- 異なるミドルウェア間でのソフトウェアリソースの相互運用を可能にする仕組みを導入したソフトウェアフレームワークであるRT System Integration Frameworkを実装した.
- RTCやRTシステムの管理・運用フレームワークであるwasanbonを基盤とし,RTMとROSの相互運用が可能な形に機能拡張を行った.
- 本フレームワークではシステム構築の工程を必要なモジュールの収集,システム構築,システム運用に分け,ミドルウェアの違いを意識させない運用を実現している.
- 実際にモジュールのダウンロードやシステムの起動を行うSystemoperate.pyと必要なモジュールやコマンドが記載されたsystemconfig.yml,Systemoperate.pyの起動を行うUI.py,動作環境を作成するためのDockerfileで構成されている.
- 移動ロボットを使用した二つのシステムを用いて検証を行った.
- 開発言語:Python
- OS:Linux(Ubuntu20.04)
- ROS: ROS noetic
- RTミドルウェア:OpenRTM-aist-2.0
- MobileRobotControlを使用したジョイスティックシステム
- Destinaiton_guiを使用したナビゲーションシステム
- ロボットはいずれもTHK(社)のSEED-Moverを使用.
マニュアル
- Manual.pdfに記載
その他
- プレゼンテーション動画・・・準備中
- RTMコンテストプレゼン資料・・・準備中
- Ubuntu20.04のネイティブな環境で使用した場合は動作確認済
- Dockerを使用した場合一部のモジュールに不具合があるため調整中