FormIt for Windows は、Revit に直接接続することで、初期のコンセプトと詳細設計の間でシームレスにコミュニケーションを取ることができます。
- 3D スケッチ ボタンを使用して FormIt を起動したときに、Revit で設定された場所が FormIt と同期されるようになりました。
- 3D スケッチ ボタンを使用して FormIt を起動したときの DWG 線種変更の同期が改善されました。
- 3D スケッチで、またはリンクされた FormIt オブジェクトの編集時に、FormIt と Revit 間でカメラをオプションで同期します。
- Revit の[挿入]タブの [CAD をリンク] ボタンを使用して、FormIt モデル(AXM 形式)を Revit にリンクします。
- Revit でリンクされた FormIt 要素を選択して新しい [FormIt で編集] ボタンを使用すると、FormIt で起動してすぐに編集できるようになります。
- [レイヤ]パレットの新しい [Revit に送信]列 を使用すると、FormIt スケッチが Revit にリンクされたときに Revit に送信されるレイヤをコントロールできます。
- Revit に送信する選択内容をプレビュー する新しいモードで、Revit に送信されるジオメトリをプレビューできます。このモードは、[レイヤ]パネルの下部および[Revit に送信]ボタンの横にあります。
- シルエット エッジが Revit の FormIt オブジェクトに対して描画されるようになりました。
3D スケッチ ボタンを使用して Revit から FormIt を起動し、FormIt の[レベル]パレットにすべての Revit レベルまたは選択した Revit レベルのデータを含めます。
- Revit の[マス & 外構]タブの新しい [3D スケッチ] ボタンを使用して、Revit から FormIt を直接起動できます。
- [3D スケッチ] ボタンから起動した場合、FormIt で設計を行い、FormIt の [Revit に送信] ボタンを使用してスケッチを Revit に戻すことができます。
- Revit の[挿入]タブの [CAD 読込] ボタンを使用して、FormIt モデルを Revit に読み込むことができます(以前の [FormIt を RVT に読み込む] ボタンよりも信頼性が向上し、速度は最大で 30 倍高速なります)。
- FormIt 機能用に個別のアドインをダウンロードする必要はありません。
- エッジの表示設定の一貫性を改善: FormIt のスムーズ化されたエッジと非表示のエッジは Revit で非表示のままになります。
- マテリアルの方向の一貫性を改善: FormIt 面のカスタム尺度や回転のオーバーライドを使用したマテリアルは、これらのオーバーライドを Revit でも維持します。
- Revit からの FormIt ジオメトリの変換に失敗したり、Revit が停止する場合がありましたが、この問題が修正されました。
初期段階設計と詳細設計を両方行っている場合は、FormIt と Revit 間で設計の繰り返し作業を迅速に行い、スムーズに検討できます。
- コンテキスト ジオメトリをワンクリックで Revit から FormIt にプッシュできます。
- FormIt で設計とモデルを作成し、設計を同じセッションの同じ Revit プロジェクトに戻すことができます。
- [CAD をリンク] ツールを使用して Revit で FormIt モデルを参照し、Revit で引き続き可視化と詳細化を行うことができます。
- [FormIt で編集] を使用して、Revit から FormIt リンクを起動できます。
- 切断ボックスを使用して Revit モデルの内部の部分を定義し、[3D スケッチ] ボタンをクリックして FormIt を開き、内部レイアウトや特注の設計内容について検討します。新しい設計をワンクリックで Revit に送信します。
- Revit で既にモデリングされた都市コンテキストから開始し、[3D スケッチ] ボタンをクリックして、周囲のコンテキストをスナップ可能な参照として FormIt に取り込みます。新しい設計をワンクリックで Revit に送信します。
- 既存の Revit 建築モデルを開き、[3D スケッチ] ボタンを使用して FormIt を起動します。新しく追加する複数の設計をモデリングし、各設計を異なる FormIt レイヤに配置します。
