Source : https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ios/limits-quotas
このドキュメントでは、全てのGoogle Analyticsタグ、ライブラリおよびSDKにおける、 コレクションの制限とクォータについて説明しています.
Google Analyticsは数百万のサイトで利用されています. 処理可能な量以上のデータ受信からシステムを保護するため、 またシステムリソースの平等な分散を確実にするため、 一定の制限が行われています. 我々のポリシーは以下のとおりですが、変更される可能性もあります.
以降のクォータおよび制限は、Google Analtyicsのコレクションタグ、ライブラリおよびSDKに適用されます. プロパティごとの制限と、クライアントライブラリごとの制限が存在します.
ウェブプロパティ/プロパティ/トラッキングIDには以下の制限があります.
- プロパティあたり1ヶ月に1000万ヒットまで
もしこの制限を超えた場合には、 Google Analyticsチームはプレミアムへのアップグレード、 もしくは、Google Analyticsに送信するデータ量を削減するためのクライアントサンプリング制限 について確認するために連絡をとることがあります.
プレミアムでの1ヶ月の制限について知りたい場合は、アカウントマネージャーあるいはサービス代理人へ連絡してください.
ga.js/モバイルスニペットやその他のレガシーライブラリには以下の制限があります.
- セッションあたりEコマース(アイテムおよびトランザクションヒットタイプ)を除いて500ヒットまで.
もしこの制限を超えた場合には、そのセッションについて以降のヒットは処理が行われません.
analytics.js, Android/iOS SDKおよび計測プロトコルでは以下の制限があります.
- 訪問者ひとりあたり1日 20万ヒットまで
- セッションあたり500ヒットまで
この制限のいずれかひとつでも超えた場合には、 当該セッションあるいは当日中の以降のヒットは処理されません.
各クライアントライブラリは、一度に大量のヒットを送信しないようにレート制限のメカニズムが実装されています. メカニズムはトークンバケットアルゴリズムで実装されており、 クライアントからの急な送信を制限しながら、爆発的なヒットをGoogle Analyticsに送信しても大丈夫なようになっています.
各トラッカーは同時に送信可能なリクエスト数の最大値に制限があります. トラッカーはまた送信された並列なヒットの数を計測して保持しています. Google Analyticsにヒットが送信されるたびに、 カウントはひとつずつ減っていきます. カウントが0になった場合、つまり最大制限に到達した場合、新しいリクエストは送信されません. 小さい期間が過ぎた後、カウントは最初の制限値に戻り、 またデータの送信が可能になります.
ここでは、各ライブラリが制限レートをどのように処理しているかを説明しています. もしこれらの制限のいずれかに到達した場合、 ヒットはGoogle Analyticsのサーバーに送信されず、 データはレポート内で処理されません.
各ウェブプロパティは、2秒辺り1ヒットの割合を満たす10ヒットから始まります. これはイベントタイプのヒットにのみ適用されます.
各ウェブプロパティは、2秒辺り1ヒットの割合を満たす20ヒットから始まります. これは全てのヒットに適用されます.
デバイスの各トラッカーインスタンス、各アプリインスタンスは2秒毎に1ヒットの割合を満たす60ヒットから始まります. これは全てのヒットに適用されます.
各プロパティは2秒あたり1ヒットの割合を満たす、60ヒットから始まります. これは全てのヒットに適用されます.
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最終更新日 2013年8月16日.