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* 用法
[FIG(short list)[ [1] 用法
- [CODE[#]] (数値)
-- [[number]] と同義
-- [CODE[$#]]
-- [CODE[#]] ([[電話]])
-- 第[VAR[何]]回 ([[シャープ]])
- [CODE[#]] ([[コメント]])
-- [[コメント]]の開始
-- [[shebang]]
-- [CODE[//#]]
-- [[前処理指令]]
-- [CODE[#line]]
- [CODE[#]] (その他)
-- [[素片識別子]]
--- [CODE[#!]]
-- [[[CODE[#]] (HTTP)]]
-- [[C#]]
-- [[F#]]
-- [[J#]]
-- [CODE[root]] の[[プロンプト]]
-- [[ハッシュタグ]]
-- [[伏せ字]]
- [CODE[♯]] ([[嬰記号]])
-- [[半音]]上げる
]FIG]
[FIG(short list)[ [2] 関連
- [[井]]
- [[丼]]
- [[シャープ株式会社]]
- [[𝄪]]
]FIG]
* 読み方
[19]
[DFN[シャープ]],
[DFN[シャープ記号]],
[DFN[ハッシュ]],
[DFN[ハッシュタグ]],
[DFN[井桁]],
[DFN[番号記号]],
[DFN[嬰記号]]などと呼ばれています。
** 「#」は「シャープ」ではないというデマ
[16]
[CODE[#]] は[[シャープ]]と読まないという主張が最近出てきましたが、
[CODE[#]] を[[シャープ]]と読んだ事例は[[英語]]、
[[日本語]]ともに多く、数十年レベルの蓄積があります。
[[マナー講師]]の謎[[マナー]]レベルに意味のない主張です。
[FIG(important)[ [46] まとめ
- [41] 番号記号「#」と嬰記号「♯」の[[文字コード]]は違う → 正しい
- [45] 番号記号「#」と嬰記号「♯」の[[字形]]は違う → 必ずしもそうでは'''ない'''
- [47] 番号記号「#」と嬰記号「♯」の[[字形]]は書き分けるべき → そういう考え方もある
- [42] 番号記号「#」は「シャープ」といわない → '''誤り'''、昔からそうも呼ばれている
- [43] 番号記号「#」の[[文字コード]]で嬰記号を表す → 最適ではないがたまにある
- [44] 嬰記号「♯」の[[文字コード]]で番号記号を表す → 最適ではないがたまにある
]FIG]
*** 「#」が「シャープ」と呼ばれてきた事例
[36]
番号記号を「シャープ」と呼ぶ事例は、[[一般名詞]]も[[固有名詞]]も、
数十年にわたって発見できます。[[英語]]にも[[日本語]]にもあります。
[37]
情報・通信・放送の諸分野で広範囲に使われています。
-*-*-
- [50] [CITE[[[The Jargon File]]]]
--[49] [CITE[ASCII]], [TIME[2003-12-29T18:34:41.000Z]], [TIME[2023-07-05T07:38:47.261Z]] <http://www.catb.org/jargon/html/A/ASCII.html>
>
,"# ","Common: number sign; pound; pound sign; hash; sharp; [I[crunch]] ; hex; [mesh]. Rare: grid; cross�hatch; oc�to�thorpe; flash; <square>, pig-pen; tic�tac�toe; scratchmark; thud; thump; [I[splat]] ."
