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[1] [DFN[日曜日]]は、[[曜日]]の1つです。
[[土曜日]]の後、[[月曜日]]の前です。
* 休日
[2] [[曜日]]を採用する多くの時代と地域の多くの職業で、
[[日曜日]]は[[休日]]とされています。
[4] [[土曜日]]と合わせて[[土日]]と呼ばれています。
* 歴史
[10]
[[ソグド語]]では[DFN[[RUBYB[ミール][mir]]]]と呼ばれていました。
[SRC[>>9]]
[11]
[[支那]]では[[ミール]]が[[音訳]]されて[DFN[蜜]]と呼ばれました。
[[摩尼教]]の[[暦]]が[[漢民族]]に輸入されたものでした。
[SRC[>>9]]
[12]
[[日本]]には[[弘法大師]]により伝えられました。
[[具注暦]]では[[蜜]]、[DFN[密]]、[DFN[宀]]と書かれていました。
(現存最古は[CITE[御堂関白記]]。)
現在のような[[週日]]としてではなく、
[CITE[宿曜経]]
の要素として使われていました。
[SRC[>>9]]
[13]
19世紀中葉、
[[支那]]の[[福建省]]沿海地方の民間暦にも[[蜜]]が記載されていました。
西欧の学者が苦心して調査し、意味が判明しました。
[SRC[>>9]]
[16]
[[江戸時代]]、
主として[[長崎]]で[[日曜日]]を[DFN[どんたく]]と言っていました。
[[蘭語]]の
[DFN[Zondag]]
の[[音訳]]でした。
[[日曜日]]というよりは[[休日]]というニュアンスでした
(c.f. [[半ドン]])。
[SRC[>>15]]
[REFS[
- [14] [CITE[暦と時の事典]]
-- [15] p.212 [CSECTION[どんたく]]
-- [9] p.273 [CSECTION[[RUBY[蜜][みつ]]]]
]REFS]
[3] [[日本]]の[[休日]]としての経緯は、[[日本の休日]]と[[一六日]]も参照。
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[5] [CITE@ja[日本の暦 - Wikipedia]]
( ([TIME[2017-06-26 08:49:59 +09:00]]))
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9A%A6>
]FIGCAPTION]
> 日曜日を休日と定めた、効力が及ぶ範囲を限定しない法律は存在しない(裁判所の休日に関する法律や各地方公共団体が制定する職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例などのような、効力が及ぶ範囲を限定する法令には日曜日を休日と定めたものは存在する)。
]FIG]
[6] [CITE[Sunday Observance Decree 1987]]
([TIME[2017-07-07 09:05:01 +09:00]])
<http://www.paclii.org/fj/promu/promu_dec/sod1987206/>
[7] [CITE[Sunday Observance Decree 1989]]
([TIME[2017-07-07 09:05:04 +09:00]])
<http://www.paclii.org/fj/promu/promu_dec/sod1989206/>
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] [CITE@ja[暦Wiki/歴史/明治以降の休日 - 国立天文台暦計算室]]
([TIME[2018-09-21 21:31:43 +09:00]])
<https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/CEF2BBCB2FCCC0BCA3B0CAB9DFA4CEB5D9C6FC.html>
]FIGCAPTION]
> 明治06年03月29日 開拓使本庁達第56号 北海道開拓使では当初日曜が休日だったようです (国立国会図書館 )。
]FIG]
[18] [CITE@ja[清末における「日曜日」の受容]], [TIME[2022-12-31T12:27:14.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/article/timestudies/10/0/10_39/_article/-char/ja>