A YM2413 互換モジュール VHDL
オリジナルのYM2413とは異なり、VM2413は音色データを拡張レジスタ 0x40-0xD7 に格納しており、 組み込み音色をすべて書き換えることができます(つまり、チャンネル毎に別の音色を割り当てれば、全チャンネルで異なる音色を利用できます)。
拡張レジスタは、デフォルトでは無効になっています。有効にするにはレジスタ 0xF0 の ビット 7 を 1
にします。
拡張レジスタへの書き込みには 42 us (152クロック)のウェイトが必要です。
Address | Voice |
---|---|
0x40-0x47 | @15 User |
0x48-0x4F | @0 Violin |
0x50-0x57 | @1 Guitar |
0x58-0x5F | @2 Piano |
0x60-0x67 | @3 Flute |
0x68-0x6F | @4 Clarinet |
0x70-0x77 | @5 Oboe |
0x78-0x7F | @6 Trumpet |
0x80-0x87 | @7 Organ |
0x88-0x8F | @8 Horn |
0x90-0x97 | @9 Synthesizer |
0x98-0x9F | @10 Harpsicode |
0xA0-0xA7 | @11 Vibraphone |
0xA8-0xAF | @12 Synthesizer bass |
0xB0-0xB7 | @13 Wood bass |
0xB8-0xBF | @14 Electrical bass |
0xC0-0xC7 | BD |
0xC8-0xCF | HH & SD |
0xD0-0xD7 | TOM & CYM |
なお、MSX-BASIC の MML の y
コマンドでは、上記のレジスタにアクセスできません。1chip MSX など VM2413 を搭載した環境のBASICで上記のレジスタを利用する際は、OUT
コマンドを使う必要があります。