/
556.txt
571 lines (442 loc) · 24.1 KB
/
556.txt
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
444
445
446
447
448
449
450
451
452
453
454
455
456
457
458
459
460
461
462
463
464
465
466
467
468
469
470
471
472
473
474
475
476
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
569
570
571
[1]
[[書字方向]]によって[[グリフ]]を選ぶ必要がある[[文字]]もあります。
* 仕様書
[REFS[
- [12] [[Unicode Standard]]
-- [13] [CITE[The Unicode Standard, Version 13.0 - ch06.pdf]], [TIME[2020-03-10 02:53:36 +09:00]] <https://www.unicode.org/versions/Unicode13.0.0/ch06.pdf#page=14>
-- [14] [CITE[The Unicode Standard, Version 13.0 - ch06.pdf]], [TIME[2020-03-10 02:53:36 +09:00]] <https://www.unicode.org/versions/Unicode13.0.0/ch06.pdf#page=31>
-- [11] [CITE[[[The Unicode Standard]], Version 13.0 - UFE10.pdf]], [TIME[2020-03-03 07:41:18 +09:00]] <https://www.unicode.org/charts/PDF/UFE10.pdf>
-- [75] [TIME[2020-03-02T22:41:18.000Z]], [TIME[2020-10-10T08:56:35.600Z]] <https://unicode.org/charts/PDF/UFE30.pdf>
- [3] [[UAX #9]]
-- [5] [CITE@en-us[[[UAX #9]]: Unicode Bidirectional Algorithm]], [TIME[2020-03-07 07:23:12 +09:00]] <https://unicode.org/reports/tr9/#HL6>
-- [6] [CITE@en-us[[[UAX #9]]: Unicode Bidirectional Algorithm]], [TIME[2020-03-07 07:23:12 +09:00]] <https://unicode.org/reports/tr9/#L4>
-- [2] [CITE@en-us[[[UAX #9]]: [[Unicode Bidirectional Algorithm]]]], [TIME[2020-03-07 07:23:12 +09:00]] <https://unicode.org/reports/tr9/#Mirroring>
- [7] [CITE[[[UAX #50]]: Unicode Vertical Text Layout]], [TIME[2020-03-07 07:23:12 +09:00]] <https://www.unicode.org/reports/tr50/>
- [17] [[JLREQ]]
-- [18] [CITE@en[Requirements for Japanese Text Layout [[日本語組版処理の要件]](日本語版)]], [TIME[2020-09-16 08:08:39 +09:00]] <https://w3c.github.io/jlreq/#kanji_hiragana_and_katakana>
-- [16] [CITE@en[Requirements for Japanese Text Layout [[日本語組版処理の要件]](日本語版)]], [TIME[2020-09-16 08:08:39 +09:00]] <https://w3c.github.io/jlreq/#mixed_text_composition_in_vertical_writing_mode>
- [8] [CITE@en[CSS Writing Modes Level 4]], [TIME[2020-10-03 17:24:07 +09:00]] <https://drafts.csswg.org/css-writing-modes/#text-orientation>
- [10] [[OpenType]]
