96.txt

[34] [DFN[[RUBYB[[[ワーカー]]]@en[worker]]]]は、[[文書]]を表示する主たるスレッドとは別個に動作するスクリプト実行環境です。

* 仕様書

[REFS[
- [42] '''[CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#workers>'''
-- [44] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#dom-workerglobalscope-close>
-- [48] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#run-a-worker>
-- [77] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#kill-a-worker>
-- [78] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#terminate-a-worker>
-- [95] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-05-06 10:42:35 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#dom-worker-terminate>
]REFS]

* 種類

[43] [[ワーカー]]には、次の3種類があります。
[FIG(table)[
:x:名称
:env:[[大域環境]]
:global:[[大域オブジェクト]]
:client:作成・操作用 [[API]]

:x:[[ワーカー]] (総称)
:env:[[ワーカー環境]] (総称)
:global:[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]] ([[抽象インターフェイス]])
:client:[CODE(DOMi)@en[[[AbstractWorker]]]] ([CODE(IDL)@en[[[implements]]]])

:x:[[専用ワーカー]]
:env:[[専用ワーカー環境]]
:global:[CODE(DOMi)@en[[[DedicatedWorkerGlobalScope]]]]
:client:[CODE(DOMi)@en[[[Worker]]]]

:x:[[共有ワーカー]]
:env:[[共有ワーカー環境]]
:global:[CODE(DOMi)@en[[[SharedWorkerGlobalScope]]]]
:client:[CODE(DOMi)@en[[[SharedWorker]]]]

:x:[[サービスワーカー]]
:env:[[サービスワーカー環境]]
:global:[CODE(DOMi)@en[[[ServiceWorkerGlobalScope]]]]
:client:[CODE(DOMi)@en[[[ServiceWorker]]]]
]FIG]

* 作成

[98] [[ワーカー]]を作成する [[API]] ([CODE(JS)@en[[[new Worker]]]],
[CODE(JS)@en[[[new SharedWorker]]]], [CODE(JS)@en[[[new ServiceWorker]]]])
は、関係するオブジェクトを作った後 (それぞれの項を参照。)、
[[ワーカーを走らせる]]手続きを実行します。

[49] [DFN[[RUBYB[ワーカーを走らせる]@en[run a worker]]]]操作は、
次の引数を持ちます [SRC[>>48]]。
[FIG(list members)[
: [VAR[ワーカー]] : [CODE(DOMi)@en[[[Worker]]]] または [CODE(DOMi)@en[[[SharedWorker]]]]
: [VAR[URL]] : [[URL]]
: [VAR[リファラー]] : [[URL]]
: [VAR[外側ポート]] : [CODE(DOMi)@en[[[MessagePort]]]]
: [VAR[文書群]] : [[list of relevant [CODE(DOMi)@en[Document]] objects to add]]
: [VAR[親ワーカー大域適用範囲]] : [CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]] または null
: [VAR[オプション群]] : [CODE(DOMi)@en[[[WorkerOptions]]]]
]FIG]

[136] 次のようにしなければ[['''なりません''']] [SRC[>>48]]。

[FIG(steps)[
= [135] 独立した[[並列に]]動作する[[実行環境]]を作成し、以後この環境で実行します。
= [50] [DFN[[[official moment of creation]]]] とします。
= [63] [VAR[共有である]]を、[VAR[ワーカー]]が [CODE(DOMi)@en[[[SharedWorker]]]]
であるか否かに設定します。
= [55] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]を、[VAR[共有である]]なら新しい 
[CODE(DOMi)@en[[[SharedWorkerGlobalScope]]]]、
それ以外なら新しい [CODE(DOMi)@en[[[DedicatedWorkerGlobalScope]]]] に設定します。
= [53] [CODE[[[InitializeHostDefinedRealm]]]] [[抽象操作]]を実行します。
[FIG(list members)[
: [[大域オブジェクト]] : [VAR[ワーカー大域適用範囲]]
]FIG]
= [156] [VAR[realm実行文脈]]を、前項で作成された[[JavaScript実行文脈]]に設定します。
= [137] [VAR[設定群オブジェクト]]を、[VAR[realm実行文脈]]について[[ワーカー環境設定群オブジェクトの設定]]を実行した結果に設定します。
= [164] [VAR[終点]]を、[VAR[共有である]]なら [CODE[[[sharedworker]]]]、そうでないなら
[CODE[[[worker]]]] に設定します。
= [162] [VAR[オプション群]]の[F[[CODE[[[type]]]]]] により、
[FIG(switch)[
: [CODE[classic]] :
[[古典ワーカースクリプトのfetch]]を実行します。 [VAR[URL]]、[VAR[リファラー]]、
[VAR[設定群オブジェクト]]、[VAR[終点]]を引き渡します。
[VAR[続きの処理]]は、 >>163 とします。
: [CODE[module]] : 
[[モジュールスクリプト木のfetch]]を実行します。[VAR[URL]]、
[VAR[オプション群]]の[F[[CODE[[[credentials]]]]]]、
[VAR[終点]]、[VAR[設定群オブジェクト]]を引き渡します。
[VAR[暗号学的nonce]]は、[[空文字列]]とします。
[VAR[続きの処理]]は、 >>163 とします。
]FIG]
]FIG]

