シェルコマンドと連携する

カーソル位置の行を入力として渡し、出力で置換
- ノーマルモードから !! で :.! になる
- :.!command
選択範囲を入力として渡し、出力で置換
- ビジュアルモードから ! で :'<,'>! になる
- :'<,'>!command
入力を渡さずにカーソル位置の下の行に挿入
- :r !command
- :r 後の空白は省略可
指定範囲を入力として渡して実行
- :{range}w !command
- {range} を指定しない場合はファイル全体
- w 後の空白は省略不可
  - :w! はファイル名を指定して上書きする別のコマンド

使い方例

編集中の JavaScript ファイルを実行
1. :w !node
Markdownの複数行のコードブロック内のシェルコマンドを実行
1. コードブロック内をビジュアルモードで選択
2. :'<,'>w !sh
  - ビジュアルモードから : で :'<,'> になる
Markdownの1行のコードブロック内のPythonコマンドを実行
1. コードブロック内にカーソルを置いて :.w !python を実行
一括リネーム
1. :r!ls foo_*.txt でファイル一覧を挿入
2. 矩形編集で各行を mv でリネームするコマンドに変更
3. :w !sh で実行
保存されているファイルとバッファとの差分を表示
1. :w !diff % -