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Kommonzのインストール

lambdalisue edited this page Sep 20, 2011 · 10 revisions

Kommonzのインストール

忙しい人のための半自動インストールスクリプト

下記の手順をほぼ全自動で行うスクリプトを用意したので忙しい人はこっちを利用してください。なおKommonzのクローン先はホームディレクトリになります。

Mac OS X

curl https://raw.github.com/gist/1224448/kommonz.sh | bash

Ubuntu (Debian)

wget -q -O - https://raw.github.com/gist/1224448/kommonz.sh | bash

Python開発環境の構築

Pythonの開発環境を pythonbrew を用いて構築します。pythonbrewを用いる利点として

  • 複数バージョンのPythonの切り替えが容易
  • 多様な環境での開発が容易(簡単にクリーンな環境を構築可能)
  • Mac OS Xにてnarrow build pythonではなくwide build pythonを容易に使用可能

などが挙げられます。なおこの部分だけ自動インストールしたい場合は上記の自動インストーラーのURLを https://raw.github.com/gist/1224448/buildenv.sh に書き換えればおk

1. pythonbrewのインストール

pythonbrewをインストールします。 curl などのコマンドが入っていないUbuntuなどのOSではまず下記のコマンドを実行して必要なパッケージをインストールしてください:

sudo apt-get install curl python-all-dev python3-all-dev
sudo apt-get install libreadline6-dev libsqlite3-dev libgdbm-dev
sudo apt-get install libbz2-dev build-essential libxml2-dev libxslt1-dev

つぎに curl コマンドを利用してワンライナーでpythonbrewをインストーするします。下記コマンドをターミナルで実行してください:

curl -kL http://xrl.us/pythonbrewinstall | bash

最後に以下の行を .bashrc.bash_profile などのrcファイルに記載してターミナルをリロード(方法がわからない場合はターミナルの再起動)をしてください:

# pythonbrew
if [ -s "$HOME/.pythonbrew/etc/bashrc" ]; then
    source "$HOME/.pythonbrew/etc/bashrc"
fi

最後に仮想環境を利用するための下準備を行います。以下のコマンドを実行してpythonbrewに virtualenv パッケージをインストールしてください:

pythonbrew venv init

2. 仮想環境の構築

容易にクリーンな開発環境を構築するために開発は仮想環境上で行うこととします。以下コマンドによりKommonz用仮想環境を構築してください:

pythonbrew venv create -n Kommonz

なおコマンド中の -n オプションはシステムパッケージを読み込まない(クリーンな環境)ことを設定しています。

これで仮想環境ができたので以下コマンドによって作成した仮想環境を使用してください。このコマンドは毎度Kommonzの開発を開始する前に実行してください:

pythonbrew venv use Kommonz

なお、以下のようなエイリアスをrcファイルに記載しておくと virtualenvwrapper 的な使い方ができて楽です:

alias mkvirtualenv="pythonbrew venv create"
alias rmvirtualenv="pythonbrew venv delete"
alias workon="pythonbrew venv use"

3. Kommonzレポジトリのクローン

Kommonzレポジトリをクローンしてきます。コラボレーターとしてクローンしないとコミットができないので注意してください(コラボレーター権限は管理者に問い合せてください):

git clone git@github.com:kawazrepos/Kommonz.git

4. PILコンパイルに必要なパッチの適用

PILのコンパイルにはいくつかのパッケージが必要だったりリンクを適切に行う必要があったりする。 これらについてはパッチを用意したため以下のコマンドをターミナルにて実行すれば良い。

Mac OS X

curl https://raw.github.com/gist/1229763/patch.sh | bash

Ubuntu (Debian)

$ wget -q -O - https://raw.github.com/gist/1225180/patch.sh | sudo bash

5. 必要なPythonパッケージのインストールおよびKommonzのインストール

Kommonzを開発バージョンとしてインストールします。これにより実際にはインストールではなくシンボルリンクが作成されるため編集の即時反映が行われます。 また setup.py には必要なパッケージ等が指定されているため自動的にこの段階で必要なPythonパッケージがインストールされます:

cd Kommonz
python setup.py develop

以上で環境構築は完了です。以下コマンドを実行後 http://localhost:5000/ にアクセスしてKommonzがエラーなく起動するか確認してください:

python src/Kommonz/manage.py syncdb
python src/Kommonz/manage.py runserver 5000