jwm の更新

[tsutsui]

jwm のリリース版は 20170721 の 2.3.7 以降出ていないが、 github では活発に更新されている。
https://github.com/joewing/jwm/commits/master

単にリリースの機会をいつにするのかということがあまり考えられていないようで、 2.3.7 のときも PuppyLinux (jwm をメインで使っている軽量ディストリ) の中の人に「次のリリース出ないんですかね〜」というようなお伺いを立てたりしたことがあるのだが、とりあえず 2017/9 の時点で README.upgrade に 2.4.0 という記載は登場している。
https://github.com/joewing/jwm/commits/master/README.upgrading

2.4.0 のリリースに向けて準備と調査をしておく。

[tsutsui]

とりあえず github issue で 2.4.0 の予定を質問してみた。

[tsutsui]

書くのをサボっていたが、 2021/11/7 に jwm 2.4.0 がリリースされている。
http://joewing.net/projects/jwm/release-2.4.html

pkgsrc/wm/jwm も更新済み。
https://mail-index.netbsd.org/pkgsrc-changes/2021/11/14/msg243293.html

ておくれ Live Image 的には jwm パッケージ更新以外に ~/.jwmrc の更新と配置場所の検討がある。

• 配布の system.jwmrc には 2.3.7 からの差分は無い
• ただし、 jwm本体の機能としてマウスオペレーションに対する機能割付ができるようになったので、
  従来どおりの機能割当にするなら追加の記述が必要。
  これはリリースノートに記載のある xsltproc jwm-2.4.xslt で生成できるが、
  Live Image的デフォルトをどうするかは要検討
• "Added ~/.config/jwm/jwmrc as the new default location for per-user configuration"
  というリリースノート記載に対する処置の検討も必要。
  手元で動かしている限りでは、従来どおりの ~/.jwmrc も参照はされるようである

Live Image作業の本題とは別の話として、jwm自身に以下の問題があり、
この問題の修正の pull request or issue を投げるという宿題もある。

• po/Makefile.in.in の ％mkdir_p% の記述が新しい autoconf に対応していない (コミットログ参照)
• Task Tray を bottom に配置する際に <Tray x="0" y="-1" autohide="off"> のように y="-1" を指定するが、
  Trayの表示が一番下から1ドット浮いてしまっている?
  

[tsutsui]

pkgsrc-2021Q4 + mikutter 5.0 リリースバージョンとして 20220109版が進行中なのでメモ。

* ただし、 jwm本体の機能としてマウスオペレーションに対する機能割付ができるようになったので、
  従来どおりの機能割当にするなら追加の記述が必要。
  これはリリースノートに記載のある `xsltproc jwm-2.4.xslt` で生成できるが、
  Live Image的デフォルトをどうするかは要検討

見本として xsltproc jwm-2.4.xslt で生成されるマウス設定を追加することとする。

* "Added ~/.config/jwm/jwmrc as the new default location for per-user configuration"
  というリリースノート記載に対する処置の検討も必要。
  手元で動かしている限りでは、従来どおりの `~/.jwmrc` も参照はされるようである

これは従来どおり ~/.jwmrc のままとする。
Live Image 的に移動させたほうがスッキリするという案件が発生した時点で考える。

[tsutsui]

20220109版で jwm 2.4.0 更新した。