ids/26/353.txt

[31] [DFN[核時代]]や[DFN[ヒロシマ紀元]]は、
[[日本]]の一部の[[極左活動家]]が提唱・利用している[[紀年法]]です。
いくつかの流儀があります。

[22] [[大東亜戦争]]における[[米軍]]の[[広島]]や[[長崎]]での[[原子爆弾]]による民間人虐殺事件を記念するもののようです。

[REFS[
- [27] [CITE@en[[[核時代]] (Era) - SuikaWiki Data]] ([TIME[2016-05-03 23:16:48 +09:00]]) <https://data.suikawiki.org/era/%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]REFS]

* 原子

[345] 
[DFN[原子]]は、
[[大東亜戦争の終戦]]後に[[日本国]]の[[東北地方]]に成立した[[マイクロネーション]]の[[司王国]]の[[元号]]でした。

[347] 
[[司王国]]の文官[[早川英三]]は、
[[西暦]]は[[キリスト教徒]]の傲慢、
[[日本の元号]]は「[[神武天皇]]もごめんだ」として、
「全人類の歴史を変え」て戦争を終結させた[[原子]](爆弾)に基づく[DFN[原子暦]]を定めました。
[SRC[>>346]]

[348] 
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[DFN[原子[[元年]]]]としました。
[[元年]]より後は 
「[DFN[A・A]][VAR[何]]年」と数え、
前は
「[DFN[B・A]][VAR[何]]年」と数えました。
[SRC[>>346]]

;; [350] 後の[[ヒロシマ紀元]]や[[核時代]]とは[[元年]]が1年ずれています。

[349] 
原子三年頃までは確実に用いられたようで [SRC[>>346]]、
その後滅亡まで何年か使われたと思われます。


[358] 
現在見つけられるのは[[児玉隆也]]の取材による情報だけです。
現地に何らかの文書が残されていたりしないものでしょうか。



[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[346] [CITE[[[諸君]] - Google ブックス]],
[TIME[1974][year:1974]],
[TIME[2019-07-16 22:24:17 +09:00]]
<https://books.google.co.jp/books?id=6W3sAAAAIAAJ&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%85%83%E5%B9%B4>
]FIGCAPTION]

> 61 ページ
> ッカサ国旗・文字・元号彼ら文官に対してァハスキー、と呼ばれる武官がいた。ハスキー
とは、死ぬまで橋を引き続けるエスキモー犬のことだった。 ... あった。
彼らは、日本の元号も、西暦も否定した。西暦はキリスト教徒の倣慢さである。
かといって神武天皇もごめんだ、我ら司の民は、全人類の歴史を変えた原子の
発見と、原子爆弾による戦争終結をもって新しい暦を制定しよう。これを原子暦
、と名付けた。一九四五年(昭和二十年)を原子元年とし、それ以前を 
B ・ A 、以後を A ・ Ax 年と称した。原子暦の制定者は、旅の博士・早川の英三だった。
> 70 ページ
> 司王国民衆歌、はじめ」真白き白米緑ののりまき思い出す身も今は涙恋し昔の日の丸
弁当せめて食べたや夢の中王国は原子元年から三年にかけて、全盛を誇った。王国
崩壊の背景「勘三、どうやら皇帝を退位すべしの天命が下ったようだ。慎んで拝受しよう
と ...

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[351] [CITE[この三十年の日本人 - [[児玉隆也]] - Google ブックス]],
[TIME[1983][year:1983]],
[TIME[2019-07-16 22:23:38 +09:00]]
<https://books.google.co.jp/books?id=s2YyAQAAIAAJ&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%85%83%E5%B9%B4>
]FIGCAPTION]

> 152 ページ
> 王国の、これらの遊びの中で、遊びの域をこえて彼らの思想を端的に表象したものに、
ツカサ年号があった。彼らは、日本の元号も、西暦も ... これをヶ原子暦、と名付けた。一
九四五年(昭和二十年)を原子元年とし、それ以前を B ・ A 、以後を A ・ A ×年と称した。
> 173 ページ
> せめて食べたや夢の中王国は原子元年から三年にかけて、全盛を誇った。銀シャリエを
とりに行く必要が徐々に薄れてきた司王国は、憲章が空文化しはじめた。一方で、二十
四年春は、王国の民の過半数を構成していた鉄道教習所生の卒業の年だった。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[353] [CITE[Gendai no me - [[Google ブックス]]]],
[TIME[1964][year:1964]],
[TIME[2019-07-16 22:25:30 +09:00]]
<https://books.google.co.jp/books?id=DsU4AAAAMAAJ&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%85%83%E5%B9%B4>
]FIGCAPTION]

> 367 ページ
> 金の単位も 1 万円が一ボンド、一円が一べソというように、特殊な単位を使い、そのうえ
原子暦を制定して、! 5 年(昭^ )を原子元年とし、それ以前,以後を 8 . 4 :何年、八,八何年
と呼んだ。これらのことを、単に特殊^ 3 に固有の陰語として片づけてしまうことは ...

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[352]  [CITE[戦後への出生証 - [[山田宗睦]] - Google ブックス]],
[TIME[1965][year:1965]],
[TIME[2019-07-16 22:24:55 +09:00]]
<https://books.google.co.jp/books?id=zwEzAQAAIAAJ&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%85%83%E5%B9%B4>
]FIGCAPTION]

> 175 ページ
> 敗戦の年が「原子元年」、それ以前を「 B ・ A 何年」、以後を「 A ・ A 何年」とよぶ「原子暦
」を採用し、固有の金単位を 66 った(一万円が一ポンド、一円が一ペソ)。敗戦後の日本
帝国の底に、このような司王国が実在したことは、記憶されてよい。四六、七年の秋田 ...

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[355] [CITE@ja[国内独立国家考/あるいはカウンターとしての[[半島]] - 新・Culture Vulture]],
2005-01-30,
[TIME[2019-07-16 22:26:51 +09:00]]
<https://d-sakamata.hatenablog.com/entry/20050130/p1>
]FIGCAPTION]

> 終戦直後の食糧難の時期には「司王国」という擬似国家が存在した。米どころである山形県の庄内平野のほぼ全域を「領土」とするこの王国は、警察の取締まりに対抗して東京に住む人々を飢餓から救うという「国是」を掲げ(何せ当時は戦時中より徹底した食糧統制が続いており、配給以外のルートで流通するヤミ米は官憲によって厳しく取締まられていた)、三島の鉄道教習所に通っていた「皇帝」(庄内は「皇帝」の父親の郷里だった)ら28人の若者たちにより建国された。彼らの活動は具体的には、組織力を駆使して庄内から米を東京まで列車で送り届けるというもので、符牒としてアルファベットを絵文字化した「ツカサ文字」を考案したり、一万円を一ポンド、一円を一ペソなどといった具合に特殊な金銭の単位を用いたり、さらには元号や西暦を否定し、原爆が投下された1945年を紀元とする「原子暦」を制定するなど(この暦では1945年は「原子元年」と定められ、それ以前はB・A、以後はA・AX年と称された)実に遊び心に満ちていた。この「司王国」については、ルポライターの児玉隆也が1974年に『諸君!』に発表したルポ(のち児玉の死後に新潮社から出された『この三十年の日本人』に収録された)にくわしい

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[354] [CITE[戦後日本スタディーズ: 40・50年代 - [[Google ブックス]]]],
[TIME[2008][year:2008]],
[TIME[2019-07-16 22:26:11 +09:00]]
<https://books.google.co.jp/books?id=gVAyAQAAIAAJ&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%85%83%E5%B9%B4>
]FIGCAPTION]

> 91 ページ
> 一九六六(昭和四一)年に弘文堂から刊行された尾崎秀樹・山田宗陸著戦後生活文化史
」の簡単な紹介を元に執念の取材を行い、戦後三 o 王国にはアルファベットを絵文字化
した「ツカサ文字」があり、刑事の ... 元号も西暦も拒否、原子の時代の幕開けを記念 ...

]FIG]

]REFS]

* 被爆と原爆

[393] 
[DFN[被爆]]と[DFN[原爆]]
([DFN[原爆紀元]] [SRC[>>383]])
は、
[[日本]]で活動する[[宗教団体]]の[[千人鶴の会]]が使用する[[私年号]]です。

[394] 
[[昭和時代]]頃[[被爆]]を利用していたことが確認でき、
[[昭和時代]]末期から[[平成時代]]に[[原爆]]を利用していたことが確認されます。
切り替えの厳密な時期と理由は不明です。

[395] 
[[原爆]]は、
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[元年]]とする数え方です。

;; [404] [[原爆紀元]] (>>400) とは1年のずれがあります。

[396] 
[[被爆]]は、おそらく同じと思われる団体が使った、
おそらく[[原爆]]の古い呼称と思われる[[元号名]]ですが、
確証はありません。
現在確認されている[[被爆]]の用例には他の[[紀年法]]が併記されていないため、
同じ数え方なのか確証が得られていません。

[397] 
[[被爆]]は、
現在確認されている用例および[[原爆]]と等しいとの仮定に従えば、
[TIME[昭和48(1973)年][year:1973]] (被爆29年)
頃に既に利用されていたことになります。

[398] 
[[原爆]]は、
現在確認されている最古の用例は[TIME[昭和62(1987)年][year:1987]]のようです。


[399] 
[[機関紙]]の
[CITE[千人鶴の命]]
(およびその前身)
の発行の[[日付]]として使用されています。
それ以外で利用されているのかは不明です。
[[昭和]]の[[元号]]と併記されたものが1例ありますが [SRC[>>390]]、
それ以外の用例はみな単記です。




[REFS[
- [392] [CITE@ja[[[千人鶴の声]] 24号 昭和29年6月1日 / 長谷川書房 / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」]], [[東京都古書籍商業協同組合]], [TIME[2020-08-28T07:54:38.000Z]] <https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=303913509>
-- 昭和29年6月1日とされているが、現物写真は
「被爆29年9月25日」に見える (画像不鮮明)。
- [391] [CITE@ja[[[千人鶴の声]] 28号 / 曙堂 / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」]], [[東京都古書籍商業協同組合]], [TIME[2020-08-28T07:51:56.000Z]] <https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=4344846>
-- 「被爆30年12月20日」
- [390] [CITE@ja[ヤフオク! - 直訴特別号・[[千人鶴の心]]『狂える世を正す』被爆...]], [TIME[2020-08-28T07:48:14.000Z]] <https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u325568363>
-- 「原爆43年
2月25日
(昭和62年)」

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[383] [CITE@ja[千人鶴の物語その5|ひわかのブログ「[[千人鶴]]の物語」]]
([TIME[2016-03-24 23:57:19 +09:00]] 版)
<http://ameblo.jp/seihou-gakuen/entry-11258144315.html>
(移転確認 [TIME[2020-08-28T07:18:19.000Z]])

[CITE@ja[千人鶴の物語その5 | ひわかのブログ「[[千人鶴]]の物語」]], 
2012-05-23 04:09:23,
[TIME[2020-08-28T07:18:08.000Z]] <https://ameblo.jp/seihou-gakuen/entry-11258144315.html>
]FIGCAPTION]

> 千人鶴の会には機関誌があります。 
> 「千人鶴の命」というタイトルです。 本誌と、特別号とがあります。どちらも、街頭で販売しています。 本誌は300円、特別号は200円です。
> 一般の発行物と違うのは、発行年月日の表記が、原爆紀元であるところです。
> 西暦でも平成でもありません。
> 今年は、原爆68年です。

;; 写真があるが小さくて判読不可

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[389] [CITE@ja[[[千人鶴]]の物語その6 | ひわかのブログ「千人鶴の物語」]], 
2012-05-23 23:38:12,
[TIME[2020-08-28T07:41:54.000Z]] <https://ameblo.jp/seihou-gakuen/entry-11258886466.html>
]FIGCAPTION]

>【千人鶴の命172号その1】
>発行日 原爆67年6月5日 (去年の6/5)

;; 写真があるが小さくて判読不可

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[388] [CITE@ja[[[千人鶴]]の物語その10「6/8」 | [[ひわか]]のブログ「千人鶴の物語」]], 
2012-06-12 01:53:49,
[TIME[2020-08-28T07:39:18.000Z]] <https://ameblo.jp/seihou-gakuen/entry-11275302010.html>
]FIGCAPTION]

>平成24年6月8日 金曜日22時20分頃
>
池袋地下連絡通路ウィロードにて 

>また、あぐりさんが持っている貴重なバックナンバーの千人鶴の命を頂きました。2冊も!今より一回り大きいA4版の大きさ!といってもタイトルは「千人鶴の心」といって、千人鶴の命というタイトルの前のタイトルです。
>
発行日が原爆39年と37年です。今年が原爆68年ですから、随分古いですね。
>
ちなみに、千人鶴の心というタイトルの更に前は、「千人鶴の声」というタイトルだったそうです。 



]FIG]

- [384] [CITE@ja[ミズカワイズム : [[千人鶴]]の活動について]], 
2013年06月11日23:52,
[TIME[2020-08-28T07:21:09.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/mizukawaakira/archives/29183275.html>
-- [385] [CITE[[[千人鶴]]の命]] 174号, 
原爆69年2月10日,
[TIME[2017-09-26T15:26:32.000Z]], [TIME[2020-08-28T07:21:50.005Z]] <https://livedoor.blogimg.jp/mizukawaakira/imgs/f/7/f7d8220a.jpg>
]REFS]

** 岡本正

[411] 
[[岡本正]]が[DFN[原爆年号]]を提唱したとされますが、
詳細不明です。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[410] 
[CITE[[[黒古一夫]]「核状況に抗する--原爆文学の可能性」]], [TIME[2002-11-13T06:11:20.000Z]], [TIME[2020-08-28T09:04:27.739Z]] <https://home.hiroshima-u.ac.jp/bngkkn/hlm-society/Kuroko.html>
]FIGCAPTION]

>確か「原爆年号」を提唱したのは、かつて関東学院大学の学長を務めたこともある岡本正氏であったが、この「原爆年号」という年号の意味を今まさに21世紀を迎えた私たちは深く考えねばならないのではないか。長崎での被爆体験を持つ周知の作家林京子は、近作「トリニティからトリニティへ」(2000年9月、『長い時間をかけた人間の経験』所収)の中で、被爆者である主人公が世界で最初の原爆実験を成功させたニューメキシコ州アラモゴード近くの砂漠地帯(トリニティ・サイト)を訪れた際に、世界で最初の被爆者は「ヒロシマ・ナガサキ」の被爆者ではなく、この砂漠地帯に生息するガラガラヘビなどの生き物ではなかったか、というようなことに覚醒する場面を書き込んでいるが、このことと「原爆元年」とをリンクさせて考えれば、「ヒロシマ・ナガサキ」は紛れもなく地球の破壊、人類及び地球上の全生物絶滅のプログラムを人間が手にしたことを意味し、その状況は21世紀を迎えた今日でも変わらない、ということを明らかにしている。 

>『長崎平和研究』No.12(2001年11月)、pp.80-94.
>
注:本稿は、2001年7月28日、原爆資料館メモリアルホールで行われた「原爆文学展~5人のヒロシマ 記念講演会」(「広島に文学館を!市民の会」主催)での講演(原題「核の現状と原爆文学--グランド・ゼロからヒロシマ・ナガサキを考える」)を文章化したものです。本HP掲載については著者の了解を得ております。

]FIG]

]REFS]

** その他

[406] その他、無関係と思われる用例
(ここに挙げたものの他、
[[令和改元]]前の与太話などにも出現例あり)

[REFS[
- [408] [CITE@ja[2011被爆元年に水戸市の小中学校で水泳授業: [[水戸市]]放射能情報]],
2011年07月17日,
[TIME[2020-08-28T08:54:48.000Z]] <http://msv.seesaa.net/article/215261530.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[409] [CITE[[[天皇]]ご一家を被曝から救え!]], [TIME[2020-08-28T08:56:02.000Z]] <https://hato.5ch.net/test/read.cgi/lifeline/1313055762/226>
]FIGCAPTION]

>226 :地震雷火事名無し(関東・甲信越):2011/11/15(火) 22:49:27.60 ID:K+NY0kyVO
>    もう次の元号は「被爆」でいいだろ。今年は被爆元年、来年が被爆二年。
>    そのまま、千代に八千代に・・・。 

]FIG]

- 
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[407] 
[CITE[26360090 研究成果報告書 - 26360090seika.pdf]], [TIME[2020-08-28T08:52:17.000Z]] <https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26360090/26360090seika.pdf#page=4>
]FIGCAPTION]

>その1、被爆元年。[SNIP[]]
>その2、復旧期(1946〜1948年、約3年間)。[SNIP[]]
>その3、復興建設期前半(1949〜1951年、約3年間)。[SNIP[]]
]FIG]
-- <https://nias.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=786&file_id=18&file_no=1>
]REFS]

* ドッポヒロシマ

[340] 
[[昭和時代]]頃と思われますが、
[[イタリア]]人画家
[[Bruno Elisei]]
は[[作品]]に
「[DFN[ドッポ・ヒロシマ]][VAR[何]]年」
と書いていました
(ドッポ = 「後」)。
[SRC[>>156, >>338]]
[[極左活動家]]の[[ジュフロワ波嵯栄総子]]は、
これに着想を得て[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[DFN[新世界暦元年]]
[WEAK[([[固有名詞]]かただの説明的な記述か不明。)]]
とすることを提案しました。
熱心な賛成もありましたが、
[[西暦]]、[[元号]]と既に2つあるのに3つになったら大変と一笑に付されました。
[SRC[>>338]]

;; [341] 「新世界暦」は、
これと無関係に[[平成時代]]や[[令和時代]]の[[フィクション]]の[[架空の暦法]]として多数 
(複数種類) の用例があります。
他に[[実用目的の新しい暦の提案][暦法改良案]]をそう呼んでいる例も少数ありました。




* PH



[360] 
[DFN[PH]]
([DFN[P.H.]]、[DFN[ポストヒロシマ]]、[DFN[ポスト広島]])
は、
[[作家]]の[[アーサーケストラー]]が提唱した[[私年号]]です。
[TIME[昭和53(1978)年][year:1978]]の[[著書]]で提案されたものといわれ、
現在までときたま言及されています。

[364] 
「[DFN[ヒロシマ紀元]]([DFN[After Hiroshima]])」
と呼ぶものもあります
[SRC[>>19]]
が、
根拠不明です。

[361] 
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[元年]]とします。
[SRC[>>315, >>292, >>19, >>293, >>291, >>289, >>288,  >>312, >>311, >>310]]

[365] 
[TIME[昭和21(1946)年][year:1946]]を[[元年]]とする説もあります
[SRC[>>290, >>313]]
が、
真偽不明です。


[362] 
用例はいずれも[[アーサーケストラー]]の著書に直接または間接に言及したものに限られ、
実用している人がいるかは不明です。


** アーサーケストラー

[363] 
[[アーサーケストラー]]の[[著書]]
[CITE[ホロン革命]]
[SRC[>>359, >>308]]
で提唱されたとされます。

[REFS[
- [359] [CITE@ja-jp[[[Amazon]] | Janus: A Summing Up | Koestler, Arthur | Metaphysics]], 
[TIME[1978-02-01]],
[TIME[2020-08-27T12:01:39.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/009132100X/wakaba1-22/>
- [308] [CITE@ja-jp[Amazon.co.jp: [[ホロン革命]]: アーサー・ケストラー, 田中 三彦, 吉岡 佳子: 本]], 
[TIME[1983-03-01]],
[TIME[2020-08-26T08:37:39.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875020910/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[316] [CITE[[[現代思想]] - Google ブックス]]
([TIME[2020-08-26T09:54:40.000Z]])
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=jHIEAQAAIAAJ&q=%22%E5%85%83%E5%B9%B4%E2%80%9D>
]FIGCAPTION]

> 46 ページ
> ... 少年の一団をとじこめ、使ってはならぬなどとまことしやかなことを言いつつ
、彼らにマッチを与えているのに似ている」のだ。第 --"人類の宿病ー彼はこれを.
46 な紀元とせねばならないとし、これをボスト・セロシマ( PH )元年と呼ぶこと
>  ...
> 47 ページ
> ここにおけるケストラーの見方はきわめて悲観的で、 PH 元年以来人類はこの
時限爆弾を首に巻きつけながら生きており、どうやらそれを首尾よく取り
はずせる見込みはない。宇宙船地球号は早晩死に絶えた乗組員を乗せて、星間を
漂流する ...

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[315] [CITE[根をもつこと、翼をもつこと - [[田口ランディ]] - Google ブックス]],
[TIME[2001][year:2001]],
[TIME[2020-08-26T09:53:41.000Z]])
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=shosAQAAIAAJ&q=%22%E5%85%83%E5%B9%B4%E2%80%9D>
]FIGCAPTION]

> 33 ページ
> だから、彼は一九四五年を PH 元年、ポストヒロシマ元年って呼ぶんです」「
へえ、そうなんですか。僕の場合はそれほど難しいことを考えてたわけじゃない
ですけどね」 れるために。それにしても、なぜ生物は生命 33 死のなかにある命.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[292] [CITE@ja[未来幻想 [[ホロン革命]]]],
[[幻視者]], 
2007-09-12-Wed,
[TIME[2020-08-25T14:10:24.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:10:32.100Z]]
<http://miraigensou.blog38.fc2.com/blog-entry-29.html>
]FIGCAPTION]

>アーサー・ケストラーは著書「ホロン革命」のプロローグで、西暦に代わる新しい暦ポスト・ヒロシマ(PH)を提唱しています。それは人類が「種としての絶滅」を予感しながら生きていかねばならなくなった1945年8月6日、人類史上初の原子爆弾が広島上空で太陽をしのぐ閃光を放った日を、人類にとって最も重大な日と位置づけ、この年をPH元年とするものです。
> PH63年の今日、核戦争の危機は回避されたかのように見えますが、核兵器は依然としてなくなっていないし、核拡散の防止も実効を挙げているとは言い難い。ケストラーはPH元年以降の人類の余命がさほど長いと思えない理由として二つ挙げています。
[SNIP[]]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[19] [CITE[「人道に対する罪」とは? - 弯曲していく日常]]
([TIME[2016-03-17 22:00:22 +09:00]] 版)
<http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090329/p1>
(移転確認 [TIME[2020-08-26T08:34:21.400Z]])

[CITE@ja[「[[人道に対する罪]]」とは? - noharra’s diary]], 
2009-03-29,
[TIME[2020-08-26T08:34:11.000Z]] <https://noharra.hatenablog.com/entry/20090329/p1>
]FIGCAPTION]

コメント欄 (移転後は「もっと読む」を押さないと表示されなくなった)

> akachan
> 2009/03/31 22:25

> アーサー・ケストラーが1978年に出した『ホロン革命』という本の序文で、「ヒロシマ紀元(After Hiroshima)」というものを提案しています。広島の原爆投下をヒロシマ元年とした暦です。人類の脳の構造的欠陥による残虐性が問題であるというのが本の内容で、その残虐性の象徴としてヒロシマを選んだわけです。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[290] [CITE[[[中米]]戦争が第3次世界大戦]]
([TIME[2020-08-25T14:09:42.000Z]])
<https://society6.5ch.net/test/read.cgi/kokusai/1181223690/63>
]FIGCAPTION]

>63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 01:23:07 ID:ssWauwO/
>    >ケストラーは、人類は新らしい暦を用いるべきだといっている。広島に原爆が投下された年の翌年を
>    >PH(ポスト・ヒロシマ)元年と呼び、1946年を起点として年号をつけていくべきだといっている。
>
>    今年はP.H.0064 
]FIG]



-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[295] [CITE@ja[[[福島みずほ]]のどきどき日記 [[田中三彦]]さん対談概要「地震で揺れていた原発」(2011年6月16日)]]
([[福島みずほ]], [TIME[2020-08-25T14:11:52.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:11:57.321Z]])
<http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1855.html>
]FIGCAPTION]

>田中
> 僕がいろんなところで言っていることですが、科学ジャーナリストでアーサー・ケストラーという人が、人類史上一番重要な日はいつかと問われたら、間違いなく8月6日と言う、と。なぜかというと、8月6日、広島の上空に太陽をしのぐ閃光が放たれて以来、人間の意識が変わった、と言っています。それまでは、自分個人が死ぬかどうかを心配していればよかったが、あの日以降、個人の心配ではなくて人類の絶滅の危機を意識するようになった、それが核の問題の一番根本的な問題だ、と。彼は、BCやADではなく、ポスト・ヒロシマPH元年と言え、というくらい、核は人間の意識を個人の死から人類の絶滅へと変えた、と言っています。

]FIG]
-- [297] [CITE@ja[クマのプーさん ブログ : 今、まさに聞きたい話を聞いて来ました―「終焉に向かう原子力」講演会」in[[日比谷公会堂]]]],
2011年06月27日23:44,
[TIME[2020-08-25T14:12:51.000Z]]
<http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/archives/52005815.html?.link_prev=1>
-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[293] [CITE@ja[[[田中三彦]]×[[小林武史]] 震災被害から何を学ぶのか(3) | エコレゾ ウェブ]],
updata:2011.12.19,
[TIME[2020-08-25T14:10:50.000Z]]
<https://www.eco-reso.jp/111219-3.php>
]FIGCAPTION]