-- [9] [CITE@en-us[Registered features, u-z - Typography | [[Microsoft]] Docs]], [[PeterCon]], [TIME[2020-10-03 18:50:22 +09:00]] <https://docs.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_uz>
]REFS]
* 右横書き
[4]
[[右横書き]]で「[[ー]]」を使う時、[[鏡像化]]が必要です。
[20] [[ISO/IEC 10646]]
[CSECTION[15 [[双方向文脈]]での[[鏡像文字]]]]
[37]
[[JIS X 0221-1:2001]] [CSECTION[19. 双方向文脈での文字]]
は
「左向き用及び右向き用と対をなす文字の種類」
として括弧類を列挙していました。
[[文字の名前]]が「LEFT」や「RIGHT」であっても、
左右ではなく開き、閉じの意味であるとされました。
([[GB 13000.1-93]] 20 も同じ)
[CSECTION[附属書F (参考) 代替書式文字]] F.2.2 にこれに関係する[[代替書式文字]]の説明がありました。
([[GB 13000.1-93]] 附属書D D1.3 も同じ)
[CSECTION[附属書P (参考) 文字に関する追加情報]]
にうち2文字の補足説明がありました。
[38]
同
[CSECTION[附属書E (参考) アラビア語の双方向文脈での鏡像文字]]
は
「図形記号の鏡像として表示してもよい」
[[文字]]を列挙していました。[[括弧類]]や[[数学記号]]などが含まれていました。
([[GB 13000.1-93]] 附属書Cも同じ)
[39]
[[JIS X 0221:2007]] 19 は一覧表がなく、附属書Eを参照する形に改められていました。
それは[[ユニコード]]の [[Bidi Mirrored]]
の一覧と等しいと[[注記]]がありました。
[CSECTION[附属書E (規定) 双方向文脈での鏡像文字]]
は
「図形記号の鏡像として表示してもよい」
[[文字]]を列挙していました。[[括弧類]]や[[数学記号]]などが含まれていました。
[CSECTION[附属書F (参考) 代替書式文字]] F.2.2 にこれに関係する[[代替書式文字]]の説明がありました。
[CSECTION[附属書P (参考) 文字に関する追加情報]]
にうち2文字の補足説明がありました。
[40]
[[JIS X 0221:2014]] 15 は[[ユニコード標準]]第6.1版の
[[Bidi_[ASIS[Mirrord]]]]
を参照する形に改められていました。
* 縦書き用符号位置
[FIG(short list)[ [15] [[縦書き]]専用[[符号位置]]のある[[文字コード]]
- [[MacJapanese]]
- [[Big5]]
- [[CNS 11643]]
- [[GB 12345]]
- [[GBK]]
- [[GB 18030]]
- [[Unicode]]
- [[GB 8045]]
- [[JIS X 0213]]
]FIG]
[25]
[[JIS X 0213:2000]]
の制定時の[[公開レビュー]]公開資料
[CITE[非漢字類の選定について]],
[TIME[1998年11月6日][1998-11-06]]版によると、
候補に[[縦書き]]用の[[字形]]が大量に収集されましたが、
>縦書きの用途を想定した縦書き用連数字のように,組版の機能を利用することで実現可
能なものについては,基本的に,追加候補としないこととした。
... という理由で収録されなかったそうです。
[76]
[[GB 12345]]
は
[[GB 2312]]
にない[[縦書き]]の[[文字]]を追加していました。
追加の説明にその旨がありましたが、
それ以外にどう使うものか説明はありませんでした。
[[括弧類]]は[[横書き]]用が左、右という名前で、
[[縦書き]]用が上、下という名前でした。
それ以外の記号類は[[横書き]]用に特に説明はなく、
[[縦書き]]用にはその旨が名前にかかれていました。
* 縦書き用例示字形
[FIG(short list)[ [19] 縦横両用[[符号位置]]向け[[縦書き]]用[[例示字形]]の示された[[規格]]
- [[JIS X 0208]]
- [[JIS X 0213]]
- [[JIS X 4051]]
- [[JIS X 9051]]
- [[JIS X 9052]]
- [[UAX #50]]
]FIG]
[22]
[[JIS X 0208:1997]]
は[[書字方向]]が明示されない[[例示字形]]を示した他に、
[[非漢字]]の一部に[[参考]]として[[縦書き]]の[[例示字形]]を示していました。
[[縦書き]]が示された場合、そうでない方は[[横書き]]用の[[字形]]が示されていましたが、