- Revit で FormIt オブジェクトを選択し、[FormIt で編集] ボタンを使用して FormIt でモデルを起動します。
- Revit のプレビュー モード を使用して Revit に送信されるジオメトリをプレビューし、詳細開発に使用する適切な設計を共有していることを確認します。
- 設計から必要な要素を選択し、[Revit に送信] ボタンを使用して各設計を Revit に送信するか、リンク モデルを保存します。
- [3D スケッチ] ボタン、[FormIt で編集] ボタン、および [Revit に送信] ワークフローは、Autodesk Architecture, Engineering & Construction (AEC) Collection のサブスクリプションメンバーおよび特定の種類のアクセス権を持つお客様が使用できます。Revit LT では使用できません。AEC Collection の詳細はこちら
- Revit 2022.0 以降のバージョンを起動すると、[マス & 外構]タブに [3D スケッチ] という新しいボタンが表示されます。このボタンは 3D ビューからのみ使用できます。Revit の 2D ビューでは無効になっています。
- オートデスクの資格情報を使用して Revit にサインインしていることを確認します。[3D スケッチ] ボタンを起動すると、Autodesk Account に再度サインインするように求められることがあります。これは、正しい資格があることを確認するためです。
- FormIt 2022.0 以降のバージョンがインストールされていない場合(または 2022.0 より前のバージョンの FormIt がインストールされている場合)、FormIt は起動せず、正しいバージョンの FormIt をダウンロードするよう求められます。
- [3D スケッチ] ボタンをクリックして、FormIt を起動します。FormIt にすべての表示オブジェクトを取り込むか、選択したオブジェクトのみを取り込むか選択します。
- 大きな Revit モデルの一部のみを参照する設計の場合には、選択したオブジェクトのみを取り込むことをお勧めします。
- さらに、Revit の切断ボックスを使用して、Revit モデルの内部領域を分離し、FormIt に取り込みます。
- 「表示されているすべての Revit オブジェクト」を選択すると、表示されている Revit レベルは FormIt レベルになり、[レベル]パレットで表示したり、[プロパティ]パレットを使用してオブジェクトに適用することができます。
- 「選択した Revit オブジェクト」を選択すると、選択したレベルのみが FormIt レベルになります。
- FormIt を起動すると、含まれている Revit ジオメトリが FormIt の独自のレイヤに表示されます。レイヤは「Revit コンテキスト」と呼ばれ、既定でロックされています。
- フォームを追加したり、マテリアルやコンテンツなどを適用して、FormIt でモデルを作成します。
- レベルを[レベル]パレットから FormIt オブジェクトに適用します。
- Revit に送信するジオメトリを含めたり除外するには、[レイヤ]パレットの [Revit に送信]列 を使用します。
- Revit プレビュー モード を使用すると、Revit に送信するジオメトリをオプションでプレビューできます。[レイヤ]パレットの下部または[Revit に送信]ボタンの横にあるチェックボックスを使用して、Revit プレビュー モードをアクティブにします。
- FormIt のツールバーの [Revit に送信] ボタンを使用して、FormIt ジオメトリを Revit に転送します。
- これにより、ファイルを保存するよう求めるメッセージが表示され、モデルが Revit にリンクされます。
- 注: Autodesk Docs に保存すると FormIt と Revit の接続が切断されるため、ファイルはローカルに保存することをお勧めします。代わりに Autodesk Desktop Connector を使用すると、クラウドでモデルを共有できます。
- リンクの作成後は、モデルを再保存するか、[Revit に送信]ボタンをクリックすると、いつでも Revit に変更を転送できるようになります。
- これにより、ファイルを保存するよう求めるメッセージが表示され、モデルが Revit にリンクされます。
