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[2] [DFN[[[S-HTTP]]]] は、 [[HTTP]] の[[セキュリティー]]機能を拡張するものとして提案された仕様でした。1999年に[[実験的]] [[RFC]] として出版されましたが、
支持を集められず、現在では使われていません。ただし [[RFC]] としては[[廃止]]されておらず、
形式的には現行の仕様となっています。
* 仕様書
[REFS[
- [1] [CITE@en[RFC 2660 - The Secure HyperText Transfer Protocol]]
( ([TIME[2013-07-20 22:21:48 +09:00]] 版))
<http://tools.ietf.org/html/rfc2660>
]REFS]
* プロトコル
[3] [[S-HTTP]] では、 [[HTTPメッセージ]]全体を[[暗号化]]したものを
[[本体]]とし、 [[S-HTTP]] [[ヘッダー]]を加えた
[[S-HTTP]] [[メッセージ]]を [[HTTPメッセージ]]と同様の形で送受信することとしていました。
[4] [[S-HTTP]] [[メッセージ]]では、[[要求メソッド]]として [DFN[[CODE(HTTP)@en[[[Secure]]]]]]、
[[要求URL]]として [CODE(HTTP)[[[*]]]]、[[プロトコルの版]]として
[DFN[[CODE(HTTP)@en[[[Secure-HTTP/1.4]]]]]] を常に使うこととなっていました [SRC[>>1]]。
[5] 次の [[S-HTTP]] [[ヘッダー]]が利用されていました。
[FIG(short list)[
- [CODE(822)@en[[[Content-Privacy-Domain:]]]]
- [CODE(MIME)@en[[[Content-Transfer-Encoding:]]]]
- [CODE(822)@en[[[Content-Type:]]]]
- [CODE(822)@en[[[Prearranged-Key-Info:]]]]
- [CODE(822)@en[[[MAC-Info:]]]]
- [CODE(HTTP)@en[[[Host:]]]]
- [CODE(HTTP)@en[[[Connection:]]]]
]FIG]