特にそうであるとは明言されていませんでした。
[23]
[[縦書き]]は網羅的でないとされており、その選択根拠は不明です。
例えば
[CODE(charname)@en[IDEOGRAPHIC FULL STOP]] には[[縦書き]]を示し、
[CODE(charname)@en[FULL STOP]] には示していませんでした。
[CODE(charname)@en[COLON]] には[[縦書き]]を示し、
[CODE(charname)@en[SEMICOLON]] には示していませんでした。
[CODE(charname)@en[EM DASH]] には[[縦書き]]を示し、
[CODE(charname)@en[HYPHEN]] には示していませんでした。
[CODE(charname)@en[EQUAL SIGN]] には[[縦書き]]を示し、
[CODE(charname)@en[NOT EQUAL TO]],
[CODE(charname)@en[GREATER-THAN OVER EQUAL TO]],
[CODE(charname)@en[MINUS SIGN]] には示していませんでした。
[CODE(charname)@en[LEFT ANGLE BRACKET]] には[[縦書き]]を示し、
[CODE(charname)@en[LESS-THAN SIGN]] には示していませんでした。
[REFS[
- [33] [CITE@en[Character set "[[JIS X 0208:1997]] 附属書4 (規定) に縦書き例示字形 (参考) あり"]], [TIME[2020-10-07T10:24:06.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx0208-1997%3Ahas-vertical-example>
]REFS]
[27]
[[JIS X 0213:2000]]
も[[書字方向]]が明示されない[[例示字形]]と、
[[非漢字]]の一部に[[縦書き]]の[[例示字形]]を示していました。
[[縦書き]]の[[例示字形]]のみの[[文字]]が4つありました。
それ以外は[[縦書き]]が示された場合、[[横書き]]用の[[字形]]も1つ[[以上]]示されていましたが、
特にそうであるとは明言されていませんでした。
[[例示字形]]の2つ目以後は[[参考]]とされ、
[[縦書き]]のみの4文字以外の[[縦書き]]はすべて2つ目以後の字形として示されました。
[31]
4文字については附属書7に、
「一般の日本語では, 縦書き以外での利用がほとんど認められないことから, これらの図形文字の例示字体は, 縦書きのものだけを掲げている」
と説明がありました。
[47]
この4文字のうち3文字は[[くの字点]]で、2文字を組合せて1セットで使うものでした。
[[縦書きグリフ]]を2つ縦に並べれば繋がりますが、
横に並べると繋がりません。
[28]
[[縦書き]]はやはり網羅的でないとされており、その選択根拠は不明です。
[[JIS X 0208]]
にある[[文字]]は、
[CODE(charname)@en[LEFT DOUBLE QUOTATION MARK]],
[CODE(charname)@en[RIGHT DOUBLE QUOTATION MARK]]
の[[縦書き]]字形が削られた他は、
有無を変更しなかったようです。
[32] 附属書7によると、変更は
「実際の使用例などを勘案」
して [[JIS X 0208]]
の措置が不適切としたことによるようです。
しかし[[字形]]の状況は等しい
[CODE(charname)@en[LEFT SINGLE QUOTATION MARK]],
[CODE(charname)@en[RIGHT SINGLE QUOTATION MARK]]
は [[JIS X 0213]]
も従来通りとしました。
[29]
[CODE(charname)@en[LEFT SQUARE BRACKET]],
[CODE(charname)@en[RIGHT SQUARE BRACKET]],
[CODE(charname)@en[KATAKANA LETTER SMALL RO]]
は明らかに[[縦書き]]の字形に[[縦書き]]であると明記されておらず、
誤植と思われます。
(厳密に言えば[[縦書き]]の印が無いものは[[横書き]]とは書いていないので、
印がなくても誤りとは言えないのですが、まあ誤りでしょう。)
[30]
附属書7
によれば
[CODE(charname)@en[DOUBLE EXCLAMATION MARK]],
[CODE(charname)@en[DOUBLE QUESTION MARK]]
は
「縦書きでの利用を強く意識して」
追加されたもののようですが、[[横書き]]でも[[字形]]差がないためなのか、
