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[3] [DFN[[[段落]]]] ([DFN[[RUBYB[[[パラグラフ]]]@en[paragraph]]]]) は、[[文章]]中の情報単位です。
[FIG(short list)[
- [[形式段落]]
- [[意味段落]]
- [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
]FIG]
* 仕様書
[REFS[
- [4] '''[CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-01-16 08:47:54 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#paragraph>'''
- [16] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-01-16 08:47:54 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#the-br-element:paragraph>
- [19] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-01-16 08:47:54 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#the-dfn-element:paragraph>
- [14] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-01-16 08:47:54 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#the-ins-element:paragraph-2>
- [15] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-01-16 08:47:54 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#the-del-element:paragraph>
- [21] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-11-17 17:58:32 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#the-p-element>
]REFS]
* 段落 (HTML)
[5] [DFN[[RUBYB[段落]@en[paragraph]]]]は、通常は[[組版]]における意味の通り特定の話題を議論する一つ[[以上]]の[[テキスト]]の塊を形成する[[語句内容]]の連なりですが、
より一般に話題のまとまりを指すために使うこともできます。例えば、
[[住所]]、[[フォーム]]の一部分、[[署名]]、[[詩]]の[[連]]なども[[段落]]です。 [SRC[>>4]]
[EG[
[6] 次の例では、[[段落]]が2つ含まれています [SRC[>>4]]。ちなみに[[見出し]]、
[[要素]]間の[[空白]]、[[注釈]]は[[段落]]ではありません。また [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
[[要素]]は[[段落]]を表しますが、 [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]] [[要素]]でなくても[[段落]]は表せます。
[PRE(HTML code)[
<section>
<h1>Example of paragraphs</h1>
This is the <em>first</em> paragraph in this example.
<p>This is the second.</p>
<!-- This is not a paragraph. -->
</section>
]PRE]
]EG]
[7] [[段落]]は、次のように決定します [SRC[>>4]]。
[FIG(steps)[
= [8] [[文書]]中の [CODE(HTMLe)@en[[[a]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[ins]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[ins]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[map]]]] 各[[要素]]はその[[内容]]で置き換えます。
= [9] [[語句内容]]と、それ以外の[[内容]]の両方が認められる[[要素]]を探します。
= [10] その[[内容]]で[[語句内容]]が[[兄弟]]として連続している区間を探します。
= [11] その区間に[[埋め込み内容]]でも[[要素間空白]]でもない[[節点]]が含まれているなら、
その部分が[[段落]]です。
]FIG]
[12] この定義より、[[段落]]は [CODE(HTMLe)@en[[[a]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[ins]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[ins]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[map]]]] 各[[要素]]の境界にまたがって
([[木構造]]として入れ子関係にならずに) 存在することがあります。しかし一般にそのような[[マーク付け]]のメンテナンスは困難であり、
避けるべきではあります [SRC[>>4]]。 [CODE(HTMLe)@en[[[ins]]]] や [CODE(HTMLe)@en[[[del]]]]
をそのように使う[['''べきではありません''']] [SRC[>>14, >>15]]。
[13] [[段落]]は [CODE(HTMLe)@en[[[object]]]]、 [CODE(XMLe)@en[[[foreignObject]]]]
などを介して入れ子になることがあります。[[適合性検査器]]はこれを警告しても構いません [SRC[>>4]]。
[17] [CODE(HTMLe)@en[[[br]]]] のみの[[段落]]は、[[空行placeholder]]を表します [SRC[>>16]]。
[18] [CODE(HTMLe)@en[[[dfn]]]] を含む[[段落]]は、定義される用語の定義をも含まなければ[['''なりません''']] [SRC[>>19]]。
[22] [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]] [[要素]]は、[[段落]]を[[表現]]します [SRC[>>9]]。
[20] [[HTML]] における[[段落]]は、[[リスト]]など[[語句内容]]でないものを含むことができません。従って、
[FIG(quote)[
> そこで私は、
- 朝早く起きること
- 大きな声で挨拶すること
- 歩道では走らないこと
> ... を提案しました。
]FIG]
... のように[[文]]が複数の[[段落]]に分割されることもあります。 (この例では5つの[[段落]]があります。)
[46] [[視覚媒体]]では[[段落]]は普通、[[テキスト]]の[[ブロック]]として物理的に前後の[[ブロック]]と[[空行]]で区切られて表現されますが、
[[スタイルシート]]により、または[[利用者エージェント]]の選択により、
他の方法で[[改段落]]を表現することもできます。 [SRC[>>9]]
[EG[
[23] [CODE[[[¶]]]] で[[改段落]]を表すこともできます [SRC[>>9]]。
[[新聞]]の[[コラム]]では [CODE[[[▼]]]] などで[[改段落]]を表すことがあります。
]EG]
[EG[
[24] [[日本語]]の[[小説]]などでは、[[空行]]はなく、
[[改行]]と[[行頭]]の[[字下げ]]で[[改段落]]を表すのが普通です。
]EG]
* 段落 (組版)
[1]
>
:[DFN[段落]]:
[[行組版処理]]の[[処理単位]]となる一つ以上の[[文]]の集まり。
[[段落]]は、1[[行]]又は連続した複数の[[行]]からなる。
;; 出典 [[JIS X 4051]]:2004 3. 82)
[2] [CITE@ja[日本語組版処理の要件(日本語版)]]
( ([[Japanese Layout Task Force]] 著, [TIME[2012-03-23 20:19:12 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/#term.paragraph>