::: tip
🔥Starshipの開発は現在も進んでいます。 多くの新しいオプションが今後のリリースで利用可能になります。
:::
Starshipの設定を開始するには、~/.config/starship.toml
ファイルを作成します。
$ mkdir -p ~/.config && touch ~/.config/starship.toml
Starshipのすべての設定は、このTOMLファイルで行われます。
# Don't print a new line at the start of the prompt
add_newline = false
# Replace the "❯" symbol in the prompt with "➜"
[character] # The name of the module we are configuring is "character"
symbol = "➜" # The "symbol" segment is being set to "➜"
# Disable the package module, hiding it from the prompt completely
[package]
disabled = true
STARSHIP_CONFIG
環境変数を使用して、デフォルトのstarship.toml
ファイルの場所を変更できます。
export STARSHIP_CONFIG=~/.starship
モジュール: OSのコンテキスト情報に基づいて情報を提供するプロンプト内のコンポーネントです。 たとえば、現在のディレクトリがNodeJSプロジェクトである場合、「nodejs」モジュールは、現在コンピューターにインストールされているNodeJSのバージョンを表示します。
セグメント: モジュールを構成する小さなサブコンポーネントです。 たとえば、「nodejs」モジュールの「symbol」セグメントには、バージョン番号の前に表示される文字が含まれています(デフォルト: ⬢)。
以下はNode モジュールの表現です。 次の例では、「シンボル」と「バージョン」はその中のセグメントです。 すべてのモジュールには、デフォルトの端末色であるprefixとsuffixもあります。
[prefix] [symbol] [version] [suffix]
"via " "⬢" "v10.4.1" ""
Starshipのほとんどのモジュールでは、表示スタイルを設定できます。 これは、設定を指定する文字列であるエントリ(style
)で行われます。 スタイル文字列の例とその機能を次に示します。 完全な構文の詳細については、詳細は 高度な設定を参照してください 。
"fg:green bg:blue"
は、青色の背景に緑色のテキストを設定します"bg:blue fg:bright-green"
は、青色の背景に明るい緑色のテキストを設定します"bold fg:27"
は、 ANSIカラー 27の太字テキストを設定します"underline bg:#bf5700"
は、焦げたオレンジ色の背景に下線付きのテキストを設定します"bold italic fg:purple"
は、紫色の太字斜体のテキストを設定します""
はすべてのスタイルを明示的に無効にします
スタイリングがどのように見えるかは、端末エミュレータによって制御されることに注意してください。 たとえば、一部の端末エミュレータはテキストを太字にする代わりに色を明るくします。また、一部のカラーテーマは通常の色と明るい色と同じ値を使用します。また、斜体のテキストを取得するには、端末で斜体をサポートする必要があります。スタイリングがどのように見えるかは、端末エミュレータによって制御されることに注意してください。たとえば、一部の端末エミュレータはテキストを太字にする代わりに色を明るくします。また、一部のカラーテーマは通常の色と明るい色と同じ値を使用します。 また、斜体のテキストを取得するには、端末で斜体をサポートする必要があります。
これは、プロンプト全体のオプションのリストです。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
add_newline |
true |
プロンプトの開始前に新しい行を追加します。 |
prompt_order |
link | プロンプトモジュールを出力する順序を設定します。 |
scan_timeout |
30 |
ファイルをスキャンする際のタイムアウト時間 (milliseconds) です。 |
# ~/.config/starship.toml
# Disable the newline at the start of the prompt
add_newline = false
# Overwrite a default_prompt_order and use custom prompt_order
prompt_order=["rust","line_break","package","line_break","character"]