[[縦書き]]字形とはされませんでした。
[34] [[元号合字]]は横並びの形のみ示され、その他に[[縦書き]]字形は示されませんでした。
[REFS[
- [35] [CITE@en[Character set "[[JIS X 0213:2000]] 附属書4 (規定) に縦書き例示字形 (参考) あり"]], [TIME[2020-10-07T10:33:10.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx0213-2000%3Ahas-vertical-example>
-- [[縦書き]]と明示されたものに >>29 を追加した表。
-- ここに示した[[文字]]の他、
[CODE(charname)@en[KATAKANA LETTER AINU P]]
- [36] [CITE@en[Character set "[[JIS X 0213:2000]] 附属書4 (規定) に横書き例示字形なし"]], [TIME[2020-10-07T10:33:29.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx0213-2000%3Ano-horizontal-example>
]REFS]
[FIG(quote)[ [21] [[JIS X 0208:1997]] 附属書4 ([[規定]])
>
[B[b) 文字]] 当該区点位置で表現される図形文字の字体を字形として例示したもの。
>
[B[c) 縦書き]] 当該区点位置で表現される図形文字の字体を縦書きで表示する場合の字形を例示したもの。この例示は,
一部の区点位置についてだけ行った。この欄は, [[参考]]であって[[規定]]の一部ではない。
]FIG]
[FIG(quote)[ [26] [[JIS X 0213:2000]] 附属書4 ([[規定]])
>
[B[c) 文字]] 当該面区点位置で表現される図形文字の字体を字形として例示したもの。
>
[BOX(indent)[
[B[備考]] “(SP)”, “(NBSP)” 及び “(SHY)” は, それぞれ SPACE, NO-BREAK SPACE 及び SOFT HYPHEN を表
し, 字形の例示ではない。
]BOX]
>
[B[d) 字形例]] 当該面区点位置で表現される図形文字の字体で, 参考となるその他の字形がある場合の字形を例示
したもの。この例示は, 一部の面区点位置についてだけ行った。また, 縦書き用の字形が異なることがある
場合も字形例で示した。この欄は, 参考であって規定の一部ではない。
> *は該当面区点位置で表現される図形文字において, 主に縦書きで使用される字形を例示したものである。
]FIG]
* JIS フォント
[FIG(quote)[ [62] [[JIS X 9052-1983]] 2.
>
[B[(3) 縦書き用字形]] 各行の文字が縦読みになるような文字の並びにおいて使用する文字。
]FIG]
[FIG(quote)[ [59] [[JIS X 9051-1984]] 2.
>
[B[(3) 縦書き用字形]] 各行の文字が縦読みになるような文字の並びにおいて使用する字形。
]FIG]
[FIG(quote)[ [63] [[JIS X 9052-1983]]
>
[B[3.2 横書き用字形と縦書き用字形]] 文字の並びは, 横書き及び縦書きとする。
[B[(1)]] すべての文字に対して横書き用字形を定める。
[B[(2)]] 横書き用字形の外に縦書き用字形を定める文字は, [B[JIS X 0208]] に規定している特殊文字の内, 記述記
号12文字, 括弧記号18文字及び学術記号1文字, 並びに平仮名小文字10文字及び片仮名小文字12
文字の計53文字とする。
[BOX(indent)[
[B[参考]] 上記[B[(2)]]の53文字以外の文字の字形は, 横書きを基本として設計されているが, 縦書きにも用
い る文字については, 縦書きに用いることも配慮してある。
]BOX]
]FIG]
[FIG(quote)[ [60] [[JIS X 9051-1984]]
>
[B[3.2 横書き用字形と縦書き用字形]] 文字の並びは, 横書き及び縦書きと次のとおりとする。
[B[(1)]] すべての文字に対して横書き用字形を定める。
[B[(2)]] 横書き用字形のほかに縦書き用字形を定める文字は, [B[JIS X 0208]] に規定している特殊文字の内, 記述
記号12文字, 括弧記号18文字及び学術記号1文字, 並びに平仮名小文字10文字及び片仮名小文字
12文字の計53文字とする。
[BOX(indent)[
[B[参考]] [B[3.2(2)]]の53文字以外の文字の字形は, 横書きを基本として設計されているが, 縦書きにも用い
る文字については, 縦書きに用いることも配慮してある。
]BOX]
