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Day25.md

File metadata and controls

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Photogrammetry Advent Calenderまとめ

今回は読んでいただき、ありがとうございました。
約4年間Reality Captureを個人的に検討していた知見の一部を紹介しました。
全体を通してまとめます。

最初の一歩を踏み出す前

Day1とDay2は最初に気になると思われる費用と、気を付けておいた方がよいと思う寸法の校正について紹介しました。
またDay6は無理にミラーレス一眼のようなカメラではなくてもスマホのカメラが十分に役に立つ場合があることを示しました。

準備と撮影

Day3とDay4、Day14は撮影する場所や撮影の仕方について気を付けてきたことを紹介しました。
準備の仕方次第で仕上がりは変わってくると思いますし、しなくてもよい失敗を予防できると思いますので、ご参考になれば幸いです。

Day18の動画を使うことも、ゆっくり動いたり静止画を切り出すタイミングをうまく調整できれば、静止画で撮影するよりも細かい移動距離で多く撮影できる点は良いと思います。

またCapturing Realityが12/22に公開したTutorialは同様な撮影のTipsを図解付きで紹介されていたので良かったです。

"Tutorial: How to take photos for RealityCapture"
https://www.youtube.com/watch?v=56_PQbzT2Gg

処理の工夫や操作方法

Day7はデータのくべ方について紹介しました。大量のデータを一度に入力するとコントロールポイントで繋げなくてはいけないことがありますが、データの入力の順番を変えたりするだけで解決する場合もあるようです。
Day19も同様でレンズの設定をグループでまとめたりディストーションを事実に合わせることでアライメントも事実に合いやすくなることがあります。

また、Day10, 11, 12, 16, 17, 22はReality Capture自体の操作方法や設定内容を紹介しました。

Day21でも述べましたがホームページのチュートリアルやフォーラムがほとんど英語なので、日本語で情報を提供してくれる方が増えてくれると嬉しいです。

原理的にダメなときの小技

Day5, 8, 9, 15, 24はちょっとしたHackingの例を示しました。
組み合わせや応用もできるので、個人的にはここが一番面白かったです。

基礎的な知識

また、Day13とDay20は歴史的な背景や基礎知識として参考になりそうな情報をまとめました。

最後に、Day23は気を付けた方がよさそうな法律の関連情報をまとめました。
私自身知らないうちにご迷惑をかけてしまったことがあるので、本当に気を付けようと思います。

まとめ

以上、2020年PhotogrammetryのAdvent Calenderでした。
さまざま試してきた少ない個人的な感想として、被写体の表面が原理に適している場合は多くないので、キャプチャー目的であればモデリングの下描きにも適しているように思います。

一方で技術的にはReality Captureは新しいバーションでAIによる色塗り機能があったり、今後も進化していきそうなので楽しみにしています。

"RealityCapture tutorial: New mapping features RC Blaze 1.1"
https://www.youtube.com/watch?v=oMnZFOOK7LQ&t=980s

この記事はGithubに登録しているので、修正などご指摘があればプルリクエストしていただけると幸いです。

それでは、よいお年を。