deactivate-current-input-method-functionを設定するタイミングは正しいか?

[naota]

deactivate-current-input-method-functionは以下のように説明されています。すなわち、input methodがactivateされた時に設定されるべきであるようです。

(defvar-local deactivate-current-input-method-function nil
  "Function to call for deactivating the current input method.
Every input method should set this to an appropriate value when activated.
This function is called with no argument.

This function should never change the value of `current-input-method'.
It is set to nil by the function `deactivate-input-method'.")

一方、tc.elではこれを tcode-use-package の中で設定しています。
結局は、その後 tcode-activate が呼ばれるのですが、 tcode-activateの中で設定する方が適切かもしれません。

[ujimushi]

なるほど。そうですね。

この関数の説明文，deactivate-input-methodの中で，いちいちdeactivate-current-input-method-function を nil にしてると読み取れ，もしそうだとするとtcode-activateの中で設定するのはマストな気がします。

ということで，deactivate-input-method関数のソースを読むと，
deactivate-current-input-method-functionは呼び出すだけで値の変更はされず，nilにしているのはcurrent-input-methodだけです。

結果として，tc.elのみを使っている限りは現状の動きでも問題は無さそうに見えます。

どうやら説明文中下の方の It is set to nilを示す単語はcurrent-input-methodのようで，
上側の文章も，
「activateのタイミングではdeactivate-current-input-method-functionが設定されているべき」
と解釈すべきなのかもしれません。

[naota]

なるほど、そう思うとたしかに register-input-method() でactivateの関数として設定されているのは tcode-use-package で、その中でちゃんと deactivate-current-input-method-function が設定されているんですよね。

ということは、本来の問題は tcode-use-package がactivateの関数で tcode-activate はそのヘルパーである。だが、名前はまぎわらしい、というところかなと思ってきました。