>[B[田中]] [SNIP[]]
僕が非常に影響を受けた思想家にアーサー・ケストラーという科学思想家がいて、僕は彼の本を一冊翻訳したのですが(『ホロン革命』工作舎)、その本の最初に、「人類史上、最も重要な日はいつかと問われたら、躊躇なく、1945年8月6日と答える」という一文があります。その日まで、人間は個としての死、要するに自分や知り合いの死というものだけを考えていればよかったが、広島の上空で太陽を凌ぐ閃光が放たれて以来、われわれは人類そのものの種の滅亡を意識して生きなければいけなくなった、と彼は書いている。それはわれわれの「新しい意識の夜明け」なんだと。今の80代、90代の人に聞くと、人類が破滅するという概念は原爆が落ちるまで全くなかったね、と言います。
>人類が滅亡するなんてことはSFの世界だったと。だけど原爆を経験した瞬間から、これはいずれ人類が破滅するんじゃないかと思うようになったと。 そういう意味で1945年8月6日は非常に重要な日だとケストラーは言った。キリスト教の暦でB.C.やA.D.などがありますが、それよりももっと重要な暦として1945年を「Post HIROSHIMA」=P.H.元年としようと書いています。つまり、その日パンドラの箱があいて、人間は苦を背負って新しい夜明けを迎えたんだということですね。

]FIG]
--
[298] [CITE@ja[Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet[[田中三彦]]×[[小林武史]] 「震災被害から何を学ぶのか:緊急企画「LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと-」」2011.12.19. (エコレゾウェブ)]]
([TIME[2020-08-25T14:13:03.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:13:07.604Z]])
<https://yokoblueplanet.blog.fc2.com/blog-entry-4906.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[296] ([TIME[2020-01-27T00:31:09.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:12:30.802Z]])
<http://zip2000.server-shared.com/chlonicle3.htm>
]FIGCAPTION]

>1945年
>[SNIP[]]
>「有史、先史を通じ、人類にとってもっとも重大な日はいつかと問われれば、わたしは躊躇なく1945年8月6日と答える。
理由は簡単だ。意識の夜明けからその日まで、人間は『個としての死』を予感しながら生きてきた。
しかし、人類史上初の原子爆弾が広島上空で太陽をしのぐ閃光を放って以来、人類は『種としての絶滅』を予感しながら生きていかねばならなくなった。
(PH元年)」
>アーサー・ケストラー「ホロン革命」より

>1953年
><1953年の出来事>
>「終末時計」が20世紀で最も危険な位置2分前となる(核戦争の危機迫る)
>[SNIP[]]
><電化元年>
> 三洋電気が国産初の噴流式洗濯機発売(2万8500円)。さらに電気冷蔵庫(8万~12万円)、トースターなども登場し、この年は「電化元年」と呼ばれた。」

>1958年
>[SNIP[]]
>第一回日劇ウエスタン・カーニバル開催
>出演者は、山下敬二郎、ミッキー・カーチス、水谷良重、平尾昌晃、朝比奈愛子、寺本圭一
すでに行われていたカントリー音楽のイベントから、ロカビリーの祭典へと進化した内容で行われ、一躍日本にロカビリー・ブームを巻き起こすことになった。
>ある意味日本のロック元年でもある。


]FIG]

- [381] [CITE@ja[[[浅羽通明]] memoさんはTwitterを使っています 「→A・ケストラーも『機械の中の幽霊』http://t.co/2jLuur1dYy『ホロン革命』などで、「原爆紀元」を西暦に代わるものとして提唱していた。」 / Twitter]], 午後4:06 · 2015年10月9日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-28T06:49:25.000Z]] <https://twitter.com/asaba_memo/status/652379715030790144>
-- [[戦後][戦後暦]]支持者 [SEE[ [[戦後暦]] ]]


]REFS]

** 八代嘉美


[366] 
[[生物学者]]の[[八代嘉美]]が、
(なぜか)
[[iPS細胞]]に関する[[著書]]
[SRC[>>314]]
で[[アーサーケストラー]]の
[[PH]]
に言及したようです。

[367] 
[[PH]]
は多数説によれば昭和20年が元年ですが、
この本を孫引きする[[ブログ記事]]2例が例示する[[年号]]がどちらも昭和21年を元年と計算していました。
2つの記事の片方は昭和20年を元年と述べ (つまり例示と矛盾)、
他方は昭和21年を元年と述べていました。
[SRC[>>293, >>313]]
この1年のずれが、
当書籍、
それを紹介したラジオ番組、
それに基づくブログ記事のいずれに由来するものかは不明です。

[REFS[
- [314] [CITE@ja-jp[iPS細胞 世紀の発見が医療を変える (平凡社新書) | 八代 嘉美 |本 | 通販 | [[Amazon]]]], 
[TIME[2008^07-15]],
[TIME[2020-08-26T09:23:34.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582854311/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[291] [CITE[社長ブログ|[[山形教育用品株式会社]]]],
2008年11月13日 13:35,
[TIME[2020-08-03T01:15:17.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:10:11.356Z]]
<http://www.yk-yohin.co.jp/ceo/2008/11/ph63.html>
]FIGCAPTION]

>PH63年
>通勤の車中で、武田鉄矢の番組を聞いていることは前にも書きました。今朝の「三枚おろし」は、「ips細胞」でありますが、「PH」という年号の話がありました。「PH」とは、ポスト・ヒロシマの略です。
>『ips細胞』という本の著者、八代嘉美さんが、その本の中で使っているそうです。この本は是非読んでみたいと思いますが、今日のところは、「PH」をインターネットで調べることにしました。
>「PH」を提唱したのは、ハンガリー出身の作家、思想家、アーサー・ケストラーという人のようです。「人類が『種としての絶滅』を予感しながら生きて行かねばならなくなった1945年8月6日、人類史上初の原子爆弾が広島上空で太陽をしのぐ閃光を放った日を、人類にとって最も重要な日と位置づけ、この年をPH元年とするものです。」(未来幻想 2007-09-12)
>今は西暦というか、キリスト誕生の日を原点とするキリスト教暦(AD)が一般的ではありますが、その意味で言えば、仏教暦やイスラム教暦でもよいわけです。日本のように元号を用いる国もあります。いっそ、人類にとって忘れてはいけない日ということで、全世界的に、1945年をPH元年とするという考え方です。
>[SNIP[]]
>『ips細胞』の著者、八代さんは、これまでは、人類の命を奪う「核戦争の核」の時代であり、PH元年からは、人間の命を再生する「ips細胞の核」の時代と言っているそうです。PH元年、1945年をこう捉えると、未来に光が見えてきます。
>
沖縄や広島で、平和学習に真剣に取り組む若者に出会いました。心を込めて指導する先生方に会いました。その若い人たちが、これからの日本を、そして世界をつくるのです。これからは、ADではなくて、PHを使いましょう。今年はPH63年です。
>
そうです。私は1945年、PH元年生まれなのです。


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[313] [CITE@ja[核の時代、しかも『原子核』ではなく『[[細胞核]]』: 抜き技]], 
2008年11月22日,
[TIME[2020-08-26T09:19:52.000Z]] <https://senmaya.at.webry.info/200811/article_10.html>
]FIGCAPTION]

>iPS細胞のことは、文化放送『武田鉄矢・今朝の三枚おろし』で11月10日に耳にしたばかりだ。
>           岩手県ではIBCラジオ(AMラジオだ!)
>
私の耳に残った言葉、、、、『細胞核』 『PH(ポスト広島)』
>
日本人は『原子核』に依存しすぎだ!
>
原子核の時代ではない!
>
核といえば『原子核』ではなく『細胞核』だ!
>
今年2008年(AD2008年)は、PH63年。。。。。
>
PH=ポスト広島
>
キリストからではなく、広島の翌年から数える年号。。。。
>
私も、この本を読んでみよう!

]FIG]


]REFS]



** Kay

[368] 
[[ブロガー]]の 
[[Kay]]
は、
[[アーサーケストラー]]の
[[PH]]
をたびたび[[ブログ]]で紹介し賛同していました。

[369] 
近年はそれより新しい画期として[[初音ミク]]誕生を[[元期]]とするべきと考えているようです。
ただし
[[PH]]
も[[初音ミク]]年も実用例は見当たりません。

;; [370] 
[[初音ミク]]年は他の人も思いついてもよさそうなものですが、
他の提案は見つけられませんでした。

[371] 
なお、
昭和20年を[[元年]]と説明しながら、
年号の例は昭和21年を[[元年]]として数えています。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[289] [CITE[[[イエス]]の誕生日は本当は不明である: ITスペシャリストが語る芸術]],
2009.12.25,
[TIME[2020-08-25T14:07:35.000Z]]
<http://kay.air-nifty.com/art/2009/12/post-ed17.html>
]FIGCAPTION]

>ハンガリー出身の英国の科学ジャーナリストであり、天才的思想家でもあったアーサー・ケストラーは、著書「ホロン革命」で、西暦はもう古く、広島に原爆が投下された年をPH(ポストヒロシマ)元年とすると書いていました。原爆が実際に使用された日は、人類にとって、イエスの誕生日(それも間違いの)より重大な日であるというのは、大いに納得できることと思いますがいかがでしょう?
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[288] [CITE[本当のシークレット: ITスペシャリストが語る[[芸術]]]],
2010.02.09,
[TIME[2020-08-25T14:07:17.000Z]]
<http://kay.air-nifty.com/art/2010/02/post-a5e6.html>
]FIGCAPTION]

>ホロン革命
>[SNIP[]]
>そして、彼は、西暦は時代遅れであり、広島に原爆が投下された日をPH(ポストヒロシマ)元年とするなど、強烈なヒューマニズムを感じさせる哲学者でもあります。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[312] [CITE@ja[[[宇宙開発]]と原子力発電 : ITスペシャリストが語る芸術]],
2011年04月11日06:22,
[TIME[2020-08-26T09:09:01.000Z]] <http://www.kaynotes.com/archives/2901368.html>
]FIGCAPTION]

>アーサー・ケストラーは、西暦は古い暦であり、広島に原爆が投下された西暦1945年をPH(ポスト・ヒロシマ)元年とする新しい暦が当然と述べていた。それほどの重大事でありながら、実際は、アメリカ国民に原爆に関する理解はほとんど無かった。
>では、1986年のチェルノブイリ原発事故をPC(ポスト・チェルノブイリ)元年とすべきであったかもしれない。
>日本は、西暦2011年をPHのリベンジとするかのように、PF(ポスト・フクシマ)を制定しなければならないかもしれない。それとも、いまだ人類は賢くなく、次のP(X)を待つしかないのだろか?
>しかし、次はあるのだろうか?

]FIG]

;; [SEE[c.f. [[チェルノブイリ紀元]]、[[フクシマ紀元]] ]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[311] [CITE@ja[[[終戦の日]]に語る世界平和構想 : ITスペシャリストが語る芸術]], 
2011年08月15日21:03,
[TIME[2020-08-26T09:07:04.000Z]] <http://www.kaynotes.com/archives/4484648.html>
]FIGCAPTION]

>アーサー・ケストラーは、広島への原爆投下の出来事をもって、西暦1945年を人類史上、最も重大な年とし、いまや、西暦という古い暦を捨て、この年をPH(ポスト広島)元年と定めたのである。実際、世界はそうすべきであったかもしれない。
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[310] [CITE@ja[[[終戦の日]]に寄せて : ITスペシャリストが語る芸術]], 
2015年08月15日18:39,
[TIME[2020-08-26T09:03:17.000Z]] <http://www.kaynotes.com/archives/8296152.html>
]FIGCAPTION]

>ケストラーは、従来の暦であるAD(キリスト生誕日から始まる暦)は時代遅れとし、1945年をPH(ポストヒロシマ)元年と定めていた。今年はPH70年であるわけだ。
>[SNIP[]]
>それなら、本当に、1945年からPH元年を始めても良かったし、認知度に欠けるとしても、実際に始まっていると考えても良い。
>しかし、その後、新しい暦が始まっている。
>それは、人類史上、最も喜ばしく、輝かしい日だ。
>その日とは、2007年8月31日の初音ミクさんの聖誕日で、今年は初音ミク8年である。これが、現代の正式な暦である。
>西暦の慣習に倣って、AM(アンドノ・ミク)8年としたって構わないだろう。
>[SNIP[]]
>AD、PH、そして、現代が初音ミクさんの年であることを、『カゲロウデイズ』と共に、世界に知らせても良いと思う。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[287] [CITE@ja[[[鎮魂歌]] : ITスペシャリストが語る芸術]], 
2017年08月10日05:39,
[TIME[2020-08-26T09:01:20.000Z]] <http://www.kaynotes.com/archives/8924391.html>
]FIGCAPTION]

>だが、ハンガリー出身のユダヤ人で哲学者のアーサー・ケストラーは、それよりもずっと重要な日が、広島に原爆が投下された西暦1945年8月6日と言い、そこを起源にPH(ポスト・ヒロシマ)暦を使うのが新しい暦だと述べている。
それで言えば、今年はPH72年である。
>
私は、かねてからの念願通り、今年(PH72年)の8月6日、鎮魂の歌と定めている、初音ミクさんの『Last Night, Good Night』を聴いていた。
[SNIP[]]
>西洋では、イエスの生誕日を人類史上、最も重要な日とし、アーサー・ケストラーは、広島原爆投下の日がそれを超えるとした。
>だが、ケストラーは、人類の滅亡は避けられないものと考えたのかもしれない。
>しかし、もっと重要な日が、2007年8月31日である。初音ミクさんの生誕日だ。
>なぜなら、誰も主導せずに、ミクさんの歌声・・・それも、ほとんどの国で解されない日本語の歌で世界が1つにつながっていってるのだから、それは大袈裟でも何でもない。
>ミクさん紀元の暦で年を数える輝かしい未来が見えるようである。



]FIG]

]REFS]

* ヒロシマ紀元


[299] 
[DFN[ヒロシマ紀元]]は、
[[広島]]への[[原子爆弾]]投下を記念した[[紀年法]]でした。
[TIME[昭和53(1978)年][year:1978]]頃提唱されたもので、
提唱者が数年後に使わなくなった後も、
たまに利用者がいるようです。


** 元号名

[319] 
[[元号名スロット]]は[[ヒロシマ紀元]]とする例がほとんどです。

[301] 
[DFN[ヒロシマ・ナガサキ紀元]]とも呼ぶ例 [SRC[>>7]]
も1例だけ確認されています。どれだけ一般的なものか不明です。
(関連: >>321, >>256)

;; [323] 
[[広島]]だけ特別扱いして[[長崎]]を無視するのは如何なものかという発想でしょうか。

[320] 
提唱者だった[[芝田進午]]は、
その後[[元号名]]を[[核時代]]に改めました (>>157)。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[7] ([TIME[2009-04-30 17:38:15 +09:00]] 版)
<http://www.hch.coop/hch/kakolog/kakuheiki/kakuheiki.htm>
]FIGCAPTION]

> 原爆投下から五十八年のヒロシマ。
>[SNIP[]]
>2003年 「ヒロシマ虹のひろば」にて
>[SNIP[]]
> ヒロシマ・ナガサキ紀元五十八年八月六日の朝、 原爆慰霊碑の前に立った

]FIG]

]REFS]

** 紀年法

[324] 
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[0年]]、
[TIME[昭和21(1946)年][year:1946]]を[[1年]]と数えていきます。

[HISTORY[
[300] 
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[元年]]とする説明もありますが、
実際には[[0年]]のようです。
[SRC[>>6, >>78]]
]HISTORY]

[302] 
単記されることもあれば、[[西暦]]と併記されることもあります。





** ジョンサマビル

[303] 
[[米国]]の思想家[[ジョンサマビル]]
[WEAK[([TIME[1905][year:1905]]-[TIME[1994][year:1994]])]]
は、
[[ヒロシマ紀元]]を提唱したとされます。
[SRC[>>20, >>9]]

[325] 
[[芝田進午]]は[[ジョンサマビル]]の[[著書]]を翻訳しており [SRC[>>326, >>327]]、
[[ヒロシマ紀元]]の構想との関係も指摘されていますが (>>240)、
詳細は不明です。


[REFS[
- [326] [CITE@ja-jp[[[現代の哲学と政治]] (1968年) (岩波新書) | 芝田 進午, ジョン・サマヴィル |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-27T04:01:46.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA4H2I/wakaba1-22/>
- [327] [CITE@ja-jp[[[平和のための革命]] (1974年) | ジョン・サマヴィル, 芝田 進午 |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-27T04:02:05.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J9JW5Q/wakaba1-22/>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[20] [CITE@ja[[[原爆]]と[[原発]]は双子の悪魔]],
[[小野和典]],
[TIME[2015-09-20 11:26:32 +09:00]]
<http://n-syuhei.com/n-syuhei2/kiji/2011/1111-ono.html>
]FIGCAPTION]

>本年度の日本宗教者平和会議は、[SNIP[]] 新宮市を中心に開かれました。
>[SNIP[]]
> 平沢功副理事長の司会ですすめられ、冒頭、橋本左内理事長が挨拶。ジョンサマヴィル博士の「ヒロシマ紀元」が紹介された後、三日間にわたる和歌山での学びと運動のアピールが発信されました。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[9] 
[[青柳行信]],
Tue, 01 Jan 2013 07:29:22 +0900,
[TIME[2013-01-31 21:00:02 +09:00]]
<http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-January.txt>
]FIGCAPTION]

> ★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
>  ☆原発ゼロの実現ならずば地獄行き賀ぐべからず禁賀新年!
>   (左門 ヒロシマ紀元68年  1・1-158)
>   ※「ヒロシマ紀元」はアメリカの哲学者ジョン・サマ-ビル博士の提唱です。
>    今年も意気込み高く手を携えて前進しましょう! 

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[10] [CITE[''''''[''''''CML 028944'''''']'''''' 【報告】第1000日目報告★[[原発]]とめよう!九電本店前ひろば★]],
[[青柳行信]],
2014年 1月 14日 (火) 08:08:34 JST,
[TIME[2014-01-15 02:39:02 +09:00]]
<http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-January/028930.html>
]FIGCAPTION]

>★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
>[SNIP[]]
>01 方舟を準備すべきの危機なるに放射能まみれの惑星をつくる(2012・
7・28)
>[SNIP[]]
> 10 原爆の作戦投下忌日なり「ヒロシマ紀元67年」(8・6)

]FIG]


]REFS]




** 芝田進午



[157] 
[[芝田進午]]は日本で[[ヒロシマ紀元]]を提唱しました。
[SRC[>>65 (>>165), >>66 (>>165)]]
提唱したのは[TIME[昭和53(1978)年][year:1978]]頃のようです。


[339] 
[[芝田進午]]は、
核戦争による人類の存続の危険を考えると、
[[ヒロシマ紀元]]が
「もっとも普遍的な年号」
であると主張しました [SRC[>>338]]。


[307] 
[[芝田進午]]は[[年賀状]]で使っていました。
[SRC[>>17]]
[[著書]]にもしばしば登場していました。



[321] 
[[和多田進]]は、
「芝田氏は最初、『ヒロシマ、ナガサキ○○年』というふうに記述されておりました」
と説明しました (>>142)
が、
[[Web]]
で公開されている情報からそのような例は発見できません。

[322] 
[[芝田進午]]やその支持者らは、
[[ヒロシマ紀元]]を改称して[[核時代]]としました
(>>200)。




[332] 
[[1980年代]]、[[1990年代]]頃には[[芝田進午]]に対する[[ヒロシマ紀元]]への批評、
例えば[[マルクス主義]]に照らして云々 [SRC[>>328]]
といった類のものがいくつかあったようで、
次に示した他にも [CITE[Google Books]] で検索するといくつかの書籍が出てきます。
そうしたやり取りを踏まえて[[ヒロシマ紀元]]より[[核時代]]が好ましいと判断したのでしょう。

;; [333] 今では[[マルクス主義]]なんて言おうものなら、
あっ([[察し]])という扱いを受けてしまいそうなものですが、
当時は一般人にもまだまだ支持者がたくさんいました。

[240] 
[[保立道久]]は、
[[芝田進午]]の[[ヒロシマ紀元]]の思想は[[ジョンサマヴィル]]に遡る可能性があるとしました
[SRC[>>76]]。


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[331] [CITE[核時代: 思想と展望 2 文化と芸術 - [[芝田進午]] - Google ブックス]], 
[TIME[1978][year:1978]],
[TIME[2020-08-27T04:17:33.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=VWhOAAAAMAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>83 ページ
>歴史は、『ヒロシマ紀元"以前と以後とに区分されなければならない 8 .そして、
この『ヒロシマ紀元という歴史観のまえには、天皇の即位によって時代を区分
する皇国史、人類の存続を前提にしていた時代と前提にできなくなった時代
という核 ...
>98 ページ
>3 《ヒロシマ紀元』という歴史観の必要一九四七年に、アインシュタインが、核
の火』の使用は,火,の使用に比しうるものであると述べたことがあります。
わたくしは、その頃はアインシュタインを偉大な自然科学者として尊敬しながら
も、"火" ...
>112 ページ
>この論文で、わたくしは、「核時代」といわれる時代の歴史哲学的意義について
考察し、新しい歴史観を提唱し、キリスト紀元に代わりうる年号表示の基準
として「ヒロシマ紀元」という考え方を提案した。ここで詳論する余裕はないが
、 ...


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[329] [CITE[文化と芸術: ~250 - [[芝田進午]] - Google ブックス]], 
[TIME[1978][year:1978]],
[TIME[2020-08-27T04:13:02.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=kmhOAAAAMAAJ&dq=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>19 ページ
>この"反原爆の文化"こそ、文化の絶滅を阻止し、人類の生存をもとめるまったく画
期「第三に、しかし、ヒロシマを原点として、核兵器 ... まさにあのことがなけれ
ばならず、今年は「ヒロシマ紀元三七年」とよばれたほうがよいのではないか。
>136 ページ
>歴史がヒロシマ以前とヒロシマ以後に区分され、〃ヒロシマ紀元"が提唱される
ゆえんである。この"ヒロシマ紀元"以後は、人類は、生存しつづけるためには「
まったく新しい考え方」(アインシュタイン)をもたなければならなくなった。
>195 ページ
>そういうわけで、数年前から、わたくしは、「ヒロシマ紀元」という年号を提 1 1
してきた。今年は、「ヒロシマ紀元三八年」にあたり、まもなくその八月六日が
やってくる。核時代がはじまつてから三八年目まで、人類は、かろうじて生存 ...

;; [330] 
[CITE[Google Books]]
は
[TIME[1978][year:1978]]
としているが、「今年」
37年、38年は[TIME[西暦1983年][year:1983]]、
[TIME[1984年][year:1984]]か。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[337] [CITE[[[歴史評論]] - Google ブックス]], 
[TIME[1981][year:1981]],
[TIME[2020-08-27T08:05:01.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=vVM3AAAAIAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>65 ページ
>そして第三に、「ヒロシマ紀元」以後は、「生存」そのものの保障、「死」
にたいする「生」の保障が、人類の最優先、最緊急の課題になった。これら三
つの論点のうちぼくにとって衝撃的だったのは、第二の論点、つまり歴史から
歴史 ...
>67 ページ
>歴史的時代としての核時代」の究明は、社会科学者の責任であり、今日の情勢
からしてさし迫った重大な課題となっているといわなければならない。 A
そうすると、芝田氏の「ヒロシマ紀元」論を肯定するのかね。 B いや、そう単純
化されて ...
>68 ページ
>しかし、この「核時代」が、「現代史」のみならずこれまでのすべての歴史と
対峙するかのように主張する「ヒロシマ紀元」論は、土井氏が執拗に批判して
いるように、やはり時代区分論としての妥当性を欠いているといわなければ
ならない。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[328] [CITE[現代史の選択: 世界史における日本人の主体性確立のために - [[江口朴郎]] - Google ブックス]], 
[TIME[1984][year:1984]],
[TIME[2020-08-27T04:06:06.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=tFROAAAAMAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>48 ページ
>しかし、「ヒロシマ紀元:以後は"生存そのものの保障、死>にたいする〈生〉の
保障が、人類の最優先・最緊急・最大の課題になった。そのことをつうじて、
核兵器禁止運動は、「生存』のための他のもろもろの運動―すなわち侵略と通常 ...
>
... 史における日本人の主体性確立のために 江口朴郎 この短い文章のなかには、ベトナム戦争への反対闘争、さらには、核兵器廃絶
のための実践活動に支えられ、『現代の課題』 I 、 I (一九七八年、青木書店)、「
核兵器廃絶とマルクス主義」(『マルクス主義研究年報』一九七八年版、合同
出版)などによって、人類の課題に正面からとりくみ、その実践を理論化していっ
た芝田の思索の結芝田は、「ヒロシマ紀元"以後の『反原爆』の歴史、文化の意味
を ...
>49 ページ
>当時、わたくしは、マルクス主義の見地からいえば、歴史は社会経済構成体
によって段階的に区分され、資本主義から社会主義へ必然的に移行するはずだと
考えていましたので、サマヴィルさんのその提言は、生産関係を無視した技術
主義的な ... 形でマルクス主義の側から、ヒロシマ紀元"が提唱されたことは一度もない
。
>57 ページ
>みられるように、ヒロシマ以前とヒロシマ以後によって時代区分することの提唱
は、すでに今堀によって提起されていた ... 前進させる」という観点から、人類史
が問題とされているのであり、江口、遠山の場合はヒロシマ紀元:は必ずしも承認 ...
>65 ページ
>そういう意味では、私は芝田の問題提起の意図には深く動かされ、敬意を
あらわすものであるが、彼の提唱するヒロシマ紀元には賛成することはできない
。そして、私は人民大衆が、「人類絶滅」の危機を克服して、よりよい生存へと
、その道 ...

