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[6] [[disposition型]] [DFN[[CODE(MIME)@en[[[inline]]]]]] は、当該[[本体部分]]が[[メッセージ]]の一部分として[[行内]]に表示されるべきことを表しています。
* 仕様書
[REFS[
- [1] [CITE@en[RFC 2183 - Communicating Presentation Information in Internet Messages: The Content-Disposition Header Field]] ([TIME[2014-09-07 04:20:15 +09:00]] 版) <http://tools.ietf.org/html/rfc2183#section-2.1>
]REFS]
* 意味
[2] [[disposition型]] [CODE(MIME)@en[[[inline]]]] は、
[[メッセージ]]の[[表示]]の際に自動的に[[表示]]されるべき[[本体部分]]であることを示します [SRC[>>1]]。
[4] [[RFC 2183]] は [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]]]] [[ヘッダー]]が明示されていない場合の
[[MUA]] の動作は規定せず [[MUA]] 依存としていますが、一般的には [[MUA]]
が自身で処理できる[[MIME型]]であれば [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[inline]]]]
と同等として扱うようです。
;; [7] [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[inline]]]] は [[MUA]]
における[[添付ファイル]]を表す [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[attachment]]]]
と対になる扱いを表していて、[[利用者]]が意図的に操作することで (多くの場合)
[[外部アプリケーション]]で開いたり[[ファイルシステム]]に保存したりする[[添付ファイル]]としての表示ではなく、
[[MUA]] 内で直接表示される[[メール]]本文を構成する一部分としての表示が望まれていることを示しています。
* レンダリング
[3] [CODE(MIME)@en[[[inline]]]] の[[本体部分]]は元の順序のままで [CODE(MIME)@en[[[multipart/*]]]]
[[メッセージ]]の通常の意味に従って提示する[RUBYB[べき]@en[should]]です [SRC[>>1]]。
[5] [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[inline]]]] と指定されていて、
[[MUA]] が通常の方法で[[レンダリング]]できない場合に、
どう処理するべきかは明らかではありません。
一般的には [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[attachment]]]]
と同じように[[添付ファイル]]として扱われるようです。
* 関連
[8] [CODE(MIME)@en[[[Content-Disposition:]] [[inline]]]] であっても、
[CODE(MIME)@en[[[filename]]]] などの[[引数]]を指定することが禁止されているわけではありません。