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[190] 本項では、国境や[[時間帯]]境界を超えて運行される交通機関や宇宙空間等における[[時間帯]]の扱いをまとめています。
* 鉄道
[180] [[ロシア]]の鉄道の時刻表や[[駅]]の時計、[[切符]]の時刻は[[モスクワ時間]]を採用しています [SRC[>>179, >>183, >>184, >>185, >>188]]。
[182] しかし乗客は現地時刻に合わせて時計を調整しているようです [SRC[>>181, >>184, >>186, >>187]]。
[REFS[
- [179] [CITE[ロシアのタイム・ゾーン]] ([TIME[2011-05-22 14:49:21 +09:00]] 版) <http://dvor.jp/time_zone.htm>
- [183] [CITE@ja[シベリア鉄道 - Wikitravel]] ([TIME[2014-08-31 05:42:39 +09:00]] 版) <http://wikitravel.org/ja/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%89%84%E9%81%93#.E6.99.82.E5.88.BB.E8.A1.A8>
- [181] [CITE@ja[シベリア鉄道でロシア横断 旅日記 (1998 Summer) : イルクーツク→モスクワ]] ([TIME[2013-09-21 05:24:46 +09:00]] 版) <http://oasis.halfmoon.jp/traveldia2/russia98/ru-3.html>
- [184] ([TIME[2009-05-17 08:58:02 +09:00]] 版) <http://hikoyoshi-koji-sekai.la.coocan.jp/shiberiya07/3.nichime/3nichime.html>
- [185] [CITE@ja[今見るシベリア強制抑留の真実 : 群馬県議会議員 中村紀雄]] ([TIME[2006-05-30 15:17:18 +09:00]] 版) <http://homepage3.nifty.com/kengi-nakamura/siberia/03-03.html>
- [186] [CITE[アジアンカフェをよろしく! ♪流れる雲を追いかけながら♪ バム鉄道からシベリア鉄道へ。]] ([[アジアンカフェ]] 著, [TIME[2014-08-31 05:45:29 +09:00]] 版) <http://asiancafe3232.blog.fc2.com/blog-entry-181.html>
- [187] [CITE[trip5]] ([TIME[2003-04-12 05:28:00 +09:00]] 版) <http://www4.famille.ne.jp/~icp8525/trip5/trip5.htm>
- [188] [CITE[シベリア鉄道 専門旅行社 ツーリストシアター]] ([TIME[2014-04-18 07:03:23 +09:00]] 版) <http://www.touristtheater.com/railway/siberia_guide.htm>
]REFS]
[189] [[ロシア]]、[[モンゴル]]、[[中国]]を結ぶ[[鉄道]]では、それぞれの国の標準時
([[ロシア]]国内は[[モスクワ時間]]) を採用しているようです。
[195] [[オーストラリア]]の鉄道では車内アナウンスがあり [SRC[>>193]]、
乗客が現地時間に調整しているようです [SRC[>>193, >>194]]。
[REFS[
- [193] [CITE[インディアンパシフィック号 オーストラリア 大陸横断鉄道の旅 谷口伸夫の旅/ウェブリブログ]] ([TIME[2014-07-26 02:45:16 +09:00]] 版) <http://taniguchi.at.webry.info/201401/article_1.html>
- [194] [CITE[オーストラリアの鉄道 南に向かって出発]] ([TIME[2013-10-15 13:57:48 +09:00]] 版) <http://tetsudou.imajinsha.co.jp/ghan04.html>
]REFS]
* 船舶
[170][[船舶]]上では一般に沿岸国の標準時を使い、
[[公海]]上ではその[[経度]]から定まる時刻を使うようです。あるいは一貫して当該[[船舶]]で定めた時間帯を使うこともあるようです。
[SRC[>>169, >>171, >>172]]
[2] >>3 (昭和5年)、>>1 (1934年) によれば、日本と満州・中国まで1時間の時差があり、
船旅の場合毎朝30分ずつ時間を調整していたようです。 (2日かかったのでしょう。)
[5] かつては艦船航海中毎日正午に当地標準時を用いる慣例がありましたが、
船舶間、対地上、記録上の時刻の混乱があり、
1919年ロンドン万国会議で東経7度30分子午線を0時線とし、東西経度15度ごとに海域を区切り、
1時間ずつ増減するものとし、海域内すべての艦船で同じ時刻を用いることとしました。
日本の艦船も大正11年4月よりこれを採用しました。 [SRC[>>4]]
[REFS[
- [4] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 歴'''['''キ''']'''略説]] ([TIME[2015-11-21 18:15:02 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1019993/33>
- [169] [CITE[日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール]] ([TIME[2012-04-24 09:56:23 +09:00]] 版) <http://www.jsanet.or.jp/seminar/text/seminar_038.html>
- [171] ([TIME[2007-05-28 04:38:37 +09:00]] 版) <http://www.pa.cgr.mlit.go.jp/ube/gakusyuu/pdf/b/b_5.pdf#page=20>
- [172] [CITE[船の不思議Q&A]] ([TIME[2009-04-05 03:00:37 +09:00]] 版) <http://www5e.biglobe.ne.jp/~yotteman/qanda.htm#%EF%BC%B116%EF%BC%8E%E6%99%82%E5%88%BB%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%A8%E6%99%82%E5%B7%AE%E3%83%9C%E3%82%B1>