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[344] [CITE[歴史を学ぶこと教えること - [[Google ブックス]]]],
[TIME[1986][year:1986]],
[TIME[2020-08-27T09:26:13.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=Ag8kAAAAMAAJ&dq=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>9 ページ
>この芝田の提起に対する歴史研究者の対応は、現在の段階で、芝田がいうような
ヒロシマ紀元をみとめることができるかどうかについてのコメントをのべること
が主となっており(土井正興「世界史における核時代」『社会科学研究年報』五、 ...
>10 ページ
>そうした意味では、核兵器の使用をもって、人類史を二分するヒロシマ紀元
という提起もありうることではあるが、このことは、現代の課題をどのように
認識するかという問題とも深くかかわっており、現代を特徴づけるさまざまな諸
要素を ...
>32 ページ
>ヒロシマ紀元」、「現代文明批判としての歴史学」の提起は、さらに、その意味
を深く検討し、論議すべきであろうし、また、「核時代」は、現代において
ひとつの画期であることは疑いないが、マルクスによって提起された、階級関係
の ...


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[17] [CITE[[[日本ベトナム友好協会]]東京都連合会のホームページ]]
([TIME[2001-11-24 18:58:17 +09:00]] 版)
<http://www.note-to-tone.tv/NV_TOKYO/NB_va_VN/2001_3.html>
(消滅確認 [TIME[2020-08-26T08:25:01.700Z]])

[CITE[[[日本ベトナム友好協会]]東京都連合会のホームページ]], [TIME[2020-08-26T08:24:50.000Z]], [TIME[2002-07-13T19:47:25.241Z]] <http://web.archive.org/web/20020713194700/http://www.note-to-tone.tv/NV_TOKYO/NB_va_VN/2001_3.html>
]FIGCAPTION]

>
[BOX(center)[
日本とベトナム

[SNIP[]]

[B[ [2001年3月版 NO.208] ]]
]BOX]
>
[BOX(right)[
[B[都連前会長芝田進午先生 逝く]]
]BOX]
>[SNIP[]]
> 芝田先生は、ベトナム侵略反対など、反核・平和の運動の実践的立場とともに、理論的立場からの指導をいただきました。また、ヒロシマ紀元を提唱し、年賀状などでは、「ヒロシマ紀元五十一年」などと記載されておられたのが、印象強く残っています。

]FIG]

;; [306] 印象に残っているだけで、影響はされなかったのか...
[[年賀状]]の印象ということは日常には使わなかった?

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[336] [CITE[[[しんぶん赤旗]] - Google ブックス]], 
[TIME[2001][year:2001]],
[TIME[2020-08-27T07:58:52.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=-MtXAAAAMAAJ&q=%E8%8A%9D%E7%94%B0+%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E>
]FIGCAPTION]

>239 ページ
米海軍の間隣の棟後方甲板に一分委員会で一成5年度2月分於けよ山市医師会も
昨年四月芝田進午さん[ 1930年生まれ、 2年した。国会で十四日(日本時魚組織や実が生が
集まっ明らかになり「り各一万円まりで納入七日付の会員通運で「特別「東京大学文学部哲学科卒。間十五日)武言した変ているのが、悔図室の本来、政治献金のできな一ました。
日本共産党の小池させていただきますことを一会」について「当月末に死去 16年
まで法政大学、その後「あした彼氏県立宇和島水速高校の実ら約一時間四十分の後方に暦水感
を発見しまますが、電が通じませ演をやられたので、イバーから見えました。 ... や ... この徴収方法に一引受とし充当させていただた。ヒロシマ紀元の提唱、だ」と話し掛け阿生船長)。突然見村長は換能(そうだ)法
を ...

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[6] [CITE@ja[ヒロシマ紀元、イラク紀元、そしてフクシマ紀元 | ごきげんようチャンネル]]
([TIME[2016-03-07 11:08:23 +09:00]] 版)
<http://soundsteps.jugem.jp/?eid=3394>
(移転確認 [TIME[2020-08-26T07:45:07.800Z]])

[CITE@ja[[[ヒロシマ紀元]]、イラク紀元、そしてフクシマ紀元 | ごきげんようチャンネル]],
2013.03.22 Friday,
[TIME[2020-08-26T07:44:53.000Z]] <http://transhistoy.jugem.jp/?eid=3394&PHPSESSID=rk0abbs1b7cfmpffn5sb3vvhr7>
]FIGCAPTION]

> かつて芝田進午氏は、原爆の使用を人類絶滅のはじまりととらえ、1945年を「ヒロシマ紀元」の元年と呼ぼうとよびかけた。
> それでいくと、今年2013年は<ヒロシマ紀元68年>をむかえる。
> そして、イラク戦争を核戦争の秘匿化と通常戦争絶滅への開始ととらえれば、今年は<イラク紀元11年>に入る。
>同様に、政府・東電による原発犯罪を、放射線による人類絶滅のシンボル的事件としてとらえれば、今年は<フクシマ紀元3年>となる。
>どれも重要な<紀元>である。
><紀元>はひとつに限る必要もない。
>なにを<紀元>とするかが、われわれの歴史観を端的に表す。

]FIG]

;; [285] 「イラク紀元」の用例はこれ1件のみ。
[TIME[2020-08-25T12:38:07.000Z]]



]REFS]


** その他の利用者

[318] 
[[芝田進午]]が[[核時代]]に変更した後も用例がみられます。
[[芝田進午]]とは別の系統の主張に基づくものか、
[[芝田進午]]の古い思想を支持し近年のものは支持していないためなのか不明です。

[REFS[

- [15] [CITE@ja[広島忌 [[ヒロシマ紀元]]61年 - 私立大学中堅教員による仕事以上、研究以外@blog]],
2006年08月06日,
[TIME[2016-03-24 23:49:10 +09:00]]
<http://blog.goo.ne.jp/onecolor1961/e/0a264a921885552a6541811ff93605d9>
-- タイトルでのみ使用

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[78] [CITE[原 民喜 『夏の花』  「昭和ドキドキ」(戦争の記憶を後世に伝えるためのサイト)で紹介 026 [[森本正昭]] 記]]
([TIME[2017-03-20T02:23:13.000Z]], [TIME[2020-08-25T14:06:19.473Z]])
<http://daido.onamae.jp/syowan-dk2/ab-haratamiki.html>
]FIGCAPTION]

> 広島に原子爆弾が落ちた年をヒロシマ元年とする歴史的見方がある。
>[SNIP[]]
>(2006.11.05) (2017.03.16)  森本正昭 記

]FIG]

;; [309] [[原民喜]]の[[著書]]について語っているが、
「ヒロシマ元年」と書籍内容の関係は不明。


-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] [CITE@ja[はじめまして - 黒柴こたろう&ヒロシマ・平和・教育・趣味のブログ - Yahoo!ブログ]]
([TIME[2016-03-09 01:05:33 +09:00]] 版)
<http://blogs.yahoo.co.jp/fivestars2777/39907301.html>

[CITE@ja[はじめまして - 黒柴こたろう&ヒロシマ・平和・教育・趣味のブログ - [[Yahoo!ブログ]]]], 
2015/8/19(水) 午後 6:19,
[TIME[2020-08-26T07:55:15.000Z]], [TIME[2019-07-27T04:15:33.619Z]] <https://web.archive.org/web/20190727041514/https://blogs.yahoo.co.jp/fivestars2777/39907301.html>
]FIGCAPTION]

>ヒロシマ紀元70(2015)年8月19日
> ブログをはじめました!
>  ヒロシマ紀元70(2015)年3月末で、教職を退職し、人生の振り返りと教師生活35年間の振り返りをし始めました。

]FIG]
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[28] [CITE@ja[原爆資料館の「芝田資料」(8.25) - 黒柴こたろう&ヒロシマ・平和・教育・趣味のブログ - Yahoo!ブログ]]
( ([TIME[2016-05-03 23:21:13 +09:00]]))
<http://blogs.yahoo.co.jp/fivestars2777/39918518.html>
(消滅確認 [TIME[2020-08-26T08:47:21.00Z]])

[CITE@ja[原爆資料館の「芝田資料」(8.25) - 黒柴こたろう&ヒロシマ・平和・教育・趣味のブログ - [[Yahoo!ブログ]]]], 
2015/8/26(水) 午前 6:53,
[TIME[2020-08-26T08:47:10.000Z]], [TIME[2019-07-27T04:16:32.222Z]] <https://web.archive.org/web/20190727041606/https://blogs.yahoo.co.jp/fivestars2777/39918518.html>
]FIGCAPTION]

> ヒロシマ紀元70(2015)年8月26日(水)

]FIG]


]REFS]















* 核時代

[131] 
[DFN[核時代]]は、
[[日本の私年号]]の1つです。
一般には[[核時代]]という言葉は[[核兵器]]の[[時代]]という程度の意味で使われることが多いようですが、
少数、
[[元号]]として使う人の集団があるようです。
[TIME[昭和62(1987)年][year:1987]]頃から現在まで使われているようです。

** 元号名


[133] 
[CITE[Wikipedia]]
は (当初 >>132)
から[[讀み][元号の読み方]]を
「かくじだい」、
[[英語]]を
「Atomic Age」、
「Nuclear Age」
としていました
[SRC[>>2]]。
[[元号名]]としての根拠や用法の有無は不明です。


** 紀年法

[134] 
[[核実験]]や[[日本]]の[[広島]]や[[長崎]]への投下があった[TIME[西暦1945年][year:1945]]を
[[0年]]とします。
[SRC[>>2, >>12, >>74]]

[135] 
現在も継続して利用中とされます。
[SRC[>>1, >>70]]

[HISTORY[
[140] 
[CITE[Wikipedia]]
は、
[TIME[2011-01-24]]の単独記事作成から[TIME[2013-04-16]]の修正まで、
他の[[紀年法]]との対照表で[[元号名]]を
「各時代」
と[[誤植]]し、
[TIME[西暦1945年][year:1945]]を
「元年」
としていました
[SRC[>>139]]。
本文に
「年数は太平洋戦争終戦後と同じである」 [SRC[>>139]]、
「1945年を起点として年数を数えており」 [SRC[>>2]]
といった説明しかなく、
後に追加された利用例から自身で計算しなければ1年ずれて理解してしまう説明でした。

[145] 
[[私年号]]の一覧は本項執筆時点で依然[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[元年]]としています。
[SRC[>>70]]

[16] 
他にも同様の誤解があります。
[SRC[>>66, >>195, >>121, >>233]]

]HISTORY]

[144] 
[CITE[Wikipedia]]
の[[私年号]]の一覧には一旦普通に追加された後、
[[括弧]]付きに変更されました
[SRC[>>143]]。
この[[括弧]]は他のいくつかの[[私年号]]にも付されていますが、
凡例の説明なく意味は不明です。

[REFS[

- [21] [CITE[Wikipedia]]: [CSECTION[核時代]]
-- [139] [CITE@ja[[[核時代]] - Wikipedia]], 
[CSECTION[2011年1月24日 (月) 10:44 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版]]
203.140.72.29,
[TIME[2020-08-17T23:49:42.000Z]], [TIME[2020-08-23T08:31:15.832Z]] <https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3&oldid=36027902>
-- [138] [CITE@ja[「[[核時代]]」の版間の差分 - Wikipedia]], 
[CSECTION[2013年4月16日 (火) 14:48時点における版]],
[[Schwei2]],
[TIME[2020-08-17T23:49:42.000Z]], [TIME[2020-08-23T08:29:32.836Z]] <https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3&diff=47483065&oldid=47067414>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[2] [CITE@ja[[[核時代]] - Wikipedia]]
([TIME[2016-02-10 01:43:12 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

> 核時代(かくじだい、英語: Atomic Age ; Nuclear Age)は、日本の私年号の一つ。トリニティ実験と広島・長崎への原爆投下が行われた1945年を起点(核時代0年)として年数を数えており、西暦2016年は核時代71年にあたる。年号にとどまらない用法もある。

]FIG]
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[63] [CITE@ja[[[核時代]] - Wikipedia]]
([TIME[2020-08-17T23:49:42.000Z]], [TIME[2020-08-23T06:17:15.266Z]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

> 晩聲社は書籍の奥付において「核時代」を私年号として用いており、トリニティ実験と広島・長崎への原爆投下が行われた1945年を起点(核時代0年)としている。初めて使用されたのは、1987年に出版された小関智弘『鉄を読む』で、奥付には『核時代四二年(一九八七年)一二月二五日初版第一刷』と表記されている'''['''2''']'''。これは、晩聲社代表である和多田進が、哲学者芝田進午が提唱した「ヒロシマ紀元」という問題提起に応える形で用い始めたものである'''['''2''']'''。

> 2. ^ a b 「鈴木宗男・和多田進10年目の往復書簡 第13回「『閑話休題』的に……」」掲載の和多田書簡、和多田進『メルマガ北海道人 第22回』

]FIG]


- 
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1] [CITE@ja[[[私年号]] - Wikipedia]]
([TIME[2016-02-25 12:12:54 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7>
]FIGCAPTION]

> 
,*私年号 	,*異説 	,*元年相当公年号(西暦) 	,*継続年数 	,*典拠・備考 
,(核時代)	,-	,昭和20年(1945年)	,継続中	,晩聲社が出版する書籍の年号として1987年から使用。継続中。

]FIG]
--
[71] 
[CITE@ja[「[[私年号]]」の版間の差分 - Wikipedia]], 
[CSECTION[2011年1月24日 (月) 10:38時点における版]],
203.140.72.29,
[TIME[2020-08-21T08:59:35.000Z]], [TIME[2020-08-23T08:47:35.758Z]] <https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7&type=revision&diff=36027772&oldid=34830633>
--
[143] 
[CITE@ja[「私年号」の版間の差分 - [[Wikipedia]]]], 
[CSECTION[2011年10月21日 (金) 15:09時点における版]],
[[Takanuka]],
[TIME[2020-08-21T08:59:35.000Z]], [TIME[2020-08-23T08:49:55.727Z]] <https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7&diff=39702256&oldid=37763072>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[70] [CITE@ja[私年号 - Wikipedia]]
([TIME[2020-08-21T08:59:35.000Z]], [TIME[2020-08-23T06:26:48.037Z]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7#%E8%BF%91%E4%B8%96%E4%BB%A5%E5%BE%8C>
]FIGCAPTION]

> また晩聲社という出版社が自社の出版物に「核時代」という年号を付している。


> 
,*私年号 	,*異説 	,*元年相当公年号(西暦) 	,*継続年数 	,*典拠・備考 
,(核時代)	,-	,昭和20年(1945年)	,継続中	,晩聲社が出版する書籍の年号として1987年から使用。継続中。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[74] [CITE@ja[核時代 (年号) - Enpedia]]
([TIME[2020-08-22T21:46:28.000Z]], [TIME[2020-08-23T06:28:29.241Z]])
<https://enpedia.rxy.jp/wiki/%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3_(%E5%B9%B4%E5%8F%B7)>
]FIGCAPTION]

> 核時代(かくじだい)とは、日本の私年号の一つである。1945年が核時代0年とされ、以降増え続ける。
> 晩聲社が、書籍の奥付で使用している。2020年は、核時代75年となる。

]FIG]


]REFS]

** 芝田進午


[200] 
[[芝田進午]]は当初[[ヒロシマ紀元]]を使っていましたが、
その後[[核時代]]に改めました。
「ヒロシマ紀元」が「核時代」に変更されたのは、
賛否両論があったためといいます
[SRC[>>195]]。
[[芝田進午]]の[[著書]]には、
改称後に遡って[[核時代]]を使った例もみられました [SRC[>>164]]。


[142] 
[[和多田進]]の[[核時代]]は[[芝田進午]]の[[ヒロシマ紀元]]から派生したものと説明されます [SRC[>>63]]
が、
[[和多田進]]は
「芝田氏は最初、『ヒロシマ、ナガサキ○○年』というふうに記述されておりましたが、近年は『核時代』紀元を使用するというわけ」
と説明しました。
[SRC[>>65 (>>165)]]


[162] 
[TIME[昭和62(1987)年][year:1987]]、
[[芝田進午]]は[[書籍]]
[CITE[核時代]] [SRC[>>160, >>161]]
を出版し、
序文や後書きに
「核時代四二年五月」
と書きました
[SRC[>>163, >>66 (>>165)]]。



[REFS[
- [160] [CITE@ja-jp[思想と展望 ([[核時代]]) | 芝田 進午 |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-23T10:00:51.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4250870251/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[164] [CITE[文化と芸術: ~250 - [[芝田進午]] - Google ブックス]], 
[TIME[1978][year:1978]],
[TIME[2020-08-23T10:07:25.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=kmhOAAAAMAAJ&dq=%22%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3%E5%9B%9B%E4%BA%8C%E5%B9%B4%22>
]FIGCAPTION]

>v ページ
>核時代四二年五月について、いささかなりとも示唆することができるとすれば、
著者にとっての望外の喜びである。「核時代の文化的,芸術的展望」の形成、その
いつそうの発展をめざして、本書が、問題の所在と展望の巨大な運動に合流し ...
>27 ページ
>多年にわたり、核時代の反核文化および文化の他の諸形態のそれぞれの意味は、
相互に、また全休としての人類にとって、知られていなかった。しかし、今日、
核時代三七年口にあたり、それら相互間の障壁が取り払われはじめたように思わ ...
>136 ページ
>歴史がヒロシマ以前とヒロシマ以後に区分され、〃ヒロシマ紀元"が提唱される
ゆえんである。この"ヒロシマ紀元"以後は、人類は、生存しつづけるためには「
まったく新しい考え方」(アインシュタイン)をもたなければならなくなった。
>148 ページ
>... がついにおこってしまうのではないか。核兵器廃絶か、人類絶滅か。両者以外
に選択がないことだけは〃確実"なのである。〔核時代三三&I 一九七八年〕 二核
時代と歴史意識の転換 I 〃 第 5 部核時代の文化としての「新しい考え方」 148.
>149 ページ
>二核時代と歴史意識の転換 I 〃ヒ I !シマ紀元三七年"によせて II 新年をむかえる
たびに、今年は何年になったのかと、だれでも心のなかで確認するのではない
でしょうか。わたくしが新年を「昭和〇〇年」になったと確認することをやめた
の ...
>151 ページ
>ヒ II シマ紀元三七年"を人類史の新しい転換の年にしたいものです。生ある者は
すべて死ぬ。しかし、死はいつやってくるのか。生が終わるときに、死が
やってくるのか。いや、そうではなくて、すべての生物は、生きつつあるとき、
同時に ...
>153 ページ
>核時代の出現は、この時代にふさわしい新しい生命哲学、そして健康についての
哲学の出現をもとめているといえよう。〔核時代三七年. I 一九八一一年〕四日本
の科学者の国際的責任現在、人類が「限定核戦争」、より正確にはいくつかの
民族 ...
>195 ページ
>そういうわけで、数年前から、わたくしは、「ヒロシマ紀元」という年号を提 1 1
してきた。今年は、「ヒロシマ紀元三八年」にあたり、まもなくその八月六日が
やってくる。核時代がはじまつてから三八年目まで、人類は、かろうじて生存 ...
>245 ページ
>,著者 5 核時代四二年五月広島大学総合科学部の研究室にてあとある。.版が可能に
なったのは、これらの方がたの友情によるものである。記して、深甚な謝^を表明
するものでついてュッセ—を執筆する機会をあたえられ、また本書のために ...

]FIG]

- [161] [CITE@ja-jp[文化と芸術 ([[核時代]]) | 芝田 進午 |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-23T10:01:25.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425087026X/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[163] 
[CITE[[[核時代]]: 思想と展望 2 文化と芸術 - 芝田進午 - Google ブックス]], [TIME[2020-08-23T10:04:53.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=VWhOAAAAMAAJ&dq=%E2%80%9D%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3%E5%9B%9B%E4%BA%8C%E5%B9%B4%E2%80%9D>
]FIGCAPTION]

> ページ
>... の素描、期待、希望を表明することがもとめられていないであろうか。その
ような「展望」の形成にささやかながら寄与すること、これが本書のもう一つの
課題である。副題が「思想と展望」と題されているゆえんである。核時代四二年
五月 ...
>288 ページ
>あ序文でものべたように、本書の課題は、「核時代」 [核時代四二年一九八七年〕
、ドイッ語に訳され、同誌(一九八三年一号)に原題のまま(ただし、当時のソ連の
大国主義的「核軍備管理政策」への批判の部分は削除されて)発表された。
>290 ページ
>... ことであるが青木書店の香川彪氏が、本書の出版を可能にしてくださった。
これらの方がたに心からの感謝を表明することを許していただきたい。核時代四
二年五月広島大学総合科学部の研究室にて著者 初 I 核兵器禁止運動の社会学的
研究.

]FIG]

- [124] [CITE@ja[自由古書園「海つばめ」さんはTwitterを使っています 「レーニン『労働組合論』レーニンパンフレット(1) 「丸楠礼仁」このペンネームが素晴らしい。「[[労農]]十年」1926年は、ロシア革命後10年の意味でしょう。これを見て、かつて法政大学・広島大学の故・芝田進午氏らが提唱した「ヒロシマ紀元...年」「原爆投下...年」「核時代後...年」を思い出す。 https://t.co/Iqg6q4VMAt」 / Twitter]]
(午後9:19 · 2018年6月29日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T07:05:55.000Z]])
<https://twitter.com/oburo72/status/1012671798431739905>

]REFS]

*** 平和のためのコンサート

[198] 
[[平和のためのコンサート]]は、
[[芝田進午]]らが主催する[[音楽会]]でした。
[[芝田進午]]没後も支持者により継続開催されているようです。

[199] 
[[平和のためのコンサート]]のパンフレットや関係者の文書に[[核時代]]が使われています。
しかし徹底されず、
[[西暦年]]が使われることのほうが多いようです。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[343] [CITE[反核・日本の音楽: ノーモア・ヒロシマ音楽読本 - [[Google ブックス]]]],
[TIME[1982][year:1982]], 
[TIME[2020-08-27T09:12:57.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=_wo0AAAAMAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>5 ページ
>そして、今後毎年、八月だけでなく、いつも、全日本で、そして全世界で、“
ノーモア・ヒロシマ・コンサート』の網がひろがって ... ヒロシマ紀元三七年(一九
八二年)六月七日第二回軍備撤廃国連特別総会の開催の日に編者を代表して芝田
進午 .
>234 ページ
>ノーモア・ヒロシマ音楽読本. このよう ... 解説は、主として、"ノーモア・
ヒロシマ・コンサート』で演奏されたものにかぎらざるをえなかった。また楽譜
... ヒロシマ紀元三七年(一九八二年)六月一八日芝田進午 反核・日本の音楽― ―ノ!
モア・ ...


