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動画の簡単な作り方 |
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近年,様々な媒体で動画が溢れかえっている. 動画による情報伝達は,音声や動的なコンテンツなどを活用できて,本記事のような文字媒体とは異なった有用性がある.
作り手にとって,動画作成はそれなりに負荷がかかる.音声まで吹き込んで編集するのであれば,本記事の内容だけであっても3倍から4倍程度の時間がかかるであろう.そこで,過去にパワポで半自動的に動画を作成する手法について記事にした. https://note.com/hattoriofpigeon/n/n1ecfb23a7e02
これに対して,最近の動画をみていると字幕がうまく付けられているものをよく見かける.これは以下のメリットが存在するように思われる.
- 音声無しで動画を見ている人に対して,内容を伝えられることが出来る
- 耳なじみのない言葉でも,字幕を見ることで理解することが出来る
- 他の言語を登録しておけば,外国の方にも見てもらえる
なんとなくそれは文字媒体で見ればよい気もしますが,しかし字幕による効果は自分でも実感するのでその方法について検討する. 調べた結果,効率的に動画作成をするという思想のもと,調べたところ
- YouTubeの自動字幕を編集する(SRT形式)
- 動画編集ソフトで字幕を自由に挿入する
が存在する.動画編集ソフトとしては,AViUtlという無料ソフトなどで挿入することが出来,SRTファイルという字幕を付けるためのファイルはwhisperというAI音声認識を用いるのが良さそうであった.
結論としては,YouTubeの自動字幕を編集する方が効率的,SEO的な効果あり,多言語対応が楽であると考えた. しかし,動画の雰囲気に字幕を合わせて世界観を重要視するのであれば,動画編集ソフトもありである.
動画コンテンツは,本記事のような 文字媒体 よりも動的なコンテンツや音声などが入り,多くの人に好まれている印象がある. アウトプットする側としては,作成した以上は見てもらった方が嬉しいため動画によるコンテンツの作成を行いたくなる.文字媒体の方が時間効率よく情報を伝えられる気もするが,動画の方が理解しやすく長期的にみたら動画のほうが効率よいという人を観測して,動画コンテンツを作成する重要性を感じてきた.
個人的には,ポッドキャストやオーディブルといったものに触れ始め,音声コンテンツの良さを再認識したところである.
しかし,文字媒体のコンテンツとは異なり,動画作成はコンテンツの作成と音声入力などの複数作業が必要となる.例えば,カフェや電車移動中でもコンテンツの作成は出来ないことはないが,音声入力はなかなか難しいという現状があった.
この課題を解決するために,合成音声というものを用いてより効率的に動画を作成する手法を考えた.それが以下の記事の内容である. https://note.com/hattoriofpigeon/n/n1ecfb23a7e02
半自動的に作成した動画は以下のようなものである. https://www.youtube.com/watch?v=eqH0I3-Plaw
この環境を構築した現在において,次のレベルを目指すのであれば,字幕の追加であると考えた. そのほかにも,最近の動画の字幕の分かり易さや,字幕があった方が理解しやすいという人をみたことから字幕を付ける方法について検討する.
- 動画を簡単に作成したい方
- パワポエンジニア
- パワポで動画を作成したい方
- 自分の声で動画を作りたくない方
本記事では,以下2つの目的を設定する.
- 動画に字幕を付ける方法を複数列挙
- より効率的に動画に字幕を付ける方法を検討
現在の動画作成環境は,
- windows11
- RAM16GB
- PowerPointにwav貼り付けて動画としてエクスポート
本記事においても,上記スペックのPCで作成(本記事の内容はMacでも動作可能)
- AviUtl:フリーの動画編集サイト
- whisper:音声認識モデル(AI),APIを使ってpythonで動かせる
- SRTファイル:文字と時間の関係が書かれているファイル,字幕を作る