GeoDjangoで開発する為に必要なライブラリをインストールします
- Python3.5以上
- PostgreSQL 9.5以上
- PostGIS 2.x以上
- OSGeo4W (GISライブラリ)
- GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)
- GEOS (Geometry Engine, Open Source)
- PROJ4 (Cartographic Projections Library)
Python 3.6のインストール方法の説明をWidowsとMac(OSX)の環境で説明します
Pythonインストール参考
- python.jpの環境構築ガイド - https://www.python.jp/install/install.html
- Python Boot Campのテキスト - http://pycamp.pycon.jp/textbook/1_install.html
Windowsのシステム情報でシステムの種類が32-bitバージョンか64-bitバージョンかを確認してください。
(例)コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムを開く
Python for Windowsを https://www.python.org/downloads/windows/ から最新版の「Latest Python 3 Release - Python 3.6.5」(2018年6月4日現在)をダウンロードしてください。
Python Releases for Windows
Latest Python 3 Release - Python 3.6.5
Latest Python 2 Release - Python 2.7.15
Widnowsの環境によってダウンロードするファイルが違いますのでご注意ください。
- 64ビット版のWindowsの場合
- "Windows x86-64 executable installer" (Windows x86-64実行可能インストーラー)をダウンロードしてください。
- 32ビット版のWindowsの場合
- "Windows x86 executable installer" (x86実行可能インストーラー)をダウンロードしてください
インストーラをダブルクリックして実行します。ダイアログが表示されるので、 「Add Python 3.x to Path」を忘れずに必ずチェックしてから「Install Now」をクリックします。
インストーラーが実行されるので、終了まで待ちます。
インストーラーが終了するとダイアログが表示されるので「Close」ボタンをクリックして終了します。
コマンドプロンプトを実行します。
例)スタートメニュー→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト
コマンドプロンプトが実行されます。
「python -V」を入力して、Pythonがインストールされたバージョンを確認します。
例)python -V
注意
パソコンの環境によって「python」ではなく「python3」となる場合があります。パソコンの環境を確認ください。「python3」だった場合はこれ以降は「python」を「python3」と読みかえてください
例)$ python3 -V
pipのバージョンも確認します。pipも、Pythonと同様に環境によりpip3となる場合があります。これも「pip」を「pip3」と読みかえてください
$ pip3 --version
pip 9.0.3 from xxx (python 3.6)
Python for Macを https://www.python.org/downloads/mac-osx/ から最新版の「Latest Python 3 Release - Python 3.6.5」(2018年6月4日現在)をダウンロードしてください。
Python Releases for Mac OS X
Latest Python 3 Release - Python 3.6.5
Latest Python 2 Release - Python 2.7.15
OSの環境によって、macOS 64-bit/32-bit installer(for Mac OS X 10.6 and later)または、macOS 64-bit installer(for OS X 10.9 and later)を選択してダウンロードしてください。 ダウンロードされたら、pkgファイル(python-3.6.5-macosx10.6.pkg)をクリックしてインストーラーを実行してください。
インストールが正しく行われたか確認するために、 ターミナルを開いて「python3」もしくは「python」コマンドをタイプしてみてください
$ python -V
Python 3.6.5
注意
Macの場合、デフォルトでpython2がインストールされています。必ずバージョンを確認して
「python -V」が2系だった場合は、「python3」を使うようにしてください。「python3」だった場合はこれ以降は「python」を「python3」と読みかえてください
$ python -V
Python 2.7.14
$ python3 -V
Python 3.6.5
pipのバージョンも確認します。pipも、Pythonと同様に環境によりpip3となる場合があります。これも「pip」を「pip3」と読みかえてください
$ pip3 --version
pip 9.0.3 from xxx (python 3.6)
参考
Enterprise DBのWebサイトから PostgreSQL 9.x のインストーラー https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloadsをダウンロードします。
インストーラを実行し画面の指示に従いデフォルトのオプションでインストールしてください。
PostgreSQLインストーラはpostgresデータベースのスーパーユーザーを作成します。 パスワードは忘れないようにしてください。
ポート番号はデフォルトの5432を�設定します。
��local�eは「Japan」を�選択します。
準備よければこれでインストールを開始します。
インストールが開始される�ので、�インストーラが完了��するまで待ちます。
インストーラが完了すると、終了時にApplication Stack Builder(ASB)を起動するか質問されます。
PostGISをインストールする必要があるため、このチェックボックスをオンにします。
スタックビルダ(ASB)が起動されるので、インストールされたPostgreSQLを選択します
Spatial ExtensionsからPostGIS 2.4を選択します
下記の拡張の一緒にインストールされます。
PostGIS 2.3.7 bundle includes PostGIS 2.3.7 w GDAL 2.2.4, GEOS 3.6.2,
Proj4.9.3, pgRouting 2.6.0, ogr_fdw 1.0.5 spatial foreign data wrapper
extension, and pgPointcloud 1.1.0dev.
http://postgis.net/2018/04/06/postgis-patches/
PostGIS "spatially enables" the PostgreSQL server, allowing it to be used
as a backend spatial database for geographic information systems (GIS).
