【第3章第2節P.66】合流点での選別におけるプルプル作戦

[fujiiho]

会社の輪読会で本書活用しています。

合流店での選別におけるプルプル作戦で「変数Cは合流点で選別されているため値が固定されていてプルプルできません」がなぜ固定されているかがわかりません。
固定されているの意をもう少し説明いただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

[YutaroOgawa]

@h8fujii さま

ご連絡ありがとうございます。

これは私の言葉足らずです。大変申し訳ございません。

[1] 変数Cは合流点です
[2] そして、今回「仮に、合流点の変数Cでなんらかの選別を行っている」とします
[3] 選別を行っているなら、「変数Cは合流点で選別されているため値が固定されていてプルプルできません」
となります。

そのため、とくに選抜を行っていない合流点であれば、固定されません。

では、選抜していない合流点はどう扱うべきか？ですが、
基本的には選抜している場合と同様に無視します。

必ずしも無視する必要はないのですが、基本的には無視します。

それは、

(1) 無視せずに回帰式に入れたりして考慮してもあまり意味がない
(2) M字合流点のように、非常に特殊なケースで考慮するとダメな場合がある
（書籍「岩波データサイエンスVol.3」のp.41が詳しいです）

からです。

なかなか、言葉だけでは実感や納得感、理解が得ずらいところではありますが、どうぞよろしくお願い致します。