[163] いずれかの [[fetch]] の結果、[[非同期的]]に、
[VAR[スクリプト]]を受け取って次の処理が続けることとなります。

[FIG(steps)[
= [57] [VAR[スクリプト]]が null の場合、
== [58] [[タスクをキューに追加]]します。
[FIG(list members)[
[FIGCAPTION[
[51] [[タスク]]
]FIGCAPTION]
:[F[[[タスク源]]]]:[[DOM操作タスク源]]
:[F[処理]]:
[FIG(steps)[
= [60] [[単純イベントを発火]]します。
[FIG(list members)[
[FIGCAPTION[
[52] [[単純イベント]]
]FIGCAPTION]
:[F[[[イベント型]]]]:[CODE(DOMe)@en[[[error]]]]
:[F[[[対象]]]]: [VAR[ワーカー]]
]FIG]
]FIG]
]FIG]
== [59] ここで終わります。
= [138] [VAR[ワーカー]]に[VAR[ワーカー大域適用範囲]]を関連付けます。
= [139] [VAR[内側ポート]]を、[[新しい[CODE(DOMi)@en[MessagePort]]オブジェクトを作成]]した結果に設定します。
その[F[[[所有者]]]]は[VAR[設定群オブジェクト]]とします。
= [140] [VAR[内側ポート]]を、[VAR[ワーカー大域適用範囲]]に関連付けます。
= [141] [VAR[外側ポート]]と[VAR[内側ポート]]を [[entangle]] します。
= [142] [VAR[文書群]]の各[[文書]]を[VAR[ワーカー大域適用範囲]]の[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群のリストに追加]]します。
= [143] [VAR[親ワーカー大域適用範囲]]が null でなければ、
== [144] [VAR[親ワーカー大域適用範囲]]の[F[[[ワーカーのワーカー群]]]]のリストに[VAR[ワーカー大域適用範囲]]を追加します。
= [129] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]の[F[[[URL]]]]を、[VAR[応答]]の[F[[[URL]]]] に設定します。
= [126] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]の[F[[[HTTPS状態]]]]を、
[VAR[応答]]の[F[[[HTTPS状態]]]]に設定します。
= [131] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]と[VAR[応答]]に関して、
[[大域オブジェクトの[F[CSPリスト]]を初期化]]します。
= [62] 
[FIG(list)[
- [145] [VAR[共有である]]かつ
- [146] [F[[[マニフェストURL]]]]が [VAR[URL]] と[[同じ起源]]である [[relevant application cache]]
があって、
- [147] その [[AppCache]] に[[エントリー]]として [VAR[URL]] が含まれる ([[foreign]]
エントリーを除外''しない'') なら、
]FIG]
== [148] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]とそのうちの [[most appropriate application cache]] 
を関連付けます。
= [149] [VAR[ワーカー大域適用範囲]]に新しい [CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]
を関連付けます。
= [103] 引き続き実行に移ります。
]FIG]

* 実行

[104] [[ワーカー]]は、[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]が空でなくなると、
[DFN[[[permissible worker]]]] となります [SRC[>>42]]。
[CODE(JS)@en[[[new Worker]]]] や [CODE(JS)@en[[[new SharedWorker]]]] で最初に作られた時か、
[CODE(JS)@en[[[new SharedWorker]]]] で既存の[[共有ワーカー]]を利用する際に、
[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]に[[文書]]が追加されます。