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[7] [CITE@ja[番号記号 - Wikipedia]]
([TIME[2021-11-12T14:09:26.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:16:04.480Z]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%8F%B7>
]FIGCAPTION]
> 一般的なQWERTY配列のキーボードではShiftキーを押しながら3キーを押すと打つことができる。読みは多くの場合「シャープ」(「C#」など)。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] [CITE@ja[番号記号 - Wikipedia]]
([TIME[2021-11-12T14:09:26.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:16:26.635Z]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%8F%B7>
]FIGCAPTION]
> TV・ラジオ・映画業界では、いわゆる業界用語として製作番組の放送回数を意図的に「シャープ」という呼称で表現しており、番組中、スタッフ(主にディレクター、AD)と演者の会話でそのまま使用されることで一般視聴者も耳にすることがある。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[9] [CITE@ja[シャープ (記号) - Wikipedia]]
([TIME[2021-11-02T12:19:45.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:17:09.355Z]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%97_(%E8%A8%98%E5%8F%B7)>
]FIGCAPTION]
> C# - プログラミング言語。発音は「シー・シャープ」だが、番号記号で表記される。
> F# - プログラミング言語。発音は「エフ・シャープ」だが、番号記号で表記される。
> J# - プログラミング言語。発音は「ジェイ・シャープ」だが、番号記号で表記される。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[10] [CITE@ja[PL/SQL言語の基礎]]
([TIME[2008-11-25T23:14:26.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:18:53.548Z]])
<https://docs.oracle.com/cd/E15817_01/appdev.111/e05670/fundamentals.htm>
]FIGCAPTION]
> 識別子の最小長は1文字、最大長は30文字です。 最初の文字は英字である必要がありますが、2文字目以降は英字、数字、ドル記号($)、アンダースコア(_)およびシャープ記号(#)のいずれでもかまいません。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[11] [CITE[Microsoft Index Server ガイド: クエリー言語]]
([TIME[2021-11-18T09:19:29.000Z]])
<https://isabou.net/thefront/magazine-search/magazine/qrylang.asp>
]FIGCAPTION]
> 正規表現型プロパティ クエリーは、シャープ記号 (#)、プロパティ名、およびプロパティ値の正規表現で構成されます。
]FIG]
[12] [CITE[download]], [TIME[2021-11-18T09:20:28.000Z]] <https://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.587.666&rep=rep1&type=pdf#page=34>
>Octave 言語において,コメントはシャープ記号‘#’,あるいはパーセント記号‘%’のいずれかで始
まり,行末まで続きます。Octave インタプリタは,シャープまたはパーセント記号以降の行の内容を
無視します。
[13] [CITE[Schemeを作ろう 第1回]], [TIME[2001-09-01T02:36:14.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:21:33.269Z]] <http://www.jah.ne.jp/~naoyuki/Writings/VScheme1.html>
>
[PRE(code)[
\# {return SHARP;}
]PRE]
[14] [CITE[ptx.pdf]], [TIME[2019-02-15T18:54:46.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:24:25.368Z]] <https://www.tug.org/texniques/tn14/ptx.pdf#page=41>
>pound, hatch mark, sharp sign, octothorpe (#).
