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make.md

File metadata and controls

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make、実行方法について
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動作環境

必須環境

  • gtkmm-2.18.0 以上 ( GTK2版 )
  • gtkmm-3.0.0 以上 ( GTK3版 )
  • zlib-1.2 以上
  • gnutls-2.12 以上

推奨環境

  • Linux Kernel 2.6 以上
  • gtkmm-2.24 以上
  • gtkmm-3.18 以上 ( GTK3版 )
  • UTF-8環境 ( EUC環境では LANG="ja_JP.UTF-8" を指定する必要がある )

makeに必要なツール、ライブラリ

必須

  • autoconf
  • automake
  • g++ 4.8.1 以上、または clang++ 3.3 以上
  • gnutls
  • gtkmm
  • libtool
  • make
  • zlib

オプション

  • alsa-lib (--with-alsa)
  • libgnomeui (--with-sessionlib=gnomeui) GTK2版のみ
  • openssl (--with-tls=openssl)
  • oniguruma (--with-regex=oniguruma)
  • libpcre (--with-regex=pcre)
  • migemo (--with-migemo)

OSやディストリビューション別の解説はOS/ディストリビューション別インストール方法 (JD wiki) を参照。

make 方法( rpmbuild の場合 )

  1. rpmbuild -tb 〜.tgz でrpmファイルが出来るのであとは rpm -Uvh 〜.rpm
  2. ライブラリが足りないといわれたら yum install 〜-devel
  3. 起動はメニューから起動するか、端末で jdim と打ち込んでエンターを押す。

make 方法( configure + make の場合 )

  1. autoreconf -i ( 又は ./autogen.sh )
  2. ./configure
  3. make
  4. (お好みで) strip src/jdim

configureオプション

--with-sessionlib=[xsmp|gnomeui|no]
GNOMEUI を使ってセッション管理をするには gnomeui を、セッション管理 を無効にするには no を選択。デフォルトでは XSMP を使用する。 gnomeuiはGTK2版のみ有効。
--with-pangolayout
描画に PangoLayout を使う。デフォルトでは PangoGlyphString を使用する。
--with-migemo
migemo による検索が有効になる。migemoがUTF-8の辞書でインストールされている必要がある。
--with-[native|core2duo|athlon64|atom|ppc7400|ppc7450]
CPUに合わせた最適化。--with-native以外のオプションは非推奨: かわりに ./configure CXXFLAGS="-march=ARCH" を使用してください。
--with-tls=[gnutls|openssl]
使用するSSL/TLSライブラリを設定する。デフォルトでは GnuTLS を使用する。
--with-tls=openssl
GnuTLS のかわりに OpenSSL を使用する。ライセンス上バイナリ配布が出来なくなることに注意すること。
--with-openssl
非推奨: かわりに --with-tls=openssl を使用してください。
--with-alsa
ALSA による効果音再生機能を有効にする。 詳しくは効果音の再生の項を参照すること。
--with-xdgopen
デフォルトブラウザとしてxdg-openを使用する。
--enable-gprof
gprof によるプロファイリングを行う。 コンパイルオプションに -pg が付き、JDimを実行すると gmon.out が出来るので gprof ./jdim gmon.out で解析できる。CPUの最適化は効かなくなるので注意する。
--with-regex=[posix|oniguruma|pcre]
使用する正規表現ライブラリを設定する。デフォルトでは POSIX regex を使用する。
--with-regex=oniguruma
POSIX regex のかわりに鬼車を使用する。 鬼車はBSDライセンスなのでJDimをバイナリ配布する場合には注意すること(ライセンスはGPLになる)。
--with-regex=pcre
POSIX regex のかわりに PCRE を使用する。 PCREはBSDライセンスなのでJDimをバイナリ配布する場合には注意すること(ライセンスはGPLになる)。 UTF-8が有効な ( --enable-utf オプションを用いて make する ) PCRE 6.5 以降が必要となる。 Perl互換の正規表現なので、従来の POSIX 拡張の正規表現から設定変更が必要になる場合がある。
--with-oniguruma
非推奨: かわりに --with-regex=oniguruma を使用してください。
--with-pcre
非推奨: かわりに --with-regex=pcre を使用してください。
--with-thread=[posix|glib|std]
使用するスレッドライブラリを設定する。デフォルトでは pthread を使用する。
--with-thread=glib
非推奨: かわりに --with-thread=std を使用してください。
--with-thread=std
pthread のかわりに std::thread を使用する。
--with-[gthread|stdthread]
非推奨: かわりに --with-thread=[glib|std] を使用してください。
--with-gtkmm3
gtkmm2のかわりにgtkmm3を使用する。
--disable-compat-cache-dir
JDのキャッシュディレクトリ ~/.jd を読み込む互換機能を無効化する。

メモ

最近のディストリビューションの場合は autogen.sh よりも autoreconf -i の方を推奨。

実行するには直接 src/jdim を起動するか手動で /usr/bin あたりに src/jdimcp する。

以上の操作でmakeが通らなかったり動作が変な時は configure のオプションを変更する。