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[82] [[ミャンマー]]から[[インドネシア]]までの[[東南アジア]]地域では、
[TZ[+06:30]] から [TZ[+09:00]] のいろいろな[[時間帯]]に属しています。
[FIG(list)[
- [TZ[+06:30]] [[ミャンマー]]
- [TZ[+07:00]] [[越南]]、[[ラオス]]、[[カンボジア]]、[[タイ]]、[[インドネシア]]西部
- [TZ[+08:00]] [[シンガポール]]、[[マレーシア]]、[[ブルネイ]]、[[フィリピン]]、[[インドネシア]]中央部
- [TZ[+09:00]] [[インドネシア]]東部、[[東ティモール]]
]FIG]
[59] [TZ[+07:00]] を[[インドシナ時間]]ともいいます。
* 各国標準時
[5] 各地域および各時代の詳細は、次の各項を参照。
[FIG(table)[
:now: 現在の国家
:tz: 現在の標準時
:old: 過去の国家・呼称
:link: 詳細記事
:now: [[ミャンマー]]
:old: [[ビルマ]]、[[英領ビルマ]]
:link: [[ミャンマーの標準時]]
:tz: [TZ[+06:30]]
:now: [[マレーシア]]、[[シンガポール]]、[[ブルネイ]]
:old: [[英領海峡植民地]]、[[英領[RUBY[馬来][マレー]]][英領マレー]]、[[マレー連合州]]・[[非連合州]]、[[英領マラヤ]]、
[[サラワク王国]]、[[ブルネイ王国]]、[[英領北ボルネオ]]、[[英領サバ]]、[[英領ブルネイ]]、[[南方占領地]][[昭南島]]・[[マラヤ]]・[[ボルネオ]]、[[英領ラブアン]]
:link: [[マレーシアの標準時]]
:tz: [TZ[+08:00]]
:now: [[タイ]]
:old: [[シャム]]、[[暹羅]]
:tz: [TZ[+07:00]]
:link: [[タイの標準時]]
:now: [[[RUBY[越南][ベトナム]]][越南]]、[[ラオス]]、[[カンボジア]]
:old: [[仏印]]、[[東京]]、[[安南]]、[[コーチシナ]]、[[北ベトナム]]、[[南ベトナム]]、
[[広州湾租借地]] (現[[中華人民共和国]])
:tz: [TZ[+07:00]]
:link: [[印度支那の標準時]]
:now: [[インドネシア]]、[[東ティモール]]
:old: [[蘭印]]、[[ポルトガル領ティモール]]、[[南方占領地]][[東インド]]、
[[蘭領ニューギニア]]
:tz: [TZ[+07:00]], [TZ[+08:00]], [TZ[+09:00]]
:link: [[インドネシアの標準時]]
:now: [[フィリピン]]
:old: [[米領フィリピン準州]]
:link: [[フィリピンの時間帯]]
:tz: [TZ[+08:00]]
]FIG]
* 新南群島
[75] [[新南群島]] ([[南沙諸島]]) は、各時代の[[実効支配]]国の[[時間帯]]に組み込まれていると考えられます。
;; [76] 沿岸各国の項および[[日本の時間帯]]、[[台湾の時間帯]]、[[中国の時間帯]]も参照。
* ASEAN 標準時
[132] [DFN[[RUBYB[ASEAN標準時]@en[ASEAN Common Time]]]] ([DFN[ACT]])
が何度も議題にのぼっているようですが、
各国の思惑から実現せずにいるようです。
[215] 1995年頃から提案されているようです [SRC[>>5]]。
[216] 2001年7月には、[[タイ]]が [TZ[+08:00]] への移行の意思を示しました [SRC[>>5]]。
[REFS[
- [8] [CITE@en[ASEAN Common Time - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([TIME[2015-08-26 14:54:49 +09:00]] 版)
<https://en.wikipedia.org/wiki/ASEAN_Common_Time>
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[115] [CITE[アセアン10カ国、ASEAN標準時が検討課題に]]
( ([TIME[2016-05-03 22:31:18 +09:00]]))
<http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=5147>
]FIGCAPTION]
> 29/01/2015
> 28日、マレーシア・サバ州都のコタキナバルで開催されたASEAN非公式外相会議で、ASEAN標準時が今後の検討課題として取り上げられることになった。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[116] [CITE[ミャンマー ASEAN標準時導入に難色 ミャンマーニュース]]
(2015-05-01 20:00 ([TIME[2016-05-03 22:32:42 +09:00]]))
<http://www.myanmar-news.asia/news_aqNdQFCIc2.html>
]FIGCAPTION]
> ミャンマー同様、難色を示しているのがGMTプラス7のタイやカンボジアである。これらの国々は、ASEAN諸国ではGMTプラス7の地域の人口が最も多いことから、GMTプラス8をASEAN標準時とすることに反対する意向を示している。
]FIG]
- [129] [CITE[ASEAN諸国が標準時として中国標準時を導入へ、中国-ASEAN経済圏の一体化が加速]]
([TIME[2015-03-01 12:00:00 +09:00]])
<http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plusd/1430022660/>
]REFS]
* 関連
[74] [[南アジアの時間帯]]、[[大洋州の時間帯]]、[[台湾の時間帯]]、[[中国の時間帯]]も参照。
* メモ
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1] [CITE@ja[ミャンマー 国境の街タチレクへ2時間の小旅行 その1 - 温泉逍遥]]
(2014年05月19日 [TIME[2016-10-31 21:29:09 +09:00]])
<http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/0f7dca486b6722c35fc5cfd030b699a9>
]FIGCAPTION]
> タイとミャンマーには30分の時差があるんだそうでして、イミグレの館内にはその時差を示す2つの時計が並んでいました。このようにイミグレ内で簡単に撮影できちゃうぐらい、管理体制はユルユルです(一般的にイミグレ内って撮影禁止ですよね)。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[2] [CITE@ja[インドネシアの時間は日本よりゆっくり進むー相対性理論に基づくアセアン標準時へー | 京都大学ICT連携推進ネットワーク]]
([TIME[2016-11-21 18:18:22 +09:00]])
<http://ict-nw.i.kyoto-u.ac.jp/ict-innovation/10th/panel/panel.php?id=44>
]FIGCAPTION]
> アインシュタインの相対性理論によれば、静止している時計と比べて速度vで動いている時計は、ゆっくりと時間が進むことが解る。これは、地球上に原子時計を置く場合にも当てはまり、緯度が高い日本よりも、赤道付近のインドネシアの方がゆっくりと時間が進むことが解る。現在の標準時は、世界各国からの原子時計のデータを基に基準を決めているが、例えば、赤道近くのASEAN各国で標準時を制定しようという時、日本や中国といった高緯度にある原子時計で基準を決めるのではなく、低緯度のASEAN各国に原子時計を置いて加重平均して標準時を決める方が物理的に正確であることを意味する。これが、我々の提案するASEAN標準時の基本的な考え方となる。
]FIG]