[118] [[文書を捨てる]]操作は、[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]から[[文書]]を削除します。
これにより、次の通り [[permissible worker]] でなくなることがあります。
[FIG(list)[
- [105] [[共有ワーカー]]は、
[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]が空になった後、
[[利用者エージェント]]にまだ [F[[[completely loaded]]]] でない[[文書]]の[F[[[閲覧文脈]]]]が存在しなくなるか、
[[利用者エージェント]]定義の短い時間が経過したなら、
[[permissible worker]] ではなくなります [SRC[>>42]]。
- [106] それ以外の[[ワーカー]]は、
[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]が空になったら、
[[permissible worker]] ではなくなります [SRC[>>42]]。
]FIG]

;; [107] >>105 は [[navigate]] により[[共有ワーカー]]が短時間で再起動する無駄を防ぐための措置です。
[[フレーム]]等を考慮すると、[[起源]]に関係なくすべての[[閲覧文脈]]の[F[[[文書]]]]を考慮する必要がありそうです。

;; [108] 仕様上は「complete loaded」とありますが、 [F[[[completely loaded]]]] と同義と思われます。

;; [120] [[コンストラクター]]で作られた時点では必ず [[permissible worker]]
のはずですが (他の[[ワーカー]]内から[[コンストラクター]]を呼び出した場合で、
[[ワーカー]]の[[タスク]]の実行中にその[[ワーカー]]が [[permissible worker]]
かどうかが変化しないなら。)、新しい[[ワーカー]]の[[スクリプト]]の実行開始時点では既に
[[permissible worker]] ではなくなっている可能性はあります。

;; [114] [[permissible worker]] は、 [[active needed worker]] と [[suspendable worker]]
のどちらかです。

[109] [[ワーカー]]は、[F[[[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]]]のいずれかの[[文書]]が[[完全に活性]]なら、
[DFN[[[active needed worker]]]] です [SRC[>>42]]。

;; [110] 定義上、必ず [[permissible worker]] です。

;; [56] [[active needed worker]] でなくなった場合の処理 >>87

[113] [[ワーカー]]は、[[active needed worker]] ではなく、
[[permissible worker]] なら、 [DFN[[[suspendable worker]]]] です [SRC[>>42]]。

[66] [VAR[設定群オブジェクト]]の[F[[[大域オブジェクト]]]]の [F[[[closing flag]]]]
が[[偽]]で、[[ワーカー]]が [[suspendable worker]] である間は、
実行を[RUBYB[一時中断]@en[suspend]]しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>48]]。
その後 [F[[[closing flag]]]] が[[真]]となるか、 [[suspendable worker]]
でなくなったなら、一時中断を解除しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>48]]。

;; [121] [[fetch]] などは実行を続けるものの、結果の処理は行わない感じでしょうか?

;; [173] [[タイマー]]は [[suspend]] 中、進行が停止します。
[CODE(DOMm)@en[setTimeout]]/[CODE(DOMm)@en[setInterval]] 参照。

[112] [[active needed worker]] は、次のいずれかの場合、
[DFN[[[protected worker]]]] です [SRC[>>42]]。
[FIG(list)[
- [115] 進行中の[[タイマー]]、[[データベース取引]]、[[ネットワーク接続]]がある
- [117] [F[[[ワーカーのポート群]]]]が空でない
- [116] [[共有ワーカー]]である
]FIG]

;; [119] 未処理の[[タスク]]があるかどうかは条件に入っていません。

[65] [[ワーカー]]が [[protected worker]] ではなくなった後、
[[permissible worker]] でなくなるよりも前に、
[VAR[ワーカー大域適用範囲]]の [F[[[closing flag]]]]
を[[真]]に設定しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>48]]。

[FIG(flow)[
:start:生成
:->:active
:->:suspendable
:>>:2
:v:

:active:[[active needed worker]]
:->:protected
:->:non-permissible

:suspendable:[[suspendable worker]]
:->:non-permissible
:>>:3

:protected:[[protected worker]]
:->:active
:->:suspendable
:->:non-permissible
:v:
:>>:2

:non-permissible:非 permissible
:v:
:>>:4
]FIG]

;; [39] [[ワーカー]]が持つその他の状態については [CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]] を参照。

