケースの通知 |
| アップデート | 緑 | 新しいバージョンが利用可能な場合に通知 |
プラグイン読み込み時に GitHub の最新リリースを確認し、新しいバージョンが公開されている場合は検証パネルに通知を表示します。通知はアップデート優先で表示され、他のメッセージより前面に出ます。
YMM4 の言語設定に合わせて UI テキスト、グループ名、パラメータ名、バリデーションメッセージがすべて自動で切り替わります。
対応言語:日本語 (ja-jp)、英語 (en-us)、中国語簡体字 (zh-cn)、中国語繁体字 (zh-tw)、韓国語 (ko-kr)、スペイン語 (es-es)、アラビア語 (ar-sa)、インドネシア語 (id-id)
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 基本色 | Color | 透明 | ✗ | 透過する基本色を指定します。カスタムモード時は必ず不透明に設定してください。 |
| 終端色 | Color | 透明 | ✗ | グラデーションの終端色。基本色とこの色の間がキーイング対象になります。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 主要キーイング色 | 列挙型 | カスタム | ✗ | キーイングの基準色。カスタム / 緑 / 青 / 赤 から選択。 |
| 色空間(カスタム用) | 列挙型 | CIE Lab (知覚的) | ✗ | カスタムモード時の色距離計算に使用する色空間。 |
| 色相範囲 | Animation | 10% | ✓ | HSV / LCH 色空間使用時の色相許容範囲。 |
| 彩度閾値 | Animation | 10% | ✓ | HSV 色空間使用時。この値以下の彩度の色は明度のみで比較されます。 |
| 明度範囲 | Animation | 40% | ✓ | RGB / YUV 色空間使用時の明度差の許容範囲。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 許容値 | Animation | 20% | ✓ | 色の許容範囲。0% で選択した色のみが対象。 |
| 輝度ミックス | Animation | 50% | ✓ | 輝度をキーイング判定にどれだけ使用するかを調整。 |
| エッジの柔らかさ | Animation | 10% | ✓ | 透過境界の柔らかさを調整。 |
| クリップ(黒) | Animation | 0% | ✓ | マスクの黒レベルを調整。背景ノイズ除去に有効。 |
| クリップ(白) | Animation | 100% | ✓ | マスクの白レベルを調整。前景(発光部分)をくっきり残すのに有効。 |
| エッジぼかし | Animation | 0px | ✓ | マスク境界をぼかして滑らかにします。完全クロマキーモードでは無効。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| グラデーション強度 | Animation | 0% | ✓ | グラデーション効果の強さ。0% で基本色のみ。カスタムモード専用。 |
| グラデーション角度 | Animation | 90° | ✓ | グラデーションの方向(度数)。カスタムモード専用。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 置換色 | Color | 透明 | ✗ | 除去した領域を置き換える色。完全クロマキーモードでは無効。 |
| 置換の強度 | Animation | 0% | ✓ | 除去領域を置換色で塗りつぶす強度。完全クロマキーモードでは無効。 |
| 輝度保持 | Animation | 75% | ✓ | 色置換時に元の輝度をどれだけ保持するか。完全クロマキーモードでは無効。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| スピル除去 | Animation | 15% | ✓ | 背景色の被写体への映り込みを除去。完全クロマキーモードでは無効。 |
| エッジバランス | Animation | 0% | ✓ | キーイング境界を内外に調整(+で内側、-で外側)。完全クロマキーモードでは無効。 |
| デスポット | Animation | 0px | ✓ | マスク内の小さなノイズを除去。完全クロマキーモードでは無効。 |
| エッジの浸食 | Animation | 0px | ✓ | マスク境界を拡大(+)・縮小(-)。完全クロマキーモードでは無効。 |
| エッジの色のじみ除去 | Animation | 20% | ✓ | 輪郭部分の色の映り込みを低減。完全クロマキーモードでは無効。 |
| キー・クリーンアップ | Animation | 0px | ✓ | キーイングしたマスク境界を微調整。完全クロマキーモードでは無効。 |
| エッジ検出 | Animation | 0% | ✓ | 輪郭ディテールを保持する強度。完全クロマキーモードでは無効。 |
| ノイズ除去 | Animation | 0% | ✓ | マスクから細かいノイズを除去。 |
| フェザリング | Animation | 0% | ✓ | マスクのエッジをぼかして背景となじませる。 |
| 半透明デスピル | Animation | 0% | ✓ | 半透明部分のスピルを除去。完全クロマキーモードでは無効。 |
| 透明度品質 | Animation | 50% | ✓ | 高透明度部分(煙など)の処理品質を向上。 |