- FormIt のレイヤおよびマテリアルは、ジオメトリとともに Revit に転送されます。
- Revit の[マテリアル]ダイアログ ボックスを使用して、「FormIt」でリストをフィルタすると FormIt マテリアルを表示できます。
- FormIt レイヤは、Revit ビューの[表示/グラフィックス]の[読み込み]タブで見つけることができます。この方法は、Revit でさまざまな FormIt デザイン オプションを表示する場合に便利です。
- Revit にレベルを送信するには、[CAD 読込]ダイアログを使用して AXM を読み込み、下部にある[レベルを読み込む]をオンにする必要があります。
- Revit で FormIt モデルをリンクした後、または 3D スケッチ で新しい FormIt モデルを作成してモデルを保存した後、FormIt 要素は Revit に保存され、後で編集し直すことができます。
- Revit で FormIt 要素を選択してから、[修正]タブの [FormIt で編集] ボタンをクリックすると、FormIt でモデルを起動できます。
- FormIt-Revit ワークフロー チュートリアルについては、「FormIt Primer」を参照してください。
- FormIt モデルを同僚と共有すると、その同僚は FormIt モデルを Revit プロジェクトに読み込んで、参照、可視化、詳細設計を行うことができます。
- FormIt モデルを Revit のデザイン オプションに直接読み込んで、さらにデザインを検討および比較します。FormIt レイヤは読み込みワークフローを通じて Revit に取り込まれるため、Revit ユーザはどの FormIt レイヤをどの Revit デザイン オプションで表示するかをコントロールできます。
- FormIt モデルをマスカテゴリ ファミリに読み込んで(その後、Revit プロジェクトにロードします)、レベル、マス床、面指定のツールを利用し、Revit システム ファミリを FormIt ジオメトリに適用します。
- 既存の FormIt モデルを Revit にリンクして、変更を Revit 間で送受信する、再ロード時にジオメトリとマテリアルの外観を更新する、FormIt レイヤを使用してジオメトリの表示/非表示をコントロールするなどが可能です。
- 現在の Revit プロジェクトに読み込む FormIt ファイルを指定します。Revit の [CAD 読込] ツールを開きます。使用可能なファイル タイプのリストから .AXM を選択します。目的の .AXM ファイルを選択して [開く] をクリックします。
- FormIt マテリアルを Revit に転送し、Revit のマテリアルのダイアログ ボックスに表示します。FormIt マテリアルのリストをフィルタします。
- FormIt で尺度を変更または回転したマテリアルは、Revit でも正しい尺度と回転を保持します。
- FormIt から Revit にレベルを転送します。
- [CAD 読込]ダイアログ ボックスで[FormIt レベルを読み込み]ボタンをクリックします。
- FormIt の曲線ジオメトリや切り子面ジオメトリの非表示エッジは、Revit に取り込まれ、非表示エッジになります。
- 既知の問題: シルエット エッジも Revit の隠線処理ビューで非表示になります。
- FormIt の原点と Revit の基準点が使用されるため、読み込んだ FormIt オブジェクトを正確に配置できます。
- Revit に読み込まれた FormIt ジオメトリは、すべての FormIt レイヤに取り込まれます。
- FormIt レイヤには、[表示グラフィックス] > [読み込みカテゴリ]タブからアクセスできます。ここでは、FormIt レイヤのリストが表示され、チェックボックスを使用して FormIt レイヤのオン/オフを切り替えることができます。
- Revit の「面指定」のツール(Building Maker ツールとも呼びます)を使用すると、FormIt ジオメトリから Revit 要素を生成できます。
- この場合、最初に FormIt ジオメトリをマス ファミリまたは一般モデル ファミリに読み込み、次にプロジェクト環境にロードする必要があります。
- FormIt ジオメトリは、1 つの読み込みインスタンスとして取り込まれます。
- FormIt モデルを個別に読み込むには、FormIt でモデルのパーツを分離し、各パーツを個別の .AXM ファイルとして読み込みます。