]FIG]
[61]
[[JIS X 9052-1983]]
附属書 [CSECTION[2.3 縦書き用字形]]
[[JIS X 9051-1984]]
附属書 [CSECTION[2.3 縦書き用字形]]
[REFS[
- [65] [CITE@en[Character set "[[JIS X 9051-1984]] 縦書き用字形"]], [TIME[2020-10-09T06:40:06.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx9051-1984%3Avertical>
- [66] [CITE@en[Character set "[[JIS X 9052-1983]] 縦書き用字形"]], [TIME[2020-10-09T06:40:30.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx9052-1983%3Avertical>
]REFS]
[67]
9051 と 9052 の[[縦書き用字形]]がある[[文字]]は一致していました。
後の [[JIS X 0208:1997]]
の[[縦書き用字形]]がある[[文字]]とは多少出入りがありました。
[REFS[
- [68] [CITE@en[Compare [[character sets]]]], [TIME[2020-10-09T06:43:43.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/compare?expr=%24jisx9051-1984%3Avertical&expr=%24jisx9052-1983%3Avertical&expr=$jisx0208-1997:has-vertical-example>
]REFS]
* 句読法
[77] [[中文]]の[[句読点]]の用法を[[規定]]する
[[GB/T 15834-1995]]
には、原則の[[横書き]]の[[規定]]の他に、
[[縦書き]]について次のようにありました。
>6 直行文稿与横行文稿使用标点符号不同。
>6.1 句号、问号、叹号、顿号、分号和冒号放在字下偏右。
>6.2 破折号、省略号、连接号和间隔号放在字下居中。
>6.3 引号改用双引号“[R[[TATE[『]][TATE[』]]]]”和单引号“[R[[TATE[「]][TATE[」]]]]”。
>6.4 着重号标在字的右侧,专名号和浪线式书名号标在字的左侧。
[78]
[[引用符]]だけ[[字形]]がまったく異なるので明示されていますが、
その他の位置の変更、向きの変更は文章の説明しかありませんでした。
[79]
[[GB/T 15834-2011]]
では[[句読点]]の種類が増えた分の[[規定]]が増えていますが、
[[字形]]は [TATE[(]]、[TATE[)]]
が追加されたのみで、他は文章の説明でした。
-*-*-
[80]
[[中文]]の[[数]]の表記法を[[規定]]する
[[GB/T 15835-1995]]
には、原則の[[横書き]]の[[規定]]の他に、
[[縦書き]]で
「顺时针方向转90度」
する旨の[[規定]]がありました。
実際[[時計回り]]に90°回転した[[英数字]]が混じった文例がありました。
この[[規定]]の本題から外れますが、例示には
「:」、「,」、「。」の[[縦書き]]字形が示されていました。
[81]
[[GB/T 15835-2011]]
にも同様の規定がありましたが、
なぜか例示から「:」は削られていました。
* JIS X 4051
[48] [[JIS X 4051-1995]]
は[[文字クラス]]を本体4.1.1で[[規定]]し、
附属書で
[[JIS X 0221]] との対応関係を[[規定]]していました。
[[JIS X 4051:2004]]
は[[文字クラス]]を本体6.1.1で[[規定]]し、
附属書で
[[JIS X 0213]] との対応関係を[[規定]]していました。
[45]
[[JIS X 4051-1995]] 4.1.1 から参照された
[CSECTION[表1 文字クラス]]
に「横書き用文字」
と
「縦書き用文字」
が示されました。
縦横は差分ではなく、縦横同じ字形で示された文字もありました。
横にだけ示された文字もありました。
[[JIS X 4051:2004]] 6.1.1 から参照された
[CSECTION[表4 文字クラス]]
もいくつか追加がある以外はほぼ同じでした。
[46]
[[JIS X 4051-1995]]
[CSECTION[附属書 国際符号化文字集合 (JIS X 0221) との対応]]
は
「縦書き・横書きの文字種につ
いては, 横書きを基準として決め, 縦書き時にはそれを縦書き用文字に変換することを原則とし,」
て[[字形]]欄に[[横書き]]と[[縦書き]]の字形例を示しました。