[15] [CITE[for2c++.pdf]], [TIME[2001-12-05T14:08:35.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:25:36.458Z]] <https://www.pks.mpg.de/~craco/for2c++.pdf#page=6>
> followed by a sharp sign #, followed by a
string of digits (not quoted).
[17] [CITE[User's manual for factor-jump thermogravimetry apparatus, and associated programs, including a general plotting program - nbsir80-2102.pdf]],
March 1981,
[TIME[2016-03-18T17:49:28.000Z]], [TIME[2021-11-18T09:31:44.895Z]] <https://nvlpubs.nist.gov/nistpubs/Legacy/IR/nbsir80-2102.pdf#page=78>
>
[PRE(code)[
C INITIALISE MIDAS ARRAY =OUT= TO CONTAIN SHARP SIGN
C OUT(2)=X'23'
]PRE]
[48]
[[Unix]] の [CODE[#!]] は [[shebang]] と呼ばれます。
その[[語源]]は[[諸説あります]]が、 [CODE[!]] は俗に bang と読まれることが多く、
she は sharp ないし hash に由来するといわれます
(他の説もあります)。
*** 電話機の[CH[#]]ボタン
[58]
昭和46年の[[電話機]]の操作の解説では、イラストでは[CH[⌗]]に近い字形で、
説明文中では[CH[♯]]に近い字形で表されていました。
当時の[[電話機]]の用語でこれを「青ボタン」と呼んでいました。
[CH[⌗]]
は「スクエアー」と読まれていました。
[SEE[ [[プッシュホン]] ]]
[54] [CITE@ja-JP[実業往来 (371)]], [[実業往来社]], [TIME[1982-12]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-10T13:47:32.035Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/2245615/1/46> (要登録)
左
[55]
>>54 昭和57年の電話機新製品の紹介記事。「[V[シャープボタン]]」。
[56] [CITE@ja-JP[JEDAカタログ年鑑 設備 1983 26~43]], [[日本環境設計協会 企画・編集]], [TIME[1983.6][1983]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-10T13:49:14.379Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/12242215/1/334> (要登録)
[57] >>56 昭和58年の [[National]] の電話機の製品説明。「[L[シャープボタン]]」
実機の写真もあり、ボタンに印字された字形は[CH[⌗]]に近い。
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[20] [CITE@ja[♯とは - コトバンク]]
([[デジタル大辞泉]]著, [TIME[2022-06-06 09:39:29 +09:00]])
<https://kotobank.jp/word/%E2%99%AF-524408>
]FIGCAPTION]
> 5 音楽で、ある音を半音上げる記号。記号「♯」。嬰えい記号。嬰。⇔フラット。
> 6 電話の押しボタンに用いられる、5に似た記号の通称。「シャープダイヤル」
> '''['''補説''']'''5の嬰記号「♯」とハッシュマーク「#」は異なるが、便宜的にハッシュマークをシャープとよぶこともある。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[653] [CITE@ja[着信短縮ダイヤルサービス(オプション)|加入電話とINSネットのオプションサービス|加入電話|NTT西日本]]
([TIME[2022-06-06 09:41:18 +09:00]])
<https://www.ntt-west.co.jp/denwa/service/sharpdial/>
]FIGCAPTION]
> 着信短縮ダイヤル番号(#と4桁の数字からなる番号)に対応する一般の電話番号をあらかじめ交換機に登録することにより、以後、利用者が加入電話(プッシュ回線用)、加入電話・ライトプラン(プッシュ回線用)(いずれも電話サービス)、INSネット(総合デジタル通信サービス)およびプッシュ式公衆電話から着信短縮ダイヤル番号をダイヤルするだけで契約者が指定する電話へ接続することができるサービスです。
]FIG]
[21]
>>20 の辞書は「シャープ」の項に電話ボタンの記号を掲載している。
ただし[[嬰記号]]と「似た記号」と書いていて、同じとはいっていない。
第6項と「補説」との関係が不明瞭で、
電話ボタンの記号が「ハッシュマーク」と同じなのかどうか明らかでない。
