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[2]
[DFN[坂本太郎]]は、[[日本]]の[[歴史研究者]]でした。
主に[[日本古代史]]を研究しました。
[10] [[六国史]]研究など、古代史の基礎的部分の研究業績が現在まで高く評価されています。
[8]
[[昭和の元号危機]]や[[元号法]]制定では、
[[元号]]を高く評価する立場から[[国会]]で意見を述べるなどしました。
*
[14] [[坂本太郎]]が残した有名な言葉があります。
[13]
[CITE[記紀研究の現段階]], >>4 pp. 一-一七, 初出:
史学会大会講演、昭和三十八年十一月
p.3
>
[BOX(vertical)[
記紀''で''研究する前に、記紀''を''研究しなければならぬ、手段として扱う前に、
目的自体として研究しなければならぬと思うのである。
]BOX]
- [15]
[CITE[[[日本書紀の誕生―編纂と受容の歴史―]]]]
-- [16] [CSECTION[序]], [[河内春人]], [TIME[二〇一八年三月][2018-03]], pp. i-vi
-- [17] 1 [CITE[日本書紀研究の現在]], [[荊木美行]], pp. 3-25
p. vi
>
[BOX(vertical)[
坂本太郎は「六国史''で''、歴史を研究する前に、六国史''を''、研究する段階が必要だと思うのである」
という至言を残した。
]BOX]
p. 4
>
[BOX(vertical)[
かつて坂本太郎は、記紀''で''研究する前に記紀''を''研究すべきことの重要性を説いたが
(坂本、一九六三)、
]BOX]
;; [18] 坂本1963は >>13 の論文 ([CITE[坂本太郎著作集]] 2, [TIME[1988][year:1988]] 収録)
* [CITE[日本古代史の基礎的研究]]
[3]
[DFN[[CITE[日本古代史の基礎的研究]]]]
(上 文献篇、
下 制度篇)
は、
[[坂本太郎]]の多くの主要な[[論文]]をまとめたものでした。
[REFS[
- [4] [CITE@ja-jp[[[日本古代史の基礎的研究]]〈上〉文献篇 (1964年)]], [TIME[2020-02-23 17:17:34 +09:00]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JBGMPM/wakaba1-22/>
- [5] [CITE@ja-jp[[[日本古代史の基礎的研究]]〈下〉制度篇 (1964年)]], [TIME[2020-02-23 17:18:56 +09:00]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JBGMPC/wakaba1-22/>
]REFS]
[6]
現在の
[CITE[日本書紀]]
研究など日本古代史研究の基礎となった、
今でもしばしば参照される[[論文]]が数多く掲載されています。
[7]
古書店でよく流通しているようで、
良い状態のものが安価で入手できます。
[TIME[2020-02-23T08:21:00.400Z]]
[11]
上巻
[CSECTION[序]]
の日付
「昭和三十九年五月」
([[縦書き]])
[12]
上巻奥付より:
「[TIME[1964年5月30日][1964-05-30]] 初版発行
[TIME[1971年11月30日][1971-11-30]] 第3刷発行」
* メモ
[9]
[[所功]]が師事しました。
[1] [CITE@ja[坂本太郎 (歴史学者) - Wikipedia]]
([TIME[2020-02-08 10:58:55 +09:00]])
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E_(%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E5%AD%A6%E8%80%85)>