PostGIS follows the OpenGIS "Simple Features Specification for SQL" and
has been certified as compliant with the "Types and Functions" profile.
https://github.com/pgRouting/pgrouting/releases/tag/v2.6.0
pgRouting extensions PostGIS for building routing applications
https://github.com/pramsey/pgsql-ogr-fdw
ogr_fdw allows you to query flat files, relational databases, and web
services to name a few. Spatial columns get transformed to PostGIS
geometry columns.
https://github.com/pgpointcloud/pointcloud
pgPointcloud introduces specialty types for storing point cloud data
loaded from LIDAR.
ダウンロードディレクトリを選択します
ダウンロードされたら「次へ」ボタンを選択します。
ライセンスを読んだら「I Agree」ボタンを選択します。
PostGISがチェックされていることを確認し「Next」ボタンを選択します。
インストールディレクトリを確認し「Next」ボタンを選択します。
インストールが開始されます。
環境設定の画面で「はい」を選択します。 環境設定GDAL_DATAに"C:\Program Files\PostgreSQL\9.6\gdal-data"が設定されます
デフォルトの設定はそのままで「はい」を選択します。 環境設定POSTGIS_GDAL_ENABLED_DRIVERSに"GTiff PNG JPEG GIF XYZ DTED USGSDEM AAIGrid"が設定されます
デフォルトの設定はそのままで「はい」を選択します。 環境設定POSTGIS_ENABLE_OUTDB_RASTERSに"1"が設定されます
インストールが終了したら「Close」を選択します。
スタックビルダを終了します
正常にインストールされた場合、メニューの「PostGIS」のグループが作成されます。 PostgreSQLサーバはWindowsが起動時に自動で実行されるように設定されます。
Windows10の場合
「ユーザー環境変数」に設定をします。
[Windowsシステム・ツール] →[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]と進み、画面左にある[システムの詳細設定]をクリックする。
Windows10の場合
ウィンドウの[環境変数]ボタンをクリック。
「C:\Program Files\PostgreSQL\9.6\bin」(PostgreSQLをインストールしたディレクトリ)をPATH変数に追加します。
「ユーザー環境変数」の一覧に「Path」がある場合
「Path」を選択した後[編集]ボタンをクリックして「C:\Program Files\PostgreSQL\9.6\bin」を追加します�
「ユーザー環境変数」の一覧に「Path」がない場合
[新規]ボタンをクリックし、変数名に「Path」、変数値に「C:\Program Files\PostgreSQL\9.6\bin」を入力します。
Windowsメニュー�から「コマンドプロンプト」を�起動して、Pathの設定が有効か確認します。
「コマンドプロンプト」で「psql -U postgres -l」と入力してインストールの時に設定した管理パスワードを入力してデータベース一覧を表示してみます
「コマンドプロンプト」で「ogr2ogr --version」と入力して、GDALのツールがインストールされているかを確認します。
参考
Homebrew (パッケージ管理システム) を使用してインストールをします。 Homebrewをインストールしてない場合は、Homebrew公式サイト https://brew.sh/index_ja を参考にしてHomebrewをインストールしてください。
Homebrewインストール参考
MacにHomebrewを導入する方法 - https://qiita.com/balius_1064/items/ac7dff5ef10eaf69996f
インストール方法
1. AppStoreでXcodeのインストール
2. コマンドライン・デベロッパ・ツールのインストール
$ xcode-select --install
3. Homebrewのインストール
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
4.確認
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
となっていれば導入成功です。
下記のbrewコマンドを入力してPostgreSQL/PostGIS/GISライブラリのインストール をします。
$ brew install postgresql
$ brew install postgis
$ brew install gdal
PostgreSQLの起動
$ pg_ctl -D /usr/local/var/postgres -l /usr/local/var/postgres/server.log start
$ psql --version
psql (PostgreSQL) 9.6
データベース確認
$ psql -U postgres -l
List of databases
Name | Owner | Encoding | Collate | Ctype | Access privileges
-------------+----------+----------+---------+-------+-------------------
postgres | homata | UTF8 | C | C |
template0 | homata | UTF8 | C | C | =c/homata +
| | | | | homata=CTc/homata
template1 | homata | UTF8 | C | C | =c/homata +
| | | | | homata=CTc/homata
(xx rows)
PostgreSQLの停止
$ pg_ctl -D /usr/local/var/postgres stop