[67] 作成に引き続き、次のようにしなければ[['''なりません''']] [SRC[>>48]]。
[FIG(steps)[
= [68] [VAR[スクリプト]]の種別により、
[FIG(switch)[
: [[古典スクリプト]] :
[VAR[スクリプト]]について[[古典スクリプトを実行]]します。
: [[モジュールスクリプト]] :
[VAR[スクリプト]]について[[モジュールスクリプトを実行]]します。
]FIG]
= [150] [VAR[外側ポート]]の [F[[[port message queue]]]] を有効にします。
= [69] [VAR[共有である]]なら、
== [154] [[タスクをキューに追加]]します。
[FIG(list members)[
[FIGCAPTION[
[[タスク]]
]FIGCAPTION]
:[F[[[タスク源]]]]: [[DOM操作タスク源]]
:[F[処理]]:
[FIG(steps)[
= [152] [[イベント]]を[[発火]]します。
[FIG(list members)[
[FIGCAPTION[
[153] [[イベント]]
]FIGCAPTION]
:[[インターフェイス]]: [CODE(DOMi)@en[[[MessageEvent]]]]
:[F[[[trusted]]]]: [[真]]
: [F[[[イベント型]]]] : [CODE(DOMe)@en[[[connect]]]]
: [F[[[bubble]]]] : [[偽]]
: [F[[[取消可能]]]] : [[偽]]
: [F[[[既定動作]]]] : なし
: [F[[CODE(DOMa)@en[[[data]]]]]] : [[空文字列]]
: [F[[CODE(DOMa)@en[[[ports]]]]]] : [VAR[内側ポート]]を含む[[凍結配列]]
: [F[[CODE(DOMa)@en[[[source]]]]]] : [VAR[[[内側ポート]]]]
: [F[[[対象]]]] : [VAR[ワーカー大域適用範囲]]
]FIG]
]FIG]
]FIG]
= [151] それ以外なら、
== [70] [[ワーカー]]の暗示的なポートの [F[[[port message queue]]]] を有効にします。
= [71] [VAR[設定群オブジェクト]]の[F[[[有責イベントループ]]]]を
(破棄されるまで) 実行します。
= [72] 破棄の処理に続きます (>>73)。
]FIG]

* 破棄

[45] [CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]] [[インターフェイス]]の
[DFN[[CODE(DOMm)@en[[[close]]]]]] [[メソッド]]は、次のようにしなければ[['''なりません''']]
[SRC[>>44]]。
[FIG(steps)[
= [99] [[原子的]]に:
== [46] [[文脈オブジェクト]]の[F[[[イベントループ]]]]の[F[[[タスクキュー]]]]の[[タスク]]をすべて捨てます。
== [47] [[文脈オブジェクト]]の [F[[[closing flag]]]] を[[真]]に設定します。
]FIG]

[84] [[利用者エージェント]]は、いつでも[[ワーカーを殺す]]処理を実行して構いません。
例えば次の時に実行できます。 [SRC[>>77]]
[FIG(list)[
- [85] [[利用者]]に要求された時
- [86] [[CPU]] の [[quota]] 超過時
- [87] [F[[[closing flag]]]] が[[真]]に設定されてもなお走り続けている場合で、
[[active needed worker]] でなくなった時
]FIG]

[79] [DFN[[RUBYB[ワーカーを殺す]@en[kill a worker]]]]には、
[[並列に]]次のようにしなければ[['''なりません''']] [SRC[>>77]]。
[FIG(steps)[
= [80] [[ワーカー]]の [F[[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]]]
の [F[[[closing flag]]]] を[[真]]に設定します。
= [81] [[ワーカー]]の [F[[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]]]
の[F[[[イベントループ]]]]の[F[[[タスクキュー]]]]の[[タスク]]をすべて捨てます。
= [82] [[利用者エージェント]]定義の時間、待ちます。
= [83] [[ワーカー]]で動作中の[[スクリプト]]について、
[[走っているスクリプトの実行中断]]を実行します。
]FIG]

;; [93] [[run a worker]] のメインの[[スクリプト]]や [CODE(DOMm)@en[[[importScripts]]]]
の[[スクリプト]]が実行停止されることがあります。
その他の[[スクリプト]]も (明記されていませんが) 停止するはずです。

[96] [CODE(DOMi)@en[[[Worker]]]] [[インターフェイス]]の 
[DFN[[CODE(DOMm)@en[[[terminate]]]]]] [[メソッド]]は、
[F[関連付けられた[[ワーカー]]]]について[[ワーカーを停止]]しなければ[['''なりません''']]
[SRC[>>95]]。