# Wait 10 milliseconds for starship to check files under the current directory.
scan_timeout = 10
デフォルトのprompt_order
は、空の場合、またはprompt_order
が指定されていない場合に、プロンプトにモジュールが表示される順序を定義するために使用されます。 デフォルトは次のとおりです。
prompt_order = [
"username",
"hostname",
"kubernetes",
"directory",
"git_branch",
"git_commit",
"git_state",
"git_status",
"hg_branch",
"package",
"dotnet",
"elm",
"golang",
"haskell",
"java",
"nodejs",
"php",
"python",
"ruby",
"rust",
"terraform",
"nix_shell",
"conda",
"memory_usage",
"aws",
"env_var",
"crystal",
"cmd_duration",
"line_break",
"jobs",
"battery",
"time",
"character",
]
aws
モジュールは現在のAWSプロファイルが表示されます。 これは ~/.aws/config
に記述されている AWS_REGION
, AWS_DEFAULT_REGION
, and AWS_PROFILE
環境変数に基づいています。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"☁️ " |
現在のAWSプロファイルを表示する前に表示される記号です。 |
displayed_items |
all |
表示するアイテムを選択します。 指定可能な値は以下です。[all , profile , region ] |
region_aliases |
AWS名に加えて表示するリージョンのエイリアスです。 | |
style |
"bold yellow" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
aws モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[aws]
style = "bold blue"
symbol = "🅰 "
displayed_items = "region"
[aws.region_aliases]
ap-southeast-2 = "au"
us-east-1 = "va"
battery
モジュールは、デバイスのバッテリー残量と現在の充電状態を示します。 モジュールは、デバイスのバッテリー残量が10%未満の場合にのみ表示されます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
full_symbol |
"•" |
バッテリーが満タンのときに表示される記号です。 |
charging_symbol |
"⇡" |
バッテリーの充電中に表示される記号です。 |
discharging_symbol |
"⇣" |
バッテリーが放電しているときに表示される記号です。 |
display |
link | モジュールの閾値とスタイルを表示します。 |
disabled |
false |
battery モジュールを無効にします。 |
いくつかのまれなバッテリー状態のオプションもあります。
変数 | 説明 |
---|---|
unknown_symbol |
バッテリー状態が不明なときに表示される記号です。 |
empty_symbol |
バッテリーが空のときに表示される記号です。 |
オプションを指定しない限り、バッテリーの状態がunknown
もしくはempty
になった場合にインジケーターは非表示になります。
# ~/.config/starship.toml
[battery]
full_symbol = "🔋"
charging_symbol = "⚡️"
discharging_symbol = "💀"
display
オプションを使用して、バッテリーインジケーターを表示するタイミング(閾値)と外観(スタイル)を定義します。 display
が提供されない場合、 デフォルトは次のとおりです。
[[battery.display]]
threshold = 10
style = "bold red"
display
オプションは、次の表の通りです。
変数 | 説明 |
---|---|
threshold |
バッテリーが表示される上限です。 |
style |
displayオプションが使用されている場合のスタイルです。 |
[[battery.display]] # バッテリー残量が0%〜10%の間は「太字の赤色」スタイルを利用する
threshold = 10
style = "bold red"
[[battery.display]] # バッテリー残量が10%〜30%の間は「太字の黄色」スタイルを利用する
threshold = 30
style = "bold yellow"
# 容量が30%を超えると、バッテリーインジケーターは表示されません
character
モジュールは、端末でテキストが入力される場所の横に文字(通常は矢印)を表示します。
文字は、最後のコマンドが成功したかどうかを示します。 これは、色の変更(赤/緑)またはその形状の変更(❯/✖) の2つの方法で行うことができます。 後者はuse_symbol_for_status
にtrue
設定されている場合にのみ行われます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"❯" |
プロンプトでテキストを入力する前に使用される記号です。 |
error_symbol |
"✖" |
前のコマンドが失敗した場合にテキスト入力の前に使用される記号です。 |
use_symbol_for_status |
false |
シンボルを変更してエラーステータスを示します。 |
vicmd_symbol |
"❮" |
シェルがvimの通常モードである場合、プロンプトのテキスト入力の前に使用される記号です。 |
style_success |
"bold green" |
最後のコマンドが成功した場合に使用されるスタイルです。 |
style_failure |
"bold red" |
最後のコマンドが失敗した場合に使用されるスタイルです。 |
disabled |
false |
character モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[character]
symbol = "➜"
error_symbol = "✗"
use_symbol_for_status = true
cmd_duration
モジュールは、最後のコマンドの実行にかかった時間を示します。 モジュールが表示されるのは、コマンドが2秒以上かかった場合、またはmin_time
値が存在する場合のみです。
::: warning BashでDEBUGトラップをhookしない
bash
でStarshipを実行している場合、 eval $(starship init $0)
実行した後にDEBUG
トラップをフックしないでください。そうしないと、このモジュールがおそらくですが壊れます。
:::
preexecのような機能を必要とするBashユーザーは、 rcalorasのbash_preexecフレームワークを使用できます。 eval $(starship init $0)
を実行する前に、preexec_functions
、およびprecmd_functions
定義するだけで、通常どおり続行します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
min_time |
2_000 |
