LWP::Debug - 非推奨
LWP::Debug はトレース機能を提供するために使われていましたが、 これらはもはや LWP によって使われなくなくなりました。 このモジュールのコードは(文書化されずに)維持されているため、 たまたま古いインターフェイスを使用するサードパーティのコードは 動作し続けます。
LWP::Debug が(不正確で厄介な方法で)提供した便利な機能の一つは、 ネットワークトラフィックの監視でした。 次の節では、推奨される置き換え方についてのヒントを示します。
(ネットワークトラフィック監視)
LWP が生成するネットワークトラフィックを監視する最良の方法は、 外部 TCP 監視プログラムを使うことです。 このためには、Wireshark プログラム (http://www.wireshark.org/) を お勧めします。
もう一つの手法は、デバッグ用の HTTP プロキシサーバを使って、 LWP がすべてのトラフィックをこのプロキシサーバ経由で 送信するようにすることです。 $ua->proxy
を呼び出して設定し、前と同じように LWP を使用します。
より精度の低い監視でよい場合は、いくつかの単純なハンドラを 設定するだけで十分です。 次の例では、LWP を通過するリクエストオブジェクトとレスポンスオブジェクトを ダンプするハンドラを設定します。
use LWP::UserAgent;
$ua = LWP::UserAgent->new;
$ua->default_header('Accept-Encoding' => scalar HTTP::Message::decodable());
$ua->add_handler("request_send", sub { shift->dump; return });
$ua->add_handler("response_done", sub { shift->dump; return });
$ua->get("http://www.example.com");