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[1] [[Web]] では、[[左上隅]]を[[原点]]とし、[[水平]]方向を [VAR[X]] 軸、
[[垂直]]方向を [VAR[Y]] 軸として[[右下]]が[[正]]の方向になる[[座標系]]を採用しています。

[2] 次の場面でこの[[座標系]]が採用されています。
[FIG(short list)[
- [[CSS]]
- [[SVG]]
- [[画像写像]]
- [[媒体素片]] [CODE(URI)[[[xywh]]]]
]FIG]

* 負

[3] [[負]]の方向もありますが、制限もあります。

[4] [[媒体素片]]では構文的に[[負]]の値は表現できません。

* 小数

[5] [[座標]]上の値は基本的には[[画素]]単位となっていますが、
[[小数]]の[[座標]]も表現できることがあります。

[6] [[媒体素片]]では構文的に[[画素]]単位または[[百分率]]単位に満たない値は表現できません。

* [VAR[Z]] 軸

[7] [[CSS]] では [CODE(CSS)@en[[[z-index]]]] [[特性]]により前後方向を指定できます。
しかし [VAR[X]] や [VAR[Y]] とは違って無単位の値になっています。

;; [8] [VAR[X]] や [VAR[Y]] の軸とは違って前後方向に対して斜めに表示できません。

* 座標変換

[9] [[画像写像]]は [[CSS]] による変形の結果に対する座標となっています。

[10] [[媒体素片]]は[[アスペクト比]]の変換等の変形の結果に対する座標となっています。