Shortest duration to show time for (in milliseconds). |
show_milliseconds |
false |
Show milliseconds in addition to seconds for the duration. |
prefix |
took |
コマンド実行時間の直前に表示する文字列です。 |
style |
"bold yellow" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
cmd_duration モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[cmd_duration]
min_time = 500
prefix = "underwent "
$CONDA_DEFAULT_ENV
が設定されている場合、conda
モジュールは現在のcondaの環境を表示します。
::: tip
Note: これはconda自身の プロンプト修飾子 を抑制しません。conda config --set changeps1 False
で実行することができます。
:::
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
truncation_length |
1 |
The number of directories the environment path should be truncated to, if the environment was created via conda create -p [path] . 0 means no truncation. Also see the directory module. |
symbol |
"C " |
環境名の直前に使用されるシンボルです。 |
style |
"bold green" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
conda モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[conda]
style = "dimmed green"
directory
モジュールには、現在のディレクトリへのパスが表示され、3つの親フォルダは切り捨てられます。 ディレクトリは、現在のgitリポジトリであるとルートとなります。
fishスタイルのpwdオプションを使用すると、切り捨てられたパスを非表示にする代わりに、オプションで有効にした番号に基づいて各ディレクトリの短縮名が表示されます。
例として、~/Dev/Nix/nixpkgs/pkgs
で、nixpkgs
がリポジトリルートであり、オプションが1
に設定されている場合を挙げます。 以前はnixpkgs/pkgs
でしたが、~/D/N/nixpkgs/pkgs
が表示されます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
truncation_length |
3 |
現在のディレクトリを切り捨てる親フォルダーの数です。 |
truncate_to_repo |
true |
現在いるgitリポジトリのルートに切り捨てるかどうかです。 |
prefix |
"in " |
ディレクトリ名の直前に表示するprefixです。 |
style |
"bold cyan" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
directory モジュールを無効にします。 |
このモジュールは、どのようにディレクトリを表示するかについての高度なオプションをいくつか持っています。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
fish_style_pwd_dir_length |
0 |
fish shellのpwdパスロジックを適用するときに使用する文字数です。 |
use_logical_path |
true |
OSからのパスの代わりに、シェル(PWD ) によって提供される論理パスを表示します。 |
# ~/.config/starship.toml
[directory]
truncation_length = 8
dotnet
モジュールはカレントディレクトリに関係する.NET Core SDKのバージョンを表示します。 もし SDKは現在のディレクトリに固定されているのであれば、その固定されたバージョンが表示されます。 それ以外の場合、モジュール SDKの最新のインストールバージョンを示します。
このモジュールは、カレントディレクトリに次のファイルのいずれかが存在する場合にのみプロンプトに表示されます。: global.json
, project.json
, *.sln
, *.csproj
, *.fsproj
, *.xproj
正しく使用するには、.NET Coreコマンドラインツールもインストールする必要があります。
内部的に、このモジュールは自身のバージョン検知のメカニズムを利用します。 dotnet --version
を実行するより2倍速く実行できますが、.NET project一般的でないディレクトリlayoutの場合は間違ったバージョンが示されてしまうことがあります。 速度よりも精度が重要な場合は、次の方法でメカニズムを無効にできます。 モジュールオプションでheuristic = false
を設定します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
•NET " |
dotnetのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
heuristic |
true |
より高速なバージョン検出を使用して、starshipの動作を維持します。 |
style |
"bold blue" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
dotnet モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[dotnet]
symbol = "🥅 "
style = "green"
heuristic = false
elm
モジュールは、現在インストールされているElmのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
elm.json
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
elm-package.json
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
elm-stuff
フォルダが含まれている - カレントディレクトリに
*.elm
ファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🌳 " |
Elmのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold cyan" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
elm モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[elm]
symbol = " "
env_var
モジュールは、選択された環境変数の現在の値を表示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
variable
オプションが、既存の環境変数と一致するvariable
オプションが定義されておらず、default
オプションが定義されている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
環境変数を表示する前に使用される記号です。 | |
variable |
表示される環境変数です。 | |
