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[1] [DFN[KS X 1001]] (旧 [DFN[KS C 5657]]) は
[[KS X 1001]] に含まれない文字を補った94[SUP[2]]
の [[JIS X 0208]] 型[[符号化図形文字集合]]の規格です。
= '''KS C 5657‐1991'''
[2] 規格票の漢字の部分は手書きだそうです [SRC[[[CJK.INF]]]]。
[3] 符号化文字集合:
= 1区〜7区 [[発音区別符]]付き[[ラテン文字]] (613文字)
= 8区〜10区 [[発音区別符]]付き[[ギリシャ文字]] (273文字)
= 11区〜13区 記号 (275文字)
= 14区 合成[[ハングル字母]] (27文字)
= 16区1点〜36区50点 [[ハングル音節]] (1930文字)
= 37区1点〜54区77点 [[ハングル音節]] (1675文字)
= 55区1点〜85区36点 [[漢字]] (2856文字)
[4] [[漢字]]は [[KS X 1001]] とは異なり、発音に関わらず
1文字当たり1[[符号位置]]となっています。
[5] 1区〜7区は規格票では615文字とされており、
19頁で存在することになっている2文字は実は [[KS X 1001]]
に含まれているものだそうです [SRC[[[CJK.INF]]]]。
,KS X 1002 (GL) ,文字 ,KS X 1001 (GL)
,0x2137 ,X ,0x2358
,0x217A ,TM ,0x2262
[6] 37区〜54区は規格票では1677文字とされているものの実際にはやはり
2文字少ないそうです [SRC[[[CJK.INF]]]]。
[7] 16区〜54区はそのまま [[ISO/IEC 10646]]‐1:1993
でも使われていましたが、[[ハングルの大移動]]でばらばらになりました。
[8]
[[KS X 1002:2001]]
は第1拡張集合の[[終端バイト]]を
[N[4/5]]、
第2拡張集合の[[終端バイト]]を
[N[4/6]]
と定めていました。
[9]
第1拡張集合が通常 [[KS X 1002]] の[[図形文字集合]]といわれているものを指すようです。
第2拡張集合は[[終端バイト]]の説明以外では出てきません。すべて未割当ということでしょうか。
[10]
[[終端バイト]]はどちらも [[ISO-IR]] では無関係の[[図形文字集合]]に割り当てられています。
正式登録前に先走って勝手に使い始めたパターンでしょうか。
その後他の[[終端バイト]]で正式登録もされていないのは、
面倒で諦めたのでしょうか?
[11]
[[非漢字]]非[[ハングル]]には [[ISO/IEC 10646]] 方式の[[文字の名前]]が与えられています。
;; [12] 不思議なことにこれより後の [[KS X 1001]] の改正では [[KS X 1001]]
の方の[[非漢字]]非[[ハングル]]に[[韓国語]]の名前を与えて、
[[ISO/IEC 10646]] 方式の[[文字の名前]]は与えていません。
[13]
関連:
[[Adobe-KR]]