[64]
[[JIS X 4051:2004]]
[CSECTION[附属書1 (規定) 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用 符号化拡張漢字集合 (JIS X 0213) との対応]]
は
「縦書き・横書きの文字種
については, 横書きを基準として決め, 縦書き時にはそれを縦書き用文字に変換することを原則とし,」
て[[字形]]欄に[[横書き]]と[[縦書き]]の字形例を示しました。
[49]
本体表と附属書を比べると、本体表は附属書の一部の[[文字]]に限って示しているように見えます。
(本体表は[[字形]]だけで、[[文字]]を同定できる情報が他に示されていないので、
断言しがたいですが。)
[50]
附属書では一部の[[文字クラス]]は[[符号位置]]だけが示されており、
それ以外は縦横の字形を明記して示していました。
[69]
本体表、附属書とも、
1995 と 2004
で出入りがありました。
1995 は [[JIS X 0221]] の[[日本語文字]]、
2004 は [[JIS X 0213:2000]]
を対象としているのが変更の主たる要因のようです。
2004 には [[Unicode]] で1つの[[符号位置]]で表せない
(が [[JIS X 0213]] では1つの[[面区点位置]]で表される)
[[文字]]も含まれました。
[70]
縦横は差分ではなく、縦横同じ字形で示された文字もありました。
横にだけ示された文字もありました。
2004 には縦にだけ示された文字もありました。
1995 と 2004 の字形は必ずしも等しくありません。
[73] [[JIS X 4051:2004]]
にはなぜか
[[JIS X 0213:2000]]
にある[[ㇷ゚]]は含まれていませんでした。
([[字形]]が示された[[文字クラス]]に入るべきもののうち唯一 [[Unicode]] で1つの[[符号位置]]で表されないものでした。
他の1つの[[符号位置]]で表されない[[文字]]は、附属書表1の[[字形]]を示さない[[文字クラス]]にすべて含まれていました。)
[REFS[
- [54] [CITE@en[Character set "[[JIS X 4051-1995]] 附属書各表 字形 縦書きに横書きと異なる字形"]], [TIME[2020-10-08T11:23:22.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx4051-1995%3Avertical-specific-glyphs>
- [71] [CITE@en[Character set "[[JIS X 4051:2004]] 附属書各表 字形 縦書きに横書きと異なる字形"]], [TIME[2020-10-09T09:40:13.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx4051-2004%3Avertical-specific-glyphs>
- [72] 1995, 2004 の比較:
[TIME[2020-10-09T09:43:24.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/compare?expr=%24jisx4051-1995%3Avertical-specific-glyphs&expr=%24jisx4051-2004%3Avertical-specific-glyphs>
]REFS]
[55]
[[JIS X 4051-1995]]
と
[[JIS X 0208:1997]]
の[[縦書き字形]]を比べると、
[[JIS X 4051-1995]] にだけあるのは [[JIS X 0208]]
にない[[文字]]と「・」 (「・」は[[字形]]は似ているが縦横幅の違い)。
[[JIS X 0208]] にだけあるのは「=」。
[74]
[[JIS X 4051-1995]]
と
[[JIS X 0213:2000]]
の[[縦書き字形]]を比べると、
若干の出入りがあります。
[REFS[
- [56] 比較:
<https://chars.suikawiki.org/set/compare?expr=%24jisx0208-1997%3Ahas-vertical-example&expr=%24jisx4051-1995%3Avertical-specific-glyphs&expr=%24jisx4051-2004%3Avertical-specific-glyphs&expr=$jisx0213-2000:has-vertical-example>
]REFS]
[51]
他に本体中の例示でいくつか示されていました。
[FIG(quote)[ [41] [[JIS X 4051-1995]] 2.