- [3] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 鮮満支旅行手引. 昭和5年版]] ([TIME[2015-11-21 17:59:03 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1097898/24>
- [1] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 鮮満中国旅行手引]] ([TIME[2015-11-21 17:55:46 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1122555/28>
]REFS]
* 航空機
[192] 航空管制では [[UTC]] が用いられています [SRC[>>191]]。
[175] 時刻表上の[[時刻]]は、それぞれの現地時刻によって表記するのが普通です。
[176] 機内には出発地と到着地の時刻が表示されているのが一般的なようです。
[177] 乗客は出発時に時計を調整する人もいれば、到着時に調整する人もいるようです。
[174] [[イスラム教徒]]の礼拝の時刻の決定方法について、広く採用されている方法は無いようです。
[REFS[
- [191] [CITE@ja[航空:航空管制官 公式 - 国土交通省]] ([TIME[2014-08-12 00:45:35 +09:00]] 版) <http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr14_000010.html#section13>
- [173] [CITE@ja[航空機内での礼拝はいつする? イスラム教徒の悩み解決するウェブサイト 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News]] ([TIME[2014-08-31 05:20:27 +09:00]] 版) <http://www.afpbb.com/articles/-/2870501?pid=8767410>
]REFS]
* 宇宙船
[163] [[国際宇宙ステーション]]では [[UTC]] が使われています [SRC[>>164]]。
[178] [[スペースシャトル]]では、打ち上げからの経過時間である
[ABBR@en[MET][Mission Elapsed Time]] を使い、 [[UTC]] も併用するようです [SRC[>>164]]。
[REFS[
- [164] [CITE@ja[宇宙では時刻の単位は何を使用しているのですか? | ファン!ファン!JAXA!]] ([TIME[2014-08-30 07:22:05 +09:00]] 版) <http://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/196.html>
]REFS]
* メモ
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[6] [CITE[Himuro essay:200007hm.html]]
([TIME[2003-07-05 17:27:30 +09:00]] 版)
<http://homepage2.nifty.com/cat-fish/200007hm.html>
]FIGCAPTION]
> 無線で時刻信号が送られるようになったのは一九一二(大正元)年九月一日からである。それま
> で、神戸や横浜や門司の港では、海上の長い旅をして入港した船に時刻を知らせるため、高い塔か
> ら毎日正午に球を落として見せた。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[7] [CITE[Sources for Time Zone and Daylight Saving Time Data]]
([TIME[2015-10-02 00:09:07 +09:00]] 版)
<https://www.ietf.org/timezones/tz-link.html>
]FIGCAPTION]
>
> A ship within the territorial waters of any nation uses that nation's time. In international waters, time zone boundaries are meridians 15° apart, except that UTC−12 and UTC+12 are each 7.5° wide and are separated by the 180° meridian (not by the International Date Line, which is for land and territorial waters only). A captain can change ship's clocks any time after entering a new time zone; midnight changes are common.
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] ([TIME[2015-08-11 11:02:03 +09:00]] 版)
<https://www.ietf.org/timezones/data/Theory>
]FIGCAPTION]
>
> ----- Time and time zones on Mars -----
>
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[9] [CITE[宇宙でキブラ(聖地メッカの方向)はどちら?(Radikal紙)]]
([TIME[2010-10-06 15:49:59 +09:00]] 版)
<http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News2006420_2242.html>
]FIGCAPTION]
> 礼拝の時間については、スペースシャトルの位置から一番近い国の時間に合わせればいい。世界の標準時に合わせればいいのだ。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[10] [CITE@ja[宇宙標準時?]]