- 詳細については、Revit のドキュメントを参照してください。
- FormIt ジオメトリを Revit に読み込むと、Revit のレベルが原因で、結果のオブジェクトが予期しない高さになることがあります。
- 立面図ビューまたは平面図ビューでは、読み込まれた FormIt ジオメトリは Revit の現在のレベルに表示されます。
- 3D ビューでは、読み込まれた FormIt ジオメトリは既定で一番下のレベルに設定され、地下になることもあります。
- ジオメトリが Revit で予期しない高さに表示される場合は、読み込まれたオブジェクトを選択し、基準レベルを Revit の適切なレベルに合わせて調整します。
- Revit ファミリは、Revit の[アドイン]タブの [RFA を FormIt に変換] ボタンを使用すると FormIt コンテンツに変換できます。変換することにより、FormIt のコンテキストで既存の Revit コンテンツを効率的に再利用できるようになります。
- RFA ファイルを FormIt ファイルに変換して出力する任意のフォルダを指定します。
- この方法は、既存のすべての Revit コンテンツを再利用する際に便利です。コンテンツを FormIt に変換し、変換されたファイルを入れるフォルダとして FormIt のコンテンツ ライブラリを指定します。次に、[コンテンツ ライブラリ]パレットからサムネイル プレビューをクリックしてモデルに配置します。
- FormIt for Windows を使用して、SketchUp コンテンツを開いたり読み込むことができます。
- オプションで、組み込みの診断ツールと修復ツールを使用してジオメトリを修正し、下流の操作に適したソリッドにすることができます。
- FormIt ファイルを保存し、前述の [CAD 読込] ワークフローまたは [Revit に送信] ワークフローを使用して読み込みます。
FormIt + Revit 2022 以降はユーザ インタフェースに組み込まれ、追加のダウンロードは必要なくなりました。
これらの変更により、アドインは移行され始めています。以前のワークフローがどのように変更されたかについて説明します。
アドインの [FormIt を RVT に読み込み] ボタンに代わり、Revit の[挿入]タブの[CAD 読込]ツールを使用して FormIt (.AXM)ファイルを読み込むことができます。
このワークフローでは、速度が最大 30 倍高速になるほか、全般的に信頼性が向上しています。さらに、いくつかの動作が変更されました。
- FormIt ジオメトリは、1 つの読み込みインスタンスとして読み込みます。FormIt カテゴリは Revit カテゴリに変換できなくなりました。この問題は、今後の更新で対処できるよう取り組んでいます。
- FormIt カテゴリは、現在、エネルギー解析にのみ使用されます。
- モデルを小さなパーツに分割する必要がなくなりました。FormIt モデル全体を一度に送信してみてください。
- 1 つの FormIt モデルをパーツごとに個別に読み込む場合は、FormIt でモデルをパーツに分け、それぞれ個別の .AXM ファイルとして読み込みます。
- FormIt マテリアルの Revit への転送が改善され、[マテリアル]ダイアログ ボックスで並べ替えることができるようになりました。
- [マス床]および面指定のツール(Building Maker)を使用するワークフローの場合は、最初に FormIt モデルを Revit のマス ファミリまたは一般モデル ファミリに読み込み、次にプロジェクト環境にロードします。
- また、Revit から初期段階の設計に対応した新しい 3D スケッチ環境に直接アクセスすることで、作業をより流動的に行うことができます。
Revit の[アドイン]タブの [RFA を FormIt に変換] ボタンを使用することにより、FormIt で引き続き Revit ファミリ コンテンツを使用できます。このワークフローに変更はありません。
より良いエクスペリエンスを提供するため、[ファミリを再ロード] ボタンが削除されました。
FormIt + Revit に関するヘルプが必要な場合は、フォーラムでお知らせください。
FormIt および Revit 2022 以降を使用している場合、別のアドインをダウンロードする必要はありません。
Revit 2021 以前のリリースの場合は、次のリンクから旧バージョンのアドインを確認できます。