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smkwlab/latex-environment

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VSCode + devcontainer LaTeX 環境

LaTeX の環境を、VSCode + devcontainer により構築する。 この環境は、LaTeX に加え、textlint も利用可能である。

本環境が用いるコンテナイメージは texlive-ja-textlint で構築したものである。

1. 基礎環境構築

VSCode + devcontainer を利用するために、 まず VSCode + devcontainer 環境構築の手順に従って基礎となる環境を構築する。

LaTeX 処理系は VSCode の devcontainer 機能が自動的にインストールする。

2. リポジトリの作成

文章ごとに、本リポジトリを元にリポジトリを作成する。

したがって、文章ごとにコンテナを作成することになる。 ただし、コンテナイメージは build 済みのものを利用することと、 すべての devcontainer で共通のコンテナイメージを使うため、 コンテナ構築時間やディスク容量的な負荷は大きくはない。

2.1 リモートリポジトリ

以下の手順で GitHub 上にリポジトリを作成する。

  1. このリポジトリUse this template ボタンを押して Create a new repository を選択

2.2 ローカルリポジトリ

リモートリポジトリで作成したリポジトリを、自分の PC にクローンする。

  • GitHub 上で Code をクリックし Open with GitHub Desktop をクリック
  • もちろん、他の方法でクローンしても良い

3. LaTeX環境の構築

VSCode の devcontainer 機能が LaTeX 環境を自動で構築する

  1. ローカルリポジトリでクローンしたリポジトリを VSCode で開く。
    • GitHub DesktopOpen in Visual Studio Code をクリックするのが簡単。
  2. VSCode 上に devcontainer に関するダイアログが表示されるので、Reopen in Container をクリック
    • 初回は、devcontainer 機能が LaTeX 用コンテナを設定(ダウンロード)するので、少し時間がかかる。

4. LaTeX ファイルの編集

あとは、適宜 .tex ファイルを作成し編集する。

.texファイルを保存すると、自動で latexmk が起動し PDF ファイルを生成する。 この動作が不要な場合には settings.json中の以下の行の onSavenever などに変更する。

"latex-workshop.latex.autoBuild.run": "onSave",

SyncTeX も有効なので、.tex ファイルと PDF ファイルの相互ジャンプも可能。 texファイル上で Ctrl+Alt+j (command+option+j)を押すと、対応する位置に PDF 表示がジャンプする。 PDF表示上で、Ctrl(command)を押しながらクリックすると、対応する tex ファイルの行にカーソルがジャンプする。

.texファイル保存時には textlint も起動し文章をチェックする。 この結果は VSCode問題ウィンドウに表示される。