([TIME[2015-11-23 23:48:30 +09:00]] 版)
<http://qa.life.auone.jp/qa/q5337305.html>
]FIGCAPTION]
> ISS では UTC (GMT) を使っていたはず.
> イスラム教徒の礼拝については「打ち上げた地点の標準時」を採用してるみたいだけど.
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[11] [CITE@ja[航空機内での礼拝はいつする? イスラム教徒の悩み解決するウェブサイト 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News]]
([TIME[2015-11-23 23:51:50 +09:00]] 版)
<http://www.afpbb.com/articles/-/2870501>
]FIGCAPTION]
> シンガポールに拠点を置くクレセントレーティング(Crescentrating)社の開発した「Air Travel Prayer Time Calculator(空の旅での礼拝時間計算機)」は、出発地と到着地や、離着陸の時間、飛行ルートなどのデータを基に、機内で祈りを捧げるべき時間を示してくれる。
> 既存のサービスは地上の現在地に基づいて礼拝時間を提供するものばかりで、上空の機内での礼拝時間を計算するサービスがなかったことから、多くのイスラム教徒たちが妥協せざるをえなかった。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[12] [CITE@ja[油井宇宙飛行士が記者会見を実施:油井宇宙飛行士ISS長期滞在 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA]]
([[JAXA]] 著, [TIME[2015-11-24 02:16:44 +09:00]] 版)
<http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/yui/news/150105_yui_press.html>
]FIGCAPTION]
> 断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[13] [CITE@ja-JP[時差との上手な付き合い方 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(25)]]
([TIME[2015-11-29 16:24:17 +09:00]] 版)
<http://www.aviationwire.jp/archives/75802>
]FIGCAPTION]
> 国際線に乗務するCAの多くは、離陸すると到着地時刻に合わせて仕事を開始します。航空会社によっては、本国の時間に合わせている会社もあるそうです。
> CAの中には、「デュアルフェイスウォッチ」という2カ国の時刻を、同時に表示できる腕時計を使っている人もいます。お客様から「今現地は何時ですか?」と質問を受けた際に、正しい時間を答えることができるので、愛用している人が多いです。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[14] [CITE@ja[乗船記]]
([TIME[2007-12-20 15:50:26 +09:00]] 版)
<http://homepage2.nifty.com/shot/cruisediary0612_28.htm>
]FIGCAPTION]
> 体力を維持するために、夜食は1晩おきにして早く寝る日を作ろう、と乗船前に決めていました。今夜は時差調整のため夜中の2時が1時間進んで3時となります。つまり睡眠時間が1時間減らされるというわけ。なので、今日を早く寝る実行日とし、夕食後、部屋に戻るとさっさと着替えて寝支度。時計もグアム時間に合わせます。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[15] [CITE@ja[国立極地研究所 南極観測のホームページ│野外調査隊はどこ?]]
([[大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 │ 南極観測のホームページ]] 著, [TIME[2015-02-04 17:00:21 +09:00]] 版)
<http://www.nipr.ac.jp/jare/yagai/index.html>
]FIGCAPTION]
> 2015年2月4日
> 南緯43度18.22分、東経147度29.85分
> 今朝、時計を30分進め、ホバート時間に合わせました。ホバートでは夏時間を使用していて日本時間より2時間進んでいます。
> 2015年2月3日
> 南緯47度20.30分、東経142度42.90分
> 今朝も時計を30分進め、現在、船内時は日本時間+1時間30分です。明日の朝、時計を30分進めホバート時間に合わせます。
> 2015年2月2日
> 南緯51度15.79分、東経137度08.88分
> 今朝も時間改正で時計を30分進め、現在、船内時は日本時間+30分となっています。今晩も時計を30分進める予定です。
> 2015年2月1日
> 南緯54度53.75分、東経130度42.29分
> 今朝から船内時間をタスマニア時間に合わせるため時計の改正を始めました。今朝、30分進め、今晩も30分進めます。
>
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[16] [CITE[デジタル台風:時刻表記]]
([TIME[2015-09-09 09:46:09 +09:00]] 版)
<http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/time.html.ja>
]FIGCAPTION]
> 国際的な気象観測においてはUTCが基準です。例えば、世界規模の気象観測はUTCの0時、(6時)、12時、(18時)におこなわれますが、これは日本時に直すと、午前9時、(午後3時)、午後9時、(午前3時)と、やや中途半端な(?)時間になります。
]FIG]