default |
上のvariableが定義されていない場合に表示されるデフォルトの値です。 | |
prefix |
"" |
変数の直前に表示するprefixです。 |
suffix |
"" |
変数の直後に表示するsuffixです。 |
style |
"dimmed black" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
env_var モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[env_var]
variable = "SHELL"
default = "unknown shell"
git_branch
モジュールは、現在のディレクトリにあるリポジトリのアクティブなブランチを表示します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
" " |
現在のディレクトリのリポジトリのブランチ名の前に使用されるシンボルです。 |
truncation_length |
2^63 - 1 |
gitブランチをX書記素に切り捨てます。 |
truncation_symbol |
"…" |
ブランチ名切り捨てられていることを示すための記号です。 記号なしに「」も使用できます。 |
style |
"bold purple" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
git_branch モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[git_branch]
symbol = "🌱 "
truncation_length = 4
truncation_symbol = ""
git_commit
モジュールは、現在のディレクトリにあるリポジトリの現在のコミットハッシュを表示します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
commit_hash_length |
7 |
表示されるgitコミットハッシュの長さです。 |
prefix |
"(" |
このモジュールの先頭に表示される文字列です。 |
suffix |
")" |
このモジュールの末尾に表示される文字列です。 |
style |
"bold green" |
モジュールのスタイルです。 |
only_detached |
true |
Only show git commit hash when in detached HEAD state |
disabled |
false |
git_commit モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[git_commit]
commit_hash_length = 4
git_state
モジュールはgitディレクトリの進行状態を表します。 (例: REBASING, BISECTING, その他) 進捗情報がある場合(例: REBASING 3/10)はその情報も表示されます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
rebase |
"REBASING" |
rebase 進行中に表示されるテキストです。 |
merge |
"MERGING" |
merge 進行中に表示されるテキストです。 |
revert |
"REVERTING" |
revert 進行中に表示されるテキストです。 |
cherry_pick |
"CHERRY-PICKING" |
cherry-pick 進行中に表示されるテキストです。 |
bisect |
"BISECTING" |
disect 進行中に表示されるテキストです。 |
am |
"AM" |
apply-mailbox (git am ) の進行中に表示されるテキストです。 |
am_or_rebase |
"AM/REBASE" |
あいまいなapply-mailbox またはrebase が進行中のときに表示されるテキストです。 |
progress_divider |
"/" |
現在の進行量と合計進行量を分ける記号またはテキストです。 (例: " of " 、 "3 of 10" ) |
style |
"bold yellow" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
git_state モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[git_state]
progress_divider = " of "
cherry_pick = "🍒 PICKING"
git_status
モジュールは、現在のディレクトリのリポジトリの状態を表すシンボルを表示します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
conflicted |
"=" |
このブランチにはマージの競合があります。 |
conflicted_count |
link | 競合の数の表示およびスタイル設定します。 |
ahead |
"⇡" |
このブランチは、追跡されるブランチよりも先にあります。 |
behind |
"⇣" |
このブランチは、追跡されているブランチの背後にあります。 |
diverged |
"⇕" |
このブランチは、追跡されているブランチから分岐しています。 |
untracked |
"?" |
作業ディレクトリに追跡されていないファイルがあります。 |
untracked_count |
link | 追跡されていないファイルの数を表示およびスタイル設定します。 |
stashed |
"$" |
ローカルリポジトリ用のスタッシュが存在します。 |
stashed_count |
link | スタッシュの数の表示およびスタイル設定します。 |
modified |
"!" |
作業ディレクトリにファイルの変更があります。 |
modified_count |
link | 変更されたファイルの数を表示およびスタイル設定します。 |
staged |
"+" |
新しいファイルがステージング領域に追加されました。 |
staged_count |
link | ステージングされたファイルの数を表示およびスタイル設定します。 |
renamed |
"»" |
名前が変更されたファイルがステージング領域に追加されました。 |
renamed_count |
link | 名前を変更したファイルの数を表示およびスタイル設定します。 |
deleted |
"✘" |
ファイルの削除がステージング領域に追加されました。 |
deleted_count |
link | 削除されたファイルの数を表示およびスタイルします。 |
show_sync_count |
false |
追跡されているブランチの先行/後方カウントを表示します。 |
prefix |
[ |
このモジュールの先頭に表示される文字列です。 |
suffix |
] |
このモジュールの末尾に表示される文字列です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
git_status モジュールを無効にします。 |
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
enabled |
false |
ファイルの数を表示します。 |
style |
オプションで、モジュールとは異なるカウントのスタイルを設定します。 |
# ~/.config/starship.toml
[git_status]
conflicted = "🏳"
ahead = "🏎💨"
behind = "😰"
diverged = "😵"
untracked = "🤷"
stashed = "📦"
modified = "📝"
staged.value = "++"
staged.style = "green"