[26] >>653 で [[NTT]] は[[電話番号]]に使うのは「#」だと書いている。
他の [[NTT]] グループの公式サイトでも同じ。
(さらに言えば国際的に[[電話番号]]関係の規格ではそう。)
[27] >>20 の辞書は間違ったことを書いているのだろうか?
-*-*-
[61] [CITE@ja[電話機にある「#」や「*」は、なんですか? - ITU-AJ]], [TIME[2024-04-10T15:26:36.000Z]] <https://www.ituaj.jp/?page_id=4109>
[62] >>61 は[[電話機]]に関する[[国際標準]]を定める[[ITU]]と密接に関係する[[日本ITU協会]]のウェブサイト。ここでは
>また、呼び方が決まっていないので、それぞれの国によって違います。
>
日本では、「#」をシャープ、「*」を米印という呼び名を使うことがあります。
>
>日本以外での主な呼び名の例
>「#」…ハッシュ、スクエア
>「*」…アスタリスク、スター
と紹介している。ただし [CH[#]] と [CH[*]] は[[全角文字]]。
実機の写真を1つ掲示しており、そこでは[CH[[TATE[[V[*]]]]]]と[CH[#]]に近い字形。
[63]
つまり、電話機の記号の名称は定めがなく何の拘束力も持たないものの、
公式に近いところが、電話機の2つのボタンを[CH[#]]と[CH[*]]という[[文字]]で表すことが可能であり、
それらを「シャープ」「米印」と呼ぶことが可能であるといっている。
[64]
これを「[[公式が勝手に言ってるだけ]]」と否定する人は相応の根拠を出すべきでは。
-*-*-
[65]
[CITE@ja[電話の「#」はシャープじゃない。米印は「*」じゃない話。 | ゴリ会議]],
2019年2月20日,
2019年6月6日,
[TIME[2024-02-04T10:19:43.000Z]], [TIME[2024-04-10T15:31:54.222Z]] <https://gori3353.club/2019/02/20/denwa-sharp-jyanai/>
[66] >>65 は >>61 を引用しながら、なぜか
>[B[ITU]]で#の記号を電話に使用することを決めた、と紹介されていますが、[B[「呼び方が決まっていない」]]そうです。
と標準が呼称を定義していないことだけを強調し、
>なので、[U[「#」を和名で読むと、井桁、ではあるものの、ピンとこないので便宜的に似たような記号の「シャープ」という呼び名で広がった、という説]]が濃厚のようです。
と出典不明の勝手な解釈を「濃厚」としています。[CH[#]]の呼び方が「井桁」
であることは繰り返し断定していますが、その根拠は何も示されていません。
また、[CH[#]]と[CH[♯]]の微妙な違いには拘りながら、[CH[#]]と写真内の[CH[⌗]]の違いにはなぜか一言も言及がありません。そして
[CH[*]]
と
[CH[[TATE[[V[*]]]]]]
の違いは
>これは、またシャープのような複雑な因果関係が?と思いましたが、こちらに関しては、角度が違っても米印で間違いないようです。
と根拠を示さずに無視して良いと断言しています。
[59] >>52
*** 番号記号と嬰記号の曖昧な境界
[35]
実世界の用例を見ると、番号記号と嬰記号を[[字形]]によって区別するのは困難なこと、
番号記号とも嬰記号とも解し得る境界例があること、
番号記号と嬰記号の[[文字コード]]が区別されずに用いられていることがわかります。
-*-*-
[34] [CITE[25_1.pdf]], [TIME[2023-02-07T13:05:48.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhsj/25/157/25_1/_pdf/-char/ja#page=2>
昭和時代の学術論文。この「#」は明らかに番号記号の意味。横線は右肩上がりで、
音楽記号の方の通常の字形に近い。
[60]
[[昭和]]の頃でも[[論文]]などでは[[番号記号]]がよく使われていますけど、
印刷文字 ([[写植]]?) の字形は[CH[♯]]のことがほとんどに感じます。
[4] [CITE[「[[SHOW BY ROCK!!#]]」全12話一挙放送 - 2020/12/03(木) 19:00開始 - ニコニコ生放送]] ([TIME[2020-12-10 11:03:04 +09:00]]) <https://live2.nicovideo.jp/watch/lv329106404>
[28]
[CITE[[[SHOW BY ROCK!!]]]]
シリーズの[[テレビアニメ]]第2期。
1期と2期の違いを表すために「#」が付加されている。
[29]
音楽を題材とした作品なので[[嬰記号]]なのだろうか?
[30]
公式サイトによると[[製作委員会]]は
「SHOWBYROCK!! 製作委員会#」。
作品名も委員会名も [CODE[#]] で表記は統一されている。
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[22] [CITE@ja[ならの観光力向上課/観光プロモーション課[[ホームページ]]]]
([[Nara Prefecture]]著, [TIME[2022-06-06 09:49:07 +09:00]])
<https://www.pref.nara.jp/item/256615.htm#itemid256615>
]FIGCAPTION]
> 「♯推し奈良フォトコンテスト」を開催します!
