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あなたは、明日が存在するってどうして信じられるんですか?
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ヨラバ・タイジュ

あらすじ

あたりまえに魔法が存在する、周囲は果てしなく続く森に囲まれた「タイジュの里」。この街では中心にそびえ立つ「タイジュ様」から溢れてくる豊富な魔力を利用して、ささやかだけど高度な文明が築かれていた。

この半日もあれば一周できる小さな街から、ちょっと離れたアトリエで、 そらちとせもみじかえで の4人は兵器の技術開発をして暮らしていた。

新型の兵器《光の矢》の軍への実演を無事成功させ、いつもよりすこしだけ豪華な夕食を楽しむそら達。しかし、外から耳慣れない風を切る音が聞こえてくる。どんどん大きくなる異音に思わず窓を開け外を見ると、大きな爆発音とともにタイジュの里は空飛ぶ皆瓜二つな魔物たちに襲われ、炎上していた。

居ても立ってもいられず、箒を取って里へ向かって魔物たちと戦おうとするもみじ。しかし、ちとせは青ざめた顔で今すぐ荷物を揃えて全力で逃げて、すぐ逃げて、みんな死んじゃう、と取り乱す。友達を助けなければという葛藤を感じつつも、ちとせの様子に只ならぬものを感じ取ったそら達は、タイジュの里から全速力で離れていく。

その時。それまでの魔物たちより一回り大きな魔物が現れて大きな口を開け、太い光の束をタイジュ様へ向けて放った。直撃したタイジュ様は爆発し、その衝撃波はそら達に迫ってくる。間一髪の所でちとせの《存在の魔法》でなんとかかわしたものの、谷の底へ落ちていくそらたち。

タイジュさまから授かった魔力がなければ、魔法は使えない。そしてタイジュさまはもう居ない。魔力を固めた魔晶石は持ってきたけど、近い将来には無くなってしまうだろう。そして魔法が使えなければ、開発した兵器は使えないし、空も飛べないし、そして、火すらも起こせない。

わたしたちはこの先、どうすればいいのだろう。

人類を絶滅させる1000の方法、その584とその585。

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