staged_count.enabled = true
staged_count.style = "green"
renamed = "👅"
deleted = "🗑"
golang
モジュールは、現在インストールされているGolangのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
go.mod
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
go.sum
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
glide.yaml
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
Gopkg.yml
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
Gopkg.lock
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
Godeps
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.go
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🐹 " |
Golangのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold cyan" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
golang モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[golang]
symbol = "🏎💨 "
The haskell
module shows the currently installed version of Haskell Stack version. 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
stack.yaml
ファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"λ " |
The symbol used before displaying the version of Haskell. |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
Disables the haskell module. |
# ~/.config/starship.toml
[haskell]
symbol = " "
hg_branch
モジュールは、現在のディレクトリにあるリポジトリのアクティブなブランチを示します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
" " |
The symbol used before the hg bookmark or branch name of the repo in your current directory. |
truncation_length |
2^63 - 1 |
Truncates the hg branch name to X graphemes |
truncation_symbol |
"…" |
ブランチ名切り捨てられていることを示すための記号です。 |
style |
"bold purple" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
true |
Disables the hg_branch module. |
# ~/.config/starship.toml
[hg_branch]
symbol = "🌱 "
truncation_length = 4
truncation_symbol = ""
hostname
モジュールには、システムのホスト名が表示されます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
ssh_only |
true |
SSHセッションに接続されている場合にのみホスト名を表示します。 |
prefix |
"" |
ホスト名の直前に表示するprefixです。 |
suffix |
"" |
ホスト名の直後に表示するsuffixです。 |
trim_at |
"." |
この文字が最初にマッチするまでをホスト名と認識します。 "." は最初の. までをホスト名として認識します。 "" を指定した場合トリムしません。 |
style |
"bold dimmed green" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
hostname モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[hostname]
ssh_only = false
prefix = "⟪"
suffix = "⟫"
trim_at = ".companyname.com"
disabled = false
jobs
モジュールには、実行中のジョブの現在の数が表示されます。 このモジュールは、実行中のバックグラウンドジョブがある場合にのみ表示されます。 1つ以上のジョブがある、またはthreshold
に指定した値以上にジョブがある場合は実行中のジョブの数を表示します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"✦" |
ジョブの数を表示する前に使用される記号です。 |
threshold |
1 |
超過した場合、ジョブの数を表示します。 |
style |
"bold blue" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
jobs モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[jobs]
symbol = "+ "
threshold = 4
現在のKubernetesコンテキスト名と、設定されている場合は、kubeconfigファイルに基づいてネームスペースを表示します。 ネームスペースはkubconfigで設定されている必要があります。それは kubectl config set-context starship-cluster --namespace astronaut
のようなコマンドで設定することができます。 $KUBECONFIG
環境変数が設定されている場合、モジュールはそれを使用します ~/.kube/config
は使用しません。
::: tip
このモジュールはデフォルトで無効になっています。 有効にするには、設定ファイルでdisabled
をfalse
に設定します。
:::
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"☸ " |
クラスタ情報を表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold blue" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
true |
Kubernetes モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[kubernetes]
symbol = "⛵ "
style = "dim green"
disabled = false
line_break
モジュールは、プロンプトを2行に分割します。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
disabled |
false |
line_break モジュールを無効にして、プロンプトを1行にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[line_break]
