チケットには現在の状況を端的に表すための項目 :guilabel:`ステータス` があります。プロジェクトのメンバーは作業の進捗に応じてステータスを変更します。
デフォルトでは6個のステータスが定義されており、次の表のような意味を持っています。
デフォルトのステータスと意味ステータス名 | 説明 |
---|---|
新規 | チケットが新たに作成された状態。作業は未着手。 |
進行中 | 担当者が作業に着手。 |
解決 | 担当者の作業が終了。テスト/レビュー待ち。 |
フィードバック | テストやレビューを行った結果、修正などが必要となり、担当者に差し戻したもの。 |
終了 | 作業終了。 |
却下 | 作業を行わずに終了。採用されなかった新機能の提案、修正する必要のないバグ(重複した報告、報告者の誤認による報告など)。 |
Note
ステータス名の :dfn:`フィードバック` は意味を想像しにくいので、 :dfn:`差し戻し` 等に変更した方がわかりやすいかもしれません。
デフォルトで定義されているステータスの遷移の例を次の図に示します。
ステータスはチームの業務フローにあわせて追加・変更できます。また、ワークフローの設定により、あるステータスからどのステータスに変更できるのか制限できます。たとえば、ステータス「新規」のチケットは「進行中」か「却下」のどちらかにしか変更できないよう制限したり、ステータス「解決」のチケットを「終了」にできるのを管理者ロールのメンバーに限定したりといった設定が可能です。
管理画面で「チケットのステータス」をクリックするとステータス一覧画面に移動します。この画面ではステータスの新規作成、既存ステータスの編集、削除、並べ替えが行えます。
ステータス一覧画面の右上の「新しいステータス」をクリックすると、新たなステータスを作成するための画面が表示されます。
「新しいステータス」画面の入力項目名称 | 説明 |
---|---|
名称 | ステータスの名称です。 |
終了したチケット | ONにすると、このステータスは作業が終了した状態を表すものとして扱われ、チケットの一覧を表示する画面で「完了」に分類されたり、 :guilabel:`ロードマップ` 画面で「完了」として集計されたりします。 デフォルトでは :dfn:`終了` と :dfn:`却下` の二つのステータスが :dfn:`終了したチケット` に設定されています。 |
ステータス一覧画面でステータス名をクリックすると、ステータスの編集を行うための画面が表示されます。入力項目は「新しいステータス」画面とほぼ同じです。
Warning
新たなステータスを追加したら :guilabel:`ワークフロー` 画面の :guilabel:`ステータスの遷移` タブで既存のステータスと新たなステータスと相互に遷移させる設定を行ってください。単にステータスを追加しただけでは利用できません。