気象庁防災情報 XML API のチュートリアル
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気象庁防災情報 XML API チュートリアル

気象庁防災情報XMLをご存知でしょうか。天気予報や警報を主に、多種多様な情報が気象庁から公開されています。
現在、ユーザ登録をすれば誰でも無料で受け取ることができます。

実際、どんな情報が来るのか簡単に見てみましょう。

このチュートリアルでは、上記のサイトのAPIを利用して、ある地域の天気予報を検索してみます。

検索方法

気象庁防災情報 XML 検索 API 仕様 にあるとおりなのですが、順を追って試して行きましょう。

トップページにあるフォームを使う

まずは 気象庁防災情報 XML 一覧 に検索フォームがあるので、これを試しましょう。

  • 「タイトル検索(1)」で 府県天気 と入力して「検索」ボタンを押す

府県天気予報、府県天気概況といった情報が一覧に表示されるはずです。
リンク先は気象庁から公開された「生」のデータを保存したものです。
リンク先にジャンプすると、ブラウザでそのまま内容を見ることができます。
「生」のデータを見た時に1つ目の <Title> に書かれている内容を検索するのが「タイトル検索(1)」です。

ある地域の天気予報に絞るには、次の手順が簡単です。

  • 「タイトル検索(2)」で 岩手県府県天気予報 のように入力して「検索」ボタンを押す

「タイトル検索(2)」は完全一致で検索するので、入力が正しくないと何も見つかりません。
「生」のデータを見た時に2つ目の <Title> に書かれているものを入力してください。

もっと地域を絞り込むには「地区コード」を使います。

  • トップページの一番下にある「地区コード検索(気象)」で 030010 と入力して「検索」ボタンを押す

030010 というのは、「生」のデータを見た時に <Area> の中の <Code> にある数値です。
この検索では「岩手県の内陸」を表す地区コードで検索したので、天気予報だけでなく警報・注意報なども表示されたと思います。
警報・注意報は <Area> がたくさん含まれていて「○○市」「○○地域」といったものがあり、それぞれ地区コードが付いているのが分るでしょう。

地区コードの一覧表も公開されています。
気象庁の 気象庁防災情報XMLフォーマット 技術資料 に「個別コード表」というものがあります。
圧縮されていますが、ダウンロードして展開すると Excel ファイルが複数入っています。
この中の 20161013_AreaInformationCity-AreaForecastLocalM.xls を見てみてください。

REST API を使う

次に REST API で検索してみましょう。
ブラウザで簡単に試すことができますが、Linux や Mac では curl コマンドを使うのも良いと思います。

以下の URL にアクセスしてみてください。結果が返ってくるまでかなり時間がかかるので注意してください。
URL の中の order=new は新しいものから順に検索するという意味で、 %E5%BA%9C%E7%9C... というのは「府県天気概況」を URL エンコードしたものです。

検索期間を指定すると速くなります。 datetime2つ 書いてみてください。
以下の URL は「2018年1月1日以上」「2018年1月4日未満」の「府県天気概況」を検索できます。

curl コマンドを使う場合: URL をダブルクォーテーションで囲んでください。

curl "http://api.aitc.jp/jmardb-api/search?datetime=2018-01-01&datetime=2018-01-04&title=%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E5%A4%A9%E6%B0%97%E6%A6%82%E6%B3%81"

アクセスした結果どちらも XML でなく JSON のデータが表示されたと思います。
これは「生」のデータではなく、検索結果だけを表したデータです。
この中で link に書かれている URL が検索フォームで検索したの時の「生」のデータの URL と同じものです。

"link":"http://api.aitc.jp/jmardb-api/reports/d60a1719-42ad-37d6-9b4e-a63d8d5dde8a"

「生」のデータを XML でなく JSON で見ることもできます。最後に .json を付けた以下の URL にアクセスしてみてください。

JSON の一部だけが欲しい時は、以下のようにすることができます。

検索と同時に、JSON の一部だけを抜き出すことができます。以下の URL にアクセスして JSON の中の fragment の内容を見てください。

SPARQL を使う

さらに、天気予報以外のものも検索してみましょう。 SPARQL クエリ発行 を試しましょう。
天気予報以外にどんな情報があるのかは 気象庁防災情報XMLフォーマット 技術資料 で公開されていますが、実際に来ている情報から検索できます。

まずは、ブラウザで http://api.aitc.jp/ds/ にアクセスしてください。

PREFIX xsd:   <http://www.w3.org/2001/XMLSchema#>
PREFIX atom:  <http://www.w3.org/2005/Atom#>
PREFIX jma:   <http://cloud.projectla.jp/jma/>
PREFIX area:  <http://cloud.projectla.jp/jma/area#>
PREFIX link2: <http://cloud.projectla.jp/jma/link2/>

## Tripleを取得するサンプル
# SELECT * WHERE {?s ?p ?o} LIMIT 100
## 述語のリスト
# SELECT DISTINCT ?p WHERE {?s ?p ?o} ORDER BY ?p
## エリア名とコードのリスト
# SELECT DISTINCT ?name ?code WHERE {?o area:name ?name . ?o area:code ?code } ORDER BY ?code
## タイトルで集計
SELECT ?title (COUNT(?id) as ?c) WHERE {?id atom:title ?title} GROUP BY ?title ORDER BY DESC(?c)
## 日付で集計
# SELECT ?date (COUNT(?date) as ?c) WHERE { SELECT ?id (SUBSTR(?updated,1,10) as ?date) WHERE {?id atom:updated ?updated } } GROUP BY ?date ORDER BY ?date
## 特定のタイトルのものの中身を参照
# SELECT ?updated ?content ?link WHERE {?id atom:title "火山の状況に関する解説情報" . ?id atom:updated ?updated . ?id atom:content ?content . ?id atom:link ?link} ORDER BY ?updated
## 「雪」に関するコンテンツがどの気象台からいくつ出ているか?
# SELECT ?author (COUNT(?id) as ?c) WHERE {?id atom:author ?author . ?id atom:content ?content . FILTER(REGEX(?content, "雪")) } GROUP BY ?author ORDER BY DESC(?c)
## "全般週間天気予報"のうち、2014/01/01に配信されたもの
# SELECT ?id ?updated ?content ?link WHERE {?id atom:title "全般週間天気予報" . ?id atom:updated ?updated . ?id atom:content ?content . ?id atom:link ?link . FILTER (xsd:dateTime(?updated) >= "2013-01-01T00:00:00+09:00"^^xsd:dateTime && xsd:dateTime(?updated) < "2013-01-02T00:00:00+09:00"^^xsd:dateTime)} ORDER BY ?updated

上記の SELECT から始まるのが SPARQL という問い合わせ言語の文です。 SQL に似ていますが少し違います。
行の最初にある # はコメントという意味です。 # が2つある行は SPARQL 文の説明になっています。
以下の部分だけ # が付いていないのに気づきましたか?
このまま「Get Result」ボタンを押すと、この問い合わせが実行されます。

## タイトルで集計
SELECT ?title (COUNT(?id) as ?c) WHERE {?id atom:title ?title} GROUP BY ?title ORDER BY DESC(?c)

この問い合わせの結果は、これまでに受け取った情報のタイトルとその件数になっています。
タイトルは 気象庁防災情報 XML 一覧 に出ているものと同じです。

「火山現象に関する海上警報・海上予報」というタイトルの情報が 12 件だけありますね。
これを REST API で検索してみましょう。

API の検索結果の中から「生」のデータを1つ選んで見てみましょう。

火山に関する情報は VolcanoInfoContent にあるものが読み易そうです。検索と同時に、この部分だけ抜き出してみましょう。

XML としては http://xml.kishou.go.jp/jmaxml1/body/volcanology1/ という名前区間の中の VolcanoInfoContent 要素ですが、
REST API では XML を JSON に加工してから抜き出すので、簡単に書くことができます。