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[1] [[URL]] は長いので、省略されることがあります。
* 相対 URL
[2] [[相対URL]]は、[[基底URL]]を与えて[[解決][URL解決]]されるべきものとして省略形にしたものです。
[3] [[Unix]] の[[ファイルシステム]]における[[相対パス]]に由来します。
[4] [[相対URL]]を使うと[[起源]]の変更 ([[開発サーバー]]と[[本番サーバー]]の違いなど)
や[[ディレクトリー]]の変更 ([[ローカルファイル]]と[[サーバー]]上のファイルの配置の違いなど)
のような [[URL]] の変更でいちいち参照をすべて書き換える必要がないという利点があります。
* 名前空間接頭辞
[5] [[XML名前空間]]の[[名前空間接頭辞]]は、[[名前空間URL]]を一時的に省略して表すものです。
[6] [[RDF/XML]] では [[QName]] を[[名前空間URL]]と[[局所名]]を連結した[[展開URL]]
の省略形として扱っています。
[[N3]]、[[SPARQL]]、[[RDFa]] など多くの [[RDF]] の記述形式にも同様の仕組みがあり、
[[CURIE]] や[[接頭辞名]]などの呼称が与えられていることもあります。
[13]
名前がいろいろあることから推察できるように、微妙な違いがいろいろあって難しいです
[SEE[ [[QName]] ]]
* 実体参照
[7] [[RDF/XML]] など一部の [[XML文書]]では、[[名前空間URL]]に相当する部分を[[実体][XML実体]]として[[宣言]]しておき、
[[実体参照]]として利用する、[[XML]] の実体構造を利用した省略形が用いられることがありました。
* 人間用の省略形
[8] [[口頭]]や[[紙]]や[[画像]]などで [[URL]] が記述される際に、
[CODE[http://]] や [CODE[https://]] が省略されることがあります。
[9] その場合、ただの[[ドメイン名]]のように見えるものが、
実は [[HTTP(S) URL]] を意味していることがあります。
[10] その場合に更に[[ドメイン名]]の先頭の [CODE[www.]]
が省略されることもありました。
[11] こうした非公式な省略形は、
[[アドレスバー]]や
[[URL自動リンク]]の実装が一部対応していることもあります。
* プロキシ指定
[12]
[CODE[http_proxy]] など[[プロキシ]]の指定に使う[[環境変数]]では、
[[URL]] かその先頭の [[URL scheme]] と [CODE[://]]
を省略したものを指定できます。