| アルファブレンド調整 | Animation | 0% | ✓ | 前景と背景の混合処理を調整。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 有効 | bool | オフ | ✗ | 例外設定を有効にします。 |
| 例外色1 (基本) | Color | 透明 | ✗ | クロマキーから除外する基本色。透明の場合は機能しない。 |
| 例外色2 (終端) | Color | 透明 | ✗ | 例外のグラデーション終端色。 |
| 許容値 | Animation | 10% | ✓ | 例外色の許容範囲。 |
| グラデーション強度 | Animation | 0% | ✓ | 例外色のグラデーション効果の強さ。 |
| グラデーション角度 | Animation | 90° | ✓ | 例外色のグラデーション方向。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 有効 | bool | オフ | ✗ | 色補正を有効にします。 |
| 補正対象色 | Color | 透明 | ✗ | 補正したい残存背景色を指定。 |
| 補正後の色 | Color | 透明 | ✗ | 残存色を変換する目標色。 |
| 残存色補正 | Animation | 0% | ✓ | クロマキーで残った背景色を別の色に変換する強度。 |
| 補正許容値 | Animation | 50% | ✓ | 色補正の許容範囲。 |
| 前景の明るさ | Animation | 0% | ✓ | キーイング後の前景の明るさ調整(-100% ~ +100%)。 |
| 前景のコントラスト | Animation | 0% | ✓ | キーイング後の前景のコントラスト調整。 |
| 前景の彩度 | Animation | 0% | ✓ | キーイング後の前景の彩度調整。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 完全クロマキー | bool | オフ | ✗ | オンにすると輝度を保持せず完全透過。スピル除去なども無効になります。 |
| 反転 | bool | オフ | ✗ | 透過範囲を反転します。 |
| 品質プリセット | 列挙型 | バランス | ✗ | 処理品質を選択。高品質ほど処理が重くなります。 |
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | アニメーション | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 表示モード | 列挙型 | 最終結果 | ✗ | デバッグ用に各処理段階の画像を表示します。 |
「表示モード」の選択肢:
| 値 | 表示内容 |
|---|---|
| 最終結果 | 通常の合成結果 |
| マスク表示 | キーイングマスクをグレースケールで表示 |
| 色距離 | キーカラーとの色距離をグレースケールで表示 |
| スピル除去後 | スピル除去処理後の映像を表示 |
| 色補正後 | 色補正処理後の映像を表示 |
プロパティパネル上部の検証パネルに表示されるメッセージの一覧です。
| 条件 | メッセージ |
|---|---|
| カスタムモードで基本色が透明 | カスタムモードでは、基本色を不透明に設定してください。完全に透明な色はキーイングできません。 |
| クリップ(黒)の値がクリップ(白)以上 | クリップ(黒)の値がクリップ(白)以上になっています。マスクが正常に生成されません。 |
| 条件 | メッセージ |
|---|---|
| 許容値が極端に低い(1%未満) | 許容値が極端に低いため、意図した範囲が透過されない可能性があります。 |
| 許容値が極端に高い(85%超) | 許容値が極端に高いため、前景の意図しない部分まで透過される可能性があります。 |
| エッジの柔らかさ > 0 かつ 許容値 < 1% | エッジの柔らかさを機能させるには、許容値を少し上げる必要があります。 |
| 輝度ミックスが高い(90%超) | 輝度ミックスが高すぎると、色の情報が無視され、明るさだけでキーイングされます。 |
| クリップとエッジの柔らかさが同時に高い | クリップ設定とエッジの柔らかさの両方が高く設定されています。意図しない硬い輪郭になる可能性があります。 |
| グラデーション強度が高い(90%超) | グラデーション強度が高すぎると、意図しない範囲まで透過される可能性があります。 |
| 例外色が透明かつ例外許容値 > 0 | 例外色が透明に設定されているため、「例外設定」は機能しません。 |
| 条件 | メッセージ |
|---|---|
| 高品質プリセットかつ重い処理を同時に使用 | 高品質モードで重い処理が組み合わさっています。パフォーマンスに影響する可能性があります。 |
| 条件 | メッセージ |
|---|---|
| グラデーション強度が 0% なのに終端色 / 角度を変更 | グラデーション強度が0%のため、「終端色」と「グラデーション角度」は効果がありません。 |
| カスタムモードかつスピル除去 > 0 | スピル除去は、主要キーイング色が「緑」「青」「赤」の時に最も効果的です。 |
| 置換の強度が 0% なのに置換色 / 輝度保持を変更 | 置換の強度が0%のため、「置換色」と「輝度保持」は効果がありません。 |
| 置換の強度 > 0 かつ置換色が透明 | 置換色が透明です。これは除去した領域の不透明度を下げる効果になります。 |