;; [97] [CODE(DOMi)@en[[[SharedWorker]]]] にはありません。

[88] [DFN[[RUBYB[ワーカーを停止]@en[terminate a worker]]]]するには、
[[並列に]]次のようにしなければ[['''なりません''']] [SRC[>>78]]。
[FIG(steps)[
= [89] [[ワーカー]]の [F[[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]]]
の [F[[[closing flag]]]] を[[真]]に設定します。
= [90] [[ワーカー]]の [F[[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]]] 
の[F[[[イベントループ]]]]の[F[[[タスクキュー]]]]の[[タスク]]をすべて捨てます。
= [91] [[ワーカー]]で動作中の[[スクリプト]]について、
[[走っているスクリプトの実行中断]]を実行します。
= [92] [[ワーカー]]の [F[[CODE(DOMi)@en[[[WorkerGlobalScope]]]]]]
が [CODE(DOMi)@en[[[DedicatedWorkerGlobalScope]]]] なら、
[[ワーカー]]の[F[暗示的なポート]]が [[entangle]] されている [[port message queue]]
を空にします。
]FIG]

;; [94] [[run a worker]] のメインの[[スクリプト]]や [CODE(DOMm)@en[[[importScripts]]]]
の[[スクリプト]]が実行停止されることがあります。
その他の[[スクリプト]]も (明記されていませんが) 停止するはずです。

[73] 破棄の処理 (>>72 から呼び出されます。) は、次のようにしなければ[['''なりません''']]
[SRC[>>48]]。
[FIG(steps)[
= [74] [[環境設定群オブジェクト]]の[F[[[活性タイマーのリスト]]]]を空にします。
= [75] [[ワーカーのポート群]]のすべてのポートを [[disentangle]] します。
= [76] [[ワーカーの[CODE(DOMi)@en[Document]]群]]を空にします。
]FIG]

[40] [F[[[Blob URL Store]]]] 内の [[Blob URL]] は (暗黙に) 破棄されると思われます。

[111] [CODE(DOMi)@en[[[Worker]]]] や [CODE(DOMi)@en[[[SharedWorker]]]]
への参照を破棄すると、その[[ワーカー]]に[[スクリプト]]からアクセスする手段がなくなるかもしれませんが、
それによって[[ワーカー]]が破棄されるわけではありません。

* 歴史

** Web Workers

[35] [[Ian Hickson]] は[[ワーカー]]の導入に当たり、 [[HTML5]]
本体とは別の [DFN[[[Web Workers]]]] 仕様書を新たに作成しました。

[36] しかしその後 [[Web Workers]] 仕様書は [[Web Applications 1.0]] (現在の
[[HTML Standard]]) に統合され、単独の仕様書としては出版されなくなりました。

;; [37] その後も [[W3C]] 版 [[Web Workers]] 仕様書は取り残されていますが、
気にする必要はありません。

[22] [CITE[HTML5WorkerProposal - google-gears - Google Code]] ([TIME[2008-03-23 20:14:32 +09:00]] 版) <http://code.google.com/p/google-gears/wiki/HTML5WorkerProposal>

[23] [CITE[Worker - 素人がプログラミングを勉強するブログ]] ([TIME[2009-03-07 22:03:26 +09:00]] 版) <http://d.hatena.ne.jp/javascripter/20090306/1236326979>

[24] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20120827]]
( ([TIME[2012-09-03 21:22:43 +09:00]] 版))
<http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20120827#l-596>

[25] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Feedback on Web Worker specification]]
( ([TIME[2012-11-20 23:30:54 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2012-November/038038.html>

[26] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Real-time thread support for workers]]
( ([TIME[2012-12-29 16:40:16 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2012-December/038480.html>

[27] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Possible bug in the way the spec about worker GC behavior]]
( ([TIME[2013-12-04 00:44:38 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2013-December/041684.html>

[28] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Flow Control on Websockets]]
( ([TIME[2013-12-04 00:44:38 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2013-December/041687.html>

[29] [CITE@en[Sync IO APIs in Shared Workers]]
( ([[Jonas Sicking]] 著, [TIME[2013-11-22 11:33:51 +09:00]] 版))
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2013OctDec/0531.html>