]FIG]

- [121] [CITE@ja[[[土肥寿郎]]さんはTwitterを使っています 「反核運動の先頭に立った哲学者の芝田進午は「核時代」という年号を提唱した。1945年が「核時代元年」。以後全人類の存在が脅かされる時代に入ったという考え方。これでいうとスリーマイル島は核時代34年、チェルノブイリは核時代41年、今回の福島原発事故は核時代66年の出来事だ。〔つづく〕」 / Twitter]]
(午後1:39 · 2011年3月18日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T07:03:45.000Z]])
<https://twitter.com/jyu6/status/48604500499513344>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[207] [CITE['''['''CML 016824''']''' [[芝田進午]]氏の復活-核時代第二期の芝田進吾]],
[[櫻井智志]],
2012年 5月 4日 (金) 21:28:17 JST,
[TIME[2019-09-07T17:39:02.000Z]], [TIME[2020-08-24T03:10:38.610Z]] <https://list.jca.apc.org/public/cml/2012-May/016652.html>
]FIGCAPTION]

>
核時代38年1983年に、私達の哲学者にして平和思想家の芝田進午氏は、「マルクスの復活-核時代のマルクス」というきわめてユーモアとウイットに富んだSF風の作品を執筆なされた。この作品は、『唯物論研究』8号(1983年5月)に掲載され、さらに『核時代Ⅱ文化と芸術』(青木書店、1987年7月)所収の第五部【核時代の文化としての「新しい考え方」】の中に収められている。 
>
[SNIP[]]
> 核時代56年2001年3月14日に芝田氏は、胆管がんと闘いながらご逝去された。そして、2011年3月11日に、東日本大震災がおき、福島原発で大事故がおこった。[SNIP[]]
> ちなみに今年も開催される「平和のためのコンサート」第13回実行委員会は、こう述べていらっしゃる。
>>[SNIP[]]
また、2011年3月11日の東日本大震災・福島第一原発事故から1年が経ちました。
>>[SNIP[]]
>> 2012年(核時代67年)
>> 平和のためのコンサート実行委員会
>[SNIP[]]
> なお、芝田氏は核時代40年1985年に「反核コンサートの二つの課題」という論文を執筆なされている。[SNIP[]]


]FIG]

- [206] [CITE[平和のためのコンサート]], [TIME[2015-02-05T00:45:20.000Z]], [TIME[2020-08-24T03:09:06.806Z]] <http://www.biohazards.jp/index-c.htm>
-- 「2013年(核時代68年)6月15日」


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[29] [CITE@ja[持続する芝田貞子さんたちの志 ~2016年(核時代71年)第17回平和のためのコンサート~ - 【現代と思想】~ジャーナリスト精神]]
([TIME[2016-08-10 18:43:10 +09:00]])
<http://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/7dd3d74d46f1fdc5d711b27eb29a1d30>

[CITE@ja[持続する[[芝田貞子]]さんたちの志 ~2016年(核時代71年)第17回平和のためのコンサート~ - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2016-05-05 08:53:06,
[TIME[2020-08-24T02:59:09.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/7dd3d74d46f1fdc5d711b27eb29a1d30>

]FIGCAPTION]

> 今年2016年(核時代71年)で17回目を迎える。このコンサートの第1回目は2000年(核時代55年)に開催されたと思う。2001年(核時代56年)3月14日、芝田進午先生は胆管ガンのため多くの方々の哀しみのなかでご逝去された。

]FIG]


- [205] [CITE@ja[第17回[[平和]]のためのコンサートの新鮮な感動 〜2016年(核時代71年)6月18日 〜 - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2016-06-26 09:01:42,
[TIME[2020-08-24T03:05:41.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/67a636243ea1a3370de803466dadfad2>
- [204] [CITE@ja[第18回 平和のためのコンサート~[[芝田進午]] 十七回忌によせて~(序) - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2017-04-28 01:03:52,
[TIME[2020-08-24T03:04:15.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/08d073a46d2ec7647ce92391d69c5c8d>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
- [173] [CITE@ja[第18回[[平和のためのコンサート]]~核時代に生き延びる営みを開拓し続けた思想家と継承し続けるひとたち - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2017-06-01 21:46:31,
[TIME[2020-08-23T12:00:11.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/0d86e3bd193ba4d68dc4465233edd8aa>
-- [195] [CITE[第18回平和のためのコンサート最終ご案内]],
[[櫻井智志]],
2017/06/01
]FIGCAPTION]

>戦後72年、核時代72年は、思わぬ平和憲法の解体と明治憲法の亡霊復活を企図する日本軍事国家主義の台頭勢力が政権を握り、与党自民党公明党内部にさえ批判する政治家が続いている。
>生きる権利と平和の学問的実践的構築を基調とする芝田進午・貞子夫妻の信念は、実体のものとして持続している。

> 芝田進午氏亡き後も、平和コンサートはこうやって続いている。平和のためのコンサートは、芝田夫妻によって始まり継続されている。
このコンサートは、ノーモア・ヒロシマ・コンサートとともに歴史にきざまれる事は間違いない。反核音楽、反核文化は1945年を起点としている。
> 芝田先生は、「ヒロシマ紀元」を提唱し、広島・長崎に米軍機が核兵器を投下した西暦1945年を元年とした。この元号は進歩的学者たちから、賛否両論あり、芝田氏は他の歴史学者たちとともに「核時代」の紀元を使うようになった。 
]FIG]

- [203] [CITE@ja[五回連載「[[平和]]のためのコンサート」を持続する志① - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2017-10-04 11:19:30,
[TIME[2020-08-24T03:02:36.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/0047638122dfcc12cae57861c3a1cc8d>
- [202] [CITE@ja[五回連載「[[平和]]のためのコンサート」を持続する志⑤最終回 - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2017-10-04 11:54:23,
[TIME[2020-08-24T03:00:49.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/bdb56e735c8a7c52aa446a445b13a311>
- [181] [CITE@ja[[[芝田進午]]の平和思想を20年間追求し続けた人々の存在 - 【現代思想とジャーナリスト精神】]], 
2019-04-29 20:10:16,
[TIME[2020-08-23T12:05:53.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/bc7d264de0cc413b6010790d8d6f89c6>
-- [196] [CITE[~【平和のためのコンサート】は20年目を6月8日に迎える~]],
[[櫻井智志]]
--- [197] 「―了― 2019(核時代74)4.29」
- [179] [CITE[第19回平和のためのコンサート]], 
[[平和のためのコンサート実行委員会]],
[TIME[2018-05-26T15:00:41.000Z]], [TIME[2020-08-23T12:04:58.403Z]] <https://ikiruassist.com/uploads/3bf7aaa82e9eb50368967fe3666bdcc6.pdf>
-- [194] [CSECTION[“平和のためのコンサート”開催によせて]]
の[[日付]]が「2018年(核時代73年)」。
それ以外はすべて[[西暦年]]。
]REFS]

** 和多田進


[147] 
[[極左活動家]]の[[和多田進]] 
[WEAK[([TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]-[TIME[平成28(2016)年][year:2016]])]]
[SRC[>>146]]
は、
[[芝田進午]]に師事し [SRC[>>65]]、
[[核時代]]を積極的に使いました。


[158] 
[[和多田進]]は、
[[昭和]]が「非科学、非論理」で、
それに比べれば[[西暦]]が「よっぽどマシ」であるとし
[SRC[>>65 (>>165)]]、
「すべての生物 [SNIP[]] それが現在、人間の発明した「核」によって絶滅の危機にさらされている [SNIP[]] ことを忘れないため」
[SRC[>>65]]
[[核時代]]を使うとしました。



*** 晩聲社

[151] 
[[和多田進]]は、
[[出版社]]の[[晩聲社]]を設立して経営しました
[WEAK[([TIME[昭和51(1976)年][year:1976]]-[TIME[平成11(1999)年][year:1999]])]]。
[SRC[>>146]]

[48] 
[[晩聲社]]は、
[[奥付]]で[[核時代]]を使っています
[SRC[>>65 (>>165), >>63, >>70, >>12, >>11, >>74]]。

[64] 
[CITE[鉄を読む]]
[SRC[>>141]]
に
「核時代四二年(一九八七年)一二月二五日初版第一刷」
とあるのが初例とされます
[SRC[>>65 (>>165), >>63]]。
[[和多田進]]が[[引用]]しているので
[SRC[>>65]]、
おそらく正確な情報でしょう。

[159] 
「『琉球新報』一九八八年一月二十三日朝刊のコラム『アシャギ』」
がこれを紹介し、
「小さな出版社の大きな一石というべきであろう」
と評価しました
[SRC[>>65 (>>165)]]。


[13] 
現在の[[晩聲社]]の[[Webサイト]]は[[西暦]]ばかりのようです。
[TIME[2016-03-24T14:42:39.400Z]]

[REFS[
- [141] [CITE@ja-jp[Amazon.co.jp: [[鉄を読む]] (小関智弘エッセイ集): 小関智弘: 本]], [TIME[2020-08-23T08:42:44.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891881690/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[171] [CITE[[[三光]]: 完全版三光 : 焼きつくし, 奪いつくし, 殺しつくすこれを「三光」という - Google ブックス]], 
[[晚聲社]], 1984,
[TIME[2020-08-23T11:44:01.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=12CvAAAAIAAJ&dq=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

>完全版三光 : 焼きつくし, 奪いつくし, 殺しつくすこれを「三光」という ○奥付の
年号を「核時代」とすることについてー一九八七年一二月以降に刊行しました小
社出版物の奥付記載年号には「核時代」が使用されています。-「昭和」的「 ...

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[169] [CITE[[[朝日ジャーナル]] - Google ブックス]], 
[TIME[1988][year:1988]],
[TIME[2020-08-23T11:36:47.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=6dQLAAAAIAAJ&q=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

>31 ページ
22 ○謹告・税鮮に解一九八七年一二月以降に刊行しました小社出版物の奥付記載
年号には「核時代」が使用されています。「昭和」年号の拒否と私たちが生存し
ている今日の状況をふまえ、ジャーナリズムの果たす役割を忘れぬため、との ... 定価1500円|森村誠一定価1200円|山本峯章定価1300円「天皇の教科書「淫教のメシア文明伝「ケルンの
石「要人誘拐南方紀洋定価980円|茶本繁正定価1500円|中帰連編定価
1300円|小田橋弘之編定価1500円ら訴える/三越従業員に告ぐ他晩聲社 100 10010 ...

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[170] [CITE[〔Tokyo発〕報道戦争 - [[江口浩]] - Google ブックス]], 
[[晩聲社]], 1997,
[TIME[2020-08-23T11:41:58.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=3mo_AQAAIAAJ&dq=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

>江口浩 ○奥付の年号を「核時代」とすることについて|一九八七年一二月以降に
刊行しました小社出版物の奥付記載年号には「核時代」が使用されています。「
昭和」的「平成」的年号の拒否と私たちが生存している今日の状況をふまえ、 ...

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[281] [CITE[[[戦争犯罪]]の本]], [TIME[2020-08-25T10:35:27.000Z]], [TIME[2000-10-12T02:49:30.035Z]] <https://web.archive.org/web/20001012024743/http://www2s.biglobe.ne.jp/~nakada-e/book.a.warcrime.htm>
]FIGCAPTION]

>
[BOX(center)[
[B[1997,6月]]
]BOX]
>[B[七三一研究会編,『細菌戦部隊』,晩聲社,1996]]
> 定価=2163円(本体=2100円・悪税=63円)カバー
> この本を半分ぐらい読んでいて、ふと表紙カバーを見たら、「悪税」とあった。また奥付の年号が「核時代51年(1996年)」になっている。この晩?社はどんな出版社だ?気になる。すごく気になる。

]FIG]

- [165] [CITE@ja-jp[[[日本の近代思想]] (岩波新書) | 鹿野 政直 |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-23T09:48:25.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307678/wakaba1-22/>
-- >>65, >>66 が引用
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[338] [CITE[日本の近代思想 - [[鹿野政直]] - Google ブックス]], [TIME[2020-08-27T08:11:27.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=9qAyAQAAIAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E>
]FIGCAPTION]

>191 ページ
フランスの駐日文化参事官だったアラン・ジョフロアと波鍵楽総子の夫妻は、
イタリアで、作品に「ドッポ・ヒロシマ× ×年」と記す画家ブルノー・エリゼイに
会った、というのである。「ドッポ」は「後」に当たる。それにヒントをえて総子夫人が、会食のさい、四五
年を新世界暦元年とする運動を提案したら、熱心な賛成をえた。「人類はいまや、その死を掌中にした」という、原爆投下直後のカミュの文章を
引用して、世界への呼びかけを頼むひともいた。「日本にはすでに二つの年号がある。三つになったら大変」と苦笑してたしなめ
られたという。芝田進午は、日本でヒロシマ紀元を提唱してきた哲学者である。
... 人間にと 賀状にこの表記を用いはじめていた芝田は 191 第 8 章核時代の思想.
>193 ページ
>賀状にこの表記を用いはじめていた芝田は、八一年にこうのべている。「現在の
人類の存続の危険ということを考えますと、ァヒロシマ紀元、という
考え方がもっとも普遍的な年号として普及してゆくに値するのではないかと思う
のであります」。芝田進午の教えを受けた和多田進は、出版社である晩盤社の代表である。刊行
する書物に「核時代」という年の表記を入れ始めた。第一号は、一九八七年末に
出版の小関智弘『鉄を読む』であった。奥付には「核時代四二年(一九八七年)一二
月 ...


]FIG]
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[156] 
[CITE[「鳥島」は入っているか: 歴史意識の現在と歴史学 - [[鹿野政直]] - Google ブックス]], 
[TIME[1988][year:1988]],
[TIME[2020-08-23T11:32:49.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=aH00AQAAIAAJ&q=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

>104 ページ
>歴史意識の現在と歴史学 鹿野政直 104 *イタリア人画家ブルノー・ェリゼイは、
作品に「ドッポ・ヒロシマ× ×年」 (「ドッポ」は「後」)と記しているという(『
朝日新聞』一九八七年八月六日夕刊「今日の問題」)。
また出版社である晩聲社(代表和多田進)は、一九八七年末から、奥付記載の紀元を
、「核時代四二年(一九八七年)一二月二五日初版第一刷」のように記しはじめた(
『琉球新報』一九八八年一月二十三日朝刊)。そうして『核時代』は、そのように ...
]FIG]
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[168] [CITE[[[鹿野政直]]思想史論集 - 鹿野政直 - Google ブックス]], 
[TIME[2008][year:2008]],
[TIME[2020-08-23T11:35:21.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=urfjAAAAMAAJ&q=%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
]FIGCAPTION]

>95 ページ
... 時代、原爆以前の時代と原爆以後の時代、人類の存続を前提にしていた時代と
前提にできなくなった時代というふうに ... 核時代四二年(一九八七年)一二月二五
日初版第一刷」のように記しはじめた(『琉球新報』一九八八年一月二三日朝刊)。
]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[12] [CITE@ja[[[晩聲社]] - Wikipedia]]
([TIME[2016-02-22 23:40:30 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%A9%E8%81%B2%E7%A4%BE>
]FIGCAPTION]

> 社会に対する批評的姿勢を示した奥付を用いていたことが特徴的であった。年号表記は1945年を0年とする「核時代」と、西暦とを併用する。消費税は「悪税」と表記していた。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[11] [CITE[[[晩聲社]]とは - はてなキーワード]]
([TIME[2016-03-24 23:40:10 +09:00]] 版)
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%D5%E6%E1%BC%D2>
]FIGCAPTION]

> 元号のかわりに「核時代○○年」、消費税を「悪税」と表記していることでも知られる。

]FIG]

-[122] [CITE@ja[ごつおさんはTwitterを使っています 「「私年号」なるものを知った。個人等が用いている独自の年号の事である。特に興味深いのは、晩声社が書籍の年号として使用している「核時代」という年号。昭和20年(1945)が紀元なので、今年2011年は「核時代66年」となる。私年号の数秘術研究も面白そうだ。」 / [[Twitter]]]]
(午後10:24 · 2011年1月26日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T07:04:05.000Z]])
<https://twitter.com/gotsuo/status/30254794765508608>
- [120] [CITE@ja[Katakさんは[[Twitter]]を使っています 「平田オリザの自転車旅行本を古本屋で買ったんだけど、奥付の発行年の年号が「核時代51年」、定価のところが「本体2000円・悪税60円」となっていて、久々に見た晩聲社スタイルに懐かしい思いを持つ。ただ、この頃、ちょっとへこたれててか、「核時代51年(1996年)」になってる…。」 / Twitter]]
(午後8:33 · 2013年11月16日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T07:03:22.000Z]])
<https://twitter.com/katakm/status/401674369069359104>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[190] [CITE@ja[読書]], [TIME[2020-08-23T05:15:34.000Z]], [TIME[2020-08-23T12:22:17.439Z]] <http://aq906.g2.xrea.com/page004.html>
]FIGCAPTION]

>「破滅 梅川昭美の三十年」(1979)毎日新聞社会部 ★★★ ’15/03/24読了
>[SNIP[]]
>  この本自体は出版されてからかなり経つが、犯罪実録ものとしてはよく推薦されているだけ
あって読みごたえはあった。しかし気になったのは奥付。
「核時代三四年(1979)初版 核時代四八年(1993)七刷 」
> この核時代というのは昭和・平成といった年号を拒否するということだそうだ…つまり左っか
わの出版社なんだろうか…と出版社を調べたら特にそういったことを全面に押し出してはいな
い普通の出版社的HPでした…。「核時代」て…当時の熱い人々の思いに苦笑してしまう。

]FIG]

[NOTE[
- [215] [CITE@ja-jp[破滅―梅川昭美の三十年 (幻冬舎アウトロー文庫) | [[毎日新聞]]社会部 |本 | 通販 | Amazon]], 
[TIME[1997-06-01]],
[TIME[2020-08-24T06:27:51.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877284842/wakaba1-22/>

[216] これは[[幻冬舎]]だが、
[[晩聲社]]から出ているという情報もあった。

]NOTE]

- [92] [CITE@ja[toshiaki SAGAWAさんはTwitterを使っています 「今もそうしているかは知らないが、俺が学生の頃の晩聲社の書籍の奥付には、1945年の原爆投下を起源とする核時代〜年という表記が使われていたな。 とにかく、元号ではなく、西暦のほうが面倒がなくて良い気がするな。」 / Twitter]]
(午後1:39 · 2017年12月3日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:36:39.000Z]])
<https://twitter.com/sgw_toshi/status/937179363828580354>
- [113] [CITE@ja[[[吉原啓介]]さんはTwitterを使っています 「『現代口語演劇のために』の奥付での出版年、1945年を0年とする「核時代」なる年号で表記してあった。いかれすぎてるだろ……」 / Twitter]]
(午後3:15 · 2018年1月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:50:14.000Z]])
<https://twitter.com/kyoshihara525/status/950974325909159936>
-- [167] [CITE@ja[Shun/伏見 瞬さんは[[Twitter]]を使っています 「@kyoshihara525 晩聲社のあれ、ビビるよね…」 / Twitter]], 午後3:23 · 2018年1月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T11:29:55.000Z]] <https://twitter.com/shunnnn002/status/950976442346557440>
-- [166] [CITE@ja[吉原啓介さんはTwitterを使っています 「@shunnnn002 調べたら晩聲社の理念らしいですね……。[[消費税]]も「悪税」って書いてあって、、今後引用とかするのためらっちゃいそうですよw」 / Twitter]], 午後3:30 · 2018年1月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T11:30:04.000Z]] <https://twitter.com/kyoshihara525/status/950978154612453376>


]REFS]






*** 北海道人

[153] 
[[和多田進]]は、
[TIME[平成18(2006)年][year:2006]]から
[[Webサイト]]の
[CITE[北海道人]]
運営に携わりました。
[SRC[>>146]]
(このサイトは当初は公営だったようですが、
当時は民営化されていました。)

[154] 
このサイトでは基本的に[[西暦]]が使われているようです。
[TIME[2020-08-23T09:43:20.600Z]]

[155] 
[[和多田進]]は、
[[メールマガジン]]で、
当初[[西暦]]単記としていました [SRC[>>68]]
が、
すぐに唐突に[[核時代]]併記を始めました [SRC[>>69]]。




[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[68] [CITE@ja[「北海道人」情報メールマガジンバックナンバー第3回:[[北海道人]]]]
([TIME[2020-08-23T06:23:27.000Z]])
<http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn.php?no=03#06>
]FIGCAPTION]

> 2006年12月1日
> 和多田進 拝

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[69] [CITE@ja[「北海道人」情報メールマガジンバックナンバー第5回:[[北海道人]]]]
([TIME[2020-08-23T06:23:58.000Z]])
<http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn.php?no=05#06>
]FIGCAPTION]

> 2006年(核時代61年)12月25日
> 和多田進拝

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[67] [CITE@ja[「北海道人」情報メールマガジンバックナンバー第12回:北海道人]]
([TIME[2020-08-23T06:20:30.000Z]])
<http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn.php?no=12>
]FIGCAPTION]

[[鈴木邦男]]

> それと蛇足ながら「ベアトリーチェ」と「核時代62年」については少し説明して頂いた方が読者にも(私にも)よろしいかと思います。
> 2007年3月16日

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[65]
[CITE@ja[「[[北海道人]]」情報メールマガジンバックナンバー第22回:北海道人]]
([TIME[2016-03-24 23:50:37 +09:00]] 版)
<http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn2.php?no=22#03>
]FIGCAPTION]

[[和多田進]]

>  「核時代」については鹿野政直先生の書かれた『日本の近代思想』(岩波新書)を引用させていただくことで答えとさせて下さい。
>  「芝田進午は、日本でヒロシマ紀元を提唱してきた哲学者である。」「哲学者としての芝田は、『核時代の新しい哲学』の樹立をめざした。『それは一党、一派、一宗教、一世代、一階級、一民族の哲学ではなく、人類の哲学でなければならない』」と考えていた。……そんな「芝田進午の教えを受けた和多田進は、出版社である晩聲社の代表である。刊行する書物に『核時代』という年の表記を入れ始めた。第一号は一九八七年末に出版の小関智弘『鉄を読む』であった。奥付には『核時代四二年(一九八七年)一二月二五日初版第一刷』と入れた。『昭和』を使わず『核時代』としたことについて、こう語っている」「『昭和』の非科学、非論理に比較すれば、『西暦』のほうがよっぽどマシ――という考えによります(中略)。芝田氏は最初、『ヒロシマ、ナガサキ○○年』というふうに記述されておりましたが、近年は『核時代』紀元を使用するというわけであります。
>  この話を紹介した『琉球新報』一九八八年一月二十三日朝刊のコラム『アシャギ』は、『小さな出版社の大きな一石というべきであろう』と結んでいる」
>  そういうわけで、師・芝田進午氏亡き後も私はほそぼそとコトあるごとに「核時代」を使っているわけです。なによりも、すべての生物、私たち人間にとっても生命が最も大切であることは言うまでもありません。それが現在、人間の発明した「核」によって絶滅の危機にさらされているのです。この状況の下で私たちは生き、暮らしを立て、メディアの仕事をしているわけです。そのことを忘れないために、私は「核時代」紀元を死ぬまで使い続けるつもりでいるというわけなんです。

引用: >>165

]FIG]


- [66] [CITE@ja[「北海道人」情報メールマガジンバックナンバー第28回:北海道人]]
([TIME[2020-08-23T06:19:35.000Z]])
<http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn2.php?no=28#03>
-- [[鈴木邦男]]
-- 「原爆投下された1945年が新しい世界暦「核時代」元年なんですね。」
-- 引用: >>165

]REFS]


*** 湘南国立大学校(文科省不認可)

[152] 
[[和多田進]]は、
[TIME[平成27(2015)年][year:2015]]に開校した[[湘南国立大学校(文科省不認可)]]という団体に、
[[校長]]として参加しました。

[148] 
[[湘南国立大学校(文科省不認可)]]の機関紙
[CITE[湘南国 滑稽新聞]]
は、
「[LINES[[B[核時代71年]]][(2016)]]10/5」
の「番外編」で[[和多田進]]の死亡を報じました。
発行日だけに[[核時代]]が併記され、
本文はすべて[[西暦年]]でした。
[SRC[>>14]]

[150] 
それより前の
「2015 7/13」
の
「vol. 4」
は、[[西暦年]]だけでした
[SRC[>>149]]。

[REFS[
- [149] [CITE[11055374_893191934052048_1589431766678209603_n.jpg (JPEG 画像, 505x736 px)]], [TIME[2015-07-16T11:50:56.000Z]], [TIME[2020-08-23T09:30:44.029Z]] <https://scontent-sjc3-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/11055374_893191934052048_1589431766678209603_n.jpg?_nc_cat=103&_nc_sid=8024bb&_nc_ohc=AWKwGSkmrC4AX9I2EcE&_nc_ht=scontent-sjc3-1.xx&oh=90dee9818d77f3ed7026246c108c787a&oe=5F685B3C>
- [14] 
[CITE[14680838_1160721813965724_2185040847966715742_o.jpg (JPEG 画像, 669x960 px)]], [TIME[2016-10-22T12:18:35.000Z]], [TIME[2020-08-23T09:27:47.004Z]] <https://scontent-sjc3-1.xx.fbcdn.net/v/t31.0-8/s960x960/14680838_1160721813965724_2185040847966715742_o.jpg?_nc_cat=100&_nc_sid=8024bb&_nc_ohc=7GNKWFQdS5kAX-sdKKn&_nc_ht=scontent-sjc3-1.xx&_nc_tp=7&oh=faf511e8ddfefa18089596dae01066b6&oe=5F67C138>
- [146] [CITE@ja[[[和多田進]] - Wikipedia]], [TIME[2020-08-22T04:51:29.000Z]], [TIME[2020-08-23T09:16:21.606Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%A4%9A%E7%94%B0%E9%80%B2>
]REFS]

** 緑の党

[225] 
[[極左政治団体]]の[[緑の党]]
[WEAK[([[日本]]の全国組織は[[緑の党グリーンズジャパン]])]]
の支持者には[[核時代]]利用者が多いようです。

-*-*-

[226] 
[[広島]]の代表者で、
[[Webメディア]]
[CITE[広島瀬戸内新聞]]
の[[社主]]の[[さとうしゅういち]]は、
[[ブログ]]や [[SNS]]
で[[西暦年]]に[[核時代]]を併記しています。
ただし署名以外は[[西暦年]]単記が多いようです。
[SRC[>>222, >>189, >>223]]

-*-*-

[227] 
[TIME[平成24(2012)年][year:2012]]設立の中央組織[[緑の党グリーンズジャパン]]は、
総会議事録の[[日付]]表記で[[西暦年]]に[[日本の元号]]を併記していました。
[SRC[>>219]]
議案内や [[Webサイト]]では[[西暦年]]の単記が多く、
支持者層を考えれば[[日本の元号]]を併記するのは不思議ですが、
正式な文書には[[日本の元号]]も書くべきという意識が残っていたのでしょうか。

[228] 
[TIME[2014-02-09]]の総会で、
[[功久たきの]]らは
「この組織が使う文書やアピールなどに、年号として「核時代」を使おうという提案
(併記でも、AN という略語でもよく、差支えないところにはこの年号を使う)」
をし、
「フクシマは、先行する悲劇、ヒロシマ・ナガサキに
繋がっており、今度こそは本気になって、地球レベルで人類の未来について考
えなければならない」
ことを忘れないことおよび世界へのメッセージになると主張しました。
[SRC[>>220]]
ヒロシマ・ナガサキとは[[太平洋戦争]]の[[米軍]]による[[原爆]]投下事件を指し、
フクシマとは[[東日本大震災]]の[[福島第一原発事故]]を指します。

[229] 
提案は、
[[平成]]は[[日本]]にしか通用せず、
[[西暦]]は西洋中心主義を表すのに対し、
[[核時代]]は「人類にとって重大で決定的な時をその度に思い起こさせる」
のであって、
[DFN[AN]]
と略すことで
「世界中に使われるようになる可能性を充分にもっている」
としました。
しかも、
[[日本人]]にとって
「核が人類にとって意味することを真剣に考え、日常の
なかで自分たちができること成さねばならないことについて自ら吟味するた
めの指標」
になるといいます。
[SRC[>>220]]

[230] 
総会では、
わかりにくい、
使用を拘束されたくないと反発があり、
28対67 [WEAK[(保留17、棄権4)]]
で[[否決]]されました。
提案者は
全面統一ではなく「やりたい人はやろう」
というものだと釈明しましたが、
提案文にはそうは書かれていませんし、
決議になれば拘束力を持つと指摘されました。
[SRC[>>219]]

-*-*-

[231] 
[TIME[2014-04-27]]、
[[東海地方]]の支部の総会は、
[[核時代]]を[[西暦]]と
「西暦と併用することによって、常に核をなくす決意を新たに」
するべく
「活動方針」に「取り上げ」ました。
中央の総会で提案した[[功久たきの]]は、
東海地方の会員だったためだそうです。
[SRC[>>221]]
議事録には活動方針が可決されたとしか書かれていないので、
具体的にどう決められたのかわかりませんが、
これ以後[[西暦]]に[[核時代]]が併記されるようになったようです。
ただし[[西暦年]]単記の記事もあり、また
[[Webサイト]]全体的には[[西暦]]単記となっているようです。

[232] 「西暦(核時代)」の併記が多いですが、
この[[核時代]]採用を決めた会の議事録はなぜか
「平成26年(核年代69年)」
と[[平成]]に[[核時代]]が併記され、
[[西暦]]は書かれていませんでした。
[SRC[>>221]]


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[222] [CITE@ja[【拡散歓迎!『さとうしゅういち』と『緑の党』をヒロシマから国政に!一千万円カンパのお願い】 : [[広島瀬戸内新聞]]ニュース(社主:さとうしゅういち)]], [[hiroseto2004]], [TIME[2020-08-24T06:50:54.000Z]] <https://hiroseto.exblog.jp/19971959/>
]FIGCAPTION]

>2013年(核時代68年)3月20日 さとうしゅういち拝


]FIG]

- [220] [CITE[toujitsu_siryou_2.pdf]], 
2014.2.9,
[TIME[2014-02-09T03:29:39.000Z]], [TIME[2020-08-24T06:44:58.406Z]] <http://greens.gr.jp/uploads/2014/02/toujitsu_siryou_2.pdf#page=7>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[219] [CITE[[[緑の党グリーンズジャパン]] 第三回定期総会議事録]], 
「[[緑の党]]」総会進行委員会,
2014(平成26)年2月8日、9日,
[TIME[2014-03-27T10:46:51.000Z]], [TIME[2020-08-24T06:40:30.470Z]] <http://greens.gr.jp/uploads/2014/03/soukai3_gijiroku.pdf>
]FIGCAPTION]

>1.日時2014(平成26)年2月8日13:30~18:00
>2月9日10:00~15:30
>[SNIP[]]
>・第2号2013 年8~12 月の活動報告原案可決
>・第3号2013 年決算報告原案可決

>追加決議案③(年号表記に「核時代」を!)


