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Japan's Conscription in WW3

A fictional story written in Japanese.

徴兵

週2日だけ形ばかり警備員の仕事をして、食費くらいは稼げるが、あとは親の貯金を切り崩して暮らしてきた。アパートの家賃と町内会費だけは真面目に払っていたら、その町内会から徴兵の通知が来た。

荷物はスーツケースとリュックひとつに収まった。アパートの鍵は隣室の郵便受けに投げ込んで、駐屯地へと向かった。ゴミはすべてまとめて収集所に置いた。分別では何度か怒られたが、もう顔を合わすこともあるまい。

期日までは余裕があるが、受付時間は朝の7時から9時だという。駅の時刻表で見てみたら、始発で行っても受付時間に間に合わない。それでも最寄り駅まで行ってみたが、ここから歩いたら夜になってしまう。駅前には何もないので、何もせずに時間を潰した。

複数の駅を見回っている駅員が、見かねて宿直室に入れてくれた。駅員は帰ったし、何もすることがないが、寝るには早い。行きの電車にかわいい女子高生がいたので、その子を媒体にマスターベーションした。やせていて、少し冷たい印象の顔立ち。駅に着いたとき友達を見つけて笑顔で声をかけあって、その笑顔はとても美しく、その声はさらに美しかった。

ポケットティッシュが残り1枚なので精液を拭き取れるかこころもとない。この部屋にはゴミ箱がないので、とりあえず床に置いた。

朝には駐屯地の人が車で迎えに来た。駐屯地に着き支給の服に着替えると、青森まで移動だという。長距離の移動に備えて、飲み物を飲みトイレに行っていたら、置いていかれてしまった。正確な集合場所と時間を誰も教えてくれないので、こうなるのは当然だ。

香港で、民主化を求める民衆に軍が実弾をもって応えたのが始まりだった。台湾が香港の救援に向かい、逆に台湾が侵攻されて、フィリピンと日本が台湾の救援に向かったところ、それも失敗し、日本は石垣島を失ったところで戦線は膠着した。山形駐屯地は石垣島に行くことはないと思っていたが、ロシア軍が津軽海峡の確保を狙って鯵ヶ沢に上陸し、山形駐屯地も青森県に救援に行くことになった。

改めて車を出してもらうのも悪いので徒歩で行くことにした。このまま逃亡しても追ってくる者はいないが、給金が支給されないのは困る。

幹線道路とトンネルは空爆の危険がある。日本の古い農村は山林と平地の境界に沿って集落があるので、それらをつなぐ長い道がある。片側が山の陰になるので空爆を避けやすい。

峠越えのため山道に入ったところで歩哨に出会った。若い女性が二人、銃を土において、コンクリートに座って話し込んでいる。私が敬礼すると、二人は不揃いな敬礼を返した。あとは所属を言うべきだろうが、それをまだ教わっていないので、駐屯地と名前を言った。

一人が「アスレチックワールドチャンピョンシップ団、兵站参謀、アスカ。」と不自然に声を張って言ったので、もう一人は噴き出してしまった。

「アスレチックワールドチャン(笑)(笑)ピョンシップ団(笑)(笑)(笑)うふふふふふ、はー、アヤ。」と完全にふざけている。

「こいつはアヤッペ。ペでいいから。」

「いやいやいやペはないから。ペだけはないから。」

「だってアヤとアヤネがいたらまぎらわしいでしょ。」

顔の半分がつられ笑いをした状態で固まっていると、私はアスレチック(略)団の全体会議に連れて来られた。

アスレチックワールドチャンピョンシップ団は女性4人と男性2人からなるゲリラ部隊で、女性はアヤネ(隊長)、リエ、アスカ、アヤ、男性はスシ、カラアゲといった。女性はともかく男性は自己紹介で好きな食べ物を言ったような名だ。アヤネはア団を日本からもロシアからも独立した武装勢力だと説明した。私はア団に入隊するか捕虜になるかを選択する権利が与えられたが、後者を選択すると双方ともに面倒なことになることがアヤネの表情から明らかだった。

私の軍服の徽章を、アスカはカッターナイフでぷつぷつと取り外した。アヤは「アスレチックワールドチャンピョンシップ」と英語で書かれたワッペンを縫いつけた。後で聞いたところによると、民家を占領して裁縫道具を接収したとき、このワッペンが500個入った袋を徴用したのだという。このワッペンの意味のない英語が隊の名前になった。

アヤネは部屋割りの変更を命じ、私とリエが小テントに割り当てられた。小テントの中で毛布にくるまると、リエはいろいろなことを話した。 

アスレチックワールドチャンピョンシップ団の隊員は、徴兵されてから駐屯地で日常的に暴力(おそらく性的なものを含む)を受けていたのだが、アヤネの行動に呼応して駐屯地を脱走した者たちだった。その後、ロシア兵に捕まって散々な目にあったが、武器を取り戻し、山中に潜伏することができた。

リエはこちらの反応を待たずに自分の話したいことを際限なく話す子だった。私はこういう女の子が好きだ。私は適当に相槌を打ったり、笑顔を作ったりした。

「ヨシオはこういうの初めて?」とリエは聞いた。今日が徴兵された初日だから初めてのことばかりだ。リエは服を脱ぎ、キャミソールの下着があらわになった。

リエの顔面はアトピー性皮膚炎に覆われていた。リエの髪は首筋より上で切りそろえられており、前髪は目のすぐ上までを覆っていた。薄暗いテントの中でも、リエの瞳は深く澄んだ色をしていた。

リエが目を閉じて口を突き出したので、私もそれに従った。私の一生分の性欲が報われるまで、何度も息継ぎをしてキスを続けた。

「アヤネじゃなくてごめんね。アヤネは美人だけどいつも忙しいから。」とリエは言った。アヤネはこの隊の中では美人だが、世間的にはたかだか中の上くらいだ。客観的に見てリエが美人かどうかは分からないが、私はリエが好きだ。

リエは小柄で、手足は小学生かと思うくらい細かった。けれども、大学の卒業論文が書きかけのまま徴兵されたと話していたので、私より年上と分かった。声と表情は子供のようなのに、キスを誘う瞬間は大人の女性になった。脚には肉がなく、胸にはうっすらと脂肪が乗っているだけなのに、乳首と陰唇は男性を受け入れる形をしていた。

この隊ではアヤネとリエが交代で男性の性欲を介助していた。アヤが外されたのは「何度言っても避妊のやり方を憶えないから」で、アスカがこの任にあたらないのは、過去に受けた虐待の内容によるらしい。リエは経口避妊薬と、あまり効果の強くない向精神薬を飲んでいた。ゲリラ部隊が薬局を襲撃して経口避妊薬を強奪することがあるのだ。

私はリエの身体のすべてが欲しくて、耳、額の生え際、唇、二の腕、一の腕、手の指、鎖骨、乳房、乳首、腹、恥丘、太股、膝の裏、くるぶし、足の指の順にキスをした。膣は思いのほか濡れていて、指はすぐに入った。私はペニスをうまく挿入することができなかったが、リエが指で正しい位置に入れてくれた。

リエの手が私の背中に回ると、二人の身体が一体になったと感じて、本当に感激した。私の顔の位置からはリエの耳と首筋を見ることができて、どちらもとても美しかった。私はリエのいちばん深いところをイメージして射精した。

ペニスが萎縮するなか二人は表情を忘れたまま見つめあった。リエと私は、それぞれ体液を拭き取って、互いの吐息が顔にかかる位置で眠りについた。