[30] [CITE@en[Web Applications 1.0 r8405 Various editorial tweaks.]]
( ([TIME[2014-01-17 17:12:00 +09:00]] 版))
<http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=8404&to=8405>

[31] [CITE@en[Re: On starting WebWorkers with blob: URLs...]]
( ([[Jonas Sicking]] 著, [TIME[2014-02-20 09:09:42 +09:00]] 版))
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2014JanMar/0444.html>

[32] [CITE@en[Web Applications 1.0 r8837  Allow browsers to let shared workers survive navigation for a short time.]]
( ([TIME[2014-10-15 06:44:00 +09:00]] 版))
<https://html5.org/r/8837>

[33] [CITE@en[''''''[''''''webappsec'''''']'''''' Rechartering: sandboxed cross-origin workers]]
( ([[Brad Hill]] 著, [TIME[2014-11-10 09:10:31 +09:00]] 版))
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webappsec/2014Nov/0129.html>

[1]
[CITE@en-US-x-hixie[Web Workers]] ([CODE[2008-07-09 20:07:39 +09:00]] 版) <http://www.whatwg.org/specs/web-workers/current-work/>
([[名無しさん]])

[2]
[CITE[Workers]] ([[Ian Hickson <ian@...>]] 著, [CODE[2008-07-10 01:30:50 +09:00]] 版) <http://permalink.gmane.org/gmane.org.w3c.whatwg.discuss/14607>
([[名無しさん]])


[3]
[CITE@en-US-x-hixie[Web Workers]] ([TIME[2008-07-11 21:09:52 +09:00]] 版) <http://suika.fam.cx/www/markup/html/html5/spec-ja/workers-non-normative>


[4] [CITE[Workers]] ([[Ian Hickson]] 著, [TIME[2008-08-27 09:50:15 +09:00]] 版) <http://permalink.gmane.org/gmane.org.w3c.whatwg.discuss/15294>

[5] [CITE[Workers feedback]] ([[Ian Hickson]] 著, [TIME[2008-11-13 23:30:47 +09:00]] 版) <http://permalink.gmane.org/gmane.org.w3c.whatwg.discuss/16498>

[6] [CITE[Workers feedback]] ([[Ian Hickson]] 著, [TIME[2008-11-18 03:43:58 +09:00]] 版) <http://permalink.gmane.org/gmane.org.w3c.whatwg.discuss/16621>

[7] [CITE@en-us[Firefox 3.1 for developers - MDC]] ([TIME[2009-02-08 18:25:06 +09:00]] 版) <https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_3.1_for_developers#.E6.96.B0.E3.81.97.E3.81.8F.E3.82.B5.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.95.E3.82.8C.E3.81.9F.E6.A9.9F.E8.83.BD_2>

[8] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]] ([TIME[2009-04-23 14:39:27 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/2009/WD-workers-20090423/>

[9] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
([TIME[2009-10-29 03:44:26 +09:00]] 版)
<http://www.w3.org/TR/2009/WD-workers-20091029/>

[10] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
([TIME[2009-12-18 01:36:30 +09:00]] 版)
<http://www.w3.org/TR/2009/WD-workers-20091222/>

[11] [CITE['''['''whatwg''']''' Web Workers feedback]]
([TIME[2010-04-23 07:26:52 +09:00]] 版)
<http://lists.whatwg.org/htdig.cgi/whatwg-whatwg.org/2010-April/025992.html>

[12] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Workers feedback]]
( ([TIME[2011-02-05 09:56:05 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/htdig.cgi/whatwg-whatwg.org/2011-February/030238.html>

[13] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
( ([TIME[2011-02-09 06:06:56 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/2011/WD-workers-20110208/>

[14] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
( ([TIME[2011-03-10 02:01:52 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/2011/WD-workers-20110310/>

[15] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
( ([TIME[2011-09-02 21:08:08 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/2011/WD-workers-20110901/>

[16] [CITE@en[New tests submitted by Microsoft for WebApps specs]]
( ([[Adrian Bateman]] 著, [TIME[2011-09-14 10:26:30 +09:00]] 版))
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2011JulSep/1406.html>

[17] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
( ([TIME[2012-03-12 22:02:57 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/2012/WD-workers-20120313/>

[18] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20120403]]
( ([TIME[2012-04-13 00:14:14 +09:00]] 版))
<http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20120403#l-170>

