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えっと、このツールはJpegのExifにGEO TAGを埋め込むためのツールです。 同じことをできるツールはたくさんあるけど、売りとしてはGT-730FL/S(Skytraq版)からデータを直接読めるようにしていること。 それと、位置情報を読み込む部分をプラグインにしていること。 ほかの対応は作りこんでないけど、GT-730FL/S以外のGPSロガーに対応したりできること。
今まではCanwayとかGPSBabelでGT-730FL/Sから取得した位置データをGPXにして、ViewNX 2でExifにGEO TAGを設定するという使い方をしていた。 もっと楽にやりたいなと思ったのが始まり。
動作検証のために作成しているので、データフォーマットなんかで考慮が足りないことが多いと思う。 これで自分がしたいことはできちゃっているので、完成させられるかは微妙。
- Bayaki.exeとSkyTraqPlugin.dllを適当なフォルダに置く
- Bayakiのデフォルトでは、GPXとKMLしか読み込めない。
- Plugin化しているSkytraqを使うとGT-730FL/Sから位置情報を読み込める
- SkyTraqPlugin.dllの読み込みはツールバーのコンテキストメニューから読み込む
- 位置情報は一度読み込んだら基本は保持し続ける
- ユーザ操作で位置情報は削除できる
- この状態で写真を読み込めば、一致する位置情報を特定して付加する
- チェックボックスにチェックが入った状態で「Update」をクリックするとGEO TAG付きで保存する
- 位置情報や設定情報はMy Documentsに保存する
- A-GPS(Ephemeris)をSkytraqのFTPから取得して設定することができる
- Skaytraq共通だとは思うものの、GT-730FL/Sでのみ動作確認
- 設定や読み込んだ位置情報はMy Documents\Bayaki folder に保存
- ファイル名は状況で色が変わる
- 位置データを確定(同一時間)=黒
- 位置データを確定(時間近似)=ピンク
- 位置データを確定できないが、もともとも位置データがある=青
- 位置データを確定できず、もともとの位置データもない=黒
- 取り込んだ位置情報を地図上に描画するとともに、速度をグラフ化
Exifを読んだり書いたり、手がかかる箇所は全編ライブラリが機能提供してくれていて、自分がやることといえば、体裁を整えることくらい。 Exifを読み込む部分独自で書いてみたけど、まぁ入れ子になったデータの構造がしんどい。 こんな部分を一括でお世話してもらえるってすごい。
- GPXファイルから位置情報を読み込む
- GT-730FL/Sから位置情報を読み込む
- GT-730FL/Sのログを消去する
- GT-730FL/SにA-GPSのデータ(Ephemeris)を書き込む
- GT-730FL/SのLog設定を行う
- GT-730FL/Sの読み書きは10秒のタイムアウトでリトライ
- 取り込んだ位置情報とJPEGの撮影時間から位置合わせしてGEO TAGを設定する
- 設定したGEO TAGをもとに地図表示をする
- GEO TAGを設定したJPEGを保存する
- 取り込んだ位置情報をGPXに書き出す
- 地図表示はYOLPで表示
- JPEGをPreviewしたときのMAP上マーカーをドラッグすると位置情報を修正可能
- 画像Previewのコンテキストメニューから位置情報の削除が可能
- 画像Previewのコンテキストメニューから位置情報の付加が可能
- JPEGの位置合わせはより近いデータを利用する
- KMLを読み込めるので、google mapsのタイムラインをエクスポートした情報を利用可能
- 位置情報のプレビューでWaypointを表示
- GPSBabelを実行して結果を取り込むことができる(なので、ほとんどのロガーで使えるはず)
- 同一時間がないときの位置情報は時間の近い値も採用する「撮影時間から20分以内の近い時間」
- 同一時間がないときの位置情報は移動がない値も採用する「撮影時間前後の2点が1600mより近い場合の、撮影時間に近い時間」
- Skytraqの通信処理をもう少し汎用化したい
- Exifの書き込みを独自で実装したい
- 位置情報の取り込みで複数のtrksegを考慮したい
- KMLとCSVの出力を実装したい
- やりたいことをある程度作りこんだら、全体を作り直して、アルファ版に移行したい。
- ツールの名前をもうちょとなんとかしたい(「焼き場」に誤読されそうだし)
- アイコンが酷いのでもうちょっとちゃんとしたい
- データの保存先を設定できるように考えたい
- Pluginのアイコンについては自分で並べたいかも
- Exifに緯度経度を格納するとき、端数の出ない変換を考えたい
自分が持っているのは、SkyTraq製のチップを利用したバージョンだが、調べてみるとSiRF製のチップを利用したバージョンもあるらしい。 USBコネクタの付け根が銀色か黒色かで見分けるらしいですが、詳細は秋月電子のサイトに記載があります。 他方、コマンドは互換があるように書かれているサイトもあります。 しかし、SiRF版のGT-730FL/Sで、SkyTraqPlugin.dllを利用したとき何が起こるかはわからないので、利用は避けてもらったほうが良いかなと思います。とくに、A-GPS(Ephemeris)の書き込みとかは利用しないでほしいです(書き込み用のコマンドでNACKが返るなら動作しないだけのはずだけど)。 SiRF版のGT-730FL/Sを利用している場合は、GPSBabelPlugin.dllを利用したほうがよさそう。
そんなかんじ