disabled = true
nix_shell
モジュールは、nix-shell環境を示しています。 このモジュールは、nixシェル環境内にあるときに表示されます。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
use_name |
false |
nix-shellの名前を表示します。 |
impure_msg |
"impure" |
impureメッセージをカスタマイズします。 |
pure_msg |
"pure" |
pureメッセージをカスタマイズします。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
nix_shell モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[nix_shell]
disabled = true
use_name = true
impure_msg = "impure shell"
pure_msg = "pure shell"
java
モジュールは、現在インストールされているJavaのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
pom.xml
,build.gradle.kts
,もしくはbuild.sbt
が含まれている - カレントディレクトリに拡張子が
.java
,.class
,.gradle
, もしくは.jar
のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"☕ " |
Javaのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"dimmed red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
Java モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[java]
symbol = "🌟 "
memory_usage
モジュールは、現在のシステムメモリとスワップ使用量を示します。
デフォルトでは、システムスワップの合計がゼロ以外の場合、スワップ使用量が表示されます。
::: tip
このモジュールはデフォルトで無効になっています。 有効にするには、設定ファイルでdisabled
をfalse
に設定します。
:::
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
show_percentage |
false |
メモリ使用量を割合で表示します。 |
show_swap |
true |
合計スワップがゼロ以外の場合、スワップ使用量を表示します。 |
threshold |
75 |
この閾値を超えない限り、メモリ使用率は表示されません。 |
symbol |
"🐏 " |
メモリ使用率を表示する前に使用される記号です。 |
separator |
`" | "` |
style |
"bold dimmed white" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
true |
memory_usage モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[memory_usage]
show_percentage = true
show_swap = true
threshold = -1
symbol = " "
separator = "/"
style = "bold dimmed green"
crystal
モジュールには、現在インストールされているCrystalのバージョンが表示されます。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
shard.yml
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.cr
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🔮 " |
Crystalのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
crystal モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[crystal]
symbol = "✨ "
style = "bold blue"
nodejs
モジュールは、現在インストールされているNodeJSのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
package.json
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
node_modules
ディレクトリが含まれている - カレントディレクトリに
.js
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"⬢ " |
NodeJSのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold green" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
nodejs モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[nodejs]
symbol = "🤖 "
package
モジュールは、現在のディレクトリがパッケージのリポジトリである場合に表示され、現在のバージョンが表示されます。 このモジュールは現在、 npm
、 cargo
、およびpoetry
パッケージをサポートしています。
- npm –
npm
パッケージバージョンは、現在のディレクトリにあるpackage.json
から抽出されます - cargo –
cargo
パッケージバージョンは、現在のディレクトリにあるCargo.toml
から抽出されます。 - poetry –
poetry
パッケージバージョンは、現在のディレクトリにあるpyproject.toml
から抽出されます - composer –
composer
パッケージバージョンは、現在のディレクトリにあるcomposer.json
から抽出されます
⚠️ 表示されるバージョンは、パッケージマネージャーではなく、ソースコードが現在のディレクトリにあるパッケージのバージョンです。
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"📦 " |
パッケージのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
package モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[package]
symbol = "🎁 "
php
モジュールは、現在インストールされているPHPのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
composer.json
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.php
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🐘 " |
PHPのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
php モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[php]
symbol = "🔹 "
python