[19] [CITE@en-US-x-Hixie[Web Workers]]
( ([TIME[2012-05-01 21:20:59 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/2012/CR-workers-20120501/>

[100] [CITE[''''''[''''''whatwg'''''']'''''' Reporting errors during Web Worker startup]]
( ([TIME[2013-07-13 05:21:03 +09:00]] 版))
<http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2013-July/040018.html>

[101] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20130711]]
( ([TIME[2013-07-14 16:09:35 +09:00]] 版))
<http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20130711>


[20] [CITE@en[Web Applications 1.0 r8328 for consistency, lowercase 'workers' in some references to Web workers]]
( ([TIME[2013-12-04 07:28:00 +09:00]] 版))
<http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=8327&to=8328>

[102] [CITE@en[Web Applications 1.0 r8361     Describe what happens when you try to run a bad script as a worker]]
( ([TIME[2013-12-17 08:20:00 +09:00]] 版))
<http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=8360&to=8361>

[21] [CITE@en[Re: ''''''[''''''workers'''''']'''''' Seeking status and plans]]
( ([[Simon Pieters]] 著, [TIME[2014-09-29 18:06:36 +09:00]] 版))
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-test-infra/2014JulSep/0080.html>

** Service Worker

[38] [[AppCache]] の代替として、新たな種類の[[ワーカー]]である [[Service Worker]]
が開発されました。 [[Service Worker]] は従来の[[ワーカー]]と似ている点も多く、
多くの機構を共有または継承していますが、そうでない点も多くあります。

;; 詳細は [[Service Worker]] を参照。


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[41] [CITE@en-US[Content Processes - Mozilla | MDN]]
([TIME[2014-12-21 23:51:46 +09:00]] 版)
<https://developer.mozilla.org/en-US/Add-ons/SDK/Guides/Contributor_s_Guide/Content_Processes>
]FIGCAPTION]

> Content Workers
> A content worker is an object that is used to inject content scripts into a content process, and to provide a pipe between each content script and the main add-on script. The idea is to use a single content worker for each content process. The constructor for the content worker takes an object containing one or more named options. Among other things, this allows us to specify one or more content scripts to be loaded.

]FIG]

[122] [CITE@en[Normative references to Workers.]]
([[Mike West]] 著, [TIME[2015-09-16 02:31:16 +09:00]] 版)
<https://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2015JulSep/0361.html>

[123] [CITE@en[Re: Normative references to Workers.]]
([[Arthur Barstow]] 著, [TIME[2015-09-16 21:17:36 +09:00]] 版)
<https://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2015JulSep/0367.html>

[124] [CITE@en[Integrate Fetch into HTML · whatwg/html@7c5555a]]
([TIME[2015-09-18 19:49:12 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/7c5555a16f2920c02244c10756bb2f1a11e87a22>

[125] [CITE@en[Web Workers]]
([TIME[2015-09-23 23:47:47 +09:00]] 版)
<http://www.w3.org/TR/2015/WD-workers-20150924/>

[127] [CITE@en[Add 'HTTPS state' to settings objects · whatwg/html@6de5241]] ([TIME[2015-09-29 23:41:32 +09:00]] 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/6de524157fcf341e10efb3eec634bcf7325e6ee4>

[128] [CITE@en[PSA: Change the Latest Editor's Drafts of WebStorage, WebWorkers, WebMessaging, Server-Sent Events and WebSockets]]
([[Xiaoqian Wu]] 著, [TIME[2015-10-20 02:52:22 +09:00]] 版)
<https://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2015OctDec/0099.html>

[130] [CITE@en[Give workers a base URL and clean up shared workers · whatwg/html@b620471]] ([TIME[2015-11-06 21:29:02 +09:00]] 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/b620471ff823e8e6507b077cf0785a530762f5e3>

[132] [CITE@en[Add and populate global object's "CSP list" · whatwg/html@479dfbf]] ([TIME[2015-11-06 23:15:17 +09:00]] 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/479dfbf1ff68b746ed3f81cc7415165e3342709e>

[133] [CITE@en[CfC: Is Web Workers Ready for CR? deadline Dec 14]]
([[Xiaoqian Wu]] 著, [TIME[2015-11-30 22:31:38 +09:00]] 版)
<https://lists.w3.org/Archives/Public/public-webapps/2015OctDec/0182.html>