]FIG]
[24] [[Twitter]] の[[ハッシュタグ]]なのに嬰記号
-[23] [CITE@ja[八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ ♯8「運動会はパンにしてちょう」 - [[ニコニコ動画]]]]
([TIME[2022-06-06 09:49:47 +09:00]])
<https://www.nicovideo.jp/watch/so40564415>
-[51] [CITE@ja[Xユーザーの【公式】声優ラジオのウラオモテさん: 「// 『 #声優ラジオのウラオモテ ♯09』 発売まであと1⃣週間‼ \\ みんなで集まる勉強会に、わいわい楽しい文化祭の準備。 でも、同時に声優としての自分がどこか遠くに行ってしまうようで――? 🔽Amazonにて予約受付中✨ https://t.co/23C1DdsG57 https://t.co/U4jixLIWF4」 / X]], [TIME[午後6:30 · 2023年12月2日][2023-12-02T09:30:00.000Z]], [TIME[2023-12-02T06:49:37.000Z]] <https://twitter.com/sayyouradio_prj/status/1730881995608145998>
[25] >>23 >>51 [[話数]]の表記なのに嬰記号
[32] [CITE[20220629_記者説明会_ver12 - Hayabusa_2_Press_20220629_ver12.pdf]], [TIME[2022-06-29T07:49:22.000Z]], [TIME[2022-07-02T00:34:39.312Z]] <https://www.hayabusa2.jaxa.jp/enjoy/material/press/Hayabusa_2_Press_20220629_ver12.pdf#page=21>
>
- ミッションの愛称
[BOX(indent)[
[ASIS[はやぶさ2#、Hayabusa2# (読み方:ハヤブサ・ツー・シャープ)][赤字]]
-半角文字で表記するときには#(番号記号、パウンド、ハッシュ)を使う。
-全角文字で表記する場合は♯(シャープ記号)でも[ASIS[#][全角]](番号記号)でもよい。
-#(SHARP)=[ASIS[S][赤字]]mall [ASIS[H][赤字]]azardous [ASIS[A][赤字]]steroid [ASIS[R][赤字]]econnaissance [ASIS[P][赤字]]robe[BR[]](地球に衝突する可能性がある小さいが危険な小惑星を調査する探査機の意)
]BOX]
[33] [CITE@ja[点訳校正委員会報告]], [TIME[2022-09-01T12:57:37.000Z]], [TIME[2022-10-25T14:28:56.146Z]] <http://www.shichocenter.kagoshima.kagoshima.jp/shikaku_sub/tennyaku_kosei.html#20180610>
>文書番号 ♯YT5368(バトル・ステーションDS‐1一般指令に関する公式文書)
>点訳は「指導者ハンドブック 第4集」 55ページ 10. ナンバーマーク
>> #2と#8の商品は、2,3日中に入荷予定です。
>
の点訳例・解説
>> 原文で「#」の記号が書かれていても「、く」を用いずに「ナンバーマーク」または「ナンバー」「No.」などと書くことができます。
[ASIS[、く数][点字フォント]]2 または ナンバー[ASIS[空数][点字フォント]]2 No.[ASIS[空数][点字フォント]]2 のいずれかで点訳します。
>★「点訳のてびき 第4版[S[(原案)]]」では、#はハッシュタグにも使うようになりました。
[39] [CITE@ja[【続・仙台ジャズノート#68】えっ?何が起きた?「サマータイム」で動転。「お気楽SESSION」に参加して|TOHOKU360]], [TIME[2023-06-07T11:59:16.000Z]], [TIME[2023-06-13T03:58:13.167Z]] <https://tohoku360.com/jazz2-68/>
>[SNIP[]]密かな自信があったはずなのに、聴かせどころの一つと考えていた個所で、低音域の「C[ASIS[#][全角]](ド[ASIS[#][全角]])」の音を見事に外したのでした。指の押さえは確かに「C[ASIS[#][全角]]」だったのに、楽器の方が言うことをきいてくれなかったのです。[SNIP[]]
[40] >>39 全角「#」を使っているが、意味は音楽記号。
*** 「#」は「シャープ」ではないと主張する人々
[3]
「[CODE[#]]」
は[[シャープ]]じゃないよおじさん最近どこでも見かけなくて寂しいなwww
[6]
>>3 見かけなくなったの、そのおじさんたちのせいで「#」を「ハッシュタグ」
と読む変な慣習が成立しつつあるせいなんだよなあ...
