HDL.exeなどのツール呼び出しをtoolset-hsp3が指定する環境に対応する。

[honobonosun]

課題と対応方法

v1の現状では、toolset-hsp3が指定した環境に合わせて各種ツール呼び出しをVSCodeから実行することが難しい状況です。

executor.pathsを拡張して、各種ツール呼び出し機能を実装することで、より快適な開発環境を整備します。

実装内容

executor.pathsの構造を追加します。従来では、スクリプトの実行と自動実行ファイル作成のふたつでしたが、これを拡張して、コマンドに動的に登録します。

コマンドとして登録することで、使用者は、キーバインドで任意のショートカットキーでコマンドを実行して、ツール呼び出し、あるいはシェルスクリプトの実行を行えます。

コマンドの実行方法は、従来のspawn関数と、タスク機能の２種類を検討しています。

特殊文字で、環境変数の展開、エディタ上の単語やディレクトリ、ファイルパスを渡せるようにすれば、使用者が必要とする処理が達成できると想定しています。

懸念材料

toolset-hsp3の開発途中に、vscode.tasks.executeTaskのenvオプションが機能しなかった症状を観測しています。環境変数を使用する場合、タスクランナーは使用できないかもしれません。