モジュールは、現在インストールされているPythonのバージョンを示します。
pyenvversionname
がtrue
に設定されている場合 、pyenvでのバージョン名が表示されます 。
それ以外の場合は、 python --version
バージョン番号が表示され、アクティブになっている場合は現在のPython仮想環境が表示されます。
次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
.python-version
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
requirements.txt
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
pyproject.toml
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.py
の拡張子のファイルが含まれている - カレントディレクトリに
Pipfile
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
tox.ini
ファイルが含まれている - 仮想環境がアクティブである
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🐍 " |
Pythonのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
pyenv_version_name |
false |
pyenvを使用してPythonバージョンを取得します |
pyenv_prefix |
"pyenv " |
pyenvバージョン表示の前のprefix(デフォルトの表示はpyenv MY_VERSION )です |
style |
"bold yellow" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
python モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[python]
symbol = "👾 "
pyenv_version_name = true
pyenv_prefix = "foo "
ruby
モジュールは、現在インストールされているRubyのバージョンを示します。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
Gemfile
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.rb
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"💎 " |
Rubyのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
ruby モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[ruby]
symbol = "🔺 "
rust
モジュールには、現在インストールされているRustのバージョンが表示されます。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
Cargo.toml
ファイルが含まれている - カレントディレクトリに
.rs
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"🦀 " |
Rustのバージョンを表示する前に使用される記号です。 |
style |
"bold red" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
rust モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[rust]
symbol = "⚙️ "
terraform
モジュールには、現在選択されているterraformワークスペースとバージョンが表示されます。 デフォルトでは、Terraformのバージョンは表示されません。これは、多くのプラグインが使用されている場合、Terraformの現在のバージョンでは遅いためです。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントディレクトリに
.terraform
フォルダが含まれている - カレントディレクトリに
.tf
の拡張子のファイルが含まれている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
symbol |
"💠 " |
Terraform ワークスペースを表示する前に使用される記号です。 |
show_version |
false |
Terraformのバージョンを表示します。 大きなワークスペースでは非常に遅くなります。 |
style |
"bold 105" |
モジュールのスタイルです。 |
disabled |
false |
terraform モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[terraform]
symbol = "🏎💨 "
time
モジュールは、現在の現地時間を示します。 format
設定は、時間の表示方法を制御するためにchrono
クレートによって使用されます。 使用可能なオプションを確認するには、chrono strftimeのドキュメントをご覧ください。
::: tip
このモジュールはデフォルトで無効になっています。 有効にするには、設定ファイルでdisabled
をfalse
に設定します。
:::
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
use_12hr |
false |
12時間のフォーマットを有効にします。 |
format |
この表の下を参照してください | 時刻のフォーマットに使用されるクロノフォーマット文字列 です。 |
style |
bold yellow |
モジュールのスタイルです。 |
utc_time_offset |
local |
使用するUTCオフセットを設定します。 -24から24までの間で設定可能です。 フロートが30/45分のタイムゾーンオフセットに対応できるようにします。 |
disabled |
true |
time モジュールを無効にします。 |
use_12hr
が true
の場合、format
のデフォルトは "%r"
です。 それ以外の場合、デフォルトは"%T"
です。 format
を手動で設定すると、use_12hr
の設定が上書きされます。
# ~/.config/starship.toml
[time]
disabled = false
format = "🕙[ %T ]"
utc_time_offset = -5
username
モジュールには、アクティブなユーザーのユーザー名が表示されます。 次の条件のいずれかが満たされると、モジュールが表示されます。
- カレントユーザーがroot
- カレントユーザーが、ログインしているユーザーとは異なる
- ユーザーがSSHセッションとして接続されている
show_always
変数がtrueに設定されている
変数 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
style_root |
"bold red" |
ユーザーがrootのときに使用されるスタイルです。 |
style_user |
"bold yellow" |
非rootユーザーに使用されるスタイルです。 |
show_always |
false |
username モジュールを常に表示します。 |
disabled |
false |
username モジュールを無効にします。 |
# ~/.config/starship.toml
[username]
disabled = true