[SEE[ [[ハッシュタグ]] ]]
[38]
# はシャープじゃないおじさん、なぜ # が「ハッシュ」「ハッシュタグ」と呼ばれることには納得してるのか謎い。
[5] [CITE@ja[【マンガ】プログラミング言語「C#」も電話のボタンも、本当はシャープじゃない - ねとらぼ]], [TIME[2020-12-10T05:51:09.000Z]] <https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/31/news094.html>
[52] [CITE@ja[Xユーザーの渡部圭介さん: 「電話の自動応答で「シャープを押してください」と言われると、「シャープなんかねーよ(ꐦꙨ∈ꙩꐦ)」とちゃぶ台ごと電話をひっくり返しそうになりますが、そういえば「ちゃぶ」って何だと気になり冷静さを取り戻してナンバーサインを押している人、業界の人。」 / X]], [TIME[午後1:34 · 2024年4月6日][2024-04-06T04:34:49.000Z]], [TIME[2024-04-10T12:29:34.000Z]] <https://twitter.com/WK_Sankei/status/1776468581150282155>
[53] >>52 の著者は新聞記者と称している。
*** 井桁
[31]
「「#」はシャープじゃない」おじさんは「#」や「♯」を
「[[井桁]]」
と呼ぶことを正しいと思ってるのが間違ってると思ってるのか、
「[[井桁]]」と呼ぶことを知らないのか、、、
[67] >>65 の人は「井桁」が[CH[#]]の正しい呼び名だと断言していますね。
-*-*-
[68] [[井桁]]は元々は木(など?)を[CH[井]]の字型に組むことを言っていたようです。
この用法は古くからあるようで、[[明治時代]]には既に頻出します。
[76]
[[織物]]の柄の[[井桁絣]]は[CH[⌗]]型の繰り返し文様です。
[[江戸時代]]の終わり頃からあるそうです。名称もその頃からあるのかは不明ですが、
遅くても近代にはそう呼ばれています。
[71]
[[家紋]]では[CH[⌗]]型のことを[[井筒]]、これを[CH[◇]]状にしたもののことを[[井桁]]と呼んでいます。
[SRC[>>69, >>70]]
この言い方がどれくらい古いのかはわかりませんが、[[明治時代]]にはあったようです。
派生した[[商標]]も多く、[[姓]]もそれに由来する (または物理的な[[井桁]]に由来するかも? そもそも[[家紋]]もはじめは物理的なものを象徴に使ったのかも)
と考えられます。
[72]
[CH[#]] が[[日本]]で使われるようになるのはおそらくもっと後でしょう。
[CH[♯]] は[[明治時代]]には[[日本]]に入ってきていたのでしょうか。
[73]
[CH[#]] を[[井桁]]と言うようになったのが物理的な[[井桁]]に由来するのか、
あるいは[[文様]]や[[家紋]]を経由するのかはわかりませんが、
歴史の古さだけなら
「[CH[#]] は[[井筒]]なので[[井桁]]というのは誤り」
とも言えてしまいそうです。
[77]
また、
[CH[#]] と [CH[♯]] が区別されるべきなら、
「[[井桁]]は [CH[⌗]] 型を表すのだから [CH[#]] を[[井桁]]というのは誤り」
という主張も成り立ちます。
[78]
そもそも
「[CH[井]]は左下を払うのだから[CH[⌗]]も[CH[#]]も[CH[♯]]も[[井桁]]の要件を満たしていない」
という考え方もあり得ます。
[REFS[
- [69] [CITE@ja[井桁|いげた | 日本の家紋]], [TIME[2024-04-10T15:47:53.000Z]] <https://kamondb.com/architecture/137/>
- [70] [CITE@ja[井桁紋(いげた):家紋のいろは]], [[koka]], [TIME[2024-04-10T15:48:00.000Z]] <https://irohakamon.com/kamon/idutsu/igeta.html>
]REFS]
- [79] [CITE@ja-JP[唱歌力の陶冶私の基本練習]], [[幾尾純]], [TIME[昭和10][1935]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-10T16:16:52.187Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/1465119/1/78> (要登録)
[80] >>79 昭和10年。
[CH[♯]]の字形を示して「[V[この井桁]]」は嬰記号で云々と説明しています。
;; [81] ちなみに[CH[b]]は[[変記号]]だとしています。[CH[♭]]の専用の[[活字]]がなかったのでしょうか。
- [82] [CITE@ja-JP[実力成長小学国語読本の教授 : 尋常科用 巻5]], [[坂本豊]], [TIME[昭和10][1935]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-10T16:27:39.810Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/1437860/1/154>
[83] >>82 昭和10年。[CH[井]]の[[字源]]を説明するために「井は井桁」と述べています。
これが説明になるのはちょっとおもしろい。