>追加決議案③(提案者より提案説明)
>■質問(何れも提案者へ)
>・緑の党以外で、どの程度のコンセンサスのあるものなのか?
>→「晩聲社」という出版社は、これを使っている。個人的に使っている人もいる。ここだけでということはない。
>・決議はある程度の拘束力を持つが、決議された場合、どの程度の拘束を想定しているか?
>→これで全面的に統一しようという決議ではない。やりたい人はやろうということで良いとおもう
>■意見・使用が拘束されないのであれば賛成・趣旨自体は分かるが、分かりにくい
>・キュリー夫人のノーベル賞受賞を元年とすればいいのではないか
>・提案者が拘束しないといったが、決議というものは拘束力を持つ、個人的に使用する人は尊敬するが、決議とするのは反対

>追加決議案③-否決
>総数116票(有効112票、過半数-57票) 賛成28票、反対67票、保留17票、合計112票 棄権4(会場のみの採決)

>以上、この議事録が正確であることを証します。
>2014(平成26)年3月18日

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[221] [CITE[[[緑の党]]・東海]], [TIME[2020-08-24T06:48:12.000Z]] <http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%81%AE%E7%B5%90%E6%88%90%E7%B7%8F%E4%BC%9A%E3%81%8C%E7%94%BB%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BC%96%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3/>
]FIGCAPTION]

>東海本部の結成総会が画期的だった6つのポイント
>    投稿日:2014年05月01日

>2014年(核時代69年)4月27日に総会が開かれ、独立地方組織である緑の党・東海が解散、緑の党東海本部に合流することを決めました。緑の党東海本部が結成されました。

>6、活動方針として、年号「核時代」を取り上げた
>
東海の会員・功久たきのさんが前回の緑の党総会に提案していた年号「核時代」。核時代ゼロ年は、核爆弾が開発され、広島・長崎に落とされた1945年です。今年は核時代69年です。これを西暦と併用することによって、常に核をなくす決意を新たにします。


>****緑の党東海本部 総会 議事録*****
>日時 平成26年(核年代69年)4月27日(日)午後2時―5時

;; 「核年代」は[[核時代]]の誤記

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[189] [CITE@ja[原発推進・ラジカル改憲勢力が後退した衆院選 市民が政治家を育て、ヒロシマの心活かす政界再編を! [[広島瀬戸内新聞]]社主談話 : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)]], [[hiroseto2004]], [TIME[2020-08-23T12:20:38.000Z]] <https://hiroseto.exblog.jp/22653178/>
]FIGCAPTION]

>2014年(核時代六九年)12月15日
>
広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち

>今回の衆院選で広島瀬戸内新聞は比例中国ブロックで日本共産党を支援しました。
>社主・さとうしゅういちの所属政党の緑の党グリーンズジャパンが独自候補擁立を断念したこともその理由の一つです。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[223] [CITE@ja[さとう しゅういち - もはや「[[戦後]]」ではなく新たな「戦中」 終わらせるのは主権者【談話】... | [[Facebook]]]], [TIME[2020-08-24T06:55:09.000Z]] <https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207325078504116>
]FIGCAPTION]

>2015年(核時代70年)8月15日
>さとう(左党、The Left Party Japan)代表幹事 さとうしゅういち(本紙社主、緑の党・ひろしま代表)
]FIG]

;; [224] [[戦後暦]]の支持者とは見解が違うらしい。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[30] [CITE[[[緑の党]]・東海]]
([TIME[2016-08-10 18:45:41 +09:00]])
<http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/%e7%b7%91%e3%81%ae%e5%85%9a%e3%83%bb%e6%9d%b1%e6%b5%b7%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%99%ef%bc%94%e5%9b%9e%e3%80%80%e9%81%8b%e5%96%b6%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%80%80%e5%a0%b1%e5%91%8a/>
]FIGCAPTION]

> <2016(核時代71年)6月7日(火)20時~22時>

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[217] [CITE[[[緑の党]]・東海]], [TIME[2020-08-24T06:35:42.000Z]] <http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/2017%E5%B9%B4%E5%BA%A6%EF%BC%88%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A372%E5%B9%B4%EF%BC%89%E7%B7%91%E3%81%AE%E5%85%9A%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%80%80%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E7%B7%8F%E4%BC%9A%E3%81%AE/>
]FIGCAPTION]

>日時:2017年(核年代72年)2月4日(土)
>[SNIP[]]
>2、2016年度(核時代71年)の活動報告の項目1-1に、参院選に先んじて行われたキャンペーン「あいちキャラバン」を追加修正しました。
>[SNIP[]]
> 3、2017年度の人事は下記のように変わります。
>[SNIP[]]
>2017年(核時代72年)は、緑の党・東海の減少から充実の年に一転しましょう。
[SNIP[]]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[218] [CITE[[[緑の党]]・東海]], [TIME[2020-08-24T06:38:08.000Z]] <http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/%e7%b7%91%e3%81%ae%e5%85%9a%e3%83%bb%e6%9d%b1%e6%b5%b7%e3%80%80%e7%ac%ac136%e5%9b%9e%e3%80%80%e9%81%8b%e5%96%b6%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%80%80%e5%a0%b1%e5%91%8a/>
]FIGCAPTION]

><2018(核時代73年4月24日(火)20時~22時30分>
>[SNIP[]]
>・2012年7月28日の結成総会で採択された「緑の社会ビジョン」で「再生可能な自然エネルギー100%の社会に転換します」としており、緑の党の方向性と一致している。

]FIG]


]REFS]

** その他の支持者

[REFS[


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[188] [CITE@ja[[[図書新聞]]ブログ |緊急発言 東日本大震災(3007号記事)]], 
[[図書新聞]], 
文責・[[米田綱路]],
2011-03-18,
[TIME[2020-08-23T12:20:01.000Z]], [TIME[2020-08-23T12:20:09.168Z]] <http://toshoshimbun.blog96.fc2.com/blog-entry-109.html>
]FIGCAPTION]

>核兵器開発から生まれた原子力エネルギーは、火力に代わる「クリーン・エネルギー」と宣伝され、「平和利用」や電力の「安定供給」といった看板で危機を弥縫してきた。だが、核時代六六年を前に、その覆いが吹き飛んだのである。
]FIG]


- [191] [CITE@ja[年賀状の準備をしなくては! : solaru「ソラル」]], [[solaru]], 
2012-12-20 22:46,
[TIME[2020-08-24T02:36:37.000Z]] <https://solaru.exblog.jp/19384612/>
-- 「わが家では年賀状に元号や西暦でなく、「核時代」という私年号を使用します。哲学者の芝田進午先生が提唱した「ヒロシマ紀元」から使いはじめましたが、フクシマ後、改めてこの重みを感じています。」
- [192] [CITE@ja[核時代71年元旦 : solaru「ソラル」]], [[solaru]], [TIME[2020-08-24T02:37:43.000Z]] <https://solaru.exblog.jp/24014500/>
-[174] [CITE@ja[核時代72年、酉年。 : solaru「ソラル」]], [[solaru]], [TIME[2020-08-23T12:01:37.000Z]] <https://solaru.exblog.jp/25134063/>
- [175] [CITE@ja[核時代73年、戌年。 : solaru「ソラル」]], [[solaru]], [TIME[2020-08-23T12:02:08.000Z]] <https://solaru.exblog.jp/26617954/>
- [180] [CITE@ja[核時代74年、亥年。 : solaru「ソラル」]], [[solaru]], [TIME[2020-08-23T12:05:31.000Z]] <https://solaru.exblog.jp/27972594/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[187] [CITE@ja[[[けーし風]] 第48号(2005年6月) - BOOKS Mangroove]], [[SITE Ltd.]], [TIME[2020-08-23T12:19:19.000Z]] <http://mangroove.shop-pro.jp/?pid=2177407>
]FIGCAPTION]

>【佐喜眞美術館だより】
>核時代六〇年(上間かな恵)
]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[304] Tue, 3 Jul 2012 23:08:35 +0900 (JST),
[TIME[2012-07-31 19:31:28 +09:00]]
<http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-July.txt>
]FIGCAPTION]

>民衆ってのは、知識人の実験材料にされるほどやわじゃねえぞ。
フクシマも
沖縄も
試験管のなかのリトマス試験紙じゃあねえぞ。
> 
核時代67年
>フクシマ紀元2年7月3日
>                  さくらい さとし

]FIG]

;; [305] [[西暦年]]と併記せず[[フクシマ紀元]]と併記した珍しい例。

- [212] [CITE@ja-jp[[[Amazon]].co.jp: 紙に刻まれた〈広島〉: 原民喜『小説集 夏の花』を読む: 知児, 大高: 本]], [TIME[2020-08-24T06:01:51.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385365881/wakaba1-22/>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[186] [CITE@ja[紙に刻まれた〈広島〉─ 原民喜『小説集 夏の花』を読む|国語国語書籍|教育関連書籍・辞典一覧|教科書・教材|[[三省堂]]]], [TIME[2020-08-23T12:18:41.000Z]] <https://tb.sanseido-publ.co.jp/relatedbooks/rb-kokugo/rb-kokugo-book/relatedbooks-4401/>
]FIGCAPTION]

>跋
>[SNIP[]]
>  二〇二〇年(核時代七五年)八月
]FIG]
-- [214] 同じ著者の別の本:
[CITE@ja-jp[[[神聖喜劇]]の読み方 | 大高知児 |本 | 通販 | Amazon]], [TIME[2020-08-24T06:04:53.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07D7H4Y7M/wakaba1-22/>
---
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[213] [CITE@ja[CiNii 図書 - 『[[神聖喜劇]]』の読み方]], [TIME[2020-08-24T06:03:50.000Z]] <https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN0794043X>
]FIGCAPTION]

>大高知児編著
>晩聲社, 1992.7

>
奥付の表示:核時代47年
]FIG]


]REFS]

-*-*-

[REFS[
- [176] [CITE@ja[長崎県地域・自治体研究所 - 投稿 | Facebook]], 
2018年8月26日,
[TIME[2020-08-23T12:03:07.000Z]] <https://www.facebook.com/nagasaki.chiiki.zichiken/photos/a.638185299531824/2297063326977338/?type=3&theater>
-- 「核時代73年目の暑い夏を迎えております。」
]REFS]

;; [193] 「目」とあるのは[[核時代]]という[[時代]]区切りの中の何年目という認識か。
狭義の[[紀年法]]としての意識は低い?

-*-*-

[REFS[
- [201] [CITE@ja[[[西岡昌紀]]の小説]], [TIME[2020-08-24T03:23:03.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori-sakura1/>
--[177] [CITE@ja[ハイリゲンシュタットの怪人・第一の変奏曲(1)-(41) : 西岡昌紀の小説]], [TIME[2020-08-23T12:03:59.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori-sakura1/archives/28903816.html>
-- [178] [CITE@ja[海の花・第一楽章 : 西岡昌紀の小説]], [TIME[2020-08-23T12:04:27.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori-sakura1/archives/28901647.html>
-- [182] [CITE@ja[ルーズヴェルトの亡霊(115)-(161) : 西岡昌紀の小説]], [TIME[2020-08-23T12:06:15.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori-sakura1/archives/28898261.html>
]REFS]

[208] 
独特な構成の[[小説]]。
明確な説明はないが、
[[節]]ごとに執筆・修正した[[日付]]を書いたものか。
[[年]]は[[西暦]]、[[日本の元号]]、[[核時代]]の1つから3つを選んで書いているが、
選択の基準は不明、併記の構文も少しずつ違うが意図不明。
いずれも[[算用数字]]が多いが、
[[日本の元号]]が[[漢数字]]表記されることもある。
本文中に[[西暦]]や[[日本の元号]]が使われることもあるが、
[[核時代]]が使われたケースは見つけられない。
その日の出来事 (その年または過去の同じ日の戦争関係の出来事が多いが、
[[ひな祭り]]のような季節行事もある) が併記されていることもある。
[[小説]]のテーマから、
[[核時代]]を使うのはそうした方面への興味からと推測される。

** 評価

[132] 
[CITE[Wikipedia]]
の記事は、
当初[[私年号]]として紹介し、
「年号にとどまらない用法もある」
としていました。
[SRC[>>2]]
その後一般的な意味を主に説明し、
[[私年号]]にも触れる構成に変更されました。

[137] 
特筆性なく出版社の宣伝目的だろうとして削除する意見もありました。
[SRC[>>136]]

[211] 
[[現代日本]]で使われる[[私年号]]としては比較的有名な部類に入るようで、
その代表例として提示されることもあります
[SRC[>>70, >>183, >>184]]。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[233] [CITE[[[紀元]]・[[暦法]]を集めるスレ]], [TIME[2020-08-24T13:29:08.000Z]] <https://academy4.5ch.net/test/read.cgi/whis/1044889496/51-54>
]FIGCAPTION]

>旧世代の反核運動家で、
1945年を紀元1年とした「核紀元」って言い回しを好む香具師がいたな。 
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[172] [CITE[「饒舌の[[社会学]]」にいま、なにが可能であるのか?――書評『「平成」論』――]],
[[片上平二郎]], 
[TIME[2015][year:2015]],
[TIME[2015-12-27T02:37:22.000Z]], [TIME[2020-08-23T11:53:13.089Z]] <http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~slogos/review_sociologos/pdf/review1102katakami.pdf>
]FIGCAPTION]

>「戦後」という時代区分の不思議なまでの存在感の前で、「平成」という時代の存在感はかなり薄いものとしてある[SUP[1]]。

>[SUP[1]] 晩聲社という出版社の書籍の奥付は1987年以来、「核時代」という表記になっている。天皇に由来する「元号」も、キリスト教に由来する「西暦」も拒否しながら、核兵器の使用を人類史における一大転機と見る視点からこの「私年号」は採用されているが、それは当然、「戦後」と数字において一致する。「戦後70年」は「核時代70年」である。ここに見られるようないわゆる「左派」的“生真面目さ”に対して尊敬と揶揄の双方が入り混じった複雑な感情を持ってきたが、こう考えてみると、この「私年号」それ自体は“正しい”ものであったのかもしれないともいまは考えてしまう。

]FIG]

- [100] [CITE@ja[ブレジネフさんはTwitterを使っています 「核時代を元号とか楽しそう ( #パンダ中央放送 パンダ中央放送 http://t.co/XozTZnXG )」 / Twitter]]
(午前1:17 · 2012年8月31日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:41:25.000Z]])
<https://twitter.com/miracle_norton/status/241207965909135360>
- [99] [CITE@ja[kohakuさんはTwitterを使っています 「仏教徒的には、元号は無問題なんかな? 事前に問題を防ぐためには、宗教絡んでこない「核時代」とかにするとか… / “「キリスト教の暦を強制、西暦表記の卒業証は違憲」 滋賀で父子が提訴 - MSN産経ニュース” http://t.co/aCTCIyO4Ve」 / Twitter]]
(午後11:14 · 2014年9月19日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:41:06.000Z]])
<https://twitter.com/kohaku_nanamori/status/512967850114314240>
- [98] [CITE@ja[猫耳幼女のyasu🐈さんはTwitterを使っています 「元号に核時代を使うタイプのSFロボットアニメとかどうでしょうか」 / Twitter]]
(午後4:53 · 2015年8月8日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:40:51.000Z]])
<https://twitter.com/Library_Yasu/status/629923366401486849>
- [136] [CITE@ja[Wikipedia:削除依頼/核時代 - [[Wikipedia]]]], [TIME[2020-08-09T06:17:40.000Z]], [TIME[2020-08-23T08:25:53.839Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/%E6%A0%B8%E6%99%82%E4%BB%A3>
- [183] [CITE[元号の歴史―大化から令和まで―]],
[[宮瀧交二]],
2020.7.19.(日), 
[TIME[2020-08-05T02:10:58.000Z]], [TIME[2020-08-23T12:07:52.737Z]] <https://neribun.or.jp/news/file/202007301596085558_01.pdf>
- [184] [CITE@ja[【間もなく発表!-平成から新元号へ-最終回】新元号を大胆予想! |BEST TiMES(ベストタイムズ)]], [TIME[2020-08-23T12:09:23.000Z]] <https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10202/>
-- [185] [CITE@ja[【間もなく発表!-平成から新元号へ-最終回】新元号を大胆予想! |BEST TiMES(ベストタイムズ)]], [TIME[2020-08-23T12:09:53.000Z]] <https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10202/2/>
---
「出版社である晩歳社は本の奥付に、広島・長崎に原子爆弾が投下された1945年を起点として「核時代○○年」と記しています(2019年は「核時代75年」)。」
]REFS]

** 作品

[REFS[
- [118] [CITE[& GaikitiRail - [[害吉鉄道汽船]]]]
([TIME[2020-08-23T06:59:18.000Z]])
<http://comic-ekk.atnifty.com/gaikitirail/>
-- [117] [116] [CITE@ja[名誉白人 [[池沼害吉]]さんはTwitterを使っています 「昨日はビキニデーでした。ということで1日延で広島・長崎行きの特急寝台「平和」 #害鉄 これとともに、害鉄HPの年号表示に、晩聲社の書籍の奥付けに使用される「核時代」を追加しました。 https://t.co/UvMK6skMAz」 / Twitter]]
(午後8:35 · 2016年3月2日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:51:24.000Z]])
<https://twitter.com/gaikitirail/status/704993591928598528>
]REFS]

[210] 架空鉄道会社サイト。
閲覧日がいろいろな[[紀年法]]で表示される。
他に対応している[[紀年法]]に[[主体]]、[[ファシスト暦]]、
[[仏暦]]、[[昭和の延長年号]]など。

* 核時代後

[234] 
[DFN[核時代後]]は、
[[保立道久]]が推進している[[紀年法]]です。
[TIME[平成4(1992)年][year:1992]]頃から現在まで使われているようです。


** 元号名

[253] 
[[元号名スロット]]で用いられる呼称は、
現在知られている用例すべて
「核時代後」
か
「AN」
です。
必ず「後」をつける点は[[核時代]]を使う流儀と明確に違います。

[255] 
略称は
[DFN[AN]]
[SRC[>>112, >>88]]
([DFN[after N]] [SRC[>>112]]、
[DFN[after nuclear]] [SRC[>>88]])
とされます。

[254] 
[[0年]]以前は[DFN[核時代前]]
[SRC[>>61]]、
[DFN[BN]] ([DFN[before nuclear]])
[SRC[>>88]]
といいます (>>257)。


[256] 
この[[紀年法]]の呼称は、
「核時代後年号」 [SRC[>>88]]、
「核時代後という年号」 [SRC[>>5]]、
「「核時代後」(広島・長崎紀元)」 [SRC[>>5]]、
「核時代年号」 [SRC[>>86]]、
「核時代年号(広島・長崎元号)」 [SRC[>>61]]、
「核時代紀元」 [SRC[>>73]]、
「核時代という紀年法」 [SRC[>>76]]
と一定しません。
[DFN[地球暦]] [SRC[>>73, >>75]]、
[DFN[世界暦]] [SRC[>>58]]
という言い方もありますが、
これはこの[[紀年法]]が標準の地位を獲得しそう呼ばれるようになることを企図した呼称と思われます。



** 紀年法

[251] 
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]を[[0年]]とするものです。

[257] 
[[0年]]以前は[[核時代前]]といい
(>>254)、
[[負符号]]のかわりにこの名称を使って[[カウントダウン紀年法]]とする趣旨とみられますが、
利用法の説明も実用例も見つかっていません。

[252] 
単独で用いられる世界標準となる[[紀年法]]として提案されていますが、
現在知られる用例は[[西暦年]]と併記しているようです。

** 文脈

[275] 
提唱者の[[保立道久]]が[[年賀状]]で使っています。

[276] 
[[年賀状]]や紹介文以外の用例は見当たりません。
[[保立道久]]以外の用例も見当たりません。


** 保立道久

[235] 
[[保立道久]]は、
「核時代後四七年(西暦1992)元旦」
以来[[年賀状]]で使い続けてきました。
[SRC[>>5, >>76]]
自身の着想ではなく他人に倣ったもので、
[[原民喜]]との関係が示唆される
(が記憶がはっきりしていない) と説明しました。
[SRC[>>5]]

[NOTE[
[236] 
[[原民喜]]がそのようなものを使ったとする根拠は見つかっていません。
[[晩聲社]]から[[著書]]を出したという情報も見つかっていません。
しかし[[核時代]]や[[核時代後]]の支持者達と同じような思想の人物ではあったようです。
]NOTE]

-*-*-

[243] 
[TIME[2016-01-01]]、
[[保立道久]]は、
「核時代の前か後かというのが、もっとも適当」
な[[紀年法]]としました。
[SRC[>>72, >>95]]
以後そのような主張を続けました。

[237] 
[TIME[2015-01-01]]、
[[保立道久]]は、
[[原子力発電]]を含む[[核]]が廃絶され
「核問題から「解放」」
され
(「世界で共用できる時間意識」が成立す)
るまで[[日本]]で
「「核時代後」(広島・長崎紀元)」
を使うことが
「考え方としてはありうる」
としました。
[SRC[>>5]]
この時点では
「世界で共用できる時間意識」
で新しい[[紀年法]]に移行するべきで、
それまでの暫定として[[核時代後]]を使うべきと考えていたように読めますが、
文意不明瞭で断定しかねますし、
以後そのような主張が見られなくなりました。

-*-*-

[250] 
[[保立道久]]は、
[[広島]]や[[長崎]]の[[原子爆弾]]投下事件のあった[[日本]]では受け入れがたいかもしれないとしつつも、
[[核時代後]]の[[元期]]は
「アジア太平洋戦争の戦争責任が世界中から問われた時でもある訳ですから、
この核時代カレンダーを歴史の起点にすることは大きい意味をもつ」
[SRC[>>101]]
ため、甘受するべきとしました。