| カスタム以外かつ色空間が Lab 以外 | 色空間の変更は、主要キーイング色が「カスタム」の時にのみ適用されます。 |
| 色相範囲 > 0 かつ HSV / LCH 以外の色空間 | 色相範囲は、色空間が「HSV」または「LCH」の場合にのみ有効です。 |
| 彩度閾値 > 0 かつ HSV 以外の色空間 | 彩度閾値は、色空間が「HSV」の場合にのみ有効です。 |
| 明度範囲 > 0 かつ RGB / YUV 以外の色空間 | 明度範囲は、色空間が「RGB」または「YUV」の場合にのみ有効です。 |
| 完全クロマキーかつスピル除去 / エッジ彩度 / 輝度保持が有効 | 完全クロマキーモードでは、スピル除去・エッジ彩度除去・輝度保持は無効になります。 |
| 例外グラデーション強度 0% なのに例外色2 / 角度を変更 | 例外グラデーション強度が0%のため、「例外色2 (終端)」と「グラデーション角度」は効果がありません。 |
| 残存色補正が 0% なのに補正対象色 / 補正後の色を変更 | 残存色補正の強度が0%のため、「補正対象色」と「補正後の色」は効果がありません。 |
- タイムラインで映像アイテム(動画・画像など)を選択します。
- 映像エフェクトの追加から「拡張クロマキー」を選択します。
- プロパティパネルに検証パネルとパラメータ一覧が表示されます。
- 「主要キーイング色」で 緑 を選択します。
- 「許容値」を調整して透過範囲を広げます(目安: 20~40%)。
- 「エッジの柔らかさ」を 5~15% 程度に設定してエッジを滑らかにします。
- 「スピル除去」を 10~30% 程度に設定して被写体への緑の映り込みを除去します。
- 必要に応じて「クリップ(黒)」「クリップ(白)」でマスクの黒白レベルを調整します。
- 「主要キーイング色」で カスタム を選択します。
- 「基本色」で背景の代表色をスポイトで取得します(必ず不透明に設定)。
- 「色空間(カスタム用)」を選択します(最初は CIE Lab (知覚的) を推奨)。
- 「許容値」で透過範囲を調整します。
- 照明ムラがある場合は「終端色」と「グラデーション強度 / 角度」を設定してグラデーションキーイングを有効にします。
- 「例外設定」の「有効」をオンにします。
- 「例外色1 (基本)」で保護したい色を指定します(不透明に設定)。
- 「許容値」で保護範囲を調整します。
- 被写体に色のグラデーションがある場合は「例外色2 (終端)」と「グラデーション強度 / 角度」を活用します。
- 「色補正」の「有効」をオンにします。
- 「前景の明るさ」「前景のコントラスト」「前景の彩度」で前景の色調を調整します。
- クロマキー後に残った背景色がある場合は「補正対象色」にその色を指定し、「補正後の色」と「残存色補正」で修正します。
- 「表示モード」を「マスク表示」に切り替えると、マスク(白: 前景 / 黒: 背景)をグレースケールで確認できます。
- 「色距離」モードでは、キーカラーとの色距離をビジュアルで確認してパラメータ調整の参考にできます。
- 「スピル除去後」「色補正後」モードで各処理段階の中間結果を確認できます。
- パラメータ調整が完了したら「最終結果」に戻してください。
- プロパティパネル上部に表示されているメッセージの内容を確認します。
- 赤(エラー)のメッセージは必ず解消してください。正常にキーイングできません。
- 黄(警告)のメッセージはケースによっては意図通りの設定の場合もありますが、内容を確認してください。
- 青(情報)のメッセージは設定の効果が無効になっているケースの通知です。不要なパラメータを初期値に戻すと解消されます。
- メッセージにマウスを合わせると全メッセージのツールチップが表示されます(「+N」バッジがある場合)。
- AviUtl 形式(
.exo)への出力には対応していません。 - 「完全クロマキー」をオンにすると、スピル除去・エッジぼかし・エッジバランス・デスポット・エッジの浸食・エッジの色のじみ除去・キー・クリーンアップ・エッジ検出・置換色関連・半透明デスピルが無効になります。
- カスタムモードで「基本色」を透明(アルファ 0)に設定した場合、キーイングは実行されません。検証パネルにエラーが表示されます。
- 「クリップ(黒)」の値が「クリップ(白)」以上になるとマスクが正常に生成されません。検証パネルにエラーが表示されます。
- 「品質プリセット」を「高品質」に設定した状態で「エッジぼかし」「デスポット」など重い処理を組み合わせると、処理負荷が大きくなります。プレビュー中のパフォーマンスに影響する場合は「高速」または「バランス」をお試しください。
- 「CIEDE2000 (最高精度)」は最も精度が高い反面、計算コストも最大です。
- 「色相範囲」は色空間が「HSV」または「LCH」の場合のみ有効です。「彩度閾値」は「HSV」のみ有効です。「明度範囲」は「RGB」「YUV」のみ有効です。
- 「スピル除去」は「主要キーイング色」が「緑」「青」「赤」のときに最も効果的です。カスタムモードでも動作しますが、効果が限定的な場合があります。
本プラグインは MIT ライセンスのもとで公開されています。
本ソフトウェアは「現状のまま」提供されており、明示・黙示を問わず、商品性、特定目的への適合性、および権利非侵害に関する保証を含む、いかなる種類の保証も行いません。
作者は、本プラグインの使用または使用不能に起因するいかなる損害についても、一切の責任を負いません。 ご利用は自己責任でお願いします。