[134] [CITE@en[Rewrite global object initialization to delegate to ES · whatwg/html@cf0355d]]
([TIME[2015-12-16 19:14:49 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/cf0355d7e0e229b98f7fbd51b8c7608010c787f5>

[155] [CITE@en[Rewrite script execution on top of ES · whatwg/html@4891d18]]
([TIME[2015-12-23 01:15:41 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/4891d18aaf2df1d40aa61f467a5a10cfc19dd85d>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[64] [CITE[Web Workers]]
([TIME[2015-12-16 02:10:29 +09:00]] 版)
<https://w3c.github.io/workers/>
]FIGCAPTION]

> No one in the Web Platform Working Group is actively working on this specification. For the latest version of Web Workers use the WHATWG Living Standard.

]FIG]

[157] [CITE@en[Add <script type="module"> and module resolution/fetching/evaluation · whatwg/html@cd1a9fb]] ([TIME[2016-01-29 23:01:05 +09:00]] 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/cd1a9fb1e83f7d0bc30be8b34ecdaf444a0b19a4>


[158] [CITE@en[27793 – In 10.2.6.4 "Shared workers and the SharedWorker interface", The note at Step 6 should include blob: urls.]]
([TIME[2016-01-30 12:22:25 +09:00]] 版)
<https://www.w3.org/Bugs/Public/show_bug.cgi?id=27793>

[159] [CITE@en[CSP: Fix workers' CSP list initialization. · whatwg/html@05f9f32]]
([TIME[2016-01-30 13:31:07 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/05f9f3266d6050b8b299ec365fdc63d5eab5b2b3>

[160] [CITE@en[URLs are parsed and produce records · whatwg/html@30bc255]]
([TIME[2016-02-14 23:05:46 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/30bc2557105ad62881ec9670f253febbc9761b44>

[161] [CITE@en[Add module workers · whatwg/html@e3a5bb7]]
([TIME[2016-02-15 23:14:41 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/e3a5bb757f64374c37d8c4528c01298463ef0b2a>



[54] [CITE@en[Fix #715: clarify how aborting a running script works · whatwg/html@6a48bfb]]
([TIME[2016-02-24 16:55:19 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/6a48bfbf1066034eab4786d62ba4017593c48430>

[61] [CITE@en[Make script fetching more correct with regard to request destinations · whatwg/html@6dc9c9e]]
([TIME[2016-02-29 18:07:22 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/6dc9c9e1efcc3122294fb015e4a4eea66456a611>

[165] [CITE@en[22700 – Inline Web worker scripts]]
([TIME[2016-03-17 16:51:17 +09:00]] 版)
<https://www.w3.org/Bugs/Public/show_bug.cgi?id=22700>

[166] [CITE@en[Sync with recent changes to the JS spec's job queue · whatwg/html@5af258f]]
([TIME[2016-03-24 21:49:16 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/5af258f33e3e2f55eb30e611cb7aee625a8bd16a>

[167] [CITE@en[Use FrozenArray for Navigator#languages and MessageEvent#ports · whatwg/html@e4df68a]]
([TIME[2016-03-25 13:54:24 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/e4df68a41b86753c7fcdd0d8ea4615f63ffc87e9>

[168] [CITE@en[Clarify settings object, realm, and global relationships · whatwg/html@0866f1b]]
([TIME[2016-03-28 00:38:08 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/0866f1b3f4b4ea5a99a30909e9bbe557dea0b460>

[169] [CITE@en[Clarify settings object, realm, and global relationships · whatwg/html@0866f1b]]
([TIME[2016-03-28 00:43:47 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/0866f1b3f4b4ea5a99a30909e9bbe557dea0b460>

[170] [CITE@en[27143 – There's no reason to set a "responsible browsing context" since it is never used. Not having it for ''''''[''''''...'''''']'''''']]
([TIME[2016-03-29 11:20:20 +09:00]] 版)
<https://www.w3.org/Bugs/Public/show_bug.cgi?id=27143>

[171] [CITE@en[Editorial: give worker APIs introductions · whatwg/html@afab06c]]
([TIME[2016-04-06 16:30:02 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/afab06c9a6f48963f4713eed2c8a75324712a9b5>

[172] [CITE@en[Pass cryptographic nonce metadata to Fetch · whatwg/html@5479e07]]
([TIME[2016-04-07 16:23:51 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/5479e07a6f6e01062b85b5fe6799752b0370336c>