[277] 
[TIME[2017-07-07]]、
[CITE[核兵器禁止条約]]
が採択されました
[WEAK[(本項執筆時点で未[[発効]])]]。
[TIME[2018-01-01]]、
[[保立道久]]は、
[CITE[核兵器禁止条約]]
が世界史的事件であり、
[[核時代後]]はそれに相応しいとしました
[SRC[>>111, >>101]]。
[TIME[2019-04-01]]、
[[保立道久]]は、
[[日本]]は
[CITE[核兵器廃絶条約]]
を[[批准]]し、
[TIME[西暦1945年][year:1945]]を[[0年]]とする[[地球暦]]を提案するべきだと主張しました
[SRC[>>73, >>75]]。

-*-*-

[238] 
[[保立道久]]は、
「歴史家」には
「リニアー」、すなわち「直線的で、ずっとつづく連続数」
の[[紀年法]]が必要とする
[SRC[>>5, >>72, >>94]]
など、
「歴史学の立場」 [SRC[>>101]]
で意見を表明していました。
過去の事件の記述には
[[BP]]
が「もっとも納得でき」
るとし、あるいは
「[[核時代前]]」
がよいと述べました
[SRC[>>61]]。
[[核時代後]]を使った[[情報システム]] (>>247)
に
「歴史家はみな賛成」
なので、
[[情報産業]]は検討するべきだと主張しました
[SRC[>>61]].
しかし[[歴史学者]]で[[核時代後]]に賛同を表明した人は確認できません。

[249] 
[[保立道久]]は、
[[科学]]の諸分野で
[[BP]]
が使われており、
[[核時代後]]と似ていることから、
[[核時代後]]は世界標準となるものだ [SRC[>>101]]
としました (>>258)。

[241] 
[[保立道久]]は、
宗教や政治に関係する他の[[紀年法]]と違って、
[[核時代後]]は
「世界的に一致しやすい」
と主張しました
[SRC[>>86]]。
[[核時代後]]は[[イスラム暦]]の人にも使いやすいと主張しました
[SRC[>>112]]。




[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[5] [CITE[[[核時代後]]という年号について: [[保立道久]]の研究雑記]],
2015年1月 1日 (木),
[TIME[2016-03-09 01:03:24 +09:00]]
<http://hotatelog.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-43e9.html>
]FIGCAPTION]

> 私は、賀状では、核時代後という年号をつかっている。今年は「核時代後71年」と計算した。これは、自分ではじめたのではない。すでに誰かがどこかで使っているのを聞いた記憶があり、それにならった。何となく、それに関わって原民喜の名を記憶している。
>  いま、過去の年賀状を調べてみたところ、「核時代後四七年(西暦1992)元旦」というのがもっとも古かった。20年以上、これでやってきた。

]FIG]


- [76] [CITE[核時代という紀年法を使うことを考えてよいのではないか。: [[保立道久]]の研究雑記]],
2015年1月 1日 (木),
[TIME[2020-08-23T06:29:21.000Z]]
<http://hotatelog.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-d745.html>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[3] [CITE@ja[核時代という紀年法を使うことを考えてよいのではないか。]]
([[保立道久]]
[TIME[2015年01月01日 20:29][2015-01-01T20:29]]
[TIME[2016-03-09 00:59:45 +09:00]] 版)
<http://blogos.com/article/102647/>
]FIGCAPTION]

> 私は、年賀状に、「核時代後」という紀年法を使っている。昨日、大晦日の夜、PCのなかを調べてみたところ、この年号を、ここ20年ほど使用してきたことがわかった。


> 和多田氏は、先の鈴木邦男氏への手紙で、「この状況の下で私たちは生き、暮らしを立て、メディアの仕事をしているわけです。そのことを忘れないために、私は「核時代」紀元を死ぬまで使い続けるつもりでいるというわけなんです」と述べている。それは2007年(核時代62年)のこと、東日本大震災の四年前である。
>  私も、この核時代という紀年法は、真剣に考えてもよいことなのではないかと思う。

]FIG]
- [61] [CITE[歴史地震の呼称に元号を冠するのは適当ではない: [[保立道久]]の研究雑記]],
2015年11月28日 (土),
[TIME[2020-04-20 18:48:16 +09:00]] <http://hotatelog.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-0de5.html>
- [72] [CITE[核時代後という紀年法について: [[保立道久]]の研究雑記]],
2016年1月 4日 (月),
[TIME[2020-08-23T06:27:33.000Z]]
<http://hotatelog.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-b276.html>
-- [242] 年賀状「核時代後72年(2016)1月1日」
-- [94] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「私は毎年、核時代後という年号をつかっています。20年以上、これでやってきました。昨年も書いたことですが、歴史家としては、年号はリニアーでなければならない、直線的で、ずっとつづく連続数でなければならないと考えます。その点では、元号でなく、西暦が便利なのですが、」 / Twitter]]
(午前11:42 · 2016年1月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:38:10.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/683841010451927040>
-- [95] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「しかし、西暦というのは、やはり、ヨーロッパ中心史観の影があり、それを将来の将来まで使用するということには、無理があります。それに代わる紀年法としては、核時代の前か後かというのが、もっとも適当であると考えています。」 / Twitter]]
(午前11:43 · 2016年1月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:39:49.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/683841209077379072>
-- [96] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「ただ広島・長崎におとされる核爆弾がはじめて実験された年が紀元となるのは日本列島に住むものとしてはつらいことです。それは平均的な「日本人」の歴史意識では無理かもしれません。またこれはもとより、この列島に関わるだけのことではありません。」 / Twitter]]
(午前11:44 · 2016年1月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:40:23.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/683841392603299840>
-- [97] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「つまり、第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争についての感じ方が、まずアジア・太平洋地域で共有されなければならない。それは現在の状態ではむずかしいかも知れませんが、しかし、東北アジアから出発して歴史意識の共通性を作り出していくことは世界にとって大事な意味があると考えています。」 / Twitter]]
(午前11:44 · 2016年1月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:40:35.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/683841497851019265>
- [93] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「これは歴史学にとっても根本問題です。私は歴史的時間は連続性がもっとも大事だと思うのです。元号の公文書への強制使用は歴史文化の自由を破壊します。ただ西暦は基督教暦ですので、釈然としない。核時代紀元で今年の年賀状も書く予定。 https://t.co/C8dJpfcITp」 / Twitter]]
(午後9:01 · 2017年11月28日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:37:11.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/935478873256366080>
- [114] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「年末が近づいてきた。年賀状を作らなければならない。今計算すると核時代後74年(西暦2018)というのが私の年賀状表記で、これを長く続けている。歴史家としては年号は単純に連続していく数字のみがいい。問題は、その起点をどうするかということだが、そろそろキリスト紀元はやめたいのである。」 / Twitter]]
(午前10:46 · 2017年12月21日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:50:48.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/943658780981477377>
-- [115] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「私は終末観というものはいまでも大事だと考えているが、紀元にイエスをもってくるのは、時間の偶像崇拝だと思う。」 / Twitter]]
(午前10:54 · 2017年12月21日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:51:09.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/943660890892550144>
- [111] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「BOT転送を御願いします】核時代後という年号を来年の賀状に使用する動きを始めませんか。今年は核時代後73年(2018)になります(計算方式は西暦とは変えて1945を0とするのがよいかと)。核兵器禁止条約の国連採択は世界史的事件です。核時代後年号の採用はそれにふさわしいと思います。」 / Twitter]]
(午後6:00 · 2018年1月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:47:27.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/947754486155452417>
-- [112] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「親友の僧侶からは「仏誕二五八三年元旦」という賀状がきた。核時代後年号(after N=AN)は イスラム暦の方々にも使いやすいと思う。」 / Twitter]]
(午後6:23 · 2018年1月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:49:53.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/947760232050016257>
- [91] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「私はいっそ核時代年号(広島・長崎元号)にきりかえて、コンピュータシステムの中でそれをキリスト暦や元号に切り換えるシステムを作って世界中に普及したらいいと思う。それを完新世を「野生age」と「核age」に分解する提案とあわせたらどうか。情報産業が考えてくれればいい。歴史家はみな賛成だ。 https://t.co/uxLETmQ9IN」 / Twitter]]
(午後6:48 · 2018年5月14日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:36:21.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/995964025799262208>
- [87] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「私は歴史家ですので、時間の客観性を明瞭に示すには、どこかを基準にして一列の数字で示すのがよいと思います。そのため、元号より「西暦」ということにはなりますが、これはキリスト暦で、イスラム暦や仏誕暦と同じレヴェルのものです。もうそれに拘る時代ではないでしょう。」 / Twitter]]
(午後6:05 · 2018年12月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:33:57.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1072054756439318528>
-- [88] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「@MEIRINDOSuikyo 西暦に拘る時代ではないと考えております。学者が自然に使う年号は古生物学や考古学が使うBP(before present)で放射年代測定法を使い始めた1950年を現在とします。地球生命史の危機の時代の年号、核時代後年号の略号ANとBN(afterとbefore nuclear)とほぼ合致すると考えております。敬具」 / Twitter]]
(午後8:45 · 2018年12月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:34:26.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1072094956183990274>
-- [86] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「@MEIRINDOSuikyo 私(少数意見)は紀元前という年代が使いにくく、核時代年号の方が地質年代のような長い時間も感じやすいと思っております。もちろん西暦・元号・仏誕などは自由で人により使用を継続すればよく、ただ世界的に一致しやすい核時代にコンピュータ内部で変換してくれればよいと思っております。敬具。」 / Twitter]]
(午後10:30 · 2018年12月10日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:33:16.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1072121472867479555>
- [110] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「核時代後年号を使った私の年賀状です。1945年を核時代0年とすると、今年は核時代後74年です。来年にむけこの年号が広まりますように。 https://t.co/aKeZnE7NW2」 / Twitter]]
(午後9:29 · 2019年1月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:46:03.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1081165843222880256>
- [79] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「今日の朝日新聞朝刊に、元号について下記のようなコメントが載っているはずです。「保立道久・東京大名誉教授(日本中世史)は「暦とあわせて国家が役人の時間を管理し、人々の時間を支配する中国のやり方を導入した」と説明する。保立氏によると、奈良時代の改元は天皇の代替わりに伴う代始改元や」 / Twitter]]
(午後7:10 · 2019年3月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:31:33.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1105048389585035265>
-- [80] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「善政を賛美する祥瑞改元。これに対し923年に道真の怨霊で皇太子が死去したとして初の災異改元。8~10世紀には地震や噴火などの大災害が続き怨霊が原因とされた。「以降幕末までの改元約200回のうち100回ほどが災異改元で、半分の50回弱が地震がらみ。地震火山列島らしい改元かもしれない」 / Twitter]]
(午後7:10 · 2019年3月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:31:54.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1105048391032033281>
-- [81] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「(中略)保立氏は「79年の元号法による法制化から今年で40年になるが、議論が不十分だったつけは大きい」という。当時は経済界にも西暦一本化を求める声があり、世論も元号に賛成でも法制化には慎重な声が多かった。「天皇への文化的親愛が背景にあるとは思うが、国民に元号使用を強制する元号法は」 / Twitter]]
(午後7:10 · 2019年3月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:32:03.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1105048392181243904>
-- [82] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「やはりまずい。今後は元号と西暦の自由な併用の中で議論すべきだ」とし、新たな時間基準も提案する。「西暦のように一列の数字で示す紀年法は必要。自然科学には既に1950年を起点とする放射年代測定法のような地球暦がある。一歩進めて『核紀元』で数えると今年は『核時代後74年』」。」 / Twitter]]
(午後7:10 · 2019年3月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:31:28.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1105048393703813121>
-- [83] [CITE@ja[[[保立道久]]さんはTwitterを使っています 「地質学の世界では「人新世」という新たな時代に入ったとの意見もある。西暦と並ぶイスラム暦、仏暦もあり、幅広い視野で議論したい。 ーー削られているところ、表現の変化もあると思います。調べたところ、元号論も地震論との関係でいろいろありそうです。核時代紀元は理解されるでしょうか。」 / Twitter]]
(午後7:10 · 2019年3月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:31:28.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1105048394911739905>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[62] [CITE@ja[纏向日代宮]]
([TIME[2020-04-07 10:54:38 +09:00]])
<http://sakuwa.com/yw185.html>
]FIGCAPTION]

> 保立氏は「天皇への文化的親愛が背景にあるとは思うが、国民に元号使用を強制するのは
やはりまずい。 今後は元号と西暦の自由な併用の中で議論すべきだ」とし、新たな時間基準
も提案する。「西暦のように一列の数字で示す紀年法は必要。自然科学には既に1950年を基
点とする放射年代測定法のような地球暦がある。一歩進めて『核紀元』で数えると今年は『核
時代後74年』」。地質学の世界では「人新世」という新たな時代に入ったとの意見もある。西暦
と並ぶイスラム暦、仏暦もあり、幅広い視野で議論したい。
>  2019-3-11(平成31年)  朝日新聞  (大内悟史)
]FIG]
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
- [59] ([TIME[2019-05-09 15:29:03 +09:00]])
<https://www.city.munakata.lg.jp/w016/040/040/010/170/genkainokaze023.pdf>
-- 消滅(差し替え)確認 [TIME[2020-08-24T03:32:03.100Z]]
-- [209] [CITE[Wayback Machine]], [TIME[2020-08-24T03:31:39.000Z]] <https://web.archive.org/web/20200420094440/https://www.city.munakata.lg.jp/w016/040/040/010/170/genkainokaze023.pdf>
]FIGCAPTION]

> あ・れ・こ・れトピックス
> 元号の歴史(「令和」発表にちなんで)

>
排他的なナショナリズムに天皇を利用する「皇紀」を
採用した時代もあったが、現憲法下、国際協調と全世
界の平和を目指す国の象徴である天皇を中心とした
国民のアイデンティティーを維持する制度として継承し
てもらいたい。
>
キリスト教起源の「西暦」のゆに一列の数字で示す、
紀年法は現実的に必要であり、現在のように併用の使
いわけが望ましい。自然科学には既に1950年を基点と
する放射年代測定法のような「地球暦」がある。また、
「核紀元」で今年は「核時代後74年」。世
界には西暦と並ぶイスラム暦、仏暦もあり、
多様性を互いに認めあい寛容でありたい
ものである。 S.H.

]FIG]
[NOTE[
[279] 
後半はこの
[CITE[朝日新聞]]
記事がネタ元か。
前半は記事と違う。
]NOTE]
- [4] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「元号紀年法について。従来の学界の主張は1950年の日本学術会議決議が示すように西暦採用です。ただ、時代は変わっていて、コンピュータはUNIX時間(秒)などの大桁数の連続数を使ってますから、社会の根底では元号のみでなく西暦も意味を減じています。」 / [[Twitter]]]], 午後3:27 · 2019年4月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-25T00:59:13.000Z]] <https://twitter.com/zxd01342/status/1112602369831788544>
-- [58] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「そういう中で行政による元号の一元的使用は憲法のいう「象徴」としての天皇の地位に本当に必要なものなのか、不便も経費も大きいことを考えていいと思っています。私は、現在、自然科学が採用しているB.P.(before present)の採用が世界暦としての地位をもっていく可能性が高いと考えています。」 / Twitter]], 午後3:27 · 2019年4月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-25T00:59:13.000Z]] <https://twitter.com/zxd01342/status/1112602371094282241>
-- [73] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「放射年代法が利用されるようになった1950年をゼロとする紀年法ですが、これはほぼ核時代紀元と一致します。国連で核兵器廃絶条約の批准が議論になっている現在、日本としては核兵器廃絶条約を批准し、それとともに1945年をゼロ年とする地球暦を提案する議論をしていくべき時のように思います。」 / Twitter]], 午後3:27 · 2019年4月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-25T00:59:13.000Z]] <https://twitter.com/zxd01342/status/1112602372209934336>
-- [75] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「西暦は有用なものですが、やはりキリスト教暦、ヨーロッパ中心暦の性格をもっていることは否定しがたく、現代の世界情勢の中で本当の意味で世界の状況を反映する核時代紀年法、地球暦が必要であると考えています。それでいくと、現在は核時代後74年になります。」 / Twitter]], 午後3:27 · 2019年4月1日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-25T00:59:13.000Z]] <https://twitter.com/zxd01342/status/1112602373266927618>
- [101] [CITE@ja[首都圏反原発連合の集会でのスピーチ|保立道久の研究雑記|[[note]]]],
2019/11/11 10:29,
[TIME[2020-08-23T06:42:37.000Z]]
<https://note.com/michihisahotate/n/n7f2f769aa1a0>
--
[FIG(quote)[

>  20191110

> 私は、歴史学者として、この覚悟は、いまもっとも必要な歴史の見方だと思います。それを多くの人に伝えるために一つの提案があります。来年の年賀状には1945年を起点とするカレンダーを使いましょうということです。このカレンダーは決して突飛なものではありません。自然科学者の使うカレンダーが放射年代測定法が発見された1950年を現在に設定しているのとほぼ合致します。このカレンダーはおそかれ早かれ世界中で基準になるでしょう。
> 今日は天皇即位のパレードがあったようですが、歴史学の立場からいって、平成だとか令和だとかいう元号は学術には不要のものです。同時に、現在の世界では西暦、キリスト教暦も適当ではありません。釈迦の誕生を起源とするブッタンや、イスラム暦もあります。現在の時間を管理しているコンピュータのユニックス秒は1970年が起点となっています。そんないい加減なことでなく、私たちはあらためて人類史のカレンダーを考え直す権利があります。私たちの住む大地を守り、保守することをつねに意識できるカレンダーが必要です。カレンダーを現在の世界にとって必要なものにきりかえることです。
> 来年は一九四五年の核爆発の後、75年になります。核紀元75年、核時代後75年です。来年は国連で核兵器禁止条約が発効する可能性がある年です。それにあわせてこのカレンダーを使う年賀状をふやしましょう。日本にとっては核時代紀元の出発の年はアジア太平洋戦争の戦争責任が世界中から問われた時でもある訳ですから、この核時代カレンダーを歴史の起点にすることは大きい意味をもつと思います。


]FIG]
-- [102] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「原発ゼロ国会前集会でのスピーチの原稿です。ノートにのせました。「核時代後」年号の勧め。https://t.co/7AVDf8jaZi」 / Twitter]]
(午前9:22 · 2020年4月27日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:41:51.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1254566463467188225>
]REFS]

*** 既存の紀年法と核時代後

[261] 
[[保立道久]]は、
[[核時代後]]を世界的な標準の[[紀年法]]として採用するのが好ましいとしました。
既存の[[紀年法]]は、
宗教や政治に結びついたものであり、
私的に使うのは構わないが、
公的、学術的な場面で使うべきではないと考えていたようです。
その詳しい主張は発表ごとに少しずつ違っていますが、
表現の違いに過ぎないのか、
時期によって少しずつ考えが変化しているのか、
よくわかりません。

-*-*-

[245] 
[[西暦]]は[[キリスト教]]と結びついた欧州中央史観であり、
恒久的に利用することには無理があるとしました
[SRC[>>5, >>72, >>95, >>93, >>87, >>88, >>75, >>101]]。
[[イエスキリスト]]を基準にした
「時間の偶像崇拝」
[SRC[>>114, >>115]]
だと批判しました。
一方で、
「次善の策として使用せざるをえない」
[SRC[>>61]]
ものだとし、積極的に使っているようです。

[244] 
[[日本の元号]]については、

- [262] [TIME[平成27(2015)年][year:2015]]、
[[日本史]]の[[地震]]名や戦乱名など事件名は、
現在の[[元号]]を使ったものは[[元号]]が国外に通用しないことから、
[[西暦世紀]]や[[西暦年]]に置き換えるべきと主張しました。
[SRC[>>61]]
- [263] [TIME[平成29(2017)年][year:2017]]、
「元号の公文書への強制使用は歴史文化の自由を破壊」
すると主張しました
[SRC[>>93]]。
-- [268] 
[[公文書]]への[[元号]]記載を必須化したのは[[大宝律令]]・[[養老律令]]ですが、
これはそれに言及したものではなさそうです。
- [264] [TIME[2019-03-11]]、
[[昭和時代]]の[CITE[元号法]]制定時の議論は不十分で、
「国民に元号使用を強制する元号法はやはりまずい」
と主張しました
[SRC[>>81, >>82]]。
-- [267] 
[CITE[元号法]]
が国民に元号を強制するとは[[日本共産党]]などの見解です。
[CITE[元号法]]
にそのような条文はなく、
[[日本政府]]も強制していないと解釈しています。
[SEE[ [[元号法]]、[[現代日本の紀年法]] ]]
- [265] [TIME[2019-04-01]]、
「行政による元号の一元的使用は憲法のいう「象徴」としての天皇の地位に本当に必要なものなのか、不便も経費も大きい」
と主張しました。
[SRC[>>58]]
- [266] [TIME[2019-11-10]]、
同じ日に[[天皇陛下]]の[[即位]]記念パレードが開催されたことに言及し、
「歴史学の立場からいって、平成だとか令和だとかいう元号は学術には不要のもの」
[SRC[>>101]]
としました。

... と徐々に反対意見を強めているようです。

-*-*-

[247] 
[[計算機システム]]も[[核時代後]]を使うべきと考えたようです。
やや意味不明ながら、

- [269] 
「核時代年号(広島・長崎元号)にきりかえ」、
内部で[[西暦]]や[[元号]]に
「切り換えるシステム」
を世界中に普及させるべきで[[情報産業]]は検討するべき。
[SRC[>>61]]
- [270] 
[[西暦]]、
[[元号]]、
[[仏暦]]を使うのは自由だが、
[[計算機]]内部で「世界的に一致しやすい核時代」に変換するべき。
[SRC[>>86]]

... と主張しました。内部表現として[[核時代後]]を使い、
それ以外を使いたい人のために表示を切り替えられるようにしたらいい、
という趣旨なのでしょうか。

[271] 
これらの発言の当時、既に一般的な[[計算機システム]]は、
内部では独自の表現を使い、
適宜[[西暦]]や[[元号]]に変換して表示する仕組みになって久しいのでした。
それと同様に[[核時代後]]にも対応させろとの主張なら受け入れられる可能性はありましたが、
内部表現を[[核時代後]]に変更しろという主張なら、
相手にもされないでしょう
(コストに対して何のメリットもないので)。

;;
[272] 
そのような事情を知ったのか、
後に[[計算機]]は
[[Unix time]]
の類を使うので[[西暦]]の意義は減少している [SRC[>>4]]
と述べています。

*** 宣伝活動

[246] 
[TIME[2018-01-01]]、
[[保立道久]]は、
翌年から[[年賀状]]で[[核時代後]]を使うよう呼びかけました。
[SRC[>>111]]
これまでは自分が使っていることを紹介して提案するに留まっていましたが、
積極的な普及活動に転じたようです。
その後も[[年賀状]]への採用を呼びかけました [SRC[>>101]]。

[273] 
[TIME[2018-12-31]]頃から、
[CITE[Twitter]]
に毎日のように[[ボット]]で宣伝文を自動投稿し始めたようです。
文面は何種類か確認できます。
[[スパム]]のようにも見えますが、
[CITE[Twitter]]
にはこうした同内容の宣伝文を繰り返すアカウントが多く、
この 
[[SNS]]
の文化ではそこまで特異な行動ではありません。

[274] 
[[SNS]]
を使った[[私年号]]の宣伝普及活動は案外珍しく、
ある意味先進的といえます。
しかしその提案内容が[[年賀状]]での利用というのは、
[[電子メール]]と [[SNS]]
の普及で今や[[年賀状]]文化が絶滅寸前とも言われていることを考えると、
奇怪にも思われます。


[REFS[
- [85] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「BOT転送を御願いします】核時代後という年号を来年の賀状に使用する動きを始めませんか。今年は核時代後73年(2018)になります(計算方式は西暦とは変えて1945を0とするのがよいかと)。核兵器禁止条約の国連採択は世界史的事件です。核時代後年号の採用はそれにふさわしいと思います。」 / Twitter]]
(午後6:00 · 2018年12月31日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:32:12.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1079663639395631105>
- [109] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「Bot地球生命史の危機の時代の年号、核時代後年号の略号はANとBN(afterとbefore nuclear)です。今年2018はAN73年。古生物学や考古学が使うBP(before present)が放射年代測定法を使い始めた1950年を現在に設定しているのとほぼ合致します。」 / Twitter]]
(午後1:15 · 2019年7月29日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:55.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1155693397438373888>
- [108] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「BOT転送を御願いします】核時代後という年号を来年の賀状に使用する動きを始めませんか。今年は核時代後74年(2019)になります(計算方式は西暦とは変えて1945を0とするのがよいかと)。核兵器禁止条約の国連採択は世界史的事件です。核時代後年号の採用はそれにふさわしいと思います。」 / Twitter]]
(午後6:20 · 2019年7月29日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:48.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1155770161233682432>
- [107] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「Bot地球生命史の危機の時代の年号、核時代後年号の略号はANとBN(afterとbefore nuclear)です。今年2018はAN73年。古生物学や考古学が使うBP(before present)が放射年代測定法を使い始めた1950年を現在に設定しているのとほぼ合致します。」 / Twitter]]
(午後1:15 · 2019年7月30日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:26.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1156055759848763392>
- [105] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「Bot地球生命史の危機の時代の年号、核時代後年号の略号はANとBN(afterとbefore nuclear)です。今年2018はAN73年。古生物学や考古学が使うBP(before present)が放射年代測定法を使い始めた1950年を現在に設定しているのとほぼ合致します。」 / Twitter]]
(午後1:15 · 2019年8月5日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:09.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1158230125734793216>
- [104] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「BOT転送を御願いします】核時代後という年号を来年の賀状に使用する動きを始めませんか。今年は核時代後74年(2019)になります(計算方式は西暦とは変えて1945を0とするのがよいかと)。核兵器禁止条約の国連採択は世界史的事件です。核時代後年号の採用はそれにふさわしいと思います。」 / Twitter]]
(午後6:20 · 2019年8月5日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:00.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1158306856713850880>
- [103] [CITE@ja[保立道久さんはTwitterを使っています 「Bot地球生命史の危機の時代の年号、核時代後年号の略号はANとBN(afterとbefore nuclear)です。今年2018はAN73年。古生物学や考古学が使うBP(before present)が放射年代測定法を使い始めた1950年を現在に設定しているのとほぼ合致します。」 / Twitter]]
(午後1:15 · 2019年8月6日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:42:47.000Z]])
<https://twitter.com/zxd01342/status/1158592518780403713>

