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[1] [[暦法]]を改めることを[DFN[[[改暦]]]]といいます。
* 分類
[24] 一般に[[暦法]]を改めることを[[改暦]]といいます。
[[改暦]]は細かなものから大規模なものまで様々です。
[25] [[日本の旧暦]]は、何度か計算方法が変更されてきました。
といっても[[編暦]]機関が影響を受けるだけで、
計算結果の暦を使う一般庶民にとっては新しい年の暦が頒布されるというだけでした。
[[暦法]]の大枠は変化しない透過的な暦法改良というべきものです。
[26] [[ユリウス暦]]から[[グレゴリオ暦]]への[[改暦][グレゴリオ改暦]]は、
[[閏年]]の決定方法を変更しました。
これも[[暦法]]の大枠は変化していないといえますが、
[[ユリウス暦]]時代に蓄積された季節のずれを修正するため、
日付をスキップしました。
暦のあらゆる利用者が影響を受けた、
非連続的な暦法改良だったといえます。
[27] [[明治改暦]]は[[旧暦]]を廃止して[[グレゴリオ暦]]を導入するものでした。
両者はまったく構造の異なる暦で、
前者にあった[[閏月]]がなくなったり、
[[月]]の日数が変わったり、
[[年始]]の時期が変わったりする全面的な変更でした。
このような完全な改暦もあります。
* 暦法改良
[4] 各[[暦法]]の改良のための変更については、各[[暦法]]の項を参照。
[EG[
[18] [[日本の旧暦]]の改正については、[[旧暦]]を参照。
]EG]
[EG[
[19] [[農暦]]については、[[農暦]]を参照。
]EG]
* グレゴリオ暦への改暦
[2] 各国の[[改暦]]につていは、[[グレゴリオ暦]]を参照。
[3] [[日本]]の[[改暦]]については、[[改暦ノ詔書並太陽暦頒布]]を参照。
* グレゴリオ暦からの改暦
[20] [[暦法改良案]]を参照。
* 定型的改暦
[12] [[暦]]の要素を定期的に変更するというシステムを盛り込んだ[[暦法]]もあります。
広義には[[改暦]]ということもできるかもしれませんが、
特定の[[暦法]]に組み込まれているので[[改暦]]というのはおかしいという見方もあるかもしれません。
[23] [[元号]]や[[即位紀年]]は、広義の[[改暦]]の一種というべき[[改元]]を定期的に行うことを織り込んだ[[暦法]]です。
[11] [[夏時刻]]制度は、広義の[[改暦]]の一種というべき時刻変更を定期的に行うことを盛り込んだ[[時刻系]]です。
* 時刻制度改革
[10] [[標準時]]の変化の扱いについては、[[時間帯の接続]]を参照。
[SEE[ 世界の時刻統一運動については[[世界時]] ]]
* 改暦への対応
[5] [[計算機]]処理を想定した[[日時形式]]のほとんどは、
[[グレゴリオ暦]]が用いられる環境下で考案、利用されており、
[[改暦]]への対応に言及もしていません。
[6] 近年定められた[[日時形式]]で過去の[[日時]]も想定するものは、
[[改暦]]を無視して[[グレゴリオ暦]]を延長することを規定していることがあります。
[SEE[ [[先発グレゴリオ暦]] ]]
[7] [[プログラミング言語]]の[[ライブラリー]]などの中には、
ある時点より前の[[日時]]が与えられた時に[[ユリウス暦]]と解釈するものがありますから、
注意が必要です。
[8] 更に、[[改暦]]とは無関係ですが、[[年]]が1000未満の値だったときに1900を足すなど特別な処理を行うものもあるので
([[2桁西暦年号の解釈]])、注意が必要です。
[13] [[2000年問題]]対策は、[[西暦1900年暦]]から他の[[暦法]]への[[改暦]]と捉えることもできます。
[22]
[[Unix]] の[[カレンダー]]プログラム [CODE[cal]]
は、[[英国]]の[[グレゴリオ改暦]]により[[ユリウス暦]]と[[グレゴリオ暦]]に対応していますが、
[CODE[-s]] オプションで[[国符号]]を指定することで、
他の国の[[改暦]]日に変更もできます。
また、[[イースター]]も表示できますが、
オプション [CODE[-o]] により[[東方正教会]]の[[イースター]]に切り替えることができます。
[9] [CITE[いろんなプログラミング言語で1582年10月5日を扱ってみる| mwSoft]]
([TIME[2013-09-24 00:18:00 +09:00]])
<http://www.mwsoft.jp/programming/other/time_mendoi.html>
* メモ