>
[B[(40) 省略記号]] [SNIP[]]
>
[BOX(indent)[
[B[例1.]] 横書きにおける前置省略記号 ¥$£
[B[例2.]] 横書きにおける後置省略記号 °’”%‰¢
[B[参考]] 片仮名単位字を含む全角単位字及び [B[JIS X 0208]] に含まれる単位記号は, この規格では省略記号
として扱う。
[BOX(indent)[
[B[例]] 縦書きの片仮名単位字 [TATE[㌔]]
]BOX]
]BOX]
>
[B[(57) 中点類 (なかてんるい)]] [SNIP[]]
>
[BOX(indent)[
[B[例]] 横書きにおける中点類 ・:;
[B[参考]] 縦書きの和文では, セミコロン “;” を使用しない。
]BOX]
]FIG]
[42]
[CSECTION[(60) 始め括弧類]] の「[B[例]] 横書きにおける始め括弧類」
[CSECTION[(71) 分離禁止文字]] の 「[B[例]] 横書きにおける分離禁止文字」
[52] 例示中の「[TATE[㌔]]」は表1にも附属書にも字形例がなく、
ここでだけ字形が示された文字でした。
[57] [[JIS X 4051:2004]] でも似たような例示 (項目と例示される文字は多少変更あり)。
[53]
例示でない本文 (横書き) 中で敢えて[[縦書き]]字形を示したのが1個所。
[FIG(quote)[ [43] [[JIS X 4051-1995]] 3.1 (1)
>
[B[(a)]] [SNIP[]] 縦書きで漢数字の位取り記
号として使われる読点 “[TATE[、]]” 及び小数点として使われる中点 “[TATE[・]]” の字幅は半角とするが, [SNIP[]]
]FIG]
(縦書きの実例あり。ここでの[[半角]]とは縦幅のこと。)
2004 4.2 a) 1) では本文中の字形が削除されていた。 (実例は 2004 にもある。)
[58] [[JIS X 4051:2004]] では
5.2, 表2, 表3
に[[漢文]]用の[[文字]]が[[縦書き]]字形で示された。
-*-*-
[44]
([[時計回り]]90度回転の[[左横書き]])
1995 3.5 (6)
2004 4.6 f) 「縦書きの行中で, 連数字及び単位記号の文字の向きを右回りに90° 回転して横書きにした場合」
1995 3.6 (2)
2004 4.7 b)「縦書きの行中では, 欧文の文字の向きを右回りに90° 回転して欧文を横書きにし,」
[[JIS X 4052:2000]] 6.1 a) 3)
「文字の並びの横軸を時計回りに 90度回転させた横書き」
(広義の[[縦中横]])
1995 3.5 (7)
2004 4.6 g) 「縦書きの行中で, 連数字及び単位記号を縦書きの文字の向きのまま横書きにした場合」
1995 3.6 (2) 備考
2004 4.7 b) 備考 「縦書きの欧字又は数字を和字として扱う場合」「添え字付きの欧字を縦中横を使用して配置する場合」
1995 3.7
2004 4.8「[B[縦中横処理]] 縦中横処理は, 縦書きの行中で, 縦書きの字の向きのまま横書きになるように文字列
を中央に配置する。」
1995 3.9 (4)
2004 4.13 d) 「文字の向きを右回りに90° 回転して横書きにする」
[[JIS X 4052:2000]] 6.18 「欧文用文字を縦書き中で和字扱いとする」 (1文字ずつ[[正立]]させること)
* Adobe CID
@@
* グリフの指定
[FIG(short list)[ [24] 特定[[グリフ]]の選択
- [[SAPV]]
]FIG]
* メモ