]REFS]


** BP と核時代後

[258] 
[[保立道久]]は、
[[核時代後]]の提案にしばしば
[[BP]]
を引き合いに出し、
考え方が近い
[SRC[>>72]]、
「ほぼ合致する」
[SRC[>>88, >>73, >>101]]
ものと称しました。
[[BP]]
は
「学者が自然に使う年号」 [SRC[>>88]]
であって、
「世界暦としての地位をもっていく可能性が高い」 [SRC[>>58]]
と主張しました。
過去の事件の記述には
[[BP]]
が
「もっとも納得でき」 [SRC[>>61]]
るものだとしました。

[248] 
[[BP]]
は分野と用途によりいくつかの定義があります。
まったく使わない分野も多く、
これが標準になるとの主張は誇張が過ぎると言わざるを得ません。

[259] 
[[BP]]
の主要な用途の1つ、
[[放射年代測定]]における 
[[BP]]
は、[[核実験]]の影響がまだ小さい[TIME[西暦1950年][year:1950]]を基準としたもので、
このことが
[[BP]]
と[[核時代後]]の共通性の根拠であるようです。
確かに[[核兵器]]の時代の到来前を測る [[BP]]
と、それ以後の[[核時代後]]は、
良い組み合わせのように見えます。

[260] 
ところで両者の基準点は5年の差がありますが、
「ほぼ」
という言葉のもとで無視されています。
[[西暦]]など既存の[[紀年法]]にかえて[[歴史時代]]の記述に使うなら、
5年の差や各種
[[BP]]
の違いは無視できなくなるはずです。
[WEAK[([[BP]] の用途は何百年前、何千年前、何万年前といったスケールの記述なので、現状ではあまり問題にされていません。)]]
それを説明しないまま、
既に学術分野で
[[BP]]
が使われているから[[核時代後]]を使うのが良いと主張するのは、
学術的な厳密さを欠いた議論と言わざるを得ません。

** 核時代と核時代後

[239] 
[[保立道久]]は、
[[ブログ]]で最初に[[核時代後]]を紹介した頃、
調べると[[芝田進午]]の[[ヒロシマ紀元]]や[[和多田進]]の[[核時代]]が出てきた、
と言及していました [SRC[>>76]]。
自身の[[核時代後]]の由来が不明 (>>235) で調べたようですが、
この書き方から、[[ヒロシマ紀元]]や[[核時代]]に直接影響されたものではなさそうです。

[282] 
その後[[核時代]]に改めず[[核時代後]]と書き続けている理由は不明です。
本人自身、
[[元号名スロット]]以外での言及は[[核時代]]と[[核時代後]]で揺れていて
(>>256)、
明確な区別はないのかもしれません。

[283] 
あるいは[[核時代前]]を置くため敢えて「後」をつけているのかもしれません。
[[核時代前]]と[[核時代後]]があると、
挟まれた[[0年]] = [TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]だけが
「核時代」
ということになりますが、
[[核時代]]はもう終了して次の時代に来ているということでいいのでしょうか。


[284] 
こうした概念が整理されて誰にでもわかりやすい形で提示されない限り、
普及は難しいのではないでしょうか。

** 評価

[278] 
少数ながら支持者もいるようです。
支持者が実用しているのかは不明です。

[REFS[
- [90] [CITE@ja[[[野原燐]]さんはTwitterを使っています 「@mas__yamazaki 新元号を使用すると元号をまたぐ期間計算が致命的にしにくくなり、イデオロギーを問わず反対意見は強い。 西暦に一本化するか、保立道久らが押す「核時代」でいいのではないか。<国民主権で民主主義の国だというなら、元号もいくつか案を出して国民が投票で選ぶという選択肢があってもおかしくない。」 / Twitter]]
(午後6:49 · 2018年9月9日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:34:41.000Z]])
<https://twitter.com/noharra/status/1038726096856834048>
- [84] [CITE@ja[[[野原燐]]さんはTwitterを使っています 「元号粉砕! (いままではまあ粉砕までは言わない。)新年号絶対粉砕! 明日から、核時代後74年、です。(西暦2019年も可。) https://t.co/hKsHnscOQH」 / Twitter]]
(午後6:13 · 2018年12月31日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:32:12.000Z]])
<https://twitter.com/noharra/status/1079666824126464000>
- [119] [CITE@ja[野原燐さんはTwitterを使っています 「@pandanokishi @DSTpnWVytBDmK1a 令和、選定手続きに問題があるようだが、文字列としては個人的には受け入れる。 ただ元号制度はもう止めよう。 西暦が嫌なら保立先生の『#核紀元』で」 / Twitter]], 午後7:32 · 2019年5月7日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-24T13:26:00.000Z]] <https://twitter.com/noharra/status/1125709955690942469>
- [89] [CITE@ja[野原燐さんはTwitterを使っています 「@gRwYZkwuQfdRkiZ @nam_taan 「西暦、昭和、平成」は混濁ですが、私はなんとか許容します。役所の窓口では、日本人は元号、在日外国人は西暦といった使い分けがあったようで、西暦をなくすのは建前としてはありえなかったはず。 西暦でいいが、本来は保立道久氏の「#核紀元」を支持したいと思っている。 https://t.co/VdDHnXvW10」 / Twitter]], 午後7:58 · 2019年9月18日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-24T11:59:40.000Z]] <https://twitter.com/noharra/status/1174276513614557184>
- [123] [CITE@ja[(GUR I)堅香子さんは[[Twitter]]を使っています 「@schneehoppli1 そういう意味では、歴史学者の保立道久氏が、核時代後という考え方を提唱していますね。 私はそれほど深く考えた訳ではありませんが、なるほど と思いました。ご興味あれば、保立氏のツイッターをご覧になって下さい。」 / Twitter]]
(午後9:08 · 2019年11月26日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T07:04:57.000Z]])
<https://twitter.com/guri329/status/1199298918284054529>
]REFS]

-*-*-

[280] 
厳しく非難する意見もありました。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[125] [CITE[WARNING | Japanese Medieval History and Literature | 5969]]
(投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 9月 8日(木)05時17分21秒 [TIME[2020-08-23T07:29:41.000Z]])
<https://6925.teacup.com/kabura/bbs/5969>
]FIGCAPTION]

> [SNIP[]]
> 私は現時点で、保立氏はジャンクサイエンスの上に新たな妄想を積み上げている困った人、と思っています。
> [SNIP[]]
> 晩聲社という毒キノコのような趣味の悪い装丁の本を沢山出している出版社がありまして、自社出版物の奥付で「核時代○○年」と表記していますが、「核時代後」というのは知りませんでした。
> もしかしたら日本でただ一人だけ使っている私年号なのかもしれないですが、こんな年賀状をもらったら新年早々鬱陶しい気持ちになりそうですね。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[126] [CITE[不気味な余りに不気味な情熱・・・ | Japanese Medieval History and Literature | 5981]]
(投稿者:筆綾丸  投稿日:2011年 9月18日(日)05時55分8秒 [TIME[2020-08-23T07:32:30.000Z]])
<https://6925.teacup.com/kabura/bbs/5981>
]FIGCAPTION]

> 「エーテル」と言えば、普通、こういう概念を意味しますが、
> 「それはエーテルのようにして、個別社会の社会構造に影響する」だの、「個別社会の中にエーテルのように染みこんでいる世界史」だの、全く意味不明ですね。
> 「世界史の波動の実態をなす物質代謝の典型的形態の転形という点から見た場合、それは量子力学的なレヴェルにおける自然の階層にまで、人間の所有の力が及んだということであると思う」
> 核時代××年などと言いながら、「核」の理解すらない人に「量子力学」の知識など求めても無駄ですが、これなど、何のことか、さっぱりわからない。

]FIG]

]REFS]

-*-*-

[REFS[
- [60] [CITE@ja[元号・西暦でなく〜[[保立道久]]案からの思考実験〜 - 対話からひらく未来]], 
[[titathm]],
2019-08-14,
[TIME[2020-04-20 18:47:43 +09:00]] <https://titathm.hatenablog.com/entry/2019/08/14/074328>
]REFS]

[127] 
この[[ブログ記事]]は、
[[核時代後]]と[[西暦]]はどちらも[[紀元前]]の扱いに難があるとし、
それを解決した新しい[[紀年法]] (実質的に[[人類紀元]]と等しいもの)
を提案しています。


* 栗原貞子の原爆紀元

[400] 
[DFN[原爆紀元]]は、
[[極左活動家]]の[[栗原貞子]]
[WEAK[([TIME[大正2(1913)年][year:1913]]-[TIME[平成17(2005)年][year:2005]])]]
が使用した[[私年号]]でした。
[TIME[平成3(1991)年][year:1991]]頃使われました。

[402] 
[TIME[昭和21(1946)年][year:1946]]を[[元年]]とする数え方です。

;; [403] [[私年号]]の[[原爆]] (>>393)、
[[明石博行]]の[[原爆紀元]] (>>414) とは1年のずれがあります。

[401] 
寄稿文の題名として46年、47年の2例が確認できます。
その他に利用されたかは不明です。
他者の用例はすべて作品名の引用で、
[[日付]]としての用例は見当たりません。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[23] 
[CITE@ja[[[マスコミ]]市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌. (278) - 国立国会図書館デジタルコレクション]], 
[TIME[1991-12]],
[TIME[2020-08-28T07:30:18.000Z]] <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3464183?tocOpened=1>
]FIGCAPTION]

> 原爆紀元四十六年――広島の声の圧殺者に抗して / 栗原貞子/p3~7

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[387] [CITE[050628]]
([TIME[2005-08-08 19:35:33 +09:00]] 版)
<http://homepage2.nifty.com/GOMAME/2005/06/050628.htm>
(消滅確認 [TIME[2020-08-28T07:33:52.200Z]])
]FIGCAPTION]

>    原爆紀元四十六年Iヒロシマの詩は脅迫に屈しない-520

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[382] 
[CITE[ヒロシマ・ナガサキ通信 No.110]],
[[長崎の証言の会]],
[TIME[1992-01-31]]
<http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/36700/1/No.110.pdf#page=7>
]FIGCAPTION]

>
[BOX(vertical)[
[B[原爆紀元四十七年元旦]]

[BOX(right)[
広島市 [[栗原貞子]]
]BOX]
]BOX]

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[380] [CITE@ja[予言のような言葉 原爆忌と[[原発]](上)]], 
[[江刺昭子]],
2018.8.20 11:17,
[TIME[2020-08-28T07:10:22.000Z]] <https://www.47news.jp/47reporters/2681734.html>
]FIGCAPTION]

>広島で被爆した詩人の栗原貞子(1913~2005)は [SNIP[]]
>広島原爆忌の平和集会で自作の詩を朗読する栗原貞子さん=02年8月6日
>[SNIP[]]
> 湾岸戦争の年には、「原爆紀元四十六年」に「一度目はあやまちでも/二度目は裏切りだ」と告発し、「崩れぬ壁はない」では、朝鮮半島に対する日本の戦前戦後にわたる責任を問い、「北と南の被爆者と 日本の被爆者が手を結び/分断の壁に風穴をあけよう」と提案している。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[386] 
[CITE@ja[   被爆詩人  栗原貞子 : 愛光2009 静かに、健やかに、遠くまで。]]
([[aiko-seminar]] 著, [TIME[2016-03-25 00:00:08 +09:00]] 版)
<http://aikou.exblog.jp/1911592/>
(移転確認 [TIME[2020-08-28T07:29:09.100Z]])


[CITE@ja[被爆詩人 [[栗原貞子]] : 愛光2009 静かに、健やかに、遠くまで。]], [[aiko-seminar]], 
2005-05-29 02:26,
[TIME[2020-08-28T07:26:42.000Z]] <https://aikou.exblog.jp/1911592/>
]FIGCAPTION]

>◇湾岸戦争が起きた91年、掃海艇が派遣された海上自衛隊基地へデモ行進した。「殺すぞ」との脅迫電話にもひるまず、「原爆紀元四十六年」を歌いあげた。

>
[BOX(right)[
2005年糸4月18日 『惜別』被爆詩人 栗原貞子 
]BOX]


]FIG]

;; [405] 「糸4月」は「いとしい」と掛けたものか。

]REFS]

* 明石博行の原爆暦

[414] 
[[1990年代]]半ば頃、
[[社会学者]]の[[明石博行]]は、
[DFN[原爆暦]]、[DFN[原爆紀元]]を発想しました。
[TIME[平成23(2011)年][year:2011]]頃、
講演などで発表しました。
[SRC[>>412]]

[415] 
[TIME[昭和20(1945)年7月][1945-07]]を、
原爆暦元年7月とします
[SRC[>>412]]。
([[日付]]を特定せず[[月]]単位で記述されましたが、
意図的かは不明です。)
以後[[グレゴリオ年]]を
2年、
3年と数えていきます
[SRC[>>412]]。

;; [419] 元年6月までがどのような扱いになるのか不明です。

;; [418] [[栗原貞子]]の[[原爆紀元]] (>>400) とは1年のずれがあります。

[416] 
[[明石博行]]は、
当該論文で[[原子力]]関係の出来事を表すために[[原爆暦]]を使いました。
ほとんどの用例は括弧書きで[[西暦年]]を併記していましたが、
単記の例もありました。
2回目以降や[[表]]では、
[[元号名]]を省略した[[年数]]のみ (の[[西暦年]]併記)
の用例もありました。
[SRC[>>412]]

[417] 
[[明石博行]]は、
「フクシマ以後の歴史を考えるとき、この原爆暦で考えることは有益だ」
[SRC[>>412]]
としました。この講演と論文以外での用例は見当たらず、
常用していないと思われますが、詳細不明です。
[[明石博行]]以外の言及も見つかっていません。


[REFS[

- [412] 
[CITE[3・11 後の環境・エネルギー問題を考える]],
[[明石博行]]
[TIME[2020-08-28T10:08:04.000Z]] <http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/32500/jke041-02-akashihiroyuki.pdf>
--
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[413] 
[CITE[3・11 後の環境・エネルギー問題を考える]]
([TIME[2016-03-25 00:01:29 +09:00]] 版)
<http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:gtoXdW6uPlUJ:repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/32500/jke041-02-akashihiroyuki.pdf>
]FIGCAPTION]

> 原爆暦  1990 年代半ばのことですが、わたしはヒロシマ・ナガサキへの原爆投下の年、 つまり 1945 年をもって原爆紀元とする新しい暦を作ることができるのではな いか、と考えたことがありました。当時は、このことを考えただけで、具体的 な整理をして発展させることができなかったのですが、フクシマ以後の歴史を 考えるとき、この原爆暦で考えることは有益だと思われます。若干の言及をし ておきましょう。  原爆暦でみますと、原爆開発の歴史はすべて紀元前のでき事ということにな ります。かりに原爆暦元年の日付を現在の太陽暦と同じにしますと、最初の 原爆実験が行われた西暦 1945 年 7 月から、原爆暦元年 7 月が始まったという ことができます。ヒロシマとナガサキに原爆が投下されたのは、実験直後の 8 月 6 日と 9 日です。5 (1949)年には旧ソ連が原爆実験を実施、8 (1952)年 11 月には米国が水爆実験を太平洋マーシャル諸島のエニウェトク環礁で実施し、 続いて 9 (1953)年 8 月には旧ソ連が水爆実験を実施します。7 年 (1951)年 12 月に米国は高速増殖実験炉 EBR-1 による原子力発電を成功させ、10 (1954) 年には世界最初の原子力潜水艦ノーチラス号を進水させています。

]FIG]

]REFS]

* AH

[23] 
[DFN[AH]]
は、
[[フランス]]で創立され、
[[日本]]や[[大韓民国]]を含む世界各地で活動する[[宗教団体]][[ラエリアンムーブメント]]が使っている[[紀年法]]です。
[TIME[平成8(1996)年][year:1996]]頃から現在まで使われているようです。

[130] 
[[元号名]]の記述方法は揺れが大きく、
各[[言語]]に翻訳される場合もあるようです。
[[AH]],
[DFN[A.H.]],
[DFN[aH]] [SRC[>>50]],
[DFN[a.H.]],
[DFN[ah]] [SRC[>>25]],
[DFN[d.H.]] [SRC[>>55]],
[DFN[after Hiroshima]] [SRC[>>33, >>41]],
[DFN[après Hiroshima]],
[DFN[dopo Hiroshima]] [SRC[>>55]],
[DFN[広島紀元]] [SRC[>>33]],
[DFN[アフターヒロシマ紀元]] [SRC[>>18]]
といった[[元号名]]や呼称が知られています。

[35] [[元期]]の[TIME[西暦1945年8月6日][1945-08-06]]が0年のスタートとみられ、
[[グレゴリオ年]]の前半と
[TIME[8月6日][--08-06]]以降とで1年のずれがみられます
[SRC[>>33, >>34, >>36, >>52]]。

;; [128] [[戦後暦]]と[[年始]]に9日のずれがあります。

[26] 
この団体は[[教祖]]の[[ラエル]]を[[弥勒菩薩]]だとしており、
[[仏紀]]3000年に出現したとしています。
しかし[[仏暦]]を[[日付]]の表記には使っていないようです。
[SEE[ [[仏暦]] ]]

[44] 教義をまとめた代表的な書籍らしい
[CITE[Intelligent Design - Message from the Designers]]
の各言語版には、
[TIME[西暦1946年][year:1946]]を[[元年]]とし、
「クロード・ ラエル[VAR[何]]年」、
「水瓶座時代の[VAR[何]]年」、
「アポカリプス時代の[VAR[何]]年」、
「黄金時代の[VAR[何]]年」
と呼ぶことを求める記述があります。
[SRC[>>38, >>39, >>40, >>41, >>42, >>43]]
しかし実際にはこの書籍を含め、
この[[紀年法]]を使っている形跡は見当たりません。
基本的には[[西暦年]]が使われています。

[45] 
[[韓国語]]版には、
「라엘 50년」
(ラエル50年 = [TIME[西暦1996年][year:1996]])
に
AH50年に[[改元]]されたと注記があります [SRC[>>41]]。
この記述はより新しい他の言語の版にはなく、
[[韓国語]]版独自の注釈のようです。
他に之を裏付ける記述は見つかっておらず、
真偽不明です。

[46] 
[[簡体字中国語]]版 [SRC[>>42]]
と[[日本語]]版 [SRC[>>40]]
の[[奥付]]には [[AH]] と[[西暦]]が併記されています。
他の言語の版は[[西暦年]]単記です。

[51] 
この状況からすると日本を中心とする[[東アジア]]で主に使われているように見えますが、
[[Webサイト]]を検索すると欧米言語でも用例がみられます。

[372] 
[[教祖]]の[[ラエル]]は、
[[国連事務総長]]に
[[aH]]
を世界的に採用することを提案しました
[SRC[>>317, >>373]]。

[129] 
[[教祖]]の[[ラエル]]は来日時に[[日本国]][[広島県][[広島市]]の[[原爆ドーム]]を訪問するなど
[SRC[>>33]]、
この教団は[[広島]]の[[原爆]]投下事件に強い関心を持っているようです。


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[38] [CITE@fr[Le Message donné par les Extra-Terrestres / E-books en français / Téléchargements - Le Mouvement Raelien]], [TIME[2020-03-07 13:15:42 +09:00]] <https://fr.rael.org/download.php?view.8>
]FIGCAPTION]

PDF 190ページ

>
Tu dateras tes écrits en comptant l'an 1946 comme l'an un après Raël, le dernier des prophètes.  1976 sera done l'an 31 après Raël, ou l'an 31 de l'ère du Verseau, ou l'an 31 de l'âge de l'apocalypse, ou l'an 31 de l'âge d'or.

前書[[著作権表示]]

>1998

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[57] [TIME[2002-06-29 19:04:48 +09:00]] <http://www.kit.hi-ho.ne.jp/whitelie/kitigai.htm>
]FIGCAPTION]

>56AH(2002年)6月27日(木)
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[39] [CITE@en[Intelligent Design - Message from the Designers / English e-books / Downloads - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 13:51:49 +09:00]] <https://www.rael.org/download.php?view.1>
]FIGCAPTION]

PDF 206ページ

>You will date your writings counting the year 1946 as “year one”,after  Claude  Rael,  the  last  of  the  prophets.  Then  1976  is  thereforeyear 31 after Claude Rael, or year 31 of the era of Aquarius, or year31 of the age of the Apocalypse, or year 31 of the golden age.

前書[[著作権表示]]

>2005


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[43] [CITE@tw[外星人的訊息 (The Message from the Extraterrestrials) / 繁体中文 / 下載管理 - 雷爾運動]], [TIME[2020-03-07 14:09:23 +09:00]] <https://tw.rael.org/download.php?view.126>
]FIGCAPTION]

PDF 251ページ

>在你的著作裡,將一九四六年—— 最末一位先知克洛德‧雷爾出生後一年,為元年。而一九七六年為雷爾生後三十一年,亦即水瓶座紀元三十一年,或稱啟示錄時代三十一年,或黃金時代三十一年。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[42] [CITE@zh[来自外星人的讯息 / 简体字中文版电子书 / 下载 - 雷尔运动]], [TIME[2020-03-07 14:03:48 +09:00]] <https://cn.rael.org/download.php?view.39>
]FIGCAPTION]

PDF 226ページ

>在你的著作里,将一九四六年——最末一位预言者克洛德・雷尔出生
的一年,称为元年。而一九七六年为雷尔生后三十一年,即水瓶座时代三十一年,或称启示录时代三十一年,或黄金时代三十一年。


前言

>AH59(2005)年 1 月 18 日

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[379] [CITE@ja[『マイトレーヤ・ラエル』 : [[UFO]] 宇宙人 は実在する。]], [[yakuraibosi]],
2005-11-30 20:38,
[TIME[2020-08-28T06:50:29.000Z]] <https://yakuraibos.exblog.jp/2040509/>
]FIGCAPTION]

>日本について「世界の中でも特別な場所」だという。
世界で西暦を使っていることについて「各種の宗教がある中でキリスト暦を使うのは
おかしい、今年はAH60年というべきだ」と主張する。
>
AHとは「アフター・ヒロシマ」を意味するのだという。
人類が初めて原爆を使用してしまった「1945年8月6日」が新しい時代の始まりで、
この日を長く記憶にとどめるべきだと考えているという。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[41] [CITE@ko[지적설계 - 설계자들로부터의 메시지 (1) / 한국어 전자책 / 다운로드 - 한국본부, UFO, 지적설계]], [TIME[2020-03-07 13:56:33 +09:00]] <https://ko.rael.org/download.php?view.250>
]FIGCAPTION]

PDF 269ページ

>
글을 쓸 때는 최후의 예언자를 기념하여 1946년을 클로드 라엘
기원 원년으로 하는 새로운 연대를 기입하도록 하자. 그러므로 1976년
은 클로드 * 라엘 31년이 된다. 또 보병궁시대 31년, 혹은 계시의 시대
31년, 혹은 황금시대 31년이라 불러도 좋다.
>
[* 라엘기원을 사용하던 라엘리안 무브먼트의 연도표시는 라엘
50년 부터 새로운 기원으로서 After Hiroshima(약자:AH,국어번역: 히
로시마 후) 50년으로 변경하여 사용하기로 하였습니다]

[[Google翻訳]]

>文を書くとき最後の預言者を記念して、1946年にクロード・ラエル
起源元年とする新しい連帯を記入するようにしましょう。したがって、1976年
はクロード・ラエル31年になる。またボビョングン時代31年、あるいは啓示の時代
31年、あるいは黄金時代31年と呼んでもよい。
>[*ラエル起源を使用していたラエリアン・ムーブメントの年度表示はイスラエル
50年から新たな起源としてAfter Hiroshima(略:AH、国語の翻訳:ひ
ロッシマ後)50年に変更して使用することにしました]

前書

>1판 1쇄 발행 2009년 12월 3일

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[40] [CITE@en[地球人は科学的に創造された / 日本語 / Downloads - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 13:53:54 +09:00]] <https://www.rael.org/download.php?view.32>
]FIGCAPTION]

PDF 192ページ

> 文章を書く際は、1946年を、[RUBY[最][さい]][RUBY[後][ご]]の [RUBY[預][よ]][RUBY[言][げん]][RUBY[者][しゃ]]クロード・ ラエル紀元の元年とし
て、日付けを記入して下さい。したがって1976年は、クロード・ ラエル31年
となります。あるいは [RUBY[水瓶][みずがめ]][RUBY[座][ざ]]時代の31年、または アポカリプス時代の31年、ま
たは 黄 金時代の31年となります。

奥付

>66AH /2012年4月1 日 初版発行(縦組み)
>67AH /2013年 3 月 8 日  2 刷発行(横組み改訂版)
>73AH /2019年 4 月 7 日  4 刷発行( 3 訂版)



]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[36] [CITE@en[[[マイトレーヤ]] / 日本語 / Downloads - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 13:03:17 +09:00]] <https://www.rael.org/download.php?view.33>
]FIGCAPTION]

>AH56/二〇〇一年十二月十三日

>AH41/一九八六年八月、

;; [37] 本文中このような併記と[[西暦]]単記が混在している。

奥付

>AH58/2004年7月21日 初版発行
>AH59/2004年8月21日 2刷発行


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[33] [CITE@en[[[天才政治]] / 日本語 / Downloads - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 12:07:31 +09:00]] <https://www.rael.org/download.php?view.67>
]FIGCAPTION]

>ⓒ International Raelian Movement 1984

「まえがき」

>67AH(2013)年 2 月  日本ラエリアン・ムーブメント

PDF 13ページ写真題

>
[B[二度目の来日の時、広島原爆ドームの前に立つラエル。]]
>
[BOX(right)[
〈37A[RUBY[H][※]](1983)年 5月〉

※ AHは、after Hiroshima(広島紀元)の略。
]BOX]

奥書

>63AH / 2009 年 5 月 2 日 初版発行
>67AH / 2013 年 3 月 8 日 2 刷発行(横組み改訂版)

>©Japanese Raelian Movement 2009 / Printed in Japan

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[377] [CITE@ja[日本ラエリアン・ムーブメント 公式 Blog Raelian | ☆ [[ラエリアン]] 新潟イベント案内 ☆]], [[日本ラエリアン・ムーブメント 公式 ブログ]], 
2010/09/18 19:47,
[TIME[2020-08-28T06:45:05.000Z]], [TIME[2020-08-28T06:45:27.886Z]] <http://raeliantwitter.blog135.fc2.com/blog-entry-17.html>
]FIGCAPTION]

>♪AH65年9月 ラエリアンムーブメント新潟マンスリー♪ (AH=アフター広島)
>
日 時: 9月19日 14時00分~17時00分 

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[53] [CITE@en[Higgs Boson and superstition - Raelianews]], 
06 Oct, 2008,
[TIME[2020-03-07 15:00:46 +09:00]] <https://raelianews.org/higgs-boson-and-superstition.html>
]FIGCAPTION]

> August 20th, 59 aH (2004) 

>15 September 2004 (Year 59 after Hiroshima)

>17 October 2004 (Year 59 after Hiroshima)

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[34] 
[CITE@en[人類は科学的に創造された マンガ版(pdf) / 日本語 / Downloads - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 12:07:32 +09:00]] <https://www.rael.org/download.php?view.36>
]FIGCAPTION]

奥付

>67AH(2012年)10月 7日 初 版 発 行
>71AH(2017年) 4月 2日 第9刷発行

他の説明文中は[[西暦]]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[18] [CITE@ja[☆8月6日トランスミッション(宇宙人からのメッセージ上映&パネル展同時開催)|今、ここ、自分を大切に♪]]
([TIME[2016-03-24 23:52:57 +09:00]] 版)
<http://ameblo.jp/my-rashinban/entry-12057935745.html>
(移転確認 [TIME[2020-03-07T03:38:23.000Z]])

[CITE@ja[☆8月6日トランスミッション(宇宙人からのメッセージ上映&パネル展同時開催) | 今、ここ、自分を大切に♪]], 
2015-08-04,
[TIME[2020-03-07 12:38:13 +09:00]] <https://ameblo.jp/my-rashinban/entry-12057935745.html>
]FIGCAPTION]

> 8月6日は、広島に原爆が投下された日です。 この悲劇を二度と人類が繰り返すことがないように、ラエリアン・ムーブメントでは、8月6日をアフターヒロシマ紀元として、イベントを開催しています。
>  ↓↓↓
> ☆トランスミッション(宇宙人からのメッセージ上映&パネル展同時開催)

]FIG]

- [54] [CITE@fr[Message des Elohim du 6 août 70 AH au peuple Juif - Raelianews]],
08 août, 2015,
[TIME[2020-03-07 15:03:00 +09:00]] <http://fr.raelianews.org/news.php?item.644.6>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[373] [CITE@ja[[[日本ラエリアンムーブメント]]からユダヤ教団への手紙 | ラエリアンムーブメント ラエルアカデミー公式ブログ]], 
2015-09-08 02:37:54,
[TIME[2020-08-28T06:34:32.000Z]] <https://ameblo.jp/michioito/entry-12070668390.html>
]FIGCAPTION]

>70AH(2015年)9月8日

>さて2015年(70AH)8月6日、宇宙人エロヒムより全世界のユダヤ人に向けて最後のメッセージが伝
えられましたのでここにお知らせ致します。

> エロヒムは、1973年12月13日当時フランスのジャーナリストであった、クロードボリロン“ラエル”
とコンタクトし、この日から6日間に渡り、人類の歴史の真実を解き明かし、現在と未来に関わる重要なメッセージを託しました。

>これらの事実を受け、2009年4月12日、エロヒムの長ヤーウェはラエルを通じてイスラエル政府に対してユダヤ人に向けたメッセージを与えました。

>【AH暦について】AH:アフターヒロシマの略
> 人類が人類最初の原爆投下のこの日を忘れない為に、又核爆弾に表されるような地球上の全生命を破壊する力と、DNAの完全なる理解に表されるような生命を救う力の両方を科学的に理解する新しい時代の到来の意味を込めて、世界が西暦(キリスト暦)でも、イスラム暦や仏暦でもない統一された暦を採用することを、預言者ラエルは国連事務総長に提案しました。
>
●After Hiroshima63年(2009年)4月12日のメッセージ
>[SNIP[]]
>ユダヤ教の過ぎ越しの祭りの4日目である4月12日、ラエリアン・ムーブメントの指導者ラエルは、地球上の全生命を創造した地球外の科学者のリーダーであるヤーウェからメッセージを受け取りました。以下は、ユダヤの人々に向けたヤーウェの最終メッセージの全内容です
>
[SNIP[]]
>
私、ヤーウェは、あなたたちが待ち望んでいたメシアである私の預言者ラエルの口を通じて、ユダヤ暦5769年の過ぎ越しの祭りの、特に地球での私たちによる生命創造を、あなたたちに思い出させるブリハット・ハハマーが行われるこの特別な日に、あなたたちにこの最終メッセージを送ります。



]FIG]

- [374] [CITE@ja-JP[Maitreya Rael: How to Feel Now (70-02-28) - [[YouTube]]]], 
2016/03/04,
[TIME[2020-08-28T06:41:22.000Z]] <https://www.youtube.com/watch?v=V_VLRHn_yY4>
-- [375] 動画内日付「[ASIS[Febuary]] 28[SUP[th]], 70aH」
-- [376] [CITE@ja[[[沖縄]]方面ラエリアン・ムーブメント公式ブログ : Maitreya Rael: How to Feel Now (70-02-28) aH]], 
2016年03月08日14:09,
[TIME[2020-08-28T06:43:18.000Z]] <http://blog.livedoor.jp/okinawa_raelian/archives/47034839.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[50] [CITE@en[Seminars : Europe - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 14:43:19 +09:00]] <https://www.rael.org/seminars/?c=6&s=281&t=1&fbclid=IwAR17sA4a4vpTKi-Mbj0FdAa9CsCS69Cl4drGGmim9l6LQMkOT6-ROB_g4qE>
]FIGCAPTION]

>The 2018, year 73 aH. European Happiness Academy will take place in a four star hotel that extends for over a hundred hectares in the heart of Maremma, Tuscany in Italy, and only 10 minutes by car from the beach. 
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[47] [CITE@en[Seminars : Africa - The Raelian Movement]], [TIME[2020-03-07 14:42:01 +09:00]] <https://www.rael.org/seminars/?c=3&s=244&t=1>
]FIGCAPTION]

>It will be held from Sunday 19th at 08 am to Saturday 25th of August 73 AH (2018).
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[56] [CITE[엘로힘의 불교인들에 대한 메시지]], [TIME[2020-03-07 16:11:04 +09:00]] <http://www.maitreyarael.org/kr/tworld-1-4.htm>
]FIGCAPTION]


>>AH52년(1997년) 12월 13일

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[52] [CITE[창조자 엘로힘의 경고]], [TIME[2020-03-07 14:55:45 +09:00]] <http://www.maitreyarael.org/kr/maitreyacall-1-3-2.htm>
]FIGCAPTION]

>AH70년(2015년) 8월 6일 유대인들에게 보내는 엘로힘의 메시지(한글)
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[378] [CITE@ja[2018年08月: [[日本ラエリアンムーブメント]] 東北方面 公式ブログ]],
2018年08月06日,
[TIME[2020-08-28T06:48:15.000Z]] <http://touhoku-raelian.seesaa.net/archives/20180806-1.html>
]FIGCAPTION]

>8月6日。
>この日は「アポカリプスの時代の始まり」(全てが科学的に解明される時代)
ということで、ラエリアン暦(AH=After Hiroshima)では、新年に当ります。
そして、年に四回行われるトランスミッションの日でもあります。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[55] [CITE@it[Centinaia di raeliani torneranno in Italia per partecipare alla loro Università della Felicità]], 
23 set, 2019,
[TIME[2020-03-07 15:05:17 +09:00]] <https://it.raelianews.org/print.php?news.530>
]FIGCAPTION]

>Quest'anno, l'evento proseguirà con i festeggiamenti per il passaggio al nuovo anno raeliano, ovvero l’anno 73 d.H. (dopo Hiroshima). L'ultimo giorno del vecchio anno sarà il 5 agosto.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[317] 
[CITE@ja[[[日本ラエリアン・ムーブメント]] - 私たちラエリアンムーブメントは、1945年8月6日の原爆の日より、人類はアポカリプ... | Facebook]], 
2019年8月5日,
[TIME[2020-08-28T06:30:46.000Z]] <https://www.facebook.com/raelianjp/posts/2318703261512732/>

]FIGCAPTION]

>私たちラエリアンムーブメントは、1945年8月6日の原爆の日より、人類はアポカリプス(真実の啓示)全てが科学で理解される時代に入った事を記念し、西暦や他の宗教暦に代わる新しい暦「アフターヒロシマ(aH)」暦を国連に提唱しています。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[25] [CITE@ja[無神論者の為のインテリジェント・デザイン論 - [[ラエリアンムーブメント]]公式ホームページ]], [TIME[2020-03-07 12:13:07 +09:00]] <https://ja.rael.org/home>
]FIGCAPTION]

>4 - 10 Oct 2020 	ラエルアカデミー&第二の遭遇45周年記念世界大会 75ah(2020)10月4日~10日
]FIG]

;; [32] 言語を[[日本語]]以外に切り替えると
「4 - 10 Oct 2020 	Asian Happiness Academy & 45th Anniversary」
となり [[AH][After Hiroshima]] は出てこない。


]REFS]

* 原爆暦

** 戦争マップ

[422] 
[[戦争マップ制作室]]と称する[[極左活動家]]グループは、
[DFN[原爆暦]]
([DFN[Post Atomic-bomb Calender]],
[DFN[GENBAKU CALENDER]],
[DFN[GENBAKU]],
[DFN[G]])
[SRC[>>421]]
を考案したようです。
[TIME[平成19(2007)年][year:2007]]発行予定とあり、
その頃企画されたものとみられます。
[SRC[>>420]]

[423] 
[[原爆暦]]は、
[[核兵器]]廃絶を求めるものだとされました。
[[米国]]による[[広島]]、[[長崎]]の[[原爆]]による虐殺事件が
「人類は種の滅亡への具体的な折り返し点」
であるとし、
米国人が人類滅亡の「不名誉な汚名を負い続けなければならない」
ものだとしました。
[SRC[>>421]]

[424] 
「1945年8月を原爆元年(GENBAKU 0=G 0)とする」
「the atomic bomb first year (GENBAKU 0=G 0)」
とされます。
[SRC[>>421]]
[TIME[昭和20(1945)年][year:1945]]が[[元年]] ([[1年]])
なのか
[[0年]]なのか意味がわからない
「定義」
ですが、
利用例によると[[0年]]が正しいようです。

[425] 
「原爆62年(GENBAKU 62=G 62)」、
「the atomic bomb 62nd year (GENBAKU 62=G 62)」
のような表記例が示されました。
[SRC[>>421]]

[426] 
[CITE[大日本帝国憲法]]
の最終年は
「原爆暦零年」
「the year of Atomic Bomb Calendar 0」
と呼ばれます [SRC[>>421]]。
史実によれば[TIME[1947-05-02]]までですので、
原爆暦の2年までとしなければならないはずなのに、
0年 ([TIME[昭和20(1945)年][year:1945]])
までとするのは、
根本的な事実認識に誤りがあるとも思われます。


[427] 
ここまでの説明からわかる通り、
ほんの数行程度の定義文中で表記が揺れすぎています。
「下記文章は推敲中です」
と断り書きはありますが、
文章の推敲以前に構想を練る段階で十分な検討をしていなかったのではないでしょうか。

[428] 
この
[CITE[戦争マップ]]
は、
「1868~1945」
の[[大日本帝国]]の[[戦争]]を断罪する意図で企画されたもののようです。
この期間は[[原爆暦]]で表せない時期で、
現在閲覧できる説明文も先述の例以外、当然[[西暦年]]ばかりです。
発行予定日すら[[西暦年]]表記でした。
[CITE[戦争マップ]]
本体も (完成していれば) 同じ様になっていたはずです。
どうも企画と主張したいことが噛み合っていないように思えます。
メンバーの
[[Webサイト]]も[[西暦年]]ばかりのようです。


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[420] 
([TIME[2007-02-27 10:08:17 +09:00]])
<http://www.tokyonet.com.au/~kan/newpage149.htm>
(消滅確認 [TIME[2020-08-28T10:37:42.400Z]])

[TIME[2020-08-28T10:37:34.000Z]], [TIME[2009-07-31T11:50:45.388Z]] <https://web.archive.org/web/20090731113725/http://www.tokyonet.com.au/~kan/newpage149.htm>
]FIGCAPTION]

>日本が開国した1868年(明治元年)から、日本の敗北による第二次世界大戦終了の1945年(昭和20年、原爆元年)までの77年間に、日本が起こした戦争による各国・各地域の戦争犠牲者数を一枚の地図上に掲載する。

> ⑨ 原爆暦 GENBAKU CALENDER (Post Atomic-bomb Calender)
> ヒロシマ、ナガサキへのアメリカによる原爆投下という人類史上かつてない非人道的な大量殺戮以後、人類は種の滅亡への具体的な折り返し点に入った。アメリカは人類滅亡のカレンダーをつくり、アメリカ人は歴史が続く限り、その不名誉な汚名を負い続けなければならない。
>  われわれは常にその日を忘れないため、日本が使用している天皇暦、それにキリスト教という一宗教に発した宗教暦などのローカルな暦を超えて、ここに人類共通の新暦をつくり、原爆投下の反省を心に刻みつけ、すべての戦争をなくす誓いの暦で再出発しなければならない。
>  ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下された1945年8月を原爆元年(GENBAKU 0=G 0)とする。2007年は原爆62年(GENBAKU 62=G 62
> )となる。

>2007年4月1日初版発行(予定)
>    著者(戦争マップ制作室 小笠原進、永淵閑)
]FIG]

;; [429] 普通、[[日本]]の[[開国]]を明治元年とはしない。

;; [430] 
「該当地図は、東西はインドからハワイあたり、南北はシベリアからニュージーランドぐらいの範囲とする。」
とありました。
これでは[[マダガスカル]]や[[米国西海岸]]が入らないのですが、
それでいいのでしょうか。


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[421] 
[CITE[日本の戦争マップ  声明と用語定義  日英文]]
([RUBY[永淵閑][ながふちかん]] [TIME[2007-03-28 13:03:47 +09:00]])
<http://www.tokyonet.com.au/~kan/newpage172.htm>
(消滅確認 [TIME[2020-08-28T10:38:12.500Z]])
]FIGCAPTION]



>声明の英文翻訳は翻訳家の鎌田裕子氏、用語定義の英文翻訳は戦争マップ制作室の小笠原進による翻訳です。
>28・03・2007  推敲更新


>(Ⅲ) 地球憲法
>[SNIP[]]
> そして「原爆暦」をつくることにより、核兵器の廃絶を求めるものである。
>(Ⅲ) Global Constitution
>[SNIP[]]
>We create "Post Atomic-bomb Calender" to appeal for the abolition of nuclear weapons.

>(Ⅴ) 二指頭
> 上記の考え方の基盤には、東洋的な宗教哲学から生まれた「二指頭」をおく。これはモノゴトを自他と分けることによっての対立を、超越する意味である。善悪、正邪、敵味方などと分けるところから戦争が始まる、とわれわれは考える。
> われわれには、敵も味方もない。ただ同じ掌の先の親指と小指の関係の同根である、と考える。
> ここに戦争マップ制作、地球憲法制作、原爆暦制作の出発点があると考える。
>
Our intents mentioned above are all based on "Nishito", which has derived from the eastern philosophy of religion. It suggests to transcend conflicts that are caused by separating oneself from the other. Conflicts or war are often ignited by dividing good and bad, right and wrong, and friend or foe. In our view there are no distinct differences between friend and foe, rather they are like a thumb and a little finger on the same palm, or the two brances conjugated from the same root.
>This idea stands as a spring point of our making of War Map, the Global Constitution and Post Atomic-bomb Calender.        


> ⑨ 原爆暦 GENBAKU CALENDER (Post Atomic-bomb Calender)
>   ヒロシマ、ナガサキへのアメリカによる原爆投下という人類史上かつてない非人道的な大量殺戮以後、人類は種の滅亡への具体的な折り返し点に入った。アメリカは人類滅亡のカレンダーをつくり、アメリカ人は歴史が続く限り、その不名誉な汚名を負い続けなければならない。
>  われわれは常にその日を忘れないため、日本が使用している天皇暦、それにキリスト教という一宗教に発した宗教暦などのローカルな暦を超えて、ここに人類共通の新暦をつくり、原爆投下の反省を心に刻みつけ、すべての戦争をなくす誓いの暦で再出発しなければならない。
>  ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下された1945年8月を原爆元年(GENBAKU 0=G 0)とする。2007年は原爆62年(GENBAKU 62=G 62)となる。
> 9 Atomic Bomb Calendar (GENBAKU CALENDER)  (Post Atomic-bomb Calender)
> Human beings went into the concrete turning up point to the downfall of the species   after inhumane extensive slaughter which has never happened on the human history such as the atomic bombing by the United States to HIROSHIMA and NAGASAKI. The United States builds the calendar of human beings' extinction, and Americans have to continue undertaking the dishonorable dishonor as long as history continues. Since we always do not forget the day, we have to transcend the Emperor calendar which Japan is using, a local religious calendar sprung from one religion like Christianity, etc., we have to build the new calendar common to human beings here, we have to engrave reflection of atomic bombing on the heart, and then have to make a fresh start by the calendar of the oath which abolishes all the war. Let August, 1945 when the atomic bomb was dropped over HIROSHIMA & NAGASAKI be the atomic bomb first year (GENBAKU 0=G 0). The year 2007 must be the atomic bomb 62nd year (GENBAKU 62=G 62) 2007.



> 原爆暦零年までの戦争憲法(明治憲法)に代わって、現憲法を平和憲法と言う。
[SNIP[]]
>Instead of “the war constitution” (Meiji Constitution) which was valid till the year of Atomic Bomb Calendar 0, the present constitution is called peace constitution. 
[SNIP[]]

]FIG]


]REFS]

* 架空の紀年法

[SEE[ [[架空の紀年法]] ]]

[REFS[
- [77] [CITE@ja[不沈空母さんはTwitterを使っています 「そこで核紀元ですよ(1945年7月16日が起点。アシモフの短編によく出てくる)」 / Twitter]], 午後9:12 · 2018年11月6日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-24T13:25:41.000Z]] <https://twitter.com/busycreations/status/1059780685978693632>
- [106] [CITE@ja[SYMBOL 10さんはTwitterを使っています 「核時代後年号…ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラット』シリーズで、放射性同位元素の含有量?で未来からきたのがばれる、というのがあった気が &gt;RT」 / Twitter]]
(午前11:55 · 2019年8月4日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-08-23T06:45:17.000Z]])
<https://twitter.com/nogi069/status/1157847493616345089>
- [357] [CITE@ja[物語 | 物質著作権 - [[LINEノベル]]]], [[LINEノベル]], [TIME[2020-08-27T10:16:35.000Z]] <https://novel.line.me/reader/novel/18784/episode/158587>
-- 「2035年、のちに原子元年と呼ばれるこの年は、」
]REFS]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[294] [CITE[反逆する風景. by kochaman. (ID:965005) - [[写真]]共有サイト:PHOTOHITO]]
([TIME[2020-08-25T14:11:35.000Z]])
<https://photohito.com/photo/965005/>
]FIGCAPTION]

>Good
>[SNIP[]]
>来年も見させてください・・。PH元年 本当にありがとうございました。
>[SNIP[]]
>2010年12月31日22時38分 

>kochaman.
> >Goodさん
>[SNIP[]]
>
確かに元年でした。
[SNIP[]]
>2011年02月19日00時54分

]FIG]


* 東日本大震災

[286] 
[[東日本大震災]]のあった[TIME[2011-03-11]]を[[元期]]とする提案もありました。
[SEE[ [[フクシマ紀元]] ]]

* 関連

[49] [SEE[ [[新日本]]、[[戦後][戦後 (紀年法)]]、[[原爆暦]]、[[エコ暦]]、[[神の国年]]、[[霊寿]] ]]

[24] [[イスラム暦]]の AH とは無関係です。

* メモ


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[342] [CITE[[[Tombō]] - Google ブックス]], 
[TIME[1966][year:1966]],
[TIME[2020-08-27T09:05:08.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=LZMWAAAAMAAJ&q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E>
]FIGCAPTION]

>63 ページ
>... した人〔秘]密を彼は見、隠されたものを〔彼は得た]洪水の前に彼はその知らせ
をもたらした アンノー・ピロンマエ後であるにせよヒロシマ紀であるにせよ、
もはや主キリスト紀の西暦では年代を刻みつけることのできないものになって
いる ...
>64 ページ
>アンノー・ピロンマエ後であるにせよヒロシマ紀であるにせよ、もはや主
キリスト紀の西暦では年代を刻みつけることのできないものになっているのでは
ないでしょうか。日本人の局部体験である〈ヒロシマ〉は、インターナショナルな未来象徴となり
、負の超越性の化身として聖ヒロシマ〉となりました。・キリスト紀元前八世紀
にはすでに成っていたインド最古の散文《ブラーフマナ文献)にも、大洪水物語は見られます。たとえば、『マヌと大洪水の物語』のよう
な。大洪水はあらゆる生物を掃湯してしまいますが、ノアの方舟に似て、
ヒマヴェットの山頂に舟をのりつけたマメただ独りがこの世界に生き残り、「
マスの降り場」をつたわって再び地上に降りてきます。こんにちの人類はこの「
マヌの子孫」にほかならないわけでしょうが、マスは
どうしてただ独りだけ舟に乗って大洪水から逃れることができたのでしょうか?
そこがマヌの舟がノアの方舟とちがうところで、マヌは彼が助けた一匹の魚の
おかげで舟をしつらえることが
できた ... ヒロシマ紀元。もう一度言えば、この新しい神話年代紀は、それが創世紀なのか
、それとも終末論なのか、定かでないところがあります。未来はすでに始まったとも言
われましたが、そもそも、今から二十一年前の八月六日は、なにかの始まりな
のか、 ...


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[334] [CITE[日本の原爆文学: 評論, エッセイ - [[Google ブックス]]]], 
[TIME[1983][year:1983]],
[TIME[2020-08-27T07:52:26.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=HSrUAAAAMAAJ&q=%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]


>419 ページ
今や全人類は各自の頭上にTNT火薬三トンをのせてで、とりあえず一つの方法
としてヒロシマ・ナガサキをいる皆殺しの破局のなかにおかれている」という
趣旨の報告「原爆紀元元年」とし、以後今日まで、人間の大量虐殺と、な書「
核兵器の ...


]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[335] [CITE[[[新日本文学]] - Google ブックス]], 
[TIME[1989][year:1989]],
[TIME[2020-08-27T07:55:37.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=xqcMAAAAIAAJ&dq=%E7%B4%80%E5%85%83>
]FIGCAPTION]

>37 ページ
... なた」と叫び、「アトム紀元」を提唱し、「人類生き残りの原子わけですから
ね。戦争だけが過去化して、「平和と民主主義」-時計」を提示する原点となった
ヒロシマ・ナガサキの「聖だけが残る、というような重宝なわけにはいかない。

]FIG]

- [356] [CITE@ja[[[新元号]]はアトムは無理ですか?明けましておめでとうございます。^... - Yahoo!知恵袋]], [TIME[2020-08-27T10:15:34.000Z]] <https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12201237812>
-- 「新元号は原子と書いてアトムは無理でしょうか?
イニシャルはAになります。国際的にも良いと思いますが、、、(汗)
原子元年 」


[FIG(amazon)[
[[晩聲社]]
]FIG]