- [74] [CITE@ja-JP[電子技術総合研究所彙報 37(1/2)]], [[電子技術総合研究所]], [TIME[1973-03]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-10T15:53:37.172Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/3228792/1/24> (要登録)
[75] >>74 昭和48年。[[計算機言語]]の[[文字集合]]の文脈で [[ASCII]] の [CH[#]]
に相当するであろう[[記号]]を[[井桁記号]]と呼んでいるが、[[字形]]は掲載されていない。
* 字形
[18]
[TIME[2021-12-28T05:51:49.600Z]]
<https://toyo-bunko.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=4938&file_id=22&file_no=1&nc_session=sp45iv8jrkg77i5ddintor8j10>
PDF 6ページ
[[上縦書き]][[日本語]]。番号の接頭辞。
「[MIRRORED[#]]」 (上下[[半角]]、
横線並行、縦線\\)
* 音楽記号[CH[♯]]
- [84] [CITE@ja-JP[楽典]], [[ジョン・カルコット, 神津元 訳, 神津専三郎 訂]], [TIME[明16.7][1883]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-11T02:49:02.139Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/854806/1/47>
[85] >>84 [CH[♯]]が出現する[[日本語]]文献の早い例。
[86] [[嬰記号]]の節題に「[V[[RUBYB[嬰][シヤ―プ]]]]」とあります。
本書では原語に基づくカタカナ表記を[[左ルビ]]としています。
[CH[ヤ]]か[CH[ャ]]かは検討を要します。
[89]
[[楽譜]] (手書き原稿から印刷) には現行と同様の[CH[♯]]の字形が使われていますが、
本文 ([[活字]]) 中に記号の例示はまったくありません。
[88] [[重嬰記号]]の節題に「[V[[RUBYB[重嬰][[ASIS[ダ][カ?]]ブリュー、シヤ―フ]]]]」とあります。
>>84 の本では書き込みにより「ダブリュー」に[[打ち消し線]]があり、
直後に
「[V[[L[[CURSIVE[Double]] [CURSIVE[S]][CURSIVE[h]][CURSIVE[ar]][CURSIVE[p]]]]]]」
と追記されています。
[87] ちなみに[[変記号]]の節題には「[V[[RUBYB[變][フラット]]]]」とあります。
- [90] [CITE@ja-JP[風琴独稽古 上巻]], [[橋本治民]], [TIME[明21.12][1888]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-11T02:59:38.525Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/854989/1/9>
[91] >>90 図中や本文中の[[縦中横]]部に[[活字]]の[CH[♯]]が使われています。
現行字形と同形ですが、空間一杯を使っていて相対的に現行よりもかなり大きく見えます。
- [92] [CITE@ja-JP[実地応用技芸百科全書 第8]], [[博文館]], [TIME[明22-23][1890]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-11T03:03:13.152Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/898818/1/22> (要登録)
[93] >>92 活字本文中に[[嬰記号]]は[CH[⌗]]、
[[変記号]]は[CH[b]]、
[[本位記号]]は[CH[__&&swc639&&__]]
で表されています。
[CH[b]]は[[活字]]ですが、
[CH[⌗]]
と
[CH[__&&swc639&&__]]
は他の[[文字]]よりもかなり大きな図として挿入されています。
- [94] [CITE@ja-JP[少年百科宝鑑]], [[浜野知三郎]], [TIME[明42.1][1909]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-11T03:19:52.377Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/1169699/1/177>
[95] >>94 [CH[♯]]の斜め線の斜め度合いが若干控えめな活字。縦線の上下はほぼ同じ。
[96]
この時代の他の本の活字だと縦線の上下は現行[CH[♯]]のようにずれているものもあれば、
ほぼ同じものもある。
[99]
この時代の楽譜印刷では[CH[♯]]の縦線の下は揃っているのに上はずれているものもあり。
この辺の違いは更に研究を要する。
- [97] [CITE@ja-JP[最新ピアノ教科書]], [[小松耕輔]], [TIME[大正1][1912]], [TIME[2024-03-21T07:14:33.000Z]], [TIME[2024-04-11T03:25:09.650Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/946273/1/17> (要登録)
左
[98] >>97 「[L[sharp.♯]]」は嬰記号といい云々。
* メモ
[FIG(short list data)[ [[文字]]
:[F[文字]]:__&&swc639&&__
:[F[関連]]:[CH[🪜]]
]FIG]