さくらのレンタルサーバー初期セットアップ

さくらのレンタルサーバーの初期セットアップを行うことが出来ます。

初期セットアップで行うことは以下の通りです。

• PHPのセットアップ
  • 利用するPHPのバージョンを指定します
  • PHPのバージョンを変更したい
• Composerのインストール
• WP-CLIのインストール
• pipおよびpipxのインストール
• ログインシェルをbashに変更
• git prompt for bashのインストール
• MySQLの接続設定ファイルの作成
  • mysqlコマンド実行時にデフォルトで設定するサーバー・ユーザー名・パスワードを設定するファイルを作成します。
  • このファイルを作成することで、mysqlコマンド実行時にサーバー・ユーザー名・パスワードを指定する必要がなくなります。
• Rcloneのインストール
• Resticのインストール
• nodebrewのインストール
• goのインストール
• rustのインストール
• ezaのインストール

前提条件/事前準備

• Ansibleがインストールされていること
  • Installing Ansible
• さくらのレンタルサーバーにSSHでログインできること
  • ライトプランを利用している場合は利用できません。
• SSH公開鍵認証の設定を行っていること
  • SSH公開鍵認証の設定をしたい

利用方法

単一のサーバーに適用する場合

以下のコマンドを実行してください。

環境変数「SAKURA_LOGIN_PASSWORD」にログインパスワードを設定後に以下のコマンドを実行してください。
※${SAKURA_FTP_SERVER} は「さくらのレンタルサーバー」のFTPサーバー(初期ドメイン)を表しています。

ansible-playook setup.yml -i ${SAKURA_FTP_SERVER},

複数のサーバーに適用する場合

インベントリファイル(hosts.yml)に対象サーバーの情報を記述後、以下のコマンドを実行してください。 ※インベントリファイルの記述方法については後述します。

ansible-playook setup.yml

インベントリファイルの記述方法

以下のサンプルを参考にインベントリファイル(hosts.yml)に対象サーバーの情報を記述してください。

サンプル

all:
  hosts:
    rolly.sakura.ne.jp:
      ansible_host: rolly.sakura.ne.jp
      ansible_user: rolly
      ansible_ssh_private_key_file: ~/.ssh/id_rsa
    pepper.sakura.ne.jp:
      ansible_host: pepper.sakura.ne.jp
      ansible_user: pepper
      ansible_ssh_private_key_file: ~/.ssh/id_rsa
    freckles.sakura.ne.jp:
      ansible_host: freckles.sakura.ne.jp
      ansible_user: freckles
      ansible_ssh_private_key_file: ~/.ssh/id_rsa

Tips

• 第765回　高度なことが簡単にできる多機能バックアップツール、Restic［前編］ | gihyo.jp
• 第766回　高度なことが簡単にできる多機能バックアップツール